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▼ ランカーに効くアクション
- ジャンル:釣行記
前回の続き
ビッグベイトタックルでギリ投げれる軽さのハンドメを作ったので、せっかくだから魚の反応を見たいなと思い、とりあえず北関東河川へ向かった。
今年は本当に水が少なく(追記・現在やっと雨が降って水位が戻りました♪それでもまだまだ少ないけど、当時はかなり深刻な渇水でした
)、川へ行ってみるも良い釣りは難しいかなとは思っていた。
現地到着し、川面を見て即あきらめる。
なぜならば作りながら想定していた、小さな中州の裏にできる淀みのポイントは、見るも無残な姿で干上がっていたから(涙)
つぶしで適当な場所に入ってもいいけど、最近忙しい中の貴重な釣りの時間なので少し走ることにした。
向かったのは茨城県の河川。
数年前から大きいのを比較的簡単に釣るパターンはつかんでいて、あとは季節の進行具合という感じのポイント。
よって、いまいちドキドキを感じなくなったから足が遠ざかっていた場所で、去年は一回も入らなかったような気もする。
なんというか、釣れるエリアの要素は満点だけど、ポイントの要素がまるで感じられない位置にひたすら投げるという辛さがある。
ただ、絶対に一回の回遊はあるので、高確率にそのうち釣れるのだ(笑)
家が近けりゃいいけど、1時間半かけてくるのはナぁ・・・という感じ。
ちなみに、ほかのポイントへ行けばまたドキドキはする。
このエリアは個人的に大好き。
ただ、「釣れるけど、人と絶対に会わない」という、このエリアでは奇跡的な場所がここしかないのだ。
(釣れないけど人に会わない、もしくは「昔は人だった」に会う場所はいくらでもあるw)
まぁでも、釣るだけの場所になってしまったところで「ルアーテスト」という視点が加われば、新たに新鮮な気持ちになることは間違いないだろうと思い、久しぶりに入ることにした。
ついでに「かなり暇」なのが分かっているので、シンヤさんを呼んでみたww
現地に先入りして、明るい時間にルアーチェック。
ついでに言うと、ベイトタックル忘れたので89でキャスト。。。
うん、まぁ、いい感じ。
ロール主体にベリーカーブでの横振りもきちんと発生する。
軽くジャークをすると、横に飛ぶのではなく平打つ感じでフラッシングとヨレが出る。

アルミテープ貼って、ラメをちょろり。
あとはロッドティップの位置で、水面直下も20cmも使えることを確認。
この手のレンジコントロールは簡単ではないが、使い込んでいくと武器になる。
逆に簡単に誰もが同じアクションを出せるルアーは、幅が少ないので複数個のパタンのルアーを持ち込むことになる。
まぁ、ウッドの特権的な部分でもある気がする。
ほかに、速度と距離と流れで、どんなアクションが出るかを確認しておく。
やがて日が沈む。
適当にいろんなルアーを投げて、反応を見てみる。
やっぱり無いね。
たま~に遠くでボイルが聞こえるところを見ると、たぶんあと2時間ほど後かと。
やがてシンヤさんが登場。
ウェーディングルートがちょっと難しいので、入り口まで迎えに行く。
ついでに虫刺され防止のスプレーも持ってきてもらった。
そう、この場所で人と会わない理由は、まさにそれなのだ。
え?という位置からウェーディングをし、しかも完全に一目からつかない位置に入る。
じつは数百m近くには人気ポイントもあるので、危ういっていえば危ういのだが、この時期にそこで魚は出ると思われていない(秋は出る)らしく、めったに人とは合わないのだ。
2人でバカ話を90分。
ちなみに川のスペシャリストであるシンヤさんは、このポイントへ入って5分で辛くなったようだw
それぐらい、「流れ」の視点では付く要素がない。
ただ、必ず居る。(来る?)
闇が進み、パラリと雨が降り、蚊の猛攻に耐えながら数十分。
淡々と投げていたハンドメイドに、突然スズキが襲い掛かる。
10mほど先で発生したランカー特有の捕食音が、静かな水辺に響き渡る。
シンヤさんが、「えぇ~!ほんとに居たの!」と呆れて声を出す。
えぇ、いるんですよ。
たまにだけど。
ただ、出るのはたいがいデカいんです。
ほぼ止水域なので、それほど長いファイトにはならない。
HXスタッカート89を立てて、数回のランを丁寧にかわせば、あとは電池が切れたように魚が数秒横たわる。
ルアーの位置がちゃんと見えたので、たまにはハンドキャッチ。
いや、ハンドメだから何となくねw
強く長いストロークに、しっかりと握りしめて耐える。
キャッチしてからは、安全の為にオーシャンマークのフィッシュグリップを使った。
いやぁ、嬉しい魚だった。

ルアーとして完成度はかなり高いのが解ったこともあるし、テスト釣行一発目、そしてファーストフィッシュが狙い通りのランカー。
やっぱりこのサイズで表層、そしてこのアクションはランカーに有効なんだろうね。
まぁ、昔から言われている事。
でも、最近のルアーは飛距離を出さなくちゃ売れないという現実があるんで、たぶんこういうルアーはもう出てこないかもしれない。
デカいから良いという事でなくね。

そのあとは蘇生に20分。
また出るかもしれないけど、ルアーの型を取ってないので温存。
釣りを眺めながら時間は過ぎ、シンヤさんは翌日仕事があるので、適当な時間で上がった。
釣れることが解ったので、次回はベイトリールで試してみたいところ。
そもそもそこが狙いだからね。
ちなみに今回はラーメンは無し。
シンヤさん、付き合ってくれてありがとうございました♪
■タックルデータ
ロッド Tulala HX スタッカート89
リール ダイワ セルテート
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー ハンドメイド
ウェアー&セーフティー アングラーズデザイン
フィッシュグリプ スタジオオーシャンマーク
- 2016年7月29日
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そうなんすよね…。
まず飛距離が出ないと売れもしない。
っで、みんな足下に居る魚を見逃してる(笑)
主戦力がどんどん廃盤になっていく今日この頃(汗)
西村
島根県