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▼ スナップ
- ジャンル:釣り具インプレ
前回のメバル釣り、フェイスブックに先行アップしていたんだけど、その時に友人から電話が掛かってきた。
「工藤さん、スナップ変えたの?」と・・・
実はこの友人から随分前に、「お勧めスナップ無い?」と聞かれて、EGワイドスナップを進めていた。

品質・コスト・入手しやすさのバランスを考えると、個人的にEGワイドスナップがお勧め。
数年前にあるスナップを使って連発でトラブってから、市販されているほぼすべてのスナップを試した。
スナップって、実はかなり面白い。
基本的には、形状・材質・加工方法・サイズが品質とコストを形成するのだが、実はアングラーによって求めるレベルが大きく異なるのがこのスナップなのだ。
そういえば昔、取材でスナップを忘れた時に地方の釣具屋さんでEGワイドの欲しいサイズが欠品していたとき、同行記者は、「サイズ?一番デカいのだけで良いんじゃないの?」と言った。
その時に思ったのだが、あぁ、この人はいつもそういう釣りなんだなと。
なぜなら、その時はデカい魚だけ狙っているからだ。
小さいサイズで延ばされたら気絶する?
確かにそれも一理あった。
すでに取材成立していて、さらにデカいの狙いに行っていたこともある。
でも、スナップに求めるのは、個人的には逆の発想なのだ。
「スナップは、可能なら出来るだけ小さく」
なぜならば、スナップ重量と形状がルアーアクションへ、想像以上に影響を及ぼすからだ。
特に小さいルアーは、引き手の支点に重いものが来たらてき面に影響が出る。
ルアーのアクションとは、支点(フロントアイ)に対しての、様々な抵抗(リップやボディー、フック)の総合的な水の流れ方で決まる。
そして、支点の自由度はその動きの制御に大きくかかわるのだ。
アイにラインを直結びすると、かなりアクションを抑え込んでしまう(良くも悪くも)のは誰もが知っていると思う。
極端な話し、リーダーを針金(最低限ルアーより重く)にしてアイを溶接で可動部を0に(全く動かない)したら、そのルアーはアクションゼロに限りなく近づいていくのだ。
可動の抵抗がアクションへ影響するのは判り易いと思うとして、じゃあより抵抗が少ない形状は・・・となると、実はアイの支点に対しての接点が少ないのが理想。
これは私がワイドを好む理由なのだ。
スナップがよりワイドなほど、ルアーのアクションは自由になる。
ワイドすぎると、実はまっすぐ泳がない。
アイは点で接しているから、横に逃げちゃうの。
その延長上にある考え方で、縦アイ(よくある普通のルアー)においてのスナップ形状による左右のバランスにより、泳ぎが偏ることはある程度は知っておく必要がある。
まぁ、最近はそういうのは少いけどね。
次に強度も重要な要素になる。
これは非常に難しい問題で、形状と並行して鋼材の質の話しも絡んでしまう。
ただ一つ言えるのは、硬いと複数回の開け閉めで、強度は低下すること。
これは回数と、一回の強度の話し。
当然硬ければ、魚が掛かってからの一回の破壊に対しては強いのだが、スナップを使う理由は「頻度の高いルアー交換を楽にする」というのがある。
硬い素材は、複数回の同方向への曲げに弱い。
バネと一緒で、鋼材を温度と時間を管理して熱を加えて作っていくのだが、全てを兼ね備えることはなかなか難しいのが現実。
ただ、この細さでこの粘りと強さを兼ね備えられるようになったのは、明らかに技術進歩なんだとは思うけど。
ただ、硬いだけのスナップは、広げる時に必要以上に広げてしまい、絞める時は必要以上に閉じてしまう。
これが金属疲労の原因になるんだけど、実質一回の釣行でしょっちゅうルアーを変える必要のない釣りにおいては、この「ひたすら硬い」はメリットが大きくなる。
ロッド何本も持っていく、ボートの釣りとかね。
で、シーバスは。。。というと、一本のロッドで1日を終えなくてはならないのに、ルアーケースには沢山のルアーを入れてフィールドへ向かうのである。
そうすると、硬くて交換のしにくいスナップより、粘りがあってストロークの長いスナップが使いやすくなる。
という理由で、最近使っていのがこのスナップ。

粘りのある鋼材で、ストロークを長くして在り、接点はワイドに近い。
心配だったのは、少し特殊な形状なので、泳ぎのセンターが出るかどうかだったけど、タピオスで全然問題はなかった。
7cmフローティングでOKなら、シーバスルアーでは何にも問題でない。
後はデカいのを掛けた時の耐久性だけど、一回シイラで使ってみれば良いかな?
ただ、シーバスはまっすぐの強度だけではなく、実はネジレ強度が大きく影響する魚なので、そこの強さはまた別の話しもある。
どんなスナップでも、きちんと入りきらなければ、強度は著しく落ちる。
モリケンスナップの良いところは、はめ込みストロークが長いので、しっかりと締めた感があり安心できるところ。

シーバスも何度かの釣行を繰り返しているけど、今のところは不具合話し。
魚の種類や大きさによって、スナップへ求めることは変わる。
理屈と現実のすり合わせが大事ね。
今のところ、私の釣りにはEGスナップとモリケンスナップかなと。
皆さんも、ぜひ色々と試して、自分に合ったスナップを見つけてください♪
「工藤さん、スナップ変えたの?」と・・・
実はこの友人から随分前に、「お勧めスナップ無い?」と聞かれて、EGワイドスナップを進めていた。

品質・コスト・入手しやすさのバランスを考えると、個人的にEGワイドスナップがお勧め。
数年前にあるスナップを使って連発でトラブってから、市販されているほぼすべてのスナップを試した。
スナップって、実はかなり面白い。
基本的には、形状・材質・加工方法・サイズが品質とコストを形成するのだが、実はアングラーによって求めるレベルが大きく異なるのがこのスナップなのだ。
そういえば昔、取材でスナップを忘れた時に地方の釣具屋さんでEGワイドの欲しいサイズが欠品していたとき、同行記者は、「サイズ?一番デカいのだけで良いんじゃないの?」と言った。
その時に思ったのだが、あぁ、この人はいつもそういう釣りなんだなと。
なぜなら、その時はデカい魚だけ狙っているからだ。
小さいサイズで延ばされたら気絶する?
確かにそれも一理あった。
すでに取材成立していて、さらにデカいの狙いに行っていたこともある。
でも、スナップに求めるのは、個人的には逆の発想なのだ。
「スナップは、可能なら出来るだけ小さく」
なぜならば、スナップ重量と形状がルアーアクションへ、想像以上に影響を及ぼすからだ。
特に小さいルアーは、引き手の支点に重いものが来たらてき面に影響が出る。
ルアーのアクションとは、支点(フロントアイ)に対しての、様々な抵抗(リップやボディー、フック)の総合的な水の流れ方で決まる。
そして、支点の自由度はその動きの制御に大きくかかわるのだ。
アイにラインを直結びすると、かなりアクションを抑え込んでしまう(良くも悪くも)のは誰もが知っていると思う。
極端な話し、リーダーを針金(最低限ルアーより重く)にしてアイを溶接で可動部を0に(全く動かない)したら、そのルアーはアクションゼロに限りなく近づいていくのだ。
可動の抵抗がアクションへ影響するのは判り易いと思うとして、じゃあより抵抗が少ない形状は・・・となると、実はアイの支点に対しての接点が少ないのが理想。
これは私がワイドを好む理由なのだ。
スナップがよりワイドなほど、ルアーのアクションは自由になる。
ワイドすぎると、実はまっすぐ泳がない。
アイは点で接しているから、横に逃げちゃうの。
その延長上にある考え方で、縦アイ(よくある普通のルアー)においてのスナップ形状による左右のバランスにより、泳ぎが偏ることはある程度は知っておく必要がある。
まぁ、最近はそういうのは少いけどね。
次に強度も重要な要素になる。
これは非常に難しい問題で、形状と並行して鋼材の質の話しも絡んでしまう。
ただ一つ言えるのは、硬いと複数回の開け閉めで、強度は低下すること。
これは回数と、一回の強度の話し。
当然硬ければ、魚が掛かってからの一回の破壊に対しては強いのだが、スナップを使う理由は「頻度の高いルアー交換を楽にする」というのがある。
硬い素材は、複数回の同方向への曲げに弱い。
バネと一緒で、鋼材を温度と時間を管理して熱を加えて作っていくのだが、全てを兼ね備えることはなかなか難しいのが現実。
ただ、この細さでこの粘りと強さを兼ね備えられるようになったのは、明らかに技術進歩なんだとは思うけど。
ただ、硬いだけのスナップは、広げる時に必要以上に広げてしまい、絞める時は必要以上に閉じてしまう。
これが金属疲労の原因になるんだけど、実質一回の釣行でしょっちゅうルアーを変える必要のない釣りにおいては、この「ひたすら硬い」はメリットが大きくなる。
ロッド何本も持っていく、ボートの釣りとかね。
で、シーバスは。。。というと、一本のロッドで1日を終えなくてはならないのに、ルアーケースには沢山のルアーを入れてフィールドへ向かうのである。
そうすると、硬くて交換のしにくいスナップより、粘りがあってストロークの長いスナップが使いやすくなる。
という理由で、最近使っていのがこのスナップ。

粘りのある鋼材で、ストロークを長くして在り、接点はワイドに近い。
心配だったのは、少し特殊な形状なので、泳ぎのセンターが出るかどうかだったけど、タピオスで全然問題はなかった。
7cmフローティングでOKなら、シーバスルアーでは何にも問題でない。
後はデカいのを掛けた時の耐久性だけど、一回シイラで使ってみれば良いかな?
ただ、シーバスはまっすぐの強度だけではなく、実はネジレ強度が大きく影響する魚なので、そこの強さはまた別の話しもある。
どんなスナップでも、きちんと入りきらなければ、強度は著しく落ちる。
モリケンスナップの良いところは、はめ込みストロークが長いので、しっかりと締めた感があり安心できるところ。

シーバスも何度かの釣行を繰り返しているけど、今のところは不具合話し。
魚の種類や大きさによって、スナップへ求めることは変わる。
理屈と現実のすり合わせが大事ね。
今のところ、私の釣りにはEGスナップとモリケンスナップかなと。
皆さんも、ぜひ色々と試して、自分に合ったスナップを見つけてください♪
- 2017年4月11日
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タイムリーな話でしたのでコメントさせていただきます。
スナップとアイとの接点がルアーに及ぼす影響については常に疑問を感じてましたので先日試しにとEGワイドスナップ♯2を購入しました。
まだ数回しか実戦投入していないのでなんとも言えませんが自分で出した結論だし問題なく釣れるし納得しています。
…ちなみに現在はフックで悩んでます(^-^;
フミチ