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▼ 水面直下の攻防戦 その1
- ジャンル:凄腕参戦記
10月3日、4日
基本的には、休日の釣行の自分だが、今月は平日もなるべく、釣りの時間を作ろうと考えている。
酒を飲む時間や、テレビを見ている時間、読書、音楽…その辺は釣りと異なり、今でなくとも出来ること。その時間の優先順位を落とすというだけだけだが、人間案外欲張りなもので、なかなか上手くいかないものだ。
ただ、釣りとは所詮は趣味。
仕事あっての趣味であり、その辺の分別、つまりは体調管理には気を付けたい今日この頃である。
さて、話は変わるが、今からの自分のテーマについては、釣りの質を上げること。
手段を選ばなければ容易く数は出るこの時期であるが、数釣りの延長に目的の達成はない。
その中での一つのお題としては、水面下の攻略。過去の経験則において、型の良いシーバスは圧倒的に表層にて釣れている傾向が強い。もちろん、私がシャローランナーを多用するから、その確率論の話でもあるのだが。
まず、3日。
アベンジャーでダウンクロスにて流れを切っていくとポツポツと反応が出る。
ララにて(;´д`)
目先を変えて、波立つ手前のブレイクの上をコモモのアップクロスにて通していく。水面下5センチを引っ張るのでなくあくまで漂わせるように
そしてまたダウンの角度ではアベンジャーにて。
2時間ほどの釣行で7ヒット5キャッチ。
シャッドを封印した分、釣れる魚の平均値は多少上がったものの、やはり小型の数釣りになってしまった感は否めない。
4日
この日は北風が弱く比較的穏やかな水面にクリアな水質。ベイトの浮きやすく、釣り自体はしやすいのだが、案の定、手前で反転していくシーバスが多数という状況だ。
コモモでサーチしていたところ、手前のピックの上昇にてヒット。
浅いレンジの、ほんの数センチの上昇軌道ですら見逃さない、プレデターの本能には頭が下がる思いだが、釣り自体は状況にマッチしていないことは明白だ。
シャローランナーとは、ターンやドリフト、流速変化の揺らぎ…等、、横の誘いで食わせにいくルアーであるから。ピックアップ、つまりは縦の変化で食っているのは、長距離追ってきた魚が反射的に口を使ったに過ぎない。
ここで、水質のクリアさと風の穏やかさから、ジャイアントドッグX を投入。強い水押しとラトルサウンドでアピール抜群の、別名、生きたイナッコ。
水深10センチもない岸際ギリギリに投げて、竿の長さの分だけ沖側に出してやる。岩と岩の間を通すように…
バチッと
大きな岩の回りには高確率で魚は着いている。岩の上は水深5センチ、そして岩の間は50センチほど。平鱸をやる方ならお馴染みの光景だがこんな浅場にもシーバスは突っ込んでくる。
貴方はトップを、朝方専用のルアーと思ってはいないだろうか?
ハッキリ言わせてもらうが、それは間違いである。
潜らせては食わない魚を、水面に飛び出させる魔力がある。
1センチのレンジが釣果を大きく左右するこの細かさが、シャローの釣りの醍醐味。
ここでトップウォーターについて。
フィッシュイーターの、水面にベイトを追いやって補食する性質を利用したルアーであることは、よく知られた事実だが、トップが釣れるのは他にも理由がある。
一つが軌道変化。ペンシルベイトを上手くドッグウォークさせれば水面をジグザクにダートさせることができる。ワインドやスラッギングをこなす方なら、ジグザグ軌道の威力は容易に想像がつくだろう。
またトップは非常に見切られにくいルアーと言える。水面の泡をまとうことや、ボディ全体が見えず腹だけを見せて、言うなれば2次元の世界にて、魚を誘うことができる。よって通常では釣りにくい、ベタ凪ぎや、クリアウォーターこそ活きてくる。
最後に重要な要素が、水面を叩く波紋。バチ抜けの時の引き波と同様に、この誘いはベイトを狙うシーバスにも非常に有効であり、魚を興奮させる効果がある。
と、つらつら書いてみたが、実際には魚の浮いている(もしくは浮いてくる)条件、そのような場所での釣行はもちろん、シーバスフィッシングでありがちな波だったり強風では使いにくく、限られた条件にて絶大な効果を発揮する特効薬とも言える。
言い換えるなら、使いどころを心得ているかどうかが、アングラーとしての技量を問う試金石ともなるルアーなのだ。
その条件が自分のフィールドのいつになるのか、魚数の多い秋こそ、試してみてはいかがでしょうか?
釣りの方は9ヒット6キャッチ。
誤爆多数。
うち8-5はジャイアントドッグX にて。
10月に入ってから釣った魚は29本。その中で60センチを越えたのは2本のみ。
私の腕はともかくとして、今年は全体的に小ぶりなのだか、森村先生の話によると荒川は入る群れのサイズが固まる傾向があるらしい。
とりあえずはキープキャスティングということで、魚の入れ替わりに期待したいところである。
基本的には、休日の釣行の自分だが、今月は平日もなるべく、釣りの時間を作ろうと考えている。
酒を飲む時間や、テレビを見ている時間、読書、音楽…その辺は釣りと異なり、今でなくとも出来ること。その時間の優先順位を落とすというだけだけだが、人間案外欲張りなもので、なかなか上手くいかないものだ。
ただ、釣りとは所詮は趣味。
仕事あっての趣味であり、その辺の分別、つまりは体調管理には気を付けたい今日この頃である。
さて、話は変わるが、今からの自分のテーマについては、釣りの質を上げること。
手段を選ばなければ容易く数は出るこの時期であるが、数釣りの延長に目的の達成はない。
その中での一つのお題としては、水面下の攻略。過去の経験則において、型の良いシーバスは圧倒的に表層にて釣れている傾向が強い。もちろん、私がシャローランナーを多用するから、その確率論の話でもあるのだが。
まず、3日。
アベンジャーでダウンクロスにて流れを切っていくとポツポツと反応が出る。
ララにて(;´д`)
目先を変えて、波立つ手前のブレイクの上をコモモのアップクロスにて通していく。水面下5センチを引っ張るのでなくあくまで漂わせるように
そしてまたダウンの角度ではアベンジャーにて。
2時間ほどの釣行で7ヒット5キャッチ。
シャッドを封印した分、釣れる魚の平均値は多少上がったものの、やはり小型の数釣りになってしまった感は否めない。
4日
この日は北風が弱く比較的穏やかな水面にクリアな水質。ベイトの浮きやすく、釣り自体はしやすいのだが、案の定、手前で反転していくシーバスが多数という状況だ。
コモモでサーチしていたところ、手前のピックの上昇にてヒット。
浅いレンジの、ほんの数センチの上昇軌道ですら見逃さない、プレデターの本能には頭が下がる思いだが、釣り自体は状況にマッチしていないことは明白だ。
シャローランナーとは、ターンやドリフト、流速変化の揺らぎ…等、、横の誘いで食わせにいくルアーであるから。ピックアップ、つまりは縦の変化で食っているのは、長距離追ってきた魚が反射的に口を使ったに過ぎない。
ここで、水質のクリアさと風の穏やかさから、ジャイアントドッグX を投入。強い水押しとラトルサウンドでアピール抜群の、別名、生きたイナッコ。
水深10センチもない岸際ギリギリに投げて、竿の長さの分だけ沖側に出してやる。岩と岩の間を通すように…
バチッと
大きな岩の回りには高確率で魚は着いている。岩の上は水深5センチ、そして岩の間は50センチほど。平鱸をやる方ならお馴染みの光景だがこんな浅場にもシーバスは突っ込んでくる。
貴方はトップを、朝方専用のルアーと思ってはいないだろうか?
ハッキリ言わせてもらうが、それは間違いである。
潜らせては食わない魚を、水面に飛び出させる魔力がある。
1センチのレンジが釣果を大きく左右するこの細かさが、シャローの釣りの醍醐味。
ここでトップウォーターについて。
フィッシュイーターの、水面にベイトを追いやって補食する性質を利用したルアーであることは、よく知られた事実だが、トップが釣れるのは他にも理由がある。
一つが軌道変化。ペンシルベイトを上手くドッグウォークさせれば水面をジグザクにダートさせることができる。ワインドやスラッギングをこなす方なら、ジグザグ軌道の威力は容易に想像がつくだろう。
またトップは非常に見切られにくいルアーと言える。水面の泡をまとうことや、ボディ全体が見えず腹だけを見せて、言うなれば2次元の世界にて、魚を誘うことができる。よって通常では釣りにくい、ベタ凪ぎや、クリアウォーターこそ活きてくる。
最後に重要な要素が、水面を叩く波紋。バチ抜けの時の引き波と同様に、この誘いはベイトを狙うシーバスにも非常に有効であり、魚を興奮させる効果がある。
と、つらつら書いてみたが、実際には魚の浮いている(もしくは浮いてくる)条件、そのような場所での釣行はもちろん、シーバスフィッシングでありがちな波だったり強風では使いにくく、限られた条件にて絶大な効果を発揮する特効薬とも言える。
言い換えるなら、使いどころを心得ているかどうかが、アングラーとしての技量を問う試金石ともなるルアーなのだ。
その条件が自分のフィールドのいつになるのか、魚数の多い秋こそ、試してみてはいかがでしょうか?
釣りの方は9ヒット6キャッチ。
誤爆多数。
うち8-5はジャイアントドッグX にて。
10月に入ってから釣った魚は29本。その中で60センチを越えたのは2本のみ。
私の腕はともかくとして、今年は全体的に小ぶりなのだか、森村先生の話によると荒川は入る群れのサイズが固まる傾向があるらしい。
とりあえずはキープキャスティングということで、魚の入れ替わりに期待したいところである。
- 2011年10月5日
- コメント(8)
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fimoニュース
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今月に入ってようやく始動開始ですが、魚には恵まれませんw
荒川の上から見ている限りでは現状河口部は小型中心、下流域はフラットスポット、中流は数は少ないものの比較的型が良いって感じです。夏頃と魚相が10km下がっているかの印象ですね。フラットスポットには歓迎委員会すら居ませんで、河口部を攻めたお友達はソレばっかと言ってましたから。
昨日の雨、呼び水と成ってくれると、この連休は大混雑必至かとw
森村ハニー
東京都