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▼ 今季最後の渓
- ジャンル:釣行記
何年も「一緒に釣り行きましょう!」と約束していながらも、なかなかタイミングが合わずに叶わなかった関根さんと、やっと釣りに行けた。
しかし、なぜか渓流に(笑)
金曜深夜に埼玉某所で待ち合わせをし、早朝に出発。
今回は「関根さんと釣りをする」だけではなく、もう一つ目的があった。
それは「アマゴを釣ってみたい」というもの
しってる?
アマゴって。
東日本に生息するヤマメの横に、朱色の反転がある魚。
主に西日本に生息しているので、関東以北の釣り人はその存在すら知らない人がいるかもしれない。
そのアマゴを「いつか釣ってみたいと思ってる」って話を電話で関根さん(彼はトラウトエキスパート)に言ったら、「じゃあ案内しますよ」ということで、今回の釣行が決まった。
あいや、超嬉しい♪
初心者らしく、甘えさせていただきますw
今年は少しだけど、シーズンインからトラウトの釣りを楽しんだ。
春の銀山湖から始まり、群馬、新潟の渓流をゆっくりと楽しみながら釣り歩いた。
思えばこの流れは必然だったと思う。
10代にブラックバスと出会い、シーバス等のソルトルアーを楽しんできたけど、なんとなくトラウトがやりたくなった。
もともと興味はあったんだけどね。
なんか難しそうだし、どこ行って良いのか解らんし(笑)
数年前、シーバスの取材で東北に行くたび、記者に案内してもらっってイワナ・ヤマメ・ブラウン・アメマスを釣ってからは、管釣り以外は全く行く機会がなくなっていた。
ところがここ数年の釣りでお付き合いする友人たちが、なぜかトラウト系の釣り人(付き合いの始まりはソルトなんだけどね)が多く、色々と話を聞いていると「やらなくちゃもったいないかも」と思うようになってきた。
で、実際にタケさんやショータ君(2人ともジャンル違いのトラウトアングラー)と一緒に釣りに行ったら、解っていたけど当たり前に面白かった。
自分がトラウト素人だということで、様々なことを吸収する過程が非常に心地よかったりするのもあるけど、それ以上に釣り自体の質が、昔やっていたブラックバスの「リザーバー」釣りと似ている部分が多く感じたのもある。
自然の中の美しいフィールドと、魚を探す楽しさ。
そして「魚が見える」という要素は、まさにリザーバーのバスと似ていると思った。
もちろん食性を含む習性は違うけど、そこへ人が合わせられた時の気持ちよさが似ているのだ。
あと、フィールドが日中の山岳地帯ってのが良い。
シーバスは割と一か所で粘ることが多いのにくらべ、とにかく足で魚を探す釣りは、体力を含む登攀スキルと「今自分が置かれている状況」の読みの力が大きく試される。(それはヒラスズキの楽しさにも似ている)
判断を間違えば、魚が釣れないだけではなく事故にもつながる。
だから絶対に無茶はしない。
だけど、ある程度の無理はする。
その見極めがすごく大事なのだ。
そして何回か渓流に足を運び、せっかくだからハンドメイドルアーも作って楽しんできた。
今年はそういう部分が進んだ年だった。
そして今回の関根さんとの釣りは、今年一年のトラウトのまとめ的な意味合いもあった。
9月末にはトラウトは禁漁期に入るし、同時にシーバスも楽しいシーズンが始まる。
だから、渓流の美しさは今回が見納め。
道中、何か所かの水色を見て、日がしっかり昇ってから入渓した。
しばらく歩いてからガサ藪を突破し、微妙な崖を降りて河原へ。
連日の雨でやや増水気味だけど、安全第一で川を上っていく。
ここは「アマゴの川ですよ」と言われ、とりあえず釣りたいが前面にあるので、ハンドメはおいて置きしょっぱなからデンスを入れてポイントを打つ。
瀬の盛り上がりの後ろを通すと、すぐに小気味よい反応が出た。

あっけなく、アマゴが釣れた。
あこがれた朱色の斑点。
小さいけど、初物は素直に嬉しい♪
その後も反応はかなりあり、何匹かを掛けた。
ただ、サイズはちょっと小さい。
「来年の魚ですね」と、関根さんが笑いながら言う。
一本、まともサイズを掛けたけど、水面ウェイクボード状態でバレちゃった。
まぁ、まだそういうのはどうでもよく、今日はひたすらアマゴを見たかったので、目的達成でかなり満足。
2時間ほどやって滝で行きどまった。
車に戻って次のポイントを目指す。
水系は同じだけど、イワナの標高まで上げていった。

標高を上げれば、川の落差も大きくなる。
滝と平場が交互に続く、美しい山岳渓流。
ここでもアマゴが釣れる。
時期的な問題で、かなり上流まで上るみたい。
関根さんがスピナーをくれたので、練習がてら使ってみた。

やはり思うのは、比較的アクション云々になりがちなルアーフィッシングにおいて、この釣りは「それ以前に、そこにルアーが居られるか」が大きなウェイトを占めている。
ヒラスズキもそうなんだけど、流れの釣りは「弾かれない」と「同調できる」が、狙ったレンジでできるかがすごく大事。
しかも、その流れの強さは常に一定ではないのだ。
瀬のようなところもあれば、淵になって反転流ができているところもある。

また、「一枚下は違う流れの速さ」というのもある。
単純に掴みが良ければいいのではない。
2時間ほど進み、滝とゴルジュに突き当たる。
「真夏なら泳ぐけどね・・・」ということで、左岸の微妙な崖を直登して高巻くことにした。

まぁ、上からの写真じゃよくわかんないよねw
笑える程度の厳しさ。
道に出て上流へ向かい、ゴルジュの上流から再入渓。
時間的にも体力的にも、ここが最後。
ここは数百メートル先に大きな堰が見えているので、そこまでの遡行しかできない。
ただ、平場が連発した後に段々瀬があるので、狙い場所は結構ある。
スピナーで流して、数回のチェイスを確認してからミノーへ変える。
流れのポケットをややダウンで打つなら、作ってきたハンドメが使えることに気が付いた。
関根さんも、「減水してれば使えるね」と言ってくれた。

まぁでも、かなり改良をしないとね。
平場の終点でかなり数をかけて、最後の堰下で今日の釣りを終えた。
いや~、お疲れさまでした。
勉強になりました。
ということで車に戻って、最後にもう一か所によってみたw
来るときに、「ここ、バス要るっぽいんです」と言うことだったので、ヌルく夕マズメのバスなど釣ろうかなと・・・
バックウォーター(川)に入って、最初のブレイク付近を探ると、関根さんのルアーにトラウト(のようなもの)がチェイス。
おや?
イワナ?
続いて私のルアーにもチェイス。
イワナ!
しばらくすると、ベイトが何かに追われ、ライズもした。
関根さんのミノーに40cmほどの魚がヒット&バラシ。
ヤマメ(サクラマス)っぽい!
でもアマゴだからサツキ!?
ばらした後も、あちらこちらでボイル発生!
もう大興奮w
そして数分後、関根さんが釣ったのは 釣れたのはウグイだった(笑)
「いや、さっきのチェイスはトラウトっぽかったから、たまたま食ったのがウグイなのかも!」
数分後、私のチキチータバンビには、がっちりとウグイがぶら下がった。

釣り人とは、残念な生き物だとw
ここで本当の釣り納め。
良いシーズンだった(爆)
しかしこのバックウォーター、可能性がありそう。

今日やってきた川の上流にできたダムなので、このリザーバーを海とし、この澄んだ水が育む渓流魚がどこかにいる「かもしれない」と、懲りない釣り人は勝手な夢を語る。
「次に来るときは、旅の釣りだね。来年アタックしましょう」
これで今季トラウトは終了。
関根さん、ありがとうございました♪

おしまい。
■タックルデータ
ロッド Tulala ポルタメント
リール シマノ 2000番
糸 PE0.6
ルアー ハルシオンシステム デンス37SSL
他ハンドメ スピナー
ウェアー アングラーズデザイン ゲーター&ウェーディングブーツ
しかし、なぜか渓流に(笑)
金曜深夜に埼玉某所で待ち合わせをし、早朝に出発。
今回は「関根さんと釣りをする」だけではなく、もう一つ目的があった。
それは「アマゴを釣ってみたい」というもの
しってる?
アマゴって。
東日本に生息するヤマメの横に、朱色の反転がある魚。
主に西日本に生息しているので、関東以北の釣り人はその存在すら知らない人がいるかもしれない。
そのアマゴを「いつか釣ってみたいと思ってる」って話を電話で関根さん(彼はトラウトエキスパート)に言ったら、「じゃあ案内しますよ」ということで、今回の釣行が決まった。
あいや、超嬉しい♪
初心者らしく、甘えさせていただきますw
今年は少しだけど、シーズンインからトラウトの釣りを楽しんだ。
春の銀山湖から始まり、群馬、新潟の渓流をゆっくりと楽しみながら釣り歩いた。
思えばこの流れは必然だったと思う。
10代にブラックバスと出会い、シーバス等のソルトルアーを楽しんできたけど、なんとなくトラウトがやりたくなった。
もともと興味はあったんだけどね。
なんか難しそうだし、どこ行って良いのか解らんし(笑)
数年前、シーバスの取材で東北に行くたび、記者に案内してもらっってイワナ・ヤマメ・ブラウン・アメマスを釣ってからは、管釣り以外は全く行く機会がなくなっていた。
ところがここ数年の釣りでお付き合いする友人たちが、なぜかトラウト系の釣り人(付き合いの始まりはソルトなんだけどね)が多く、色々と話を聞いていると「やらなくちゃもったいないかも」と思うようになってきた。
で、実際にタケさんやショータ君(2人ともジャンル違いのトラウトアングラー)と一緒に釣りに行ったら、解っていたけど当たり前に面白かった。
自分がトラウト素人だということで、様々なことを吸収する過程が非常に心地よかったりするのもあるけど、それ以上に釣り自体の質が、昔やっていたブラックバスの「リザーバー」釣りと似ている部分が多く感じたのもある。
自然の中の美しいフィールドと、魚を探す楽しさ。
そして「魚が見える」という要素は、まさにリザーバーのバスと似ていると思った。
もちろん食性を含む習性は違うけど、そこへ人が合わせられた時の気持ちよさが似ているのだ。
あと、フィールドが日中の山岳地帯ってのが良い。
シーバスは割と一か所で粘ることが多いのにくらべ、とにかく足で魚を探す釣りは、体力を含む登攀スキルと「今自分が置かれている状況」の読みの力が大きく試される。(それはヒラスズキの楽しさにも似ている)
判断を間違えば、魚が釣れないだけではなく事故にもつながる。
だから絶対に無茶はしない。
だけど、ある程度の無理はする。
その見極めがすごく大事なのだ。
そして何回か渓流に足を運び、せっかくだからハンドメイドルアーも作って楽しんできた。
今年はそういう部分が進んだ年だった。
そして今回の関根さんとの釣りは、今年一年のトラウトのまとめ的な意味合いもあった。
9月末にはトラウトは禁漁期に入るし、同時にシーバスも楽しいシーズンが始まる。
だから、渓流の美しさは今回が見納め。
道中、何か所かの水色を見て、日がしっかり昇ってから入渓した。
しばらく歩いてからガサ藪を突破し、微妙な崖を降りて河原へ。
連日の雨でやや増水気味だけど、安全第一で川を上っていく。
ここは「アマゴの川ですよ」と言われ、とりあえず釣りたいが前面にあるので、ハンドメはおいて置きしょっぱなからデンスを入れてポイントを打つ。
瀬の盛り上がりの後ろを通すと、すぐに小気味よい反応が出た。

あっけなく、アマゴが釣れた。
あこがれた朱色の斑点。
小さいけど、初物は素直に嬉しい♪
その後も反応はかなりあり、何匹かを掛けた。
ただ、サイズはちょっと小さい。
「来年の魚ですね」と、関根さんが笑いながら言う。
一本、まともサイズを掛けたけど、水面ウェイクボード状態でバレちゃった。
まぁ、まだそういうのはどうでもよく、今日はひたすらアマゴを見たかったので、目的達成でかなり満足。
2時間ほどやって滝で行きどまった。
車に戻って次のポイントを目指す。
水系は同じだけど、イワナの標高まで上げていった。

標高を上げれば、川の落差も大きくなる。
滝と平場が交互に続く、美しい山岳渓流。
ここでもアマゴが釣れる。
時期的な問題で、かなり上流まで上るみたい。
関根さんがスピナーをくれたので、練習がてら使ってみた。

やはり思うのは、比較的アクション云々になりがちなルアーフィッシングにおいて、この釣りは「それ以前に、そこにルアーが居られるか」が大きなウェイトを占めている。
ヒラスズキもそうなんだけど、流れの釣りは「弾かれない」と「同調できる」が、狙ったレンジでできるかがすごく大事。
しかも、その流れの強さは常に一定ではないのだ。
瀬のようなところもあれば、淵になって反転流ができているところもある。

また、「一枚下は違う流れの速さ」というのもある。
単純に掴みが良ければいいのではない。
2時間ほど進み、滝とゴルジュに突き当たる。
「真夏なら泳ぐけどね・・・」ということで、左岸の微妙な崖を直登して高巻くことにした。

まぁ、上からの写真じゃよくわかんないよねw
笑える程度の厳しさ。
道に出て上流へ向かい、ゴルジュの上流から再入渓。
時間的にも体力的にも、ここが最後。
ここは数百メートル先に大きな堰が見えているので、そこまでの遡行しかできない。
ただ、平場が連発した後に段々瀬があるので、狙い場所は結構ある。
スピナーで流して、数回のチェイスを確認してからミノーへ変える。
流れのポケットをややダウンで打つなら、作ってきたハンドメが使えることに気が付いた。
関根さんも、「減水してれば使えるね」と言ってくれた。

まぁでも、かなり改良をしないとね。
平場の終点でかなり数をかけて、最後の堰下で今日の釣りを終えた。
いや~、お疲れさまでした。
勉強になりました。
ということで車に戻って、最後にもう一か所によってみたw
来るときに、「ここ、バス要るっぽいんです」と言うことだったので、ヌルく夕マズメのバスなど釣ろうかなと・・・
バックウォーター(川)に入って、最初のブレイク付近を探ると、関根さんのルアーにトラウト(のようなもの)がチェイス。
おや?
イワナ?
続いて私のルアーにもチェイス。
イワナ!
しばらくすると、ベイトが何かに追われ、ライズもした。
関根さんのミノーに40cmほどの魚がヒット&バラシ。
ヤマメ(サクラマス)っぽい!
でもアマゴだからサツキ!?
ばらした後も、あちらこちらでボイル発生!
もう大興奮w
そして数分後、関根さんが
「いや、さっきのチェイスはトラウトっぽかったから、たまたま食ったのがウグイなのかも!」
数分後、私のチキチータバンビには、がっちりとウグイがぶら下がった。

釣り人とは、残念な生き物だとw
ここで本当の釣り納め。
良いシーズンだった(爆)
しかしこのバックウォーター、可能性がありそう。

今日やってきた川の上流にできたダムなので、このリザーバーを海とし、この澄んだ水が育む渓流魚がどこかにいる「かもしれない」と、懲りない釣り人は勝手な夢を語る。
「次に来るときは、旅の釣りだね。来年アタックしましょう」
これで今季トラウトは終了。
関根さん、ありがとうございました♪

おしまい。
■タックルデータ
ロッド Tulala ポルタメント
リール シマノ 2000番
糸 PE0.6
ルアー ハルシオンシステム デンス37SSL
他ハンドメ スピナー
ウェアー アングラーズデザイン ゲーター&ウェーディングブーツ
- 2016年9月16日
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