愛のヤズ

こんにちは。


今回は久しぶりに釣れたナイスな魚のお話です。



昼間用事があったため夕方家に帰ってきてからいつものゴロタサーフで夕まずめのタイミングを狙ってとぼとぼ1つめのポイントにエントリー。


いままではこのゴロタサーフも完全に自分のシマだったんですが最近地元の後輩がちょくちょく来ているようで今日も来ていました。


まぁ特に話すこともなく軽く挨拶をして釣りに戻るんですがそのとき。

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わかりますでしょうか。


ちょっと前に流行っていた彩雲というものがちょっぴり見えるかと思います。


これはただの彩雲ではない、幸運の彩雲だ!と言わんばかりにダイペンで広範囲を爆撃します。







うん。幸運の彩雲なんてなかったんや。


いつも通りの静かな海だ。


とぼとぼと移動して2つめのポイントへ。


どちらかというとさっきのはウォーミングアップでこちらが本命
釣れなかった言い訳じゃないですよ?で沖のピンめがけて集中砲火。


しばらく滅多打ちしていると。








モワン…ン゛ッッ!

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幸運の彩雲ですね。(ドヤァ


後々計ると75cmもあったナイスワンでしたが出方がやけに大人しく、ワンテンポ遅れて重さが乗ったりしたもんでトビエイやボラなんじゃないかと疑ったんですが首振りの正体はヤズでした。


後輩よ、最近来てほほいとジグを巻き巻きしてもブレードを巻き巻きしてもワームを通してもそんな付け焼き刃じゃイオは釣れんぞ。ワシのようにカンカンに日が照る夏の日も指がもげるような寒さの日にも釣れなくても釣り場に通うことでこのようなナイスワンが釣れるんだぞ。と鼻がスカイツリーぐらいに伸びる19才大学生です。


夏と違って冬はロングダイブよりも細かくダイブさせてしっかり止め、ネチネチルアーを動かして見せてやることを意識していると出ましたが出方もかなり静かだったのでそういうことかも。

釣れたからって生き生きとしゃべりやがって。


まぁ私が釣りに行った、ルアーを投げた、近くに魚がいた、なんか食べたい気分だった、食った、みたいな感じで結局は運だとは思うんですけどね。


ちなみにお腹の中からはイカの身やトンビが出てきたんですがイカ喰いのヤズでもトップに反応することがあるということに少し驚きました。

ダイペンがジェット噴射するイカに見えたのか?


道具がないときに限ってこういう魚は釣れるもんで、竿とダイペン一本しか持って行ってなかったので急遽素手で血抜き。


重たい魚を持って浜を闊歩する道中、私の中の天使がこうささやいてきました。


この釣り方を後輩にも教えて魚をもっと釣ってもらわないと!魚はあなたのだけじゃなくてみんなのものよ!そうすれば後々顔も立つし尊敬されるわ!


ふむふむ確かに。


しかし私の中の卑怯で卑劣な悪魔の釣り人魂天使Bがこう言いました。


今後輩に教えてしまったら自分の力で魚を探して釣るという魚釣りの本当の楽しさを奪ってしまう!だから聞かれない限り黙っておいて聞かれても皆までは言わない方がいいだろ!お前のシマが荒らされてもええんか!


二人の天使の勝負は3秒で決しました。天使Bの圧勝です。


釣り人たるもの単純に魚を釣るだけではなく自分で1から釣りを組み立てるべきである。誰かが歩んだ轍に沿うのではなく自分で道を切り開くのが日本男児であろう!


これは嫌がらせなどではなく愛の鞭なのです!


この魚は愛にあふれた愛のヤズなのです!・・・?




あ、ルアーはロックウォーク110Fです。
ぶっ飛ぶしシーバスロッドでも投げられるしコントロールしやすいしいいダイペンですよ。

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