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▼ 河川の三大パターン 前編
- ジャンル:日記/一般
小春日和も日没後はただの冬。こんな夜はのんびりテレビでも観てるのが一番だ。
しかし世のシーバスジャンキー達は防寒着を着込み、ブーツを履いてフィールドに赴く。以前の自分がそうであったように。
釣行回数は減っても、脳の記憶領域の半分は、いまだに釣り関連のファイルが占めている。仕事や家庭の分厚いファイルを差し置いて、よっぽど深い階層に根を張ってしまっているみたいだ。
最近ぼんやり考えているのは、シーバスの釣りが単純に形式化されつつあること。
それはパターンという言葉に集約されているように思える。
日毎変わるフィールドの状況を踏まえ、それまでの経験などから予測した釣りの要素の組み合わせに、複数いるであろう魚の一部が反応した時点で確立されたひとつのモデルケースを狭義のパターンとするならば、季節ごとに変わるベイト、魚の採餌場所などから、ある程度長い時間的スパンでのシーバス攻略の傾向を導きだしたものは、広義のパターンと言うことができる。
さて、今回取り上げる三大パターンとは、アミ、バチ、ベイトフィッシュを偏食しているシーバスを効率よく釣るためのメソッドを体系化したものである。
ただ、それぞれのパターンはすでに明らかにされているのと、シーバスの習性や被捕食生物の地域差があることから、ここでは東京湾奥において、仙人自らが経験し感じたことだけを記したいと思う。
年末年始の河川、おそらく水温がある基準値を下回った上での特定の潮でバチが抜け始める。
一口にバチと言っても、その種類は実のところ非常に多い。
その中で仙人が注目するのは、4種類。その特徴などはバチシーズンが始まってからまた書いてみたい。
繁殖の長旅から帰ったシーバスにとって、ほとんど自泳しないゴカイタイプのバチは、疲れた身体を癒すのにうってつけのベイトだ。逃げないし、消化も良さそう!
江戸川水系、荒川水系共に、年末から2月頃までは河川のバチ抜けに合わせて釣りができる。
しかし、この時期のシーバスのメインベイトが何かはわからない。ハゼもいるしアミも湧くし、イワシやボラを喰う奴も実際に見たことがあるからだ。
魚数が少なく、レンジも絞れない釣りは、大変な労力が必要になる。しかも寒いので、魚を見つける前に退散することのほうが多いかもしれない。
一つのポイントにへばり付き、いろんなルアーを投げたおす。ボトム付近を流される底バチとハゼがいることが予想できたとしたら、ローリングベイトやバイブでアプローチするし、ライトの光にアミの赤い目が反射したらシンペンで中層を、水面にライズがあったらエリ10を。イメージしうるシーバスの捕食シーンに合わせてルアーを選択する場合、この厳寒期でさえ、釣れる可能性が全くないルアーはひとつもないことに気付く。
そんな状況下、一番よく釣れるルアー、カラー、アクション、スピードなどを見極めるのは、設定6を看破することより難しいのではないだろうか。
アミは不思議な生物だ。いつ、どこで、どのように生まれてくるのか。
3月頃、流れが緩い運河では、盛んにヒラを打ってアミを捕食するシーバスが見
られる。河川で、橋の常夜灯が照らす水面がプチプチしていたら、それはアミである。通年いるアミであるが、シーバスのメインベイトになる時期は、杉の花粉が舞う期間と一致するような気がする。
ルアーでバチを演出するのは簡単だが、アミはそうはいかない。そもそも、アミっぽいルアーを作ることなど不可能だ。
シーバスがその場で泳ぎながら口を開けてアミをこしとっている場合、鼻先にルアーを送ってやらないとなかなか食ってくれない。
いつもに比べてやけにバイトが多い時は、シーバスが複数のベイトを食っていると考えたほうが妥当だ。
アミがいて、シーバスがいて、何をしても全く反応がない。実際はこれが本当のアミパターンの姿だと言える。
しかし何とかして口を使わせたい。
少しでも確率を上げるには、まず沈下姿勢がよく、動き過ぎないルアーを選択すること。ノーテンションでドリフトしても流れに同調してくれるシンペンかワームがいい。
アミが濃そうな潮目を、流れと平行に流し、シーバスの口にストライクを投げる感じ。
ただ、ここまでしても、バイブやミノーのリアクションで食わせるのと釣果は変わらないかもしれない…
4月に入るとイナッコやサッパの活性が上がってくる。でも大半のポイントではあんまり釣れない。詳しくは言えないが、タイミングによっては楽しい釣りが出来る場所が実はある。水温はまだ低いものの、特殊な条件が成立すると、いとも簡単にシーバスは釣れてしまうのである。
毎年若干の差はあれ、GWの前、運河や隅田川のバチが繁殖期に入る。
この時期の湾奥運河は最高だ。わざわざ書くまでもありませんね。
後編に続く≫≫≫
しかし世のシーバスジャンキー達は防寒着を着込み、ブーツを履いてフィールドに赴く。以前の自分がそうであったように。
釣行回数は減っても、脳の記憶領域の半分は、いまだに釣り関連のファイルが占めている。仕事や家庭の分厚いファイルを差し置いて、よっぽど深い階層に根を張ってしまっているみたいだ。
最近ぼんやり考えているのは、シーバスの釣りが単純に形式化されつつあること。
それはパターンという言葉に集約されているように思える。
日毎変わるフィールドの状況を踏まえ、それまでの経験などから予測した釣りの要素の組み合わせに、複数いるであろう魚の一部が反応した時点で確立されたひとつのモデルケースを狭義のパターンとするならば、季節ごとに変わるベイト、魚の採餌場所などから、ある程度長い時間的スパンでのシーバス攻略の傾向を導きだしたものは、広義のパターンと言うことができる。
さて、今回取り上げる三大パターンとは、アミ、バチ、ベイトフィッシュを偏食しているシーバスを効率よく釣るためのメソッドを体系化したものである。
ただ、それぞれのパターンはすでに明らかにされているのと、シーバスの習性や被捕食生物の地域差があることから、ここでは東京湾奥において、仙人自らが経験し感じたことだけを記したいと思う。
年末年始の河川、おそらく水温がある基準値を下回った上での特定の潮でバチが抜け始める。
一口にバチと言っても、その種類は実のところ非常に多い。
その中で仙人が注目するのは、4種類。その特徴などはバチシーズンが始まってからまた書いてみたい。
繁殖の長旅から帰ったシーバスにとって、ほとんど自泳しないゴカイタイプのバチは、疲れた身体を癒すのにうってつけのベイトだ。逃げないし、消化も良さそう!
江戸川水系、荒川水系共に、年末から2月頃までは河川のバチ抜けに合わせて釣りができる。
しかし、この時期のシーバスのメインベイトが何かはわからない。ハゼもいるしアミも湧くし、イワシやボラを喰う奴も実際に見たことがあるからだ。
魚数が少なく、レンジも絞れない釣りは、大変な労力が必要になる。しかも寒いので、魚を見つける前に退散することのほうが多いかもしれない。
一つのポイントにへばり付き、いろんなルアーを投げたおす。ボトム付近を流される底バチとハゼがいることが予想できたとしたら、ローリングベイトやバイブでアプローチするし、ライトの光にアミの赤い目が反射したらシンペンで中層を、水面にライズがあったらエリ10を。イメージしうるシーバスの捕食シーンに合わせてルアーを選択する場合、この厳寒期でさえ、釣れる可能性が全くないルアーはひとつもないことに気付く。
そんな状況下、一番よく釣れるルアー、カラー、アクション、スピードなどを見極めるのは、設定6を看破することより難しいのではないだろうか。
アミは不思議な生物だ。いつ、どこで、どのように生まれてくるのか。
3月頃、流れが緩い運河では、盛んにヒラを打ってアミを捕食するシーバスが見
られる。河川で、橋の常夜灯が照らす水面がプチプチしていたら、それはアミである。通年いるアミであるが、シーバスのメインベイトになる時期は、杉の花粉が舞う期間と一致するような気がする。
ルアーでバチを演出するのは簡単だが、アミはそうはいかない。そもそも、アミっぽいルアーを作ることなど不可能だ。
シーバスがその場で泳ぎながら口を開けてアミをこしとっている場合、鼻先にルアーを送ってやらないとなかなか食ってくれない。
いつもに比べてやけにバイトが多い時は、シーバスが複数のベイトを食っていると考えたほうが妥当だ。
アミがいて、シーバスがいて、何をしても全く反応がない。実際はこれが本当のアミパターンの姿だと言える。
しかし何とかして口を使わせたい。
少しでも確率を上げるには、まず沈下姿勢がよく、動き過ぎないルアーを選択すること。ノーテンションでドリフトしても流れに同調してくれるシンペンかワームがいい。
アミが濃そうな潮目を、流れと平行に流し、シーバスの口にストライクを投げる感じ。
ただ、ここまでしても、バイブやミノーのリアクションで食わせるのと釣果は変わらないかもしれない…
4月に入るとイナッコやサッパの活性が上がってくる。でも大半のポイントではあんまり釣れない。詳しくは言えないが、タイミングによっては楽しい釣りが出来る場所が実はある。水温はまだ低いものの、特殊な条件が成立すると、いとも簡単にシーバスは釣れてしまうのである。
毎年若干の差はあれ、GWの前、運河や隅田川のバチが繁殖期に入る。
この時期の湾奥運河は最高だ。わざわざ書くまでもありませんね。
後編に続く≫≫≫
- 2014年12月12日
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