【白衣のＫＡＪＩさんソルト日誌】早朝シャローのSeabass

GW期間も終了し、いつもの日常生活へと戻った方も多いのではないだろうか。

GW期間後半はやや不安定な天候な印象だった大分市内。

僕のGW中２連休の２日目。
僕は夜明けの時間からフィールドに立った。

やや雲が多くどんよりとした朝なのだが、やはり朝は清々しく気持ちがいい。

朝イチのポイントは水深は対岸の際が一番深く１mない程度。

手前は20～70cm程度のシャローエリア。

見れば、恐らくハクと目されるマイクロベイトにセイゴ～フッコクラスのボイルが時折見られる。
そう、僕はこれを期待して早朝フィールドに来たのだ。

朝シーバスの活性が上がりやすい時間帯。目論見通りだが、ボイルするサイズがやや小さく、着いているシーバスも少ない。

しかしながら、このセイゴ、フッコクラスを全力で獲りにいく。

ベイトが固まっている場所は水深僅か20～30cm程度。

普段であれば入水して、水深のある部分を狙っていきそうだが、極々浅い部分にシーバスも差してきている為、余分なプレッシャーも与えないよう遠目から距離を置いてアプローチする。

デイの場合僕がメインで使用するのはバイブだが、バイブを使用するには流石に浅い。

そこで、シンペンをチョイス。僕の場合日中は先述したようにバイブを主体に釣りを組み立てるが、ケースバイケースで変える。

数年前までデイシーバスで僕の主力はスピンテールであった。
しかし、バラしやすさや見切られやすいと感じたこともあり、現在ではやや出番は控えめ。

ただ、デイでスピンテールが強いのも確か。今後また徐々に使用頻度は増すかもしれない。

浅い場所で日中出番が多いのが、ミノーやシンペン。

早巻きやトゥイッチを入れて使用する。

この日は早朝で活性が上がっている状態ということも踏まえて、早巻きだけで狙っていった。

使用したシンペンはLITTLE JACKのLIKE BRINKSの小さい方。ベイトサイズに合わせ最初からシルエットの小さいものを選択。

LIKE BLINKSはイワシをモチーフにした左右非対称のシンペン。
簡単に弱ったベイトを演出できる。

早巻きではこの日のようにドシャローでも使える上、飛距離も稼げる。

ベイトの固まっている部分の隅を重点的に攻めていった。

この日も早朝ということを加味し、光量はあるが、感覚としてはリアクションバイトを狙うのではなく、喰わせにいく。

ベイトの隅を撃っていくのは群れからはぐれたベイトを演出する為とベイト量が多いこともあり、ルアーの存在をベイトの中に埋もれさせない狙いがあった。

ボイルは散発的に出るものの、数が少なく、なかなかバイトを出せなかったが、執拗に攻めて、開始から約４０分で捕らえた。

早巻きでベイトの群れの外にいたであろうシーバスが水面を割ってヒット。

トップ並にボコッと水面を割ってくれ、非常に気持ちの良いヒット。

サイズはボイル通りギリギリフッコクラスかなという程度であり、一気にズリ上げてものの数秒でキャッチ。

早朝の清々しい時間帯に気持ち良い一本。

実に爽快である。
イワシをモチーフにしたシンペンだが、マイクロベイトパターンにも効果有り。

ルアー選択は間違っていなかった。

その後ボイルは消失し、見切りを早目につけ、一旦帰宅。

昼から再度デイシーバスを求めに行った。

長くなるので、これは次回ログで。

皆様も早朝シーバスはいかが?朝のシーバスは滅茶苦茶気持ち良いですよ。

Tackle Date

Rod TIEMCO Jumping Jack　Zele93S
Reel SHIMANO 14STELLA C3000
Line 山豊テグス　SWスーパーPE1.5号