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寺岡 寿人
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▼ 私の愛竿はこんな釣り竿
- ジャンル:日記/一般
Gクラフト ミッドナイトモンスター 982SR
。
このシーバスロッドは二重人格で、新品時と使い込んでからの性格がまるで別人になる。
というか別人にさせる事が前提のロッド。
だからロッドに対してこちらから似合わせにいくというより、使い込む事によってロッドがこちらに似合わせてくる。
要は使えば使うほど自分色に染まったロッドになる。
キャストのクセや、ファイトスタイル。
どのくらい釣ったのか、どのくらい大きな魚を釣ったのか。
そんな釣り人の背景が見えるような気がするのがミッドナイトモンスター982SRというロッド。
だから使い込んだ先には世に同じものは他にない唯一無二のモノになっているって表現がしっくりくる。
ただ【ロッドが似合わせてくる】と表現したものの、当たり前ながら好き勝手適当にやって使いこなせる訳ではない。
キャストに関しては癖がある。
キャストできるウェイト範囲内のルアーならどれも程よく飛ばせるけれど、タラシの長さとスイングスピードの調整はシビア。
ルアーによってしっかり微調整する必要がある。
特に重心移動のミノーは少し外せばうまく飛ばす事ができず、このロッドを長く使っていてもキャスト迷子になる事がある。
キャスト時にウェイトが乗りバッドまで入る前にベリーが耐える時間が少し長い気がする。
結果、後ろで少し遅れてくる感覚になる。
要はバッドまですんなりと入らない。
これはグリップの短さも影響していると思う。
一方でシンペンやジグなどは表現し難い爽快感がある。
そして良くも悪くも耐えれる事、耐えれない事がわかりやすくロッドの限界値が明確に伝わる。
それはキャストにしても魚と対峙した時にしても『これ以上曲げたらマズイ』の限界値。
それは言い換えれば【ここまで曲げれるから大丈夫】という確信で安心感を担保できるということ。
だけど一方で限界値がわかるがゆえに最後の一踏ん張りに賭けにくいロッド。
大型魚を【浮かせる必要がある】勝負において「もう起こせない」と諦めざるを得ないシーンが必ずでてくる。
ギリギリの状況で「信用してるぜ!もうちょい力だせ!」ではなく「無理なもんは無理」と思わせてくる。
ここで勘違いしてほしくないのが【寄せる】と【浮かす】の違い。
地磯釣り師としては【寄せる】と【浮かす】は同じではない。
そして最後に使用感や操作性。
しっかり小指が効く太さと綺麗に指に乗るフォアグリップ。
自重の軽さと、嫌味を感じない少しの先おもりからくる感度と軽快さ。
まるで【指先の延長】のようなロッド。
これに関してこのクラスのシーバスロッドでは近い性能のものを触った事がない。
というか、見た事もない。
そういった意味でも唯一無二。
ミノーにしてもバイブレーションにしてもシンペンにしても何にしても投げれるルアーならストレスなく楽に繊細に操作できるから思い通りを再現できる。
ここを含めたトータルバランスが「結局はコレじゃないとダメなんだよな」と何年も私の心を掴んでいる。
かけた後も大切。
だけど、かける前も大切。
唯一無二な操作性や使用感が一匹までの過程をより質の良いモノにしてくれる。
私にとってミッドナイトモンスター982SRとはそんな釣り竿。
- 2月4日 23:58
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