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2011を〆る、価値ある一枚と

  • ジャンル:釣行記
12月30日、31日

29日の晩に東京から実家へ帰省して以来、ひたすらに朝夕と浜辺へと通っている。

今年の宮崎は水温が高く、若干季節が遅れているそうで、母親の談では市場に並ぶアオリイカを見ても、例年より小振りとのことだ。



とはいえ、冬のサーフには夢がある。

仮に釣れなくとも、その時間を楽しめることに感謝して、ひたすらにミノーを波の彼方へ打ち込むのだ。



遠征(?)に当たって、今回はサーフと磯、気が向いた時のイカの三本立てに絞りこみ、ルアーを厳選してみた。




ちっとも『厳選』されてない気がするのは気のせいですよ、気のせい 笑

勿論コレを全て使うわけではないのだが、慣れぬ地での釣行ではルアーがいつになく多くなってしまう。パンパンになったフローティングベストを着こみ、砂浜を歩き回るこの時間が来ると、今年も年末が近づいたということを実感するものだ。




30日は昨年度も実績のあった流れ込み周辺に絞り、朝夕で様子を見てみる。

この時期のサーフで頭にいれておかないといけないのが『シラス』。鮗やボラといった大型のベイトの存在と合わせて、外洋の高波を越えるための遠投性能を考慮すると、最低でも13㎝くらいの大型のルアーが中心になるのだけれども、実際に魚が食べているのは案外小さな餌だったりする。また、このシラスを求めて寄ってくるニベ等も、シーバスやヒラメのベイトとなっているのだ。

要するにシラスが寄るところこそ優先して叩くべき場所であり、目で見て分かるポイントの概況に合わせて、シラス漁のおじさん達をマークすることが重要なファクターということ。


夜明け前、釣り場に着くと煌々と明かりを灯して漁が行われている。

その脇の流れ込み周辺やカレントを中心に暗い時間はシャローランナー、明るくなってからはリップ付きのミノーにて探りをいれていく。

10時前まで粘ってみるもノーバイトで、時間を変えての夕方~夜に関しても反応を得られることが出来なかったのが、この場所だった。




写真だと分かりにくいのだが、この日も朝方の寒い時間から釣り場は賑わっており、県外のナンバーの車もズラリ。近年のメディアの登場により、宮崎もすっかりメジャーな場所となったものだ。




そして、31日

前日のポイントが思わしくない状況だったので、ポイントを変えてみる。



基本的には河口になるので考え方としては前日と同じなのだが、近くに磯がある関係で沈み根が点在し、また潮流が異なるのでベイトの寄りも違っている。

ドライブがてら、磯の回りを見たところイワシかキビナゴの群れを確認。海が荒れていれば直ぐにでもヒラスズキを釣りたい条件とはいえ、ベタ凪ぎということもあり、ここは予定通りの場所へ。

干潟からブレイク沿いをヤーガラポップと烈波140にてザッと流していくものの、反応は得られず。

本命の河口の流れ込みのポイントに到着してからは、より入念に…

河口の流れ込みの隣には外洋ならではの強烈な離岸流が出来ており、何人か立ち並んでいる。そのうちの一人が移動したタイミングにて離岸流のエッジを探っていく。

基本的には烈波140やザブラシステムミノー139を竿を立てた状態にて、ギリギリ底を擦らないかの深さなのだけれども、このカレントに関しては全く水深が異なっている。烈波140にて底を擦る場所と擦らない場所を探しながらカレントによるブレイクラインの位置とその角度を頭に入れていくのだ。

サーフの1つの面白さとしては、釣りに行く度に地形が変わっていること。流れ込み等、大まかな地形は変わらないにせよ、カレントの位置は勿論、土砂の堆積の状況によって水深が変わったりと、釣りに行く度試行錯誤である。その為にも自分のルアーのレンジ他性質を知っておくことが、釣りの組み立てに重要であることは東京湾以上に大きな要素だったりもする。


ざっと探り地形が頭の中にイメージ出来たところで、ショアラインシャイナーSL17へ。

先行者の探れていない、より遠くのポイントを狙いながら、より深く潜らせてブレイクをキッチリと引くために…



数投後…

フルキャストしておよそ70m程先へ着水、ミノーが潜航していく感触を手元に感じていると




グクッ…


押さえ込むような重いアタリと、水流を受けるトルクのある引き…

エイじゃない、ヒラメだ!



かなりの重さだが、走る魚ではないので、フックオフに気を付けながら波に乗せて寄せてくる。


おぉ、デカイ!



測ってみるとおよそ66センチ3キロの良型。

宮崎に来て一体何投目だろうか。


ありがとう、SL17!



2011年の釣り納めは最高の一枚との出会いにて、納竿とすることができた。




そして、釣った魚で飲むビールはとってもウマイのです。





最後になりましたが、ソル友の皆様、ログを読んで頂いている皆様、今年もありがとうございました。

来年度もお互いに、良いフィッシングライフを!



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