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このサンプル良い感じ(Tulalaテスト)

  • ジャンル:仕事
さすがにプロトロッドばかり振ってると、「コレで良いのか?」と不安になります(笑)
 
つう事で、私がここ数年ウェーディングで使ってきたロッドを全部引っ張り出して、試し投げに行って来ました。
 

比較対象が在ると、一気に「今のものが理解しやすくなる」のです。
 
これはどんな道具でもいえる事。
 
例えば7cmのスタンダードミノーを作りたいと思って始まったタピオスも、やっぱり比較として「このルアーは押さえておきたい」という考えがありました。
 
それはX70だったり、パニッシュだったり、ハンクルだったりと・・・
シーバスの視点はスーサンだったり、CD7だったり。
 
もちろん目指すルアーは別物ですが、自分の中でのスタンダードミノーの道筋を見直すために、開発中の所々で必ず確認をしています。
 
そうすると、「あれ、これで合ってるのか?」とか、「あぁ、やっぱり合ってたな」なんて事がおきます。
もちろん、「あぁそういうことだったのか」があれば、それは今回の開発で得た、新たなスキルの証ともなります。
せっかくなんだから、作りながら成長しないともったいないのです。
 
そういうやり方をチャンバー開発でやっていたのが、今の釣り道具開発でも生きています。
また、仕事を含め、それが生き方になった気がします。
そういう事を教えてくれた人たちへ、本当に感謝。
 
遊びも真剣にやればこそ、生きていく上での道標を得られます。
 
 
さてと。
ロッドの曲がりでも見ますか。



現在16kg
 
 
足が付いてるので、トルクがかなりあります(汗)
 

 
 
こちらの都合も関係なく、いきなり反転したりダッシュする所は実際の魚と似てますので、糸を通さずヒュンヒュンやるより、いくらかはロッドの特性は判ります♪
 
ワニ釣りてぇなぁww
 
ドラグ設定は通常の干潟設定よりやや閉め気味で、ジリジリ出されてます。
けっきょく、ラインの強度以上はドラグは必要ない。
では、そのドラグでフッキングし、寄せるというなら、ロッドの最大負荷はどの位置になるのか。
 
近年の硬く伸びないフックの登場で、ロッドへの考え方が大きく変わろうとしています。
投げる・感知する・掛ける・寄せるの仕事は変わらないのですが。。。
 
あの時より地味ですが、PEラインがスタンダードになった時と同じ事が起きてます。
 
そういえば、大野君が先日上げていたログで、新にモデルチェンジしたアーバンサイドカスタムの説明をしていましたね。
Xトルク(4軸みたいなもん?)の使い方を、バットではなくティップに使ったそうです。
そこで得るメリットを、飛距離をメインにせずフルキャストでのアキュラシーを押し出してます。
 
さすがだなぁと。
 
確かに、振りぬけ速度で得る初速は飛距離に影響しますが、そんなの微々たる物です。
正直、気持ちの問題だし、それはマテリアルではなくテーパーデザインでどうにでもなる。
つうか、もう、シーバスルアーのウェイトでは、初速の速度を上げても意味無いとさえ思ってますw
 
コマーシャルとしては「新しい技術で飛距離が出ました!」はユーザー受けが良いのですが、本当の評価を伝える事がプロアングラーの仕事であるなら、今回の大野君のログに書いて在る事はすばらしいんじゃないかと。
 
なにやらお値段は高そうですが、AGS搭載を含めてその方向のコンセプトで本物を造るという事は、そういう事じゃないかと思います。
 
発売されたらさわりに行こう。
圧倒的な軽さを基軸とした、最高級のスタンダードを。
 
 
私はまた別のコンセプトでコツコツと。
大手メーカーには出来ない事はまだまだあります。
 
たとえばニッチを満足させていく事。
メジャーが膨大な開発費と間接費を投入しても回収できないと判断する分野での勝負。
 
小規模メーカーが提案しユーザーが大きく動くと、メジャーはそこに採算性が発生して手を付ける事が出来ます。
そこまではレスポンスと企画の柔軟さで勝負できる中小企業の得意分野。
特に「面白い」というものは、サブカルチャーから発信される。
 
そういう図式はまだまだこの国に残され、それは中小企業にとってビジネスチャンスとしての王道かと。
 
 
ちなみに、今まで言わなかったけど、今回私がロッドに求めている1つのテーマは耐久性のあるトルクです。
その1つの答えが、「硬いの横に、柔らかいを持ってこない」かなと。
 
それはそのまま、ストレス無くスムーズに移行するカーブの発生となり、最終的に「ウェーディングで使いやすいロッド」になると考えてます。
キャストもランディングもね。
 
ただ、その時の基軸とするパワーを決めかねているのが今の状態。
 
やはりシーバスにあわせないと意味がない。
PE1号のシーバス釣りに、そんなにパワーは要らないのです。
 
ただ、単純に落とすと、どうしても弱く出来ない部分が表に出てきてしまいます。
ファーストテーパーにして誤魔化せば楽チンなのですが、それじゃぁコンセプトはすっ飛んじゃいますので、非常に難しいところ。
 
一番新しいサンプルロッドでは、「ややオーバーパワーだけど、狙ってるのはコレです」と言うのが1本有ります。
最初の「パワーありすぎだけど恐ろしくばれない」の後に来たモデル。
 


 
バットが棒では意味がない。
パワーはまだ強いけど、移行がスムーズで使いやすい。
 
Tulalaの担当であるムツミ君もそこは理解してくれて、一回思い切ってローパワーなのを出してくれましたが、「個人的に面白いけど今回は違う」と言う結果でした。
ぶっちゃけ、これからの2ヶ月はそのロッドなんだけど、1年を見越すとスタンダードとはならない。
ひょっとしたらいつか、違う形で発売するかもしれません。
 
 
この先、ブランクとガイドバランスの考え方をもう一回考え直したいので、自分自身が踏み込んで勉強する必用があります。
 
なんせ、伝えるのが難しいのです。
どういう言い方をすれば、設計者に解り易くなるのか。
 
私は釣り人。
作るのは設計者。
そこで釣り人が設計の感覚に変換が出来れば、もっと良い物が出来そうです♪

 
 
さて夜は実釣で、今回のテーパーが良かったやつをテストしてみます。
やはり実際に魚を掛けないと、判らない部分がありますので。


続く

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