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キモチノイイ釣り勉強会(落水実験)

  • ジャンル:仕事
その一はこっち
 
 
海の家と同じ味のラーメンを昼に食べ、猛烈にラジュク(藤沢の美味い店)のラーメン食べたいな~(涙)なんて思いながら、休憩はあっという間に終了。
 
午後は楽しみにしていた、海上保安庁桟橋からの落水体験です♪
 
こんな環境の良い落水場所はめったに無いので、遠慮なく何回も飛び込ませてもらいました。


 
なんせ、やばくなったら海保さんがすぐに助けてくれます
 
 
今まで私は、リアス社のライジャケに絶対的な信頼をしていたのですが、今月からは、サポートを戴く事になったアングラーズデザイン社の物へ切り替えています。
 
当然リアス社のライジャケは、何度も落水 飛び込みや、漂流 磯遊びで耐久性を含めて実験をしてきています。
その結果、笑えないほど酷使して、非常に安全性の高い製品と判断しています。
 
もし今回のアングラーズデザイン社の製品が、同等またはそれ以下ならば、危険を伴う場所では使う事が出来ません。
 
それを確かめる意味でも、今回の実験は非常に有意義でした。
 


 
落水のパターンは三つ。
 
・ウェットスーツ着用






・ブーツタイプのウェーダー着用




・ハイブリットウェーダー着用



 
それぞれに、落下後からの浮上、姿勢、泳ぎ、そして上陸のテストをし、タイムもとりました。

 
結果、まぁ当然ですが、ウェット最強です(笑)



高さ4mで横移動に5mの状況で、ウェーダーとは約10秒違いました。
 
 
そうそう、ウェーダーの都市伝説。
 

 
 
これは無いw
 
いまだに「ウェーダーで落水すると、逆さになってしまい呼吸が出来ないので危険」と言う人が居るが、たぶんそういう人はフィールドでやった事が無いと思われる。
ちなみにライジャケ着て無くてもそうはならないのは、過去に泳げない友人でテスト済みw
 
ブーツの空気は、落水もしくは転倒の段階でかなり抜けてます。
多少残った空気も、上半身を沈めようとするような浮力は発生しない。
 
むしろ、その僅かな空気は、安心感にもなります。
(ただしこれが、サーフなどの波打ち際では意外と大きなマイナス要素にはなる)
 
もしも立ち姿勢に戻りたいなら、仰向けでヒザを折ればスムーズに行けます。
(要練習)
 
そういう意味では、ハイブリットウェーダーはシューズなので素晴らしく動きやすい。



また、適度な伸びがあるので、密着状態でもヒザ下の自由度が高い。
 
調子に乗って潜ってみようかと思ったくらいw
 
ウェーダーって、ちゃんと腰ベルトしてライジャケ着れば、言うほど泳ぎにくくない。
ただし、落水→水泳→上陸の過程で、上陸では著しく時間がかかります。


 
これは、ブーツタイプもシューズタイプもほぼ一緒で、やはり侵入した水が重くてシンドイのです。
 
そういう意味で、ウェットスーツは最強であり、セルフレスキューでは必須の「再上陸」においてアドバンテージをもっています。
 
逆にこれを解っていれば、最悪の事態の場合にはナイフでブーツ部分を切り、水抜きすれば意外と機動力は確保できるのではないかと。
まぁ、そんな余裕があればの話ですが。
 
 
一方のライジャケの使用感。
アングラーズデザイン社のライジャケを手にし、最初に気になっていた2点は以下。
 
・ 股紐の緩み&破損
・ 背中の移動式パックの脱落
 
股紐に関しては全てのメーカーにいえるのですが、まずは縫製強度。
これは最低限の話で、落水やダンパーの波を下から受けた場合に、恐ろしく負荷がかかります。
それに負けちゃう製品が在るのは事実。
 
それと締め付けが緩む物。
これもけっこうありますが、ある意味ではどうせみんな規格品w
ですから、単純に製品固有のバラツキもあります。
判断基準は、「著しく緩まなけりゃ良いや」と。
 
次に背中の移動式のパック。
これは最近、どのメーカーも流行ですね。
ベルクロ(ベリベリはがれるヤツ)でくっ付いていますが、先日某社の物を使ってるヒラリーマンを見たところ、波で漂流中に完全にはがれてました。
 
リアス社のものは付けてなかったので、個人的に不安要素のひとつ。
今回の実験でではがれるようなら、何かしら自分で固定しようかと思ってました。
 
で、結論。
 
問題なしでした。
 
股紐は緩みも無い。
背中のパックは、わき腹にカプラーで一部が固定されているので、下からの衝撃には十分に耐えてるようです。
浮上時の水流による負荷も特に無し。
 
まぁまだ新しいからかもしれませんが、ベルクロの剥がれがないのはかなり大きい要素です。
 
良い製品で良かった良かった♪
これで安心して磯で使えます!
 
 
午前の講習でも少し話したけど、「ヒラスズキ(磯)で使えるライフジャケット」って意外と難しいです。
浮力体の規格をクリアしているとかだけではなく、磯という現場で生きるか死ぬかの分かれ目に存在する、異なる性質を持った特性の話し。
 
オシャレ云々の前に、まずは落水時の機能ありき。
便利機能がたくさん付くのもいいけど、その機能の為に再上陸できないのでは、助かる命も助からない。
 
あぁ、そうそう。
デカくて重いフィッシュグリップを胸のDカンにプラプラさせてると、落水時に鼻血が出る事にもなりますよw
 
 
自分もその内の一人として強く思うのは、見られる側のアングラーとしてきちんとしなきゃいけない事があるんじゃないかと。
ライジャケのフロントチャックも閉めないとか、わざとダブつかせて装着するとか、雑誌でもたまに見受けます。
 
何も知らない人は、そういうのを真似ちゃう可能性があるし、ましてそれがサポートを受けるアングラーだったら・・・

 
ライフジャケットの開発に携わってるアングラーは、最低限自分で落ちた事ぐらい在るのだろうか。
もし、その経験が無いなら、せめて今回の事ぐらいのテストはやっていてほしいです。
 
ルアーやロッドがきちんとフィールドテストを行われるように、ライジャケも同じプロセスを経てユーザーへ届くべきだと思う。
ユーザーも、落ちた事が無いような人が語るライジャケ性能に、疑問をもつ事が大切なんじゃないだろうか。
 
 
これで海上保安庁桟橋での実施は終了し、また部屋に戻っての講演でした。
 
気になったのは、野鳥への釣り糸や針の負荷の報告。
北九州でやるSWAPの田中さんからも、今回の講演資料を回して欲しいとご一報を受けてました。
全カリキュラム終了後に葉山さんへお願いをしてみたところ、良い返事を戴けたので先ほど田中さんへ報告。
 
報告という名の丸投げとも言いますが、うまく行くと良いですねw
 
パタゴニア社のウェアー、特に低体温症になりにくいインナーの考え方は、実験を含めて非常にわかりやすい話でした。



完全に濡れた場合の、体温維持が高い素材とはなにか?
これはまさに、釣り人が求めるインナーなのでは?
 
笑えたのは、「まぁ、弊社の製品ではないのですが、実は物凄く良い物があります・・・」というところ(笑)
 
 
これにて終了。
 
葉山さんとの話で出たのは、釣果だけではなく釣り人が多くの環境問題に、釣り人としての視線で関心を持てれば・・・という事でした。
 
今回の勉強会、そういう意味でも一つ、静かな水面に石を投げる事となれば良いですね。
 
本当に有意義な素晴らしい勉強会でした。
お誘い戴き、ありがとうございました。
 
そして、講演のきっかけを戴けた友人に感謝です♪
 
 
 
 fimo本部の取材ログはコチラ↓
http://www.fimosw.com/u/admin/zd3jnhdy94eu8x
ひじょうに解りやすく、各講演者の発表内容をまとめて在ります♪
 

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