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▼ たまには東京湾奥シーバス実釣動画
- ジャンル:釣行記
タピオスフローティングの動画がUPされました。
今回の動画は、ルアー解説とかは極力省いた、いつも通りの釣りを映したものです。
(解説動画はまた今度)
私が東京港湾部で釣りをする理由は、何よりも数が釣れる(釣りやすい)からです。
ポイントありきな感覚は、どこの釣りも一緒ですが。
シーバスは、ブラックバスのように「口を使う理由が多岐にわたる」という魚ではありません。
手の代わりではなく、ほとんどが捕食の為のバイトです。
ですから、基本的に「巻きの釣り」がメインになり、捕食の意欲にルアー(や、アクション)を合わせる事が、バイト→ヒット→キャッチへの確率を上げる肝となります。
東京湾で優れたルアーが生まれやすい理由は、このサンプリングテストを多く行えるからといえます。
どんなに開発者のインスピレーションが優れていても、最終的に魚でテストしないと分からないことが多くあります。
「創造力を形にし、使いやすくて結果が出た」
これはこれで良いのですが、目に見える範囲で数百匹のシーバスを相手に滾々と反応テストを繰り返すことができる現実が東京湾にはあります。
研究開発に携わる人ならばわかると思いますが、この「n数の増加」にかなう信頼性の評価方法はないのです。
その魚たちも季節の移り変わりで反応が変わるので、100%のルアーなんてものはこの世には存在しません。
ただ、その100%により近づくための努力があるからこそ、今日の素晴らしいルアーが生まれているのも事実なのです。
実は今回のタピオスフローティングのテストでも、「これキタ!」的なサンプルがあったのですが、実際に数十匹の魚相手に泳がせると、思ったような反応が得られない事が何度かありました。
「なんで?」って思うのは当たり前として、そこから「あ、これか?」が生まれ、「じゃぁこうしたらどうだ?」と作り変え、また魚でテストして「やっぱりこうなのか!」と進みます。
その回す回数と速度アップが、容易にできるのが東京湾。
今回の動画は、その最終段階でのテスト時の釣行動画です。
ですから、作中で「まぁ、魚が居る場所だから」という言葉が出るのです。
当たり前です。
散々見える魚でテストして、「感じの良いアクション」より「反応の良いアクション」をチョイスしているのですから、釣れるのは「ちゃんと魚がいっぱいいる所に来た」のが理由なのです。
では、これが、このアクションが、日本中で良いのか?となると、実は話が少し変わります。
東京湾は恐らく世界中で一番スズキが多いと思いますが、成長速度が遅くサイズの良いスズキの比率が低いという事実もあります。
ランカーと呼ばれるサイズが、育ちにくいのです。
ただしランカー総数は東京湾が多いはず。
なぜならば生息数が絶対的に多いからです。
大事なのは、率なのです。
1/1000(東京湾)でランカーなのか、1/10(地方)でランカーなのか。
そして、どういう競争をしているのか。
正直、地方の方がランカーは取りやすいです。
ただ、絶対数は少ないので、当てていく事はまた別の難しさがありますし、当てた時の爆発力は素敵♪です。
それを前提に、実は問題は「狙っているエリアやサイズで、好みのアクションは違う」と思われる事実がある事です。
基本的な「スズキの好きなアクション」はあります。
全国で評価されるルアーにはこの共通のアクションがあります。
フラツキとかレンジとかではなく、巻物としての「強さと距離感と速度」にあります。
これは「スズキの好きな速度と強さ」をどの距離で再現するのかだと思っています。
その程度が、フィールド環境と魚の数で異なる感じがしています。
タピオスは、もちろん100%どこでもいつでも釣れるルアーではありません。
だけど、かなり高い確率で魚が反応を示すルアーになっています。
(そもそも、最初に作った段階で、「取材のボウズ逃れ」という裏テーマがありましたしw)
速度域は、かなり遅くして在ります。
え?っていうぐらい、遅くしても良いと思います。
タピオスフローティングの強みは、レンジを上げるのではなく、「食わせのアクションをスローで再現できる」にあるのです。
その先に、「止まってる(サスペンド)」があるのですが、その釣りが有効なパターンは、動かしちゃいけない時です。
バチが終わり、夜光虫に入れ替わった時の縦チョンチョンや、ストラクチャーに張り付いている魚を負わせないで食わせたい時。
ちなみに、流速があるときの「止まってるけど動いている」なんかは、ちょっと違う話しで、また何時かそこに関しては解説しようと思ってます。(今は時期じゃないし)
動画で使っているタックルと理由は以下です。
ロッド Tulala グリッサンド77
抜き上げ前提の為
リール シマノ TP4000XG
ストラクチャー引きはがし速度とライン号数の為
ライン PE1.2号&リーダー22lb
港湾部は距離よりも根ズレ対策
と、まぁ、書きたいことは山ほどありますが、そんなの気にせずに動画を楽しんでいただければなと思います。
お暇な時にでも、どうぞ♪
※ご注意ください
なにかと立ち入り禁止等でポイント選定に厳しい東京湾ですが、動画撮影時点では法令規制に対してクリアしています。
ただ、最近になって一部規制の掛かった可能性(正直、ちょっと微妙)のある場所が動画中に含まれていますので、もしもそこへ釣りに行く際にはしっかりとご自分で判断をしてください。
一番良い方法は、所轄警察署(もしくは海保)、土地所有者へ確認することですが、迷惑にならない範囲での行動をお願いします。
また、もしも「そこはダメじゃなかったっけ?という意見がありましたら、遠慮なくfimoメール機能を使ってコンタクトを頂ければと思います。
今回の動画は、ルアー解説とかは極力省いた、いつも通りの釣りを映したものです。
(解説動画はまた今度)
私が東京港湾部で釣りをする理由は、何よりも数が釣れる(釣りやすい)からです。
ポイントありきな感覚は、どこの釣りも一緒ですが。
シーバスは、ブラックバスのように「口を使う理由が多岐にわたる」という魚ではありません。
手の代わりではなく、ほとんどが捕食の為のバイトです。
ですから、基本的に「巻きの釣り」がメインになり、捕食の意欲にルアー(や、アクション)を合わせる事が、バイト→ヒット→キャッチへの確率を上げる肝となります。
東京湾で優れたルアーが生まれやすい理由は、このサンプリングテストを多く行えるからといえます。
どんなに開発者のインスピレーションが優れていても、最終的に魚でテストしないと分からないことが多くあります。
「創造力を形にし、使いやすくて結果が出た」
これはこれで良いのですが、目に見える範囲で数百匹のシーバスを相手に滾々と反応テストを繰り返すことができる現実が東京湾にはあります。
研究開発に携わる人ならばわかると思いますが、この「n数の増加」にかなう信頼性の評価方法はないのです。
その魚たちも季節の移り変わりで反応が変わるので、100%のルアーなんてものはこの世には存在しません。
ただ、その100%により近づくための努力があるからこそ、今日の素晴らしいルアーが生まれているのも事実なのです。
実は今回のタピオスフローティングのテストでも、「これキタ!」的なサンプルがあったのですが、実際に数十匹の魚相手に泳がせると、思ったような反応が得られない事が何度かありました。
「なんで?」って思うのは当たり前として、そこから「あ、これか?」が生まれ、「じゃぁこうしたらどうだ?」と作り変え、また魚でテストして「やっぱりこうなのか!」と進みます。
その回す回数と速度アップが、容易にできるのが東京湾。
今回の動画は、その最終段階でのテスト時の釣行動画です。
ですから、作中で「まぁ、魚が居る場所だから」という言葉が出るのです。
当たり前です。
散々見える魚でテストして、「感じの良いアクション」より「反応の良いアクション」をチョイスしているのですから、釣れるのは「ちゃんと魚がいっぱいいる所に来た」のが理由なのです。
では、これが、このアクションが、日本中で良いのか?となると、実は話が少し変わります。
東京湾は恐らく世界中で一番スズキが多いと思いますが、成長速度が遅くサイズの良いスズキの比率が低いという事実もあります。
ランカーと呼ばれるサイズが、育ちにくいのです。
ただしランカー総数は東京湾が多いはず。
なぜならば生息数が絶対的に多いからです。
大事なのは、率なのです。
1/1000(東京湾)でランカーなのか、1/10(地方)でランカーなのか。
そして、どういう競争をしているのか。
正直、地方の方がランカーは取りやすいです。
ただ、絶対数は少ないので、当てていく事はまた別の難しさがありますし、当てた時の爆発力は素敵♪です。
それを前提に、実は問題は「狙っているエリアやサイズで、好みのアクションは違う」と思われる事実がある事です。
基本的な「スズキの好きなアクション」はあります。
全国で評価されるルアーにはこの共通のアクションがあります。
フラツキとかレンジとかではなく、巻物としての「強さと距離感と速度」にあります。
これは「スズキの好きな速度と強さ」をどの距離で再現するのかだと思っています。
その程度が、フィールド環境と魚の数で異なる感じがしています。
タピオスは、もちろん100%どこでもいつでも釣れるルアーではありません。
だけど、かなり高い確率で魚が反応を示すルアーになっています。
(そもそも、最初に作った段階で、「取材のボウズ逃れ」という裏テーマがありましたしw)
速度域は、かなり遅くして在ります。
え?っていうぐらい、遅くしても良いと思います。
タピオスフローティングの強みは、レンジを上げるのではなく、「食わせのアクションをスローで再現できる」にあるのです。
その先に、「止まってる(サスペンド)」があるのですが、その釣りが有効なパターンは、動かしちゃいけない時です。
バチが終わり、夜光虫に入れ替わった時の縦チョンチョンや、ストラクチャーに張り付いている魚を負わせないで食わせたい時。
ちなみに、流速があるときの「止まってるけど動いている」なんかは、ちょっと違う話しで、また何時かそこに関しては解説しようと思ってます。(今は時期じゃないし)
動画で使っているタックルと理由は以下です。
ロッド Tulala グリッサンド77
抜き上げ前提の為
リール シマノ TP4000XG
ストラクチャー引きはがし速度とライン号数の為
ライン PE1.2号&リーダー22lb
港湾部は距離よりも根ズレ対策
と、まぁ、書きたいことは山ほどありますが、そんなの気にせずに動画を楽しんでいただければなと思います。
お暇な時にでも、どうぞ♪
※ご注意ください
なにかと立ち入り禁止等でポイント選定に厳しい東京湾ですが、動画撮影時点では法令規制に対してクリアしています。
ただ、最近になって一部規制の掛かった可能性(正直、ちょっと微妙)のある場所が動画中に含まれていますので、もしもそこへ釣りに行く際にはしっかりとご自分で判断をしてください。
一番良い方法は、所轄警察署(もしくは海保)、土地所有者へ確認することですが、迷惑にならない範囲での行動をお願いします。
また、もしも「そこはダメじゃなかったっけ?という意見がありましたら、遠慮なくfimoメール機能を使ってコンタクトを頂ければと思います。
- 2017年4月7日
- コメント(1)
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fimoニュース
登録ライター
- 『状況はどうかな?』 2025/5/…
- 1 日前
- hikaruさん
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- こんな日もあるよね
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- 7 日前
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