【白衣のＫＡＪＩさんソルト日誌】 TRACY40でバイト丸見え朝マヅメ～大分Seabass～

それでも、朝晩は少しずつ涼しさを感じられるようになってきた。徐々に季節は秋へと移り変わっていく。

まだまだ水はぬるいけれど、今後フィールドも徐々に秋へと向かい、少しずつ良くなってくるのではないかと思っている。

今回は7月頭の朝マズメ釣行の話し。
この日は河野さんとご一緒した。

まだ太陽が出る前のうっすらとした闇から朝日が昇るまでの短時間勝負。
ド日中か真夜中に普段ロッドを振る僕にとってはまあまあ珍しい朝マヅメ。

この日の朝マヅメはディープエリアに絞ったポイント選択。
シャローに入った魚は光が入ってくるこの朝マヅメはシャローから移動し、ディープに入ってくると予想しての選択。

周囲にストラクチャーやシェードが多数あればそっちに着くかも知れないが、そうは無い場所ということもあり、このディープエリアに魚が差す可能性が高いとみていた。

徐々に明けていく空を時折眺めながら、ディープ攻略にTRACY25からスタートしていた。

しかし、この日は流れが速く、なかなかボトムを取るのに時間を要した。
こんなに待っていては時合が終わると感じた為に、TRACY40をつける。

一番の狙いは沖のブレイクだが、足下自体ストラクチャーの為に、きっちり最後までトレースしていく。

最初はボトムばかり狙っていたが、一発ヒラメっぽいバイトが出たのみで、その後沈黙していた。

切り替えて、今度は高速リトリーブに切り替える。TRACYの明滅感でリアクションバイトを狙っていく。

本当にやり方は簡単で着水したら、思い切り早く巻くだけ。

すると、足下のストラクチャーの下からピックアップする直前にガバッと出て、ヒット。

ヒットシーンが丸見えで相当面白かった。
距離が無さすぎる為に、一旦瞬時にベールを返してラインを送り出し、距離を取ってからやり取り。

激しいエラ洗いを数発喰らったものの、RED EYEのパワーで一気に寄せきった。

豪快なバイトを目の前で見せてくれたシーバスは73、4cm。

何とも爽快な出方で気持ち良かった。

この後、水面で急にベイトが騒ぎ出し、もう一本追加を狙う。
トップをまずは投げたが、ポッパーにもペンシルにも反応が無く、ニンジャリSSプロトのダートで狙ってみる。

すると、すぐに表層をダートさせていたとこにヒットしたが、バラシ。
フッキングが決まらなかった。

残念ながらその後、完全に夜明けを迎え、時合いが終わり終了とした。

時間とポイント1ヶ所に絞った釣行だったが、上手く一発出てくれたと思う。

TRACYはロッドアクションによるリアクションも良いが高速リトリーブによるリアクション狙いも良い。

TRACY40に関しては40gとは思えない軽快な引き心地で、使いやすい。

TRACYの明滅感が効いたように思う。

【Tackle Date】

ROD:Ripple Fisher Silver Stream 87 REDEYE Nano

Reel:SHIMANO 14STELLA C3000

Line:山豊テグス STRONG8 1.2号