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加藤 光一

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トビウオ パターン!?

東京湾奥の港湾部でまさかのお魚を発見しました‼

昨年の夏には、湾奥でコショウダイをルアーで釣ったり、TSSTの大会中に太平洋の黒潮水域に居るマツダイの幼魚を釣ったりしていて、暖かい水域の魚が湾奥に居る事に驚いたりもしました。

そして今年もマツダイの幼魚は健在でした。
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昨年のマツダイよりもかなり小さくてルアーを通すと反応して着いては来るものの、口がとても小さくてタナゴ針等でないと口に入らなそう。

流されてきたゴミに隠れて沢山居ました。

フワフワと浮遊しつつ時々パクリとナニかプランクトン的なモノを捕食している様子です。

クルクルバチも居たけどクルクルバチも同様にプランクトンを食べてるのかなぁ。


そしてその側には……

蝶が羽を広げてスーっと泳いでいるような謎の生物も!

えっ!?
なにこれ?

一瞬、ガザミ(ワタリガニ)の幼体か軟体系の生き物かとも思ったけれど、直ぐにある生き物が頭に浮かんだ。

トビウオかも!!

普通なら東京湾の海水域最奥である港湾部で外洋に居るトビウオなんて有り得ないんだけど、そこはコショウダイやマツダイ、アカメフグを湾奥の陸っぱりから釣る珍魚ハンターカトキチですからね!

聞いたことのない話だから有り得ないと決めつけてしまうのは自分の知識の狭さ以外の何物でもない事は自分が一番分かってる。

直ぐにその謎の生物の正体を確認する為に捕獲作業に入ります。

と言っても、シーバス用のタモ網しか持ってない。

でも子供の頃はガサガサの名人としてならした生意気なガキンチョだったので網の使い方には自信がある。


謎の生物の動きをよく見定めて素早くタモ網を挿し込む。


ピューーーー!?

あっ飛んだ(笑)

見事に逃げられました《*≧∀≦》

しかしこれで確信しました。

謎の生物は間違いなくトビウオです。

メダカくらいの大きさなんだけど飛距離は1m以上。

凄いな‼


若い頃に千葉の外房でサーフィンをしていて、波待ちの時に数10m飛んでいるトビウオを目の前で見たことあるけれど、それは成体のトビウオだった。

こんなに小さいのに自分の体長の何10倍という距離を見事に飛んでました。

常夜灯の真下で、カトキチから1mしか離れていない至近距離でそれを見れるなんて。

複数匹目視できるので今度は上手くやりますよ。

シュバ!!


やった( ・∇・)

捕獲成功です。
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カワイイ♪

水中ではこの胸ビレと通常の魚よりもかなり後方にある腹ビレを広げて蝶の様な容姿で泳いでいたけど、水から上げるとヒレが縮んでしまって本来の姿をお見せできないのが残念。

目が凄く大きくて、尾ヒレの下側が長いのもトビウオの特徴だね。
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離陸(正確には離水だけど)の際に、尾ヒレの先端で最後まで水を掛ける様になってるのかな!

腹ビレも一般的な魚だと胸ビレの下辺りにあるんだけど、トビウオは尻ビレの前にあってしかもボディの下部ではなく、側面に付いていて飛行の際に胸ビレ同様に翼の様に広げる事ができるような形態になってるのが解る。


他の個体も捕獲。
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同じ種のトビウオなのかな?
ちょっと白っぽくて胸ビレが小さいけど。

隣に居るのは とばっちり をうけた多分イワシ(笑)

メダカみたいで凄くカワイイんだけど、凄いスピードで泳ぐし、ピューーーーっと飛んで逃げるしで、非常に貴重で面白いモノを見ることができました。


近年、35℃超の猛暑が続き水温が上がってきているのが黒潮水域の魚達が東京湾の奥に接岸している理由の1つではあるんだろうけども、もしかすると今後はマツダイやトビウオを捕食するシーバスを目撃する日が来るかも。。

イワシやイナッコ、サヨリやクルクルバチとも全く動きの違うこのマツダイとトビウオをシーバスがロックオンしたらどんなパターンになるんだろう?

表層系の新たなメソッドの開発をしなきゃだね( ・∇・)

カトキチ、彼らの動きはもう頭にインプットしました!

ただ……あの動きを再現出来そうなルアーが無い……。


自分で作るかなぁ。



ちなみに今回はトビウオにもマツダイにもシーバスは着いては居ませんでした(笑)

イナッコの群れも居ませんでした《*≧∀≦》

と言うことでシーバスは釣れませんでした。


そしてホーム河川に移動してクロダイ狙い。
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ボラ絨毯が凄くて、ボトムを取れない状況だったので、スパローの10gを使い、ボラ絨毯の切れ目で一気にフォールさせる為にメタルバイブを使用。

ボラにスレ掛かりさせない様に、クロダイのバイトがあっても全くアワセを入れられない状況だったけどなんとかデカイのが出てくれました(^-^)

ボラの大群とクロダイの関係、釣り場で会ったアングラーさんには少し話しましたが、また別の機会に書いてみようと思います(^-^)










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