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コンドルは必ず来る

  • ジャンル:釣行記
mixi等のSNSでは邪な気持ち半分で、元同級生の異性を探す人が意外と多い。
出身校登録しているオスの97%がそうなんじゃないかと。
 
断っておくが、若いオスとしては純粋な行為だと思う。
「俺は違う!」というなら、そういう人の為に3%用意しておいたので、そう思っておけばいいんじゃないのか。
 
ジョーカーを引く可能性もあるし、お宝が居るかもしれない。
過去やり逃げしたあの子に、追い込みかけられるかもしれない。
 
アクションを起こすという事は、必ずプラスとマイナスが発生するが、そのマイナス要因が気にならないことならば、それはマイナスとはならない。
これは当たり前の事であるが、逃げかましすぎて地元に住めなくなる前に覚えておいた方がいいこと。
 
あ、現在の私は3%ですwww
 
 
 
さて、fimoが出会い系であり、それは異性間の問題ではなく「釣り人としての純粋な出会い」を促すなら、私がfimoで出逢った素敵な仲間の中で笑撃度NO1は間違いなく彼だ。
 
 

 
シローさん とは実は10数年前からの顔見知りである。
 
顔見知りと言っても、サーキットでワイワイやってた時に、一言二言の話しをした程度。
でも、彼のことはよ~く知っている。
なぜならば、私の当時のチームメイトはことごとく彼に沈められて来たからねw
 
最終ラップのヘアピンはTの字。
それは、止まれないのが解っているけど、なぜかそうしてしまうライダーの悲しい習性。
 
最終ラップで彼が後ろにいる事が、どれほどのリスクなのかを当時のライダーは知っている。
付いた名はコンドル。
 
大人しそうな顔をして、実は超猛禽類。
「最終ラップでTの字を喰らった?そりゃぁヤツの前でうろちょろしたアンタが悪い」
 
なぜなら、コンドルは必ず来るのだから。
 
 
で、シローさんw
fimoの前身であるSWANでいきなり遭った会った。
 
「工藤さんって、あの工藤さん?」から始まり、「私がレース関係で知ってるシローは、○○シロー君しか居ないのですが・・・」(汗)
結果、「まぁ昔はお互いにいろいろ在ったけど、コッチの世界ではよろしくね(苦笑)」と(爆)
 
その数ヶ月後、ウェーディング講習会で私が講師をしたときに参加してくれ、湾奥シャローで胸まで浸かりながら色んな話しをした。
 
あれだ。
旧ソ連のサウナ外交やゴルフ場のフロ接待と一緒かw
 
昔はね、お互いの立場もあったから、仲良くなるような理由がなかった。
でも今は、釣りと言う趣味が引き合わせた、お互いに目指す物を持つ楽しさを知っている貴重な仲間。
 
でも、変な仲間意識がないサラッとした関係。
 
 
そんな彼はこの1年で、凄まじく釣り場に通っている事を、風の便りで聞いていた。
 
彼は一気に詰めて行く方法を知っている。
問題はそのやり方で、ある壁に気が付くかどうか、また気が付いたところでブレイクスルー出来るかどうか。
ちょっと先を歩いてきた私は、「今はそういう時期だろうな」と思いながら静かに何も言わず見ていた。
 
まぁ、言う資格も理由もない。
自分でやると決めたのだから、そこを人に聞くようだったら、それはきっと「向いてない」と言われてしまうこと。
大事なのは、「誰かがしてくれる事ではなく、自分でその道を切り開く事」だし、彼はその楽しさを知っているので「押し付けがましく奪ってはいけない」と思っている。
 
アングラーは所詮アングラーであり、あくまでも対等な関係。
方向は一緒でも進む道は自分だけのもの。
 
嫌じゃね?
へんにオレオレ言いながら、先輩風吹かして「こうしなきゃダメだ」って言うのも言われんのも
 
 
今回、偶然にもFOTT(チームトーナメント)で同じチームになったので、「明日、仲間と釣り行くけど、一緒にどう?」と誘ってみたら、気持ちよく「行きます」と返事をくれた。
その仲間とは、過去、業界に身を置くことをNOとしたアングラーであり、今も楽しく釣りを出来る人。
 
行く場所は決まっていた。
数年前からコツコツ開拓している、「素晴らしく釣れること」がまだ一度もない場所。
 
ハイシーズンなのにねw
 
そしてポツポツとコマイのが2本だけ。
素晴らしく釣れる事は今夜も無かった。
だからこそ、シローさんと来たかった。
 
 
今期一番の冷え込みで、澄み切った空気が遠くの街明かりを際立たせる深夜2時。
笑いながら「また何時か、一緒に釣り行こうね~」と、3人は別々の道へ。
 
 
コンドルは必ず来る。

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