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イカスミ仙人

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釣り座の問題

  • ジャンル:日記/一般
我々釣り人や漁師は、どんな形であれ人間同士、常に魚を取り合っている。

自然の恵みはあまねく世間にもたらされるわけではない。

したがって獲物を狙う人間は、より効率よく、より簡単にそれらを手にするために様々な手を尽くす必要がある。


東京湾奥には膨大な量のシーバスが生息しており、海と繋がってさえいればどこででも釣りになると極論できる。

しかし地形や立ち入り禁止場所の設定などで、特に近年釣り座が少なくなりつつあり、それが原因で様々なトラブルも起こっているようだ。

さらにこれから東京五輪に向け、テロ抑止のために、文字通り水際の自由が大きく損なわれる可能性が高い。

もちろん、幹線道路の橋梁付近なども破壊行為の要注意拠点とみなされているはずだ。


シーバス大好き人間は、主に夜中の暗がりでストラクチャを攻める。

警戒体制が敷かれた都内で、釣り人の存在が紛らわしく映らないか、今はそれだけが心配である。


とにかくシーバス人口は増えすぎた。

数年前には、仙人以外誰も寄り付かなかったポイントにもルアーマンを見かけるようになった。

有名アングラーがブログなどでその場所を明かしたのだから仕方ない。

でも仙人はそのプロを責めるつもりはない。

日本全国津々浦々、釣り場はみんなの共有財産だからだ。

ただそれは最低限のマナーを守ることができればの話だ。


小場所がメインのローカルエリアは駐車場が少なく、足場も決してよくはない。

情報に踊らされた人々は近隣の迷惑などはそっちのけで路駐し、ゴミを散らかし、そしてどこかへ帰ってゆく。

もちろんすべてのアングラーがそういった体ではないが、情報リテラシー能力の低い連中は相対的にモラルの水準も同じく低い。


ここ二三年で顕著になったのは、シーバスとの勝負の場でアングラー同士がしのぎを削る構図だ。

仙人はその構図に嫌気がさして、房総へと逃げた。

ところがそこにも問題は山積していた。

釣りを随一の趣味とする者として、妥協出来ないことがいくつかはある。

仙人にとってその筆頭は第三者によってフィールドを奪われることである。

もちろんその第三者には釣り人以外のすべての人々がなりうるし、大半は善良な市民だから、クレーマーのように訴えるチャンスを常に窺っているわけでもない。

つまりは釣り人の悪行が我慢の限界を超えさせてしまっているのだ。


フィールドは人間が形づくるものであるから、そこには雑多な利害関係が生じることもある。

いまや、釣り人は何人にも祝福されない存在だ。

その理由は書くまでもあるまい。

フィールドを継続的に維持すること。

それは、そこに生活の本拠をおく人々に敬意を払い、魚をはじめ、生物全体を愛することが出来る釣り人だけに任された重要な責務である。


さて、最近はアジがなかなか釣れません。マズメだけじゃね。

メバルも終わった。

アオリイカは見えるけど、エギを抱く寸前に逃げていく。

シリヤケは硬いと不評だけど、そうめん状にするとかなりうまいです!



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