この夏の渇水の影響

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先日、通い慣れた県内の小渓流で釣行してきた。

今年の夏の渇水が、どの程度影響しているのか確認するためだ。


結論から言うと、相当魚の数が減っていた。

ここ最近の雨で水量は平水に戻っていたが、魚影はかなり薄かった。


この小渓流には漁協が入っていない。

つまり、基本的に稚魚の放流はなく自然繁殖がメインなのだ。

今まではこの自然繁殖だけで上手く個体数を維持出来ていた。

だが、去年の豪雨で魚が減り、今年の酷い渇水でさらに数が減った。


なので、私は少なくとも今回入った小渓流での釣行は数年控えることにした。

とにかく今は資源(魚)回復が最優先だ。

来年、渓流が解禁したら付近の小渓流も調査し、明らかに魚の数が減っている、もしくは小さな個体ばかりなら、同じくその川での釣行はしばらく控えるつもりだ。


漁協の行う稚魚放流を完全否定するつもりはないが、そうやって個体数を維持すると何も考えていない釣り人は、余計に資源に対して関心がなくなってしまう。

前にも書いたが、日本人は本当に資源管理に疎い。

そして釣りは資源に対して関心をもつ絶好の機会なのに、それを活かせない無知で無教養な釣り人が本当に多い。

釣りを通して自然から様々なことを感じ学べるというのに・・・本当に勿体ないことだ。

まぁ~こういった多くの釣り人は普段から「学ぶ・考える・工夫する・応用する・関心を持つ」等をしていない、あるいは出来ない人間なのだろう。

育ってきた環境もあるだろうが、本当に可愛そうな人たちだ。

こういった釣り人が少しでも減ることを切に願う。

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