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▼ 深刻な海洋ゴミ
- ジャンル:日記/一般
釣りをしていれば分かっていると思うが、「海洋ゴミ」は非常に深刻な状況である。
海岸に打ち上げられているゴミなど、氷山の一角、いやゴミ全体のほんの微々たるものだ。
そして大多数を占める「我々には見えないゴミ」が、多くの野生生物や生態系に甚大な被害を与えている。
釣り糸や漁網が絡まったり、ゴミの誤飲によって命を落とす生物はその代表だ。
また、長い漂流によって分解されたプラスチックである「マイクロプラスチック」の被害も深刻だ。
漂流するマイクロプラスチックは海洋生物等に取り込まれ、広範囲の海洋生態系に脅威を与え続けている。
可能性を含め、本当に様々な脅威をはらんでいるので、ここでは書ききれない。
なので、いくつか例を挙げれておく。
・摂食による健康被害(物理的、化学物質による内臓損傷等)
・合成有機化合物を高度に蓄積して運搬する可能性
などだ。
他にも「海洋ゴミ」は様々な問題を引き起こす。
景観の悪化や、回収のための莫大な費用。
船舶の事故や、水産品への混入等、本当に多岐にわたる。
そして何より問題なのが、年々増加する海洋ゴミの大多数が「一度人間の手に渡ったもの」ということだ。
要するに海洋ゴミは、人間によるポイ捨てや不適切なゴミ処理、物質的な豊かさを求めすぎた経済活動等によって生み出されているわけだ。
人間の無責任さにはほとほと呆れる。
人間は責任を果たす義務がある。
海岸清掃も良いだろう。
ただし、以前にも書いたが自動車等で温室効果ガスを排出しながら現地に赴きゴミを拾うのはどうかと思う。
一番重要なのは「ゴミの元を減らす」ことだ。
海洋ゴミの多くを占めるプラスチックの生産量は年々増加している。
これではゴミが減るわけがない。
ポイ捨て、不法投棄をしないなんてのは当たり前。
まずは我々人間が、なるべくゴミを出さない生活をしなければならない。
無駄な消費は控える、水筒を持ち歩きなるべくペットボトルを使わない、過剰包装の商品は避ける(おまけ付きのドリンク等)、3R活動を意識する等、やれることはまだまだある。
兎に角、我々人間がゴミを減らさない限りこの「海洋ゴミ」の問題は解決しない。
さてさて、我々釣り人だ。
「海洋ゴミ」に対する釣り人の責任は非常に大きい。
これは理解してもらえると思う。
仕掛けやルアーのロスト、エサや各種タックルの包装、パッケージ等のポイ捨て等々。
釣り人は「ゴミの発生源」である。
いくら普段の生活でゴミ問題を意識していても、「趣味の釣り」で直接海洋ゴミを生んでいては意味がない。
ルアーや仕掛けをロストして、まずお金が勿体ないと嘆くより、海洋ゴミをまた増やしてしまったと嘆いてほしい。
そしてもっと真摯に海洋ゴミ問題を考えて欲しい。
どこかのプロが平然と「ルアーのロストを恐れいては魚は釣れない」と発言しているが・・・・本当に無知で無教養だなぁ~。。。
スポンサー契約しているとはいえ、あまりにも無責任な発言である。
こう考えると「釣り」という趣味は本当に環境負荷の大きい趣味である。
移動で排出される温暖化ガスにゴミ問題、そして魚の命がけの抵抗を楽しみ、時に無駄に命を奪う。
悪趣味である。
最後にJAMSTECによる、海底ゴミが見える「深海デブリデータベース」のリンクも掲載しておく。
海岸に打ち上げられているゴミなど、氷山の一角、いやゴミ全体のほんの微々たるものだ。
そして大多数を占める「我々には見えないゴミ」が、多くの野生生物や生態系に甚大な被害を与えている。
釣り糸や漁網が絡まったり、ゴミの誤飲によって命を落とす生物はその代表だ。
また、長い漂流によって分解されたプラスチックである「マイクロプラスチック」の被害も深刻だ。
漂流するマイクロプラスチックは海洋生物等に取り込まれ、広範囲の海洋生態系に脅威を与え続けている。
可能性を含め、本当に様々な脅威をはらんでいるので、ここでは書ききれない。
なので、いくつか例を挙げれておく。
・摂食による健康被害(物理的、化学物質による内臓損傷等)
・合成有機化合物を高度に蓄積して運搬する可能性
などだ。
他にも「海洋ゴミ」は様々な問題を引き起こす。
景観の悪化や、回収のための莫大な費用。
船舶の事故や、水産品への混入等、本当に多岐にわたる。
そして何より問題なのが、年々増加する海洋ゴミの大多数が「一度人間の手に渡ったもの」ということだ。
要するに海洋ゴミは、人間によるポイ捨てや不適切なゴミ処理、物質的な豊かさを求めすぎた経済活動等によって生み出されているわけだ。
人間の無責任さにはほとほと呆れる。
人間は責任を果たす義務がある。
海岸清掃も良いだろう。
ただし、以前にも書いたが自動車等で温室効果ガスを排出しながら現地に赴きゴミを拾うのはどうかと思う。
一番重要なのは「ゴミの元を減らす」ことだ。
海洋ゴミの多くを占めるプラスチックの生産量は年々増加している。
これではゴミが減るわけがない。
ポイ捨て、不法投棄をしないなんてのは当たり前。
まずは我々人間が、なるべくゴミを出さない生活をしなければならない。
無駄な消費は控える、水筒を持ち歩きなるべくペットボトルを使わない、過剰包装の商品は避ける(おまけ付きのドリンク等)、3R活動を意識する等、やれることはまだまだある。
兎に角、我々人間がゴミを減らさない限りこの「海洋ゴミ」の問題は解決しない。
さてさて、我々釣り人だ。
「海洋ゴミ」に対する釣り人の責任は非常に大きい。
これは理解してもらえると思う。
仕掛けやルアーのロスト、エサや各種タックルの包装、パッケージ等のポイ捨て等々。
釣り人は「ゴミの発生源」である。
いくら普段の生活でゴミ問題を意識していても、「趣味の釣り」で直接海洋ゴミを生んでいては意味がない。
ルアーや仕掛けをロストして、まずお金が勿体ないと嘆くより、海洋ゴミをまた増やしてしまったと嘆いてほしい。
そしてもっと真摯に海洋ゴミ問題を考えて欲しい。
どこかのプロが平然と「ルアーのロストを恐れいては魚は釣れない」と発言しているが・・・・本当に無知で無教養だなぁ~。。。
スポンサー契約しているとはいえ、あまりにも無責任な発言である。
こう考えると「釣り」という趣味は本当に環境負荷の大きい趣味である。
移動で排出される温暖化ガスにゴミ問題、そして魚の命がけの抵抗を楽しみ、時に無駄に命を奪う。
悪趣味である。
最後にJAMSTECによる、海底ゴミが見える「深海デブリデータベース」のリンクも掲載しておく。
- 2017年5月25日
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