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ルアー選びのイロハ15

  • ジャンル:日記/一般
ルアー選びのイロハ15


ここまでは、さまざまなルアーの解説でした。
釣るための話ではなく、こんなルアーがあるんだよ~というレベルの話なので、今更なことばかりだったかもしれません。
やっと、この先からが、「じゃぁどうやって釣っていくのか」というためのルアー選びの話となります。

まず、ミノーの時に話をしたことのおさらいから。

3 特性をつかさどる要素

・大きさ
・浮力と重量
・水受けの方法(形状・角度)


があります。
本当はこの章で書こうと思っていましたが、ミノーのところでほとんど書いちゃったので・・・
今回は付随する「起きたこと=現象」の話をします。
(屁理屈はミノー4あたりを読んでください)


まず、大きいと何が起きるか。
答えは簡単で、浮力が強くなります。
浮力が強い=浮かぶなのですが、もう一つ重要なのは、アクションお起こした際には、強い信号を水に与えていることです。
なお、水中にある物体をシーバスは「たとえアクションしていなくても認識している」と考えています。
ですから、ビッグベイトのように、実はアクションをしていなくても「大きな物体が変則的に動いていく」ということに関しての認識をしています。
逆に小さいときは、同じく「小さいものが移動している」と認識しますが、人間と同じ感覚で話すなら、とうぜんですが大きいものが動いたほうが認識しやすい=アピールをすると考えます。

そこにアクションの質が絡みます。
小さくてもハイピッチで強い波動水中へ信号を出した場合と、大きくて緩い波動のどっちがいいか・・・ですが、そんなのは日替わりで「スズキの好みが変わる」と思っておいたほうがいいです。

「今日はビッグベイトがいい」という日もあれば、「小さいルアーにしか反応しない」というときもあり、「絶対釣れるルアー」や「絶対つれないルアー」はほぼ存在しません。
ただ、「中央値に近いルアーは、比較的条件を選ばずに釣れる」ことから、よく釣れるとなりがちです。

大きさでいうならば、シーバスは110mmです。
これ、私の経験値の話ですw

浮力と重量
ルアーサイズで浮力がある程度決まり、重量と位置によってアクションが決まることはすでに書いたと思います。
今回はもう少し突っ込んで、この重量がもたらす「アクションが出る速度」の話。

昔の人たちはよくルアーを、「昼のルアーと夜のルアー」という分類をしました。
これは「シーバスは夜行性」というあいまいな話との兼ね合いもありましたが、アクションの出だす速度の違いで、昼か夜かと分けていた話なのです。

シーバスは昼は見切るので、ルアーをあまり見せないようにリトリーブ速度を速くする。
夜は夜行性で捕食スイッチが入りやすいし暗くて見えないので、ゆっくりと魚に見せる速度で巻く。

と、よく言われていました。
まぁ、あながち迷信ではないなと。

そのために、ルアーのアクションの出方をとても重要視していました。
要するに、どんなルアーも速く巻けばアクションは大きくなるのですが、シーバスが捕食するにちょうどよいアクションの強さが、どの速度で出てくるかということです。

例えば浮力が強く軽いルアーの場合は、ごく低速でもルアーは動きだします(ただしリップやボディー形状が同じとした場合)。
それにくらべて、重たいウェイトを入れるほど、アクションの出だしの速度は上げなくてはならなくなります。
そして「どの速度まで引けるか」というものが決まります。
傾向として、低速で動き出すルアーほど、高速になるとアクションが破綻しやすくなります。

ですから、まずその手元にあるルアーの、「一番連れそうなアクションが出る速度」を把握することは非常に大事で、それに大きく影響するのが重さだということになります。

が、しかし、この次のリップも非常に大事。

リップ
そもそもアクションの起点はリップを含めた、「どこで水を受け、どこへ流すか」とウェイトの位置です。
ですから、ある程度ルアー歴が長い人は、リップの形を見ると大体のアクションが想像つきます。
そして「これなら~~で使ってみたいなぁ」と考えることができます。

リップはアクションの起点でもありますが、同時にレンジを入れていくための機能も持っています。
より長いリップは、より深くルアーを運んで行ってくれます。
シャッドがいい例でしょうか。

この角度によって、ボディーを揺らすためのリップの仕事なのか、または潜っていくためのリップなのかがある程度はわかります。
ですから、シャロ向けのルアーの多くは「小さなリップを立てる」ようにし、レンジを入れていくルアーは、「長めのリップを寝かす」ということが多くなります。

なお、ロールのアクションをもたらすために、ウェイトを前後に離し(マスを集中させない)てなおかつボディー形状的に横に振る時に抵抗を持たせる、またリップを寝かせ気味にして根元で流すというような物もあります。
その手のルアーでボディーがバナナのように曲がっていると、ロールなのにテールを横に振り出すようなアクションが出せたりもします。

ハルシオンシステムのチキチータとかペニーサックなどは、このアクションが非常に強く出ているものです。
この手のルアーは、やはりある特定の場合に、強烈に強い効果をもたらすことがあります。
個人的には「ベイトが多すぎてルアーを食ってくれない時」などで、ペニーサックがいまだにコノシロやハタハタパターンで支持されているのはこのせいだと思っています。

逆に、非常に魚が少なく、またベイト依存もしていない場合に、目の前を通すと突然口を使うようなパターンがあります。
私の好きな真冬の干潟などですが、そういう時は真逆のロールのみのルアーが活躍することが多いです。
特に流れを使って流し込む釣りではニコデザインのラビットが抜群に良かったりと。
あとバボラのシンキングも使います。

バボラはしっとりとスローに巻けばロール軸で、そこから速度が上がるとテールを振り出す可変アクションですね。
最初はそのスローでもっと穴振ってほしいなぁ・・・と思って、シャローモデルを多用しましたが、本当に渋い時にはシンキングが良いことが多いです。

まぁ、そういうこともあるよ程度で。
ただ、自分のルアーの「よいアクションの出る速度」は絶対に抑えておいたほうがいいです。
そしてもう一つ、特にこれは河川の釣りでは重要になるのが、沈んでいく速度です。

浮力と重量によって、流し込んでいく釣りをする場合には、自分のルアーがどの程度沈んでいくかを把握することが重要です。

まずルアー釣りにおいて最も大事なのが、「ここに魚がいる」というイメージです。
できればその魚の頭の向きも想像できたほうがいいです。

次に、そこへルアーを「どの角度で、どの深さで、どの速度で」入れていくか(通過させていくか)を考えます。

あとは、ルアーを選ぶだけです。

実はこの基本的なことができていない人が多く、そのイメージを持たないが為に、漠然と実績ポイントで売れているルアーを投げていることになります。

あとで詳しく書きますが、まずはフィールド先行の考え方を持たないと、「釣った」と「釣れた」の違いに気が付くことができません。

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