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海が楽しい

  • ジャンル:釣行記
やっぱり磯は楽しい。
夜中に入って準備もせずに、星空を眺めながらいろんな事を思う。
 
釣りにおける自由ってなんだろう
 
気が付けば星の数は減り、東の空には命の灯火の気配。
やがて、紫がかった空になり、ライトを頼りにゆっくりとガイドにラインを通す。
 
数年前までは、毎週のようにこの磯に通い、たくさんの事を教わった。
もちろん今でも、磯のヒラスズキは大好きな釣りの一つ。
 
磯の素晴らしさは、全ての選択肢が自分にある事。
そして、偉大なる自然のみが、判断の基準となる。
 
成熟した物質文明社会で暮らすと、いつの間にかたくさんの事を忘れていってしまう。
その失った何かを、磯はあっという間に思い出させてくれるのである。
 
もちろん全てを思い出すのではない。
なぜならば、失ったものの全てを知っている訳ではないから。
 
夜が明け、ライトを必要としない時間になってから、エスケープエリアを出る。
サラシが薄いことは、来る前から判っていた事。
 

 
 
でも、サラシが無くてもヒラは居るのである。
むしろ、これぐらいのほうが、私は釣りがしやすくて好き。
 
何時だったか、「丁寧にやれば出るよ♪」と教えてくれたあの人の言葉が、自然に自分の口からも出る。
 
寄せ波、引き波のリズムと、食わせのピンを合わせて行く作業。
漠然と大サラシにルアーを投げる釣りとは、明らかに違うと思っている。
 
 
やがて一つの答え。

 
 
決して大きい訳でもない。
大量に釣れる訳でもない。
 
それでも手の中で至極の光りを放つヒラスズキ。
それは、その命を戴く事を前提に、私がこの釣りをするからかも知れない。
 
夜明けと共に始まった命の営みに溢れた喧騒は、20分もすれば静かな海へと戻る。
その間に何匹かのヒラを掛けたが、全てがフックオフ。
ルアーを色々と試していたから、掛けた後に気が入ってなかったかな?
それとも「今日は一匹で十分だ」と言う気持ちが、ラインを通じて海に広がったのかも知れない。
 
同行者も1本を手に入れた所で、ロッドをたたんで帰路に着く。
私にとってのヒラスズキ先生である仲間が言う、「大人の遊びはセルフレスキューが基本」という言葉。
本当に良い言葉。
 
長く続くゴロタをゆっくりと歩いて、たまに海に刺す鳥を眺めた。
 
やっぱり海は楽しい。


 

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