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十五夜の釣り

  • ジャンル:釣行記
今年も十五夜の夜がやってきた。
シーバス釣り、特にウェーディングをはじめたら、毎年この秋の訪れが本当に待ち遠しくなった。
 
よく、「シーバスは潮回りが大事」というが、その意味が最も大きく影響するのは、干潟や河口のウェーディングの釣りだと思う。
 
もちろん港湾も河川も、そして磯も、潮回りによる潮位変動や流れの変化によっての影響はあるし釣果も変わる。
 
だけど、干潟エリアのウェーディングにおける潮位の変動は、釣果云々ではなく「釣りに行けるかどうか」に影響するのだ。
なんせ、潮が引かないとポイントまで歩いていけない(笑)
 
 
さて、十五夜がなんで待ち遠しいかというと、この時期の潮回りを境に潮位変動のパターンが秋の潮へと変わっていくからだ。
秋から冬の潮が、春から夏までの潮と何が違うかというと、大潮で24時間に2回ある干潮が「夜の潮のほうが大きく引く」ようになる。
春からの潮は逆に、昼の干潮のほうが引くので、潮干狩りはその潮のほうが向いているし、干潟でのデイゲームが成立しやすい一つの理由にもなっている。
 
潮は引けば引くほど、遠くまで行ける。
 
たしかに引かない場所での裏の釣りはあるけど、基本的にシャローの先のブレイクまで行くことは、釣果に直結するのがこの釣りだと思う。
また、追いかけっこの速度も上げられる。
 
そのシーズンの始まりを知らせてくれるのが十五夜なのだ。
 
ただ、じっさいには十五夜だとまだシーズンインには早い。
シーバスは干満だけでは動かない。
ベイトや水温、そして塩分濃度が大きく影響するので、「あぁ今年も始まるな・・・」という心の準備のきっかけにしている。
 
今年の十五夜は、関東には雲がかかった。
ただ、その隙間からの月明りの力強い美しさは、関東平野の上流河川のシーバスに、秋の訪れを知らせる。
 
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河口から寄せる上げ潮にふたをされ、2時間遅れで水位を上げた小さな水路。
月見をしながらの、緊張感のある釣りをした。
 
月明りで照らされたシャローは、昼間のように水を透過する。
ゆえにシェードの強さが良きるので、居れば一発で出る釣り。
 
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このエリアでは最大級の大きさである、70弱の美しいスズキが釣れた。
ルアーはペニーサック99のフローティング。
ベイトロッドの超スローリトリーブにも少し慣れてきた。
 
さて、ボチボチと海に行きますか。
 
■タックルデータ
ロッド Tulala 87ぐらいのベイト(プロト)
リール アブ
ライン ナイロン18lb
ルアー ハルシオンシステム ペニーサック99
その他 ウェストバック AD
    フィッシュグリップ SOM
 

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