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▼ ライジャケの安全性
- ジャンル:釣り具インプレ
最近はライフジャケットの装着率が上がってきたと感じています。
昔は港湾に行っても、50%に満たない装着率でしたね。
そういう私も、15年ほど前にウェーディングをするようになってから、ほぼ全ての釣行でライフジャケットは必須となってきました。
ただ、着けてりゃ良いってもんでないとは、今でも思います。
きちんと用途や安全性を考えて、しっかりと自分に合った製品を手に入れて欲しいです。
例えば川での釣り。
これから春が進むと、スズキは稚鮎などについて、どんどん上流部を目指して行きます。
それを知るアングラーも川をどんどん上りますが、河口部と違って中流域から(一発目の等高線が狭くなるあたり)は自然の色濃さが出てきます。
均一な流れではなく瀬や淵という変化がアングラーを楽しませてくれるので、私も釣果云々は別としてもかなり好きな釣りです。
そんなフィールドに、膨張式のライジャケを着てくるアングラーをまれに見ます。
それ、ほんとに大丈夫ですか?
と言うのも、川で遊んだ事が在る人は知っていると思うのですが、自然な川では所々に「強く下へ引き込む流れ」が発生する場所が在ります。
はたしてそういう場所で、片手にロッドを持った状態でドボンをしたときに、膨張式のライジャケがどれほどの仕事をしてくれるのかに疑問を持っています。
その他にも、幾つか不安なライジャケってのはあるのですが、その一つに「やたら付属品がついてる物」も危ないです。
確かに干潟のウェーディングやオカッパリでは便利なのですが、川や強い流れの発生する磯では進行方向へ抵抗になる面が多いと、流れを切ることができなくなります。
たまにゴッチャりと宇宙服のようになった人を見ますが、あの状態で川に転落した場合は、地力で岸に上がる事が困難になります。
ヒラスズキをちゃんとやってる人のライフジャケットの使い方を見ると解るのですが、出来るだけ抵抗にならないようにスリムな形状のライジャケを、ピッタリとボディーラインに近い状態で着ています。
日常的に波の強い流れに入る釣りなので、そういう部分のストレスが生死を分けることになります。
また、深い場所へ入るときは、極端な浮力は実は逆にリスクを上げることもあります。
鮎釣り師は強い浮力体を嫌いますよね。
あれは、流れのある深いところに行くと、足を持っていかれることが多いからです。
当然ですが、そういう釣りをする鮎師はウェーダーではなく、鮎タイツを履いています。
カッパ着て泳いだことがある人には解ると思いますが、衣服の抵抗は恐ろしく体力を奪っていきます。
特に裾の水抜けが悪い物は、再上陸時において最悪な結果を招くことになります。
ウェーダーもね、できれば川はスリムなタイプでシューズを履く物が望ましいです。
安い物ではないので、なかなかアレコレとそろえるのは大変ですが、ライジャケもフィールド別で使い分けるのが望ましいですね。
正直、現在リリースされているライジャケで、川や磯の釣りに対応している物はそう多くは無いと思っています。
試しに安全を確認したうえで、4mぐらいの高さから水に落ちてみたり、本流の太い流れで踏ん張ってみてください。
釣りのアパレルがオシャレになるのは嫌じゃないですし、好きな芸能アングラーが使っているものを選ぶのも、それはそれで良いと思います。
ただ、道具としての機能を犠牲にしては、助かるものも助からなくなっちゃいますから気をつけて下さいね。
アパレルって、けっこう大事ですよ。
個人的には、ルアー選びよりも重視しています(笑)
適切な物を、適切な場所で使い、楽しく安全に釣りをしましょう♪
- 2012年3月29日
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初めまして。リュウと申します。いつもログで勉強させてもらってます。質問なんですが 実際に写真の状況になった時は どう対応すれば 良いんしょうか?自分はライフジャケットで浮いていても ネオプレーンウェーダーで泳げる気がしません。
リュウ
神奈川県