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荒川でもホゲれる

  • ジャンル:釣行記
客先で問題発生!
 
つうことで、本日運送屋になることが決定(笑)
品質保証部は、速度が命です。
 
注意→苦情→クレーム→重大不良→大事件と、客先ではランク分けして処理が行われるのですが、実は不具合の発生の仕方や流出原因なんてのは作り手から見れば「ランクとは関係なくどれも同じレベルの不良」なのです。
 
客先の受け取り方一つで、あっという間に火が付くのが流出不良のレベルを決めるキーポイント。
 
 
アンダーラインは規格を満たすこと。
 
例えばルアー。
塗装失敗したやつなんかを普通に店に並べたら、「これは不良品だ!」と言う人もでますが、イベントなんかで「B品ですよ♪」といって売れば喜んで買ってくれます。
 
これはある意味、品質保証と言う考えの究極の答えかもしれないですね。
 
 
で、今回の流出不良。
ショートショットといって、樹脂成型では良く起きる不良の一つで、製品の先端部が溶けたように欠落している状態のものが1個流出しました。
 
この不具合は、金型の中で熱により液状化したプラスチックが、最後に充填される部位に行き渡らない時に発生します。
 
原因は、樹脂温度が低い・圧力が弱い・金型内部のガスが抜けない等です。
もちろん原因は複合することも多々。
逆にそれらの事が過剰な成型条件や金型だと、バリが出たりしてこれまたNGです。
バリは0.05mm以下で管理とかいう規格もあるので。。。
 
量産とは、その中間点を金型の出来栄えと成型条件で、安定して良品を取ることを狙っていくのです。
 
その結果、ほとんどの製品において、成型スタート直後(金型温度やガスの問題)は必ずショートショットが発生します。
これは製造現場的には、「ショートは必ず起きる物」であり、発生防止でコスト掛けるよりも検査工程で流出防止をしたほうが良いと考えていることです。
 
突発的ショートショットなら発生原因の改善を求めますが、このように「解っていて管理する不具合」の場合は発生原因の追究は「解ってるから意味がない」のです。
全ての不良を無くす為に、100倍のコストを掛けたところで、製品売価で吸収できなかったらただの芸術家になってしまいますからね。(ただし、お客様が解ってるかは別問題)
 
「じゃぁなんで、スタート時に発生する事が解っているのに、そのショートショット品を混入させちゃうのよ?」と言うところが、品質保証的な目の付け所になるのです。
 
まぁ、規格で「それぐらいならOKです」って言うならば、別にたいした問題ではないんですがね。
結局は会社の考え方のレベルが、製品に見えるのです。
ルアーなんかもまったく同じ樹脂成型なので、そういう目で店に並んでいる製品を見ると、けっこう「あれれ?」って製品も見ます(笑)
 
 
さて、また話がそれたw
 
不具合が発生したので、急いで客先へ向かいました。
11:40を狙って(笑)
この時間の意味、判る人はダメ立派な営業マンですねwww
 
先にヤードへ行って、ちゃっちゃと代替品(指摘された部位を再検査して、「問題ないです」と言い切れる製品)を納入し、不具合品が発生した製品を受け取ります。
このシステムを「代替納入(ダイガエノウニュウ)」といいます。

不具合発生時の処置としては、労力面では最も被害が少ない処置方法です。

 
この代替が出来ない時は、恐怖の出張選別作業と言って、客先で不具合部位の全数検査をするしかありません。
その検査が間に合わないと、客先製造ラインストップで大事件となります。

過去、徹夜で名古屋(客先の客先)まで行って、選別をした事もあります。
 
1個の不良具合品流出が、最悪のパターンでは自動車メーカーのラインを止めることになります。
だから自動車関連企業は、下請けへ想像を絶するほどの品質要求を行うのでしょう。
 
 
無事に、狙った時間に客先受け入れ検査部門の偉い人へ、「ご迷惑をお掛けしました」と挨拶。
よしよし。
順調だぜw
と、思った瞬間、意外な神のお言葉が天から降りてきました。
 
「話しがあるから、午後に入りなおしてね♪」(爆)
 
 
しょんぼりしながら、一度工場の外に出て、釣り仲間に報告。
 
「11:40作戦、失敗しました」
 
そうなのよ。
外に出る用事が出来たから、仲間に「夕方釣り行きましょう♪」と言ってたの(笑)
 
 
こってり油を搾り取られ、しまいには1000個選別作業のおまけもつき、ボロボロになって客先から脱出。
 
途中のSAでなんか甘い物食べたくなり寄り道しました。
 


蓮田SA限定のアンパン
 
とてもまろやかな味わい。
利根川上流に行って、疲れた果てたときにどうぞ♪
 
 
せっかくこの辺まで来たので、チョコっとだけでも打てる場所無いかと思い、荒川中流へ向かいました。
 
駐車場探して住宅内でナビをいじってたら、怪しげな兄ちゃんが寄ってきました。
 
どうやら旅の行商(風)をやっているらしく、「ミカンか柿を買ってくれ」と言われました(笑)
基本、この手の商売の仕方をする人が大好き。
 
しかしトーク下手だな・・・
 
よし、じゃぁ、写真撮らせてくれて、しかもブログにアップするのを許可してくれるなら買ってやろう(爆)
 
おい、にぃちゃん、売れたんだからピースしてやw


 
撮影ギャラと柿7個で1000円。
釣り雑誌の取材より良い仕事じゃないか(爆)
 
 
で、そのあとに合流したお仲間3人で入って、「ありゃ、上げどまりだよ!」ってw
しかも下げの気配が出てきたころに撤収・・・(汗)
 
3人で完全試合達成でした。
 
釣り人なんだから、潮ぐらい見てこいって話でした。
いくら好調でも、やっぱりスズキは海の魚って事ですね(笑)

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