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ロッド選びのイロハ テーパーとは

  • ジャンル:日記/一般
前回で素材の話しが終わったから、本当は工法(作り方)の話しをした方が良いのかもしれませんが、先にテーパー(どう曲げるのか)の話をすることにしました。
と言うのも、どうしてもマテリアルや工法と言う話しをしすぎると、「そのマテリアルや工法が大切」と思われたら嫌だなぁ・・・と。
 
人それぞれにロッドで何が大切かは異なると思いますが、私は「相手やフィールドに合わせた適切な強さと、曲げのバランス」だと思っています。
 
今回からはその、「曲げ(テーパー)」について。
 
4 テーパーデザイン(どこで曲げるか)
 
初めに、言葉の定義を少し。
 
テーパーとは何なのか?です。
実はこれは私も注意をしないと危ないのですが、モノを作る側の人間は、ロッドのような円錐上の製品では「変化していく外径」の事を言うかもしれません。
特に図面を見る仕事をしていると、「中心線からの角度」をテーパーと呼びますので、会話の中で「テーパーがきついよね~」と言えば、「角度が強くついている」事を差してしまいます。
ロッドで言うならば、先端径と根本径の差異が大きく、その径を変更しなければ長さが短いほど角度が付きます。
 
さてしかし、これが釣り人の会話の中ではどうなるか?と言うと、テーパーとは「ロッドが曲がった時に横から見た図」となると思います。
 
どう?
どっちの事だと思います?
 
答えは知りません(笑)
 
ただ、なんとなく思う事はあります。
おそらく釣り人の思い描く「横からみた図」は、そもそもロッドの太さの変化(テーパー)
によってもたらされるという解釈から、テーパーと呼ばれたのではないかと思われます。
(勝手な想像です)
本来あれをいうなら、カーブで良いと思います。
カーブのサイドビューです。
しかし、それはあまりにも2次元的でかつ、変化の起きないもののイメージになりますので、やはりテーパーと言う気持ちもあるのです。
 
という事で、ややこしいですが今回のテーマは、「テーパー=横から見た曲がり方」の認識で進めていこうかと思っています。
ですがたまに本当の?テーパーの話しが入るので、そこは大目に見てください。
 
では、次回から本題。
テーパーをどう考えるか。
 
 
つづく

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