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▼ 親子珍道中 両替をしにスイスへ
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- (ヨーロッパ)
長男とのドイツ旅行
さまざまなトラブルを乗り越え旅も終盤
ドイツの温泉を楽しむも新たなトラブルが・・・
前ログはこちらから

http://www.fimosw.com/u/INTERLAKEN/34la8nxnyjfgko

バーデンバーデンでヨーロッパの温泉を楽しんだ僕たちの
財布の中は、ほとんど現金を使い果たし財布の中は
ユーロコインだけとなった。
ここまで旅の途中で使う分だけ日本円やトラベラーズチェックを
ユーロにしていたが、この年末年始で主な街の両替所は
休みとなってしまった。
ホテルの支払いこそカードで済ませるも食事などに困る始末。
この時期開いていると思う両替所といえば国際空港と
国境の両替所しか思いつかない。
つまりフランクフルト空港か最寄りの往来の多い国境だ。
思い立った僕はバーゼルに向かうことにした。
ドイツとスイスの国境の町バーゼル。
以前からどうしても確認したいと思っていた、鉄道での国境通過。
この時を外せば二度とないだろうと思いスイスに向かうことにする。
まずスイスを旅する上で気を付けたいのが言葉である。
ドイツ フランス イタリア ロマンシュと4つの言語が
公用語のスイス。
一般的にもロマンシュ語を除く3ヶ国が使われるため
土地の名前も言語がいろいろ使われる。
鉄道の車内アナウンスでもドイツ語 フランス語 イタリア語と
話されるため僕のようにとりあえず英語しかわからない者にとっては
いつ英語が始まるのかとドキドキしながら聞き入っている。
ましてやローカル線にでも乗ろうものなら同じ地名でも
フランス語やドイツ語では全く違うため戸惑うことがよくある。
バーゼルも日本では一般的に「バーゼル」というドイツ語表記が使
われるが現地ではフランス語も使われるので
「バール」という言い方もする。
話はそれたが僕たちはバーデンバーデンからICEことドイツ新幹線で
スイスのバーゼルを目指す。
ICEはシュバルツバルトこと黒い森を横に見ながらひたすら
南に向かう。
列車はバーデンバーデンを出た後途中フライブルクに停車し
そのあとはバーゼルドイツ国鉄駅に停車さらに終着駅である
バーゼルスイス国鉄駅に到着する。
車掌のアナウンスがフライブルクに到着と言い終るとすぐに
列車は駅のホームに滑り込んだ。
この駅を出ると国境を越えるまで列車は
止まらないさてどうするのか?
ドアが開くとドヤドヤとパスポートチェックの係官が乗り込んできた。
列車のドアが閉まりフライブルクの駅を出ると
パスポートチェックが始まりだした。
正解は国境の手前でパスポートチェックを行うのだった。
しかし国境まで時間があるこの列車ならまだしも鈍行列車のように
国境の駅まで時間のない場合はどうするのか?
係官も僕たちのパスポートを見てチェックをするがやはり
開いてチラ見だけに終わりがっかりだ。
僕たちの乗ったICEは定刻通りバーゼルドイツ国鉄駅に到着した。
さらにホームと駅の出口を結ぶ地下通路に次の答えがあった。
地下通路にはパスポートチェックのゲートがあり
鈍行列車の乗客が降りた場合ここでチェックする仕組みだ。
僕たちは駅の構内の両替所に駆け込むみトラベラーズチェックと
手持ちの日本円を全部出し両替を試みるも
すべてスイスフランになってしまい、カウンターの女性にユーロ
にしてくれと食い下がると「スイスはスイスフランなの」とぶっきらぼうな
一言の一撃。
僕もそれほど英語に達者でないのでそれではとスイス国鉄の駅に向かうことに。
市電に乗り込み市内観光がてらスイス国鉄の駅に向かい今度は
何とかユーロに両替できた。
息子もせっかくなのでスイス土産を買いこむと、店のレジのお姉さんに
「メルシー」と言われキョトンと固まった。
電車で数時間で言葉の違う国に来てしまいここでもカルチャーショック
を食らうことに。
しかも店により「ダンケ」や「メルシー」などと言葉が違い
日本との違いを目の当たりにするいい機会になった。
とりあえず謎の答えは前回のログの第二案と第三案だった。
昔一人旅を楽しんでいた僕はツアー旅行と違いメジャーな観光地
を訪ねることがあまりなく、ミシュランやトーマスを広げては
こんな国境通過のカラクリがどうなっているのかなどと
思いを広げては次の旅につなげていったものです。
今はほとんどパスポートチェックはなくなってしまいある意味さびしくなってしまった。
かつてオーストリア国内線でありながらドイツ国内を走り抜ける
封印列車などはどうなったのだろうか?
いろいろ見てみたい所も今はなくなってしまい残念です。

バーデンバーデンに滑り込むバーゼル行きのICE

僕たちの乗ったICEはドルトムント発の編成はアムステルダム発の編成を連結していた。
写真では見えないがドイツの編成はドイツ国鉄のロゴがオランダの編成にはオランダ国鉄のロゴが入っていた。

バーゼルのドイツ国鉄の駅
正式には「バーゼル バーディッシャー駅」というまたは略して下の
看板のように「バーゼル バート駅」ともいう。
バーディッシャーとはかつてドイツ国内が統一される前、バーデン地方を治めていた
バーディッシャー国王の名前だ。
この国王がドイツとバーゼル間に鉄道を敷いたのが現在に至るまで
ドイツ国内線として運用されている。


座席の後ろのほうで車内でのパスポートチェックをする係官

バーゼル市内を路面電車でバーゼルスイス国鉄の駅に向かいます。

バーゼルスイス国鉄駅 通称「バーゼル SBB 駅」と言います
SBBとはスイス国鉄のドイツ語表記のロゴです。
日本のJRのようなものです。

バーゼルSBB駅の中にあるフランス国鉄の駅
正面の青いドアをくぐればそこはもうフランスです。

スイス国鉄の車両の横に立つ息子
電車で数時間でもうそこは言葉も通貨も違う世界が。
車両のSBB CFF FFSはドイツ語 フランス語 イタリア語 でのスイス国鉄のロゴ。

バーゼルSBB駅 スイスの玄関口としてICやECなどの発着駅としてにぎわう。
- 2013年3月3日
- コメント(2)
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