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加藤 光一

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ベイトロッドでランカーシーバス!!

11月中旬、細長い宅配便が届いた。

丁寧な梱包を解くと現れた1本のロッド。
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《 Fishman BRIST5.10LH 》

3本繋ぎのショートロッド。


このロッドの送り主は、秀逸な考察ログ(時々 黒ログw)とハンドメイド《ザッコルアー》の製作者であり、お散歩ナマズ(&雷魚)アングラーである『及川ザッコ』氏。
そのザッコ氏の愛竿であるBRIST5.10LH。

憂愁の渦中にあるであろうカトキチの心情を察し送ってくれたのだ。

 
平成最後の夏にナマズや雷魚を釣りまくったお気に入りの大切なロッドなのに、カトキチを少しでも元気付けたいという気遣いと優しさ感じた。
ありがとう(*´-`)
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(※及川ザッコ氏のところから無断で借りたったww(報道目的です♪)



となれば、組み合わせるリールは1択 !

ザッコ氏と同じ《 SHIMANO BANTAM MGL 》を早速手に入れて装着。



久し振りのベイトリールでの釣り。

昔バス釣りをしていた頃以来なので20年振りくらいかな!?

随分前に、シーバス釣りに倦怠感を覚えた事があって、その時にベイトリールを使おうか?と色々と考えていた時期もあったけど、丁度その頃から少しづつベイトリールを用いたシーバス釣りがメジャーになり始めたので、タイミング的に流行りに乗っかるのを避けるかのように天の邪鬼なカトキチはベイトの使用をやめた(笑)

また2~3年前には、岸ジギでもやろうか?とリールをいくつか手に入れていたんだけど、結局岸ジギはやらずにリールはロッドに装着することなく部屋でクルクルとハンドルを回したのみで手放したという訳。

なので本当に久し振りに実釣で使うベイトリールとなる。

でも子供の頃からバス釣りでベイトリールは使っていたから(当時はナイロンライン)少しキャスト練習すればそれなりに使える様になるんじゃないかな。

ワクワクするね♪





先ず狙いに行ったのは、底ズル系で狙うキビレ♪

いやそこはザッコルアーでトップシーバスでしょう!
とも思ったんだけど、春以来の底ズル系チニングをずっとやりたくて。

あの小気味よいアタリと引きが楽しいのよね。
東京湾奥でのクロダイバイブレーションゲームとはまた違う面白さがあるから好き。

モンスター狙いというよりは、繊細な中小物のルアーゲームというカテゴリかなぁ。

春以来だけど、晩秋の湾奥キビレ事情はどうなのか?というのも調査したかったし。

釣行時は、長潮(だったかな?)の干潮前後2時間という最も潮の動かないタイミング(笑)


ポイントへ到着して、タックルをセットして軽くメカニカルブレーキの調整をしてキャスト。

最初はブレーキは強目からスタート。
まあ飛ばないよね(≧∇≦)

ベイトロッドの投げ方のコツも忘れてるし。

少しづつ各ブレーキを弱めつつ、時々軽めのバックラ気味にもなりつつ感覚を取り戻していく。

キャスト時のロッドの角度、入力や抜力のタイミング、スピード、腕の使い方等々を色々やりつつ少しづつ慣れていく。

7g前後のリグを使ってるんだけど、感覚を思い出すまではもっと重いルアーから始めれば良かったかもね。

んで、重いルアーに変えてみるとシュイーンと飛んでいく。

でも今夜はキビレを狙うと決めているからまた元に戻す。

軽めのルアーでは快適な飛距離はまだ出せないけど、それなりに狙いのポイントに打ち込める様になってきた。
そうするとアタリが頻繁に出る。

ロッドの感度は悪くない。

コツン…とか、クンクン…とか。
なかなかフックアップしないんだけどアタリは凄くある。

この潮の動かないタイミングでこれだけ反応があるのは少々嬉しい誤算。
ただ魚は小さそうなのはアタリでなんとなく分かる。



少し移動したとことで、前アタリもなくいきなり食い込む。

ギュンギュン…カツーン…カツーン!

キビレ特有の引き。


え?ナニこれ!?
キビレの叩く様な小刻みな引きに追従してティップがクンクンと入ってる。

素振りした感触ではこのティップの入り具合は分からなかった。
やっぱどんなロッドでも実際に大小の魚を掛けてみないと、そのロッドの本質は分からない。

これは面白いロッドだね!

時々ギューンと走ると、ベリーがグインと曲がるけどしっかり元に戻る。
カトキチはナニもしてないんだけどロッドが勝手にやり取りしてる(笑)

ユルユルとリールを巻いて寄せ、目の前でキビレの引きを楽しむ。

このロッドでのファーストフィッシュ♪
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30cmちょいのキビレの引きにもちゃんと追従していなしてくれるんだけど、このサイズでは流石にオーバースペックのロッドではある。



場所移動して40cmちょい。
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ギューンと走ればその分ロッドは曲がるけど、ロッドのしなやかな戻りで勝手に魚は戻ってくる(笑)

小さめの魚のでもしっかりといなしてくれるけど、このロッドが本領を発揮できるのはチヌなら50cmはないと物足りないかも。


もう1枚キビレを追加して終了。
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デカいクロダイとシーバスで試してみたい。






別の日
仕事前の未明時に大型のクロダイ狙い。

ホームの湾奥河川ゴロタ場での大型クロダイ狙いにBRIST5.10LHはちょっと短いロッドだけど、デカいクロダイで試してみたかったので早起きしてポイントイン。

勝負は1時間。

結果はノーバイト…(-.-)

ただ、ゲストでシーバスは釣れた。
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軽くメジャーを当てたけど77cm位だったので直ぐにリリース。

ちゃんとロッドと一緒に写真撮ればよかった(*_*)





11月最後の土曜日

今夜は久し振りにシーバスメインの釣行。
10月、11月中盤の秋の盛大な恩恵をうけることなく初冬に差し掛かってきたけど、久々に本気モードでシーバスを狙いにいく。

珍しく今夜はウェーダーを履いて入水する作戦。

色々と用事を済ませて下げ後半のポイントに到着。



えー!?
水が全然無いんですけど(笑)
タイドグラフの見る日を間違えてたわ。
どこが本気モードじゃ(*≧∀≦*)


となると、このポイントは諦める。
風向きを考慮し移動して入水。

もうほとんど水位は無くてスネ程度までしか濡れない(笑)
干上がった泥の上をズボズボスネまで 埋りながら前進する程度。

ほぼ干潮潮止まり。

でも問題無し。

勝負は上げの潮に替わった一瞬だからね。

とか思いつつもルアーを投げる(*≧∀≦*)

やっぱナニか釣りたいじゃん♪

んで早々ヒット!!


それほど引きは強くはないけどストロークの長いヘッドシェイク。

え?この時期に!?


魚の引きはロッドの追従に任せてユルユルと寄せてくると予想通りのマゴチ。
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56cm


その後は、1回同じ様なバイトがあるもフックアップせず。

風の動きと潮の動きを眺めながらしばし場を休める。
魚のスイッチの入る瞬間までルアーは見せない。

潮がユックリと動き始めた !

ベイトフィッシュの存在の有無は分からない。
コノシロ? サッパ? イナッコ? イワシ?
水面のザワツキもルアーへのボディタッチもない。
静かな水面。

明暗や水中の特別な地形変化も無いけど、タイミングが合えばそれなりのサイズは出せる……はず。


そろそろかなぁ!?


ヒュン

シュイーン

ポチャ

よし!狙いの着水点とちょっとズレた(笑)

今のは練習♪




本番1投目(笑)

ヒュン

シュイーン

ポチャ


クルクルクルクル……コン!?

ズビシッ!!

ファイトスタート( ☆∀☆)


多分まあまあ良いサイズなんだけどハンドルの巻きが軽い。

あっ………ドラグがダダ滑りだ(笑)
えっと…ドラグ締めるのどっち向きだっけ(≧∇≦)

ハンドル回すよりもスプールが逆転してラインが出る方が多いことにスプールに親指を乗せてようやく気付いた。
だってドラグ音しないんだもん。


指ドラグを駆使してロッドの曲がりを堪能しつつずり上げてキャッチ♪
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76cm

軽く写真を撮ってリリース。

少し場を休めてキャスト開始。



再開した3投目

先程と同じパターンでヒット。


今度はちゃんとスプールのリバースを指ドラグでコントロールする。
スタードラグはあえて締め込まず先程のユルいまま。
ドラグを使わず、指でスプールの滑りをコントロールする方が魚をコントロールするのに都合が良い。
スピニングのレバーブレーキと同じ要領ね。

BRIST5.10LHがバットからギュンギュン絞り込まれる。

これくらいのサイズが丁度面白いロッドかもしれない(*´-`)


流れが出る前だし、ドラグ音がしない事も手伝ってか、差ほど労せず寄せられた感じ。

強い流れのないポイントならもっとデカくてもまだ余裕があるかも。

ずり上げた魚体は前回の70cm upと先程の魚よりも1回り大きい。


これはランカーいったね♪(゜∇^d)!!
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83cm

このロッドでの3本目のシーバスがランカーとは幸先が良い。


その後は場荒れで反応が無くなったので予定通り粘ばらず早めの撤収。
少し場を休めればなにかしら釣れそうだけどね。

久し振りのシーバス狙いは実釣1時間程度の短時間だけど良いサイズが2本獲れた(*^-^*)

手堅い数釣り(のできる可能性の高いポイント)を避けてサイズ狙いに来て良かった。



陸上がりして、低潮位の各所の地形を何ヵ所かチェックして帰宅。

軽くシャワー浴びて仮眠。


30分後に起床。

まだ日の出まで2時間近くある未明時。
タックルを担いでチャリでマリーナへ向かう。


カトキチがまだ若い頃、上京した当時に御世話になったサダさんが船を手にいれたから釣り行くべ(*´-`)
というお誘いで(2回目の)釣行。


え~船デカくない!?
湾奥での釣りよりも外洋をクルージングしたり、船中泊するのが向いてる大きさ。
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でも全く問題ないけどね。

メンバーはカトキチ含め4名。

みんなは、前日も釣りしてそのまま船内で就寝したらしい。
大きい船はそういう楽しみもできて良いなぁ。


まだ暗いマリーナを出港して快調にポイントへ向かう。

ポイントへ到着した頃にはすっかり明るくなってる。
鳥山も見当たらない。

前日は、トオルが1m近いサワラを釣り上げ、ハヤトも70cmのサゴシを釣ってる。
シーバスは40cm弱がポツポツ、東京湾のボートゲームもそろそろ終盤という感じ。


先ずはカトキチがテッパンバイブで70弱を掛ける。
今日はそんなに悪くないのかな?

みんなにヒットパターンを伝えてキャストを続ける。

時々カトキチがヒット&バラシ。

隣でやってるハヤトが良いサイズを掛ける。

70cm位あるかな!?

カトキチがタモで華麗にキャッ……チできませんでした( ノД`)…ネットにフックが絡まるという初歩的なミスでハヤトの自己記録を無かったことにしてしまった。
ごめんよ。




何ヵ所か移動しつつ、ポツリポツリとヒットからのバラシはあるけどなかなか厳しい状況。

カトキチはこの日の為に手にいれていたメガバスのマキッパ30gでたまにフッコをキャッチ。
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今回は船内でダントツのバイト数だった。
持ってて良かったぁ(*^-^*)



あるポイントでコノシロの群れにあたる。
1投毎にスレ掛かる状況。

ちょっと面白い(笑)

シーバス2日目のハヤトはひたすらコノシロを釣り上げる。
カトキチは10匹ほど掛けたところでコノシロに飽きてシーバスを狙う。

サダさんが魚探の反応を見て「カトキチ、真下がチャンスだぞ!!」と。

マキッパ30gを軽くキャストしてフォールで真下に送り込む。


ゴン!!

強い衝撃に即アワセを入れたけど、一瞬BRIST5.10が大きくベンドしてテンションが抜けた。


隣のハヤトにコノシロにはデカイシーバスが着いてるからチャンスはあるぞと伝える。


少し移動

コノシロのスレ掛かりがなくなったポイントでふとハヤトを見るとロッドがフルベンドしてドラグがズルズルと滑ってる。


え?デカイの?


しばらくして浮いてきた魚体を見てテンションが上がる。

デカイ!!

これはタモ入れミスったらダメなやつだ。

緊張が走る。
「誰かタモ入れ代わって…」と一瞬弱気になりかけたけど覚悟をきめた。

多分2回くらいネット避けられた後に無事ネットイン!


デカイ( ☆∀☆)

操船しているサダさんに、ネットに入ったシーバスを見せ、ハヤトとハイタッチ!!


サイズは85cm。
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シーバス2日目でランカーとはね(*^-^*)
数時間前にカトキチが釣ったランカーよりもデカイんでやんの(*≧∀≦*)

でもなんか凄い嬉しい♪

前日にはトオルが1m近いサワラも上げてるしね。

自分の釣りはほとんどやらず、みんなに釣らせようと操船に徹してくれたサダさんに感謝だよ。

サダさんの
「もう1ヶ所やったら上がるべ!」
の声に
「ハヤトが良いの釣ったから俺はもう満足ですよ」
と応える。


そして帰航。


帰りはまあ速い速い!
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デカいエンジン2機掛けだからあっという間にマリーナに到着。


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船を洗って船内で昼飯食べてマッタリする。

ハヤトはカトキチのマキッパが気になってしかたない様子(*´-`)
渋い状況であれだけ隣でヒットさせればそうなるよね。
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10g、20gは陸っぱりでも活躍しそう♪






(おまけ)
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マリーナの端に巨大魚を発見!

目測で120cmはあるハクレン。
視界の端に映るそれは、一瞬丸太木かと思ったけど、大きな尾ヒレが水面から出てユラユラと揺れていたので直ぐに魚だと分かった。

こんなの釣れたらかなりしんどいよ( ノД`)…


キビレから始まり、深夜のランカー捕獲、サダさんや仲間との東京湾ボートゲームと充実した楽しい週末でした。



そして
及川ザッコ氏の愛竿
《 BRIST5.10LH 》と《 SHIMANO BANTAM MGL 》という新しいアイテムもカトキチの釣りを彩る新たな戦力になってくれました。
ありがとう(*^-^*)
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(※母親の四十九日も過ぎたのでそろそろ再始動です)

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