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イカスミ仙人
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▼ 吉宗
- ジャンル:日記/一般
ある平日の夕刻、仙人は暇をもて余していた。
刺激が欲しい。
Xvideoはもう見飽きた。正直に言えば飽きたのではなく、既に目的を果たしてしまっていた。
テレビは、とっくに新鮮ではなくなってしまったニュースを繰り返し流し続けている。
こりゃゲームだな、というわけで埃まみれのPS2を引っ張り出す。
さすがにRPG系をやるような余裕はなかったので、パチスロ吉宗のシミュレーションソフトをチョイスする。
4号機。スロットファンならたまらない響きだ。
仙人はストック機が姿を消してからパチンコ屋へ足を運ぶことがなくなった。
一度でもストック機を打ったことがある方なら、その理由は分かるだろう。
711枚、1ゲーム連、RT特殊解除役、等々。
一日で10万負けられるし、30万勝てる。
最悪の場合、初当たりを引くのにAGSロッド一本分の投資が必要になる。マジでしびれる。
さて、バーチャルの世界というのは誠に平和である。
どんだけリアリティーを追究したところで、その体験者が怪我をしたり、財産を奪われるようなことは起きない。
散財し放題、人殺し放題、凌辱し放題。
人がゲームにハマる理由は単純だ。
お店では出会えそうもない高設定台でガンガン出すのも、刀で敵を斬りまくるのも、他人を好みのタイプに調教してゆくのも、志向は人によって違うものの、これらはすべて人々の本来の欲望そのものだからだ。
日本人のほとんどがねこをかぶって生活している。
何者かに監視されている状況においてのみ秩序を守り、人の道を踏み外さないようにしているだけだ。
心の中では、上司ならともかく親友までも何度となく亡きものにし、電車で対面に座っている女を弄んだりしているだろう。
トイレに入っている時の顔、嫉妬している時の顔は他人に見せてはいけないとされている。
しかし、何より他人に見せてはいけないのはその人の本当の顔なのである。
自分のすべての発言のうち、本心から出た言葉は何%?
話し相手の発言をどのくらい信用するかは自分自身を分析すれば簡単に解る。
さも人間不信の発言に聞こえるかもしれないが、仙人はむしろ人間が好きである。もちろんダークな部分を含めて、生きることにこだわる人々の営みには人生のロマンを感じずにはいられないのだ。
さて、正気では考えられないようなテーマを投げ込んだところで誰の賛同も得られそうにないので、話を吉宗に戻す。
様々な演出。期待値は厳密に数値化されていて、長い目で見ていけばそのスペック通りのパフォーマンスを展開してくれる。
ところが稀にとんでもなく低い確率でしか起こらないフラグが連続して立つことがある。
五つ子を産んだ翌年に、また五つ子を妊娠するような奇跡。
このような現象は普段の生活の中でも実は人知れず起きている。
つまり、天文学風に言うならゆらぎである。
人生は短い。
人間はその限られた時間のなかで、数少ないチャンスと、無数の失敗の機会を与えられている。
成功する人、しない人。
釣れる人、釣れない人。
人間的には紙一重の違いしかないのに、試行回数の少なさゆえ、または思慮や勇気がほんのちょっと足りなかったゆえ、最終的にはそのギャップが大きな差となって現れてくる。
貧富の差もゆらぎの賜物であり、とりたててIQが高くもない輩がフェラーリを乗り回す昨今だ。
一日を大事に過ごせと賢人は言う。
賢者になり損ねた我々はその教えを履行することしかできない。
所詮愚者である仙人は人生の節目節目で誤った選択をしてきた。
それでも選択の余地が残されているうちは幸せだと言っていいと思う。
年齢を重ねるごとに、いろいろなしがらみや変ちくりんなこだわりとプライドが将来の選択肢を減らしていく。
趣味は世知辛い自由競争社会と一線を画していなければならない。
逃げ場がない生活に追い詰められるのは御免だ。
たとえ、職場や家庭で選択権がなくても、趣味の世界ではわがまま勝手に振る舞うことが許されている。
その人に合ったレベルでの幸福はこの競争社会の中にちゃんと用意されていて、例えば仙人が維持費だけでも半端ないハネウマに乗り続けることは出来なくても、ステラなら使っていて気後れしたりはしない。
しかも実際に、アウディで漁港に乗り付けたおじさんがショボいタックルであったりする。
趣味とはそういうものなのだ。
都合のいい言葉を使えば、価値観の違いである。
まさに仙人の仙人たる所以はそこにあり、生活に無駄な付加価値など求めていない。
俗に言ういい車やいい部屋が欲しくないと言えば嘘になるが、生き続けられる必要十分な条件さえクリアできていればそれで満足なのだ。
全くもって我が伴侶は不幸せ者だと思う。
一緒に暮らすようになってからかなりの時間が経つが、いまだに価値観の違いってやつで衝突が絶えない。
生身の人間を調教するなんてことは到底無理な話なのである。
Android携帯からの投稿
刺激が欲しい。
Xvideoはもう見飽きた。正直に言えば飽きたのではなく、既に目的を果たしてしまっていた。
テレビは、とっくに新鮮ではなくなってしまったニュースを繰り返し流し続けている。
こりゃゲームだな、というわけで埃まみれのPS2を引っ張り出す。
さすがにRPG系をやるような余裕はなかったので、パチスロ吉宗のシミュレーションソフトをチョイスする。
4号機。スロットファンならたまらない響きだ。
仙人はストック機が姿を消してからパチンコ屋へ足を運ぶことがなくなった。
一度でもストック機を打ったことがある方なら、その理由は分かるだろう。
711枚、1ゲーム連、RT特殊解除役、等々。
一日で10万負けられるし、30万勝てる。
最悪の場合、初当たりを引くのにAGSロッド一本分の投資が必要になる。マジでしびれる。
さて、バーチャルの世界というのは誠に平和である。
どんだけリアリティーを追究したところで、その体験者が怪我をしたり、財産を奪われるようなことは起きない。
散財し放題、人殺し放題、凌辱し放題。
人がゲームにハマる理由は単純だ。
お店では出会えそうもない高設定台でガンガン出すのも、刀で敵を斬りまくるのも、他人を好みのタイプに調教してゆくのも、志向は人によって違うものの、これらはすべて人々の本来の欲望そのものだからだ。
日本人のほとんどがねこをかぶって生活している。
何者かに監視されている状況においてのみ秩序を守り、人の道を踏み外さないようにしているだけだ。
心の中では、上司ならともかく親友までも何度となく亡きものにし、電車で対面に座っている女を弄んだりしているだろう。
トイレに入っている時の顔、嫉妬している時の顔は他人に見せてはいけないとされている。
しかし、何より他人に見せてはいけないのはその人の本当の顔なのである。
自分のすべての発言のうち、本心から出た言葉は何%?
話し相手の発言をどのくらい信用するかは自分自身を分析すれば簡単に解る。
さも人間不信の発言に聞こえるかもしれないが、仙人はむしろ人間が好きである。もちろんダークな部分を含めて、生きることにこだわる人々の営みには人生のロマンを感じずにはいられないのだ。
さて、正気では考えられないようなテーマを投げ込んだところで誰の賛同も得られそうにないので、話を吉宗に戻す。
様々な演出。期待値は厳密に数値化されていて、長い目で見ていけばそのスペック通りのパフォーマンスを展開してくれる。
ところが稀にとんでもなく低い確率でしか起こらないフラグが連続して立つことがある。
五つ子を産んだ翌年に、また五つ子を妊娠するような奇跡。
このような現象は普段の生活の中でも実は人知れず起きている。
つまり、天文学風に言うならゆらぎである。
人生は短い。
人間はその限られた時間のなかで、数少ないチャンスと、無数の失敗の機会を与えられている。
成功する人、しない人。
釣れる人、釣れない人。
人間的には紙一重の違いしかないのに、試行回数の少なさゆえ、または思慮や勇気がほんのちょっと足りなかったゆえ、最終的にはそのギャップが大きな差となって現れてくる。
貧富の差もゆらぎの賜物であり、とりたててIQが高くもない輩がフェラーリを乗り回す昨今だ。
一日を大事に過ごせと賢人は言う。
賢者になり損ねた我々はその教えを履行することしかできない。
所詮愚者である仙人は人生の節目節目で誤った選択をしてきた。
それでも選択の余地が残されているうちは幸せだと言っていいと思う。
年齢を重ねるごとに、いろいろなしがらみや変ちくりんなこだわりとプライドが将来の選択肢を減らしていく。
趣味は世知辛い自由競争社会と一線を画していなければならない。
逃げ場がない生活に追い詰められるのは御免だ。
たとえ、職場や家庭で選択権がなくても、趣味の世界ではわがまま勝手に振る舞うことが許されている。
その人に合ったレベルでの幸福はこの競争社会の中にちゃんと用意されていて、例えば仙人が維持費だけでも半端ないハネウマに乗り続けることは出来なくても、ステラなら使っていて気後れしたりはしない。
しかも実際に、アウディで漁港に乗り付けたおじさんがショボいタックルであったりする。
趣味とはそういうものなのだ。
都合のいい言葉を使えば、価値観の違いである。
まさに仙人の仙人たる所以はそこにあり、生活に無駄な付加価値など求めていない。
俗に言ういい車やいい部屋が欲しくないと言えば嘘になるが、生き続けられる必要十分な条件さえクリアできていればそれで満足なのだ。
全くもって我が伴侶は不幸せ者だと思う。
一緒に暮らすようになってからかなりの時間が経つが、いまだに価値観の違いってやつで衝突が絶えない。
生身の人間を調教するなんてことは到底無理な話なのである。
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- 2015年3月9日
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