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第2回キモチノイイつり勉強会参加

  • ジャンル:日記/一般

釣りを末永く楽しみ続ける為に。


第2回キモチノイイ釣り勉強会
http://rarararaven.net/event/anglers_event_2.html

主催:Sea Chicken 安部滋 様

先日の6月10日に江ノ島で実施された安全に釣りを行うための講習会にfimo本部として参加して来ましたので、報告します。

本講習のテーマは
『安全に気持ちよく釣りをおこなうには?』

これが全体を通じてのテーマでした。


講習は午前の部、午後の部とライフジャケット着用時の落水体験の3部構成。

実際に講義を受けた中の要点をピックアップしての報告とさせて頂きます。
 
・海での事故 内藤喜文(海上保安庁湘南海上保安署)



平成22年全国の海での事故死のうち100名が釣りをしている最中に死亡。

そのうち50名が堤防や磯など岸での事故となり8割は海中転落事故。
海中転落の死亡例9割がライフジャケット未着用。

救助要請から発見→救助まで1~2時間掛かるため、それまで浮いている必要がある。(冬期の江ノ島周辺の水温は13℃前後、低体温症にで死亡に至るのも1~2時間の為、最低でも浮いている事が必須である。)


ライフジャケットにも種類がある。

 

 

 

手動膨張、自動膨張、チョッキ式、腰巻き式、首掛け式etc

自動膨張式でも浮き輪が体の周りに装着されるタイプ。
自分で浮力体を装着するタイプと様々あり。



落水の際に気絶したとする。

その場合、どのライフジャケットが一番安全なのだろうか?

釣りのしやすさは?

その辺を意識して自分はどのタイプのライフジャケットを着ているのかをもう一度考えてみましょう。

自分の命は自分で守るもの。

ちなみに黄緑、黄色、オレンジが海面で発見されやすい色との事です。


 
・津波の危険性を再検証する 加藤道夫(神奈川県ライフセービング連盟 理事長)



意識として津波は“波”ではない。
水の塊が襲ってくる。

人を守るよりもまずは自分を守ろう。
津波てんでんこはお互い勝手に逃げることを共有して安心感があるから出来る行動である。

行政としても津波の際の援助は避難途中での誘導のみと指導をしている。


又、ハザードマップを超える津波を常に想定し、釣りをしている最中も今津波が来たらどこに逃げようかと常に意識しておくことが大切である。

ライフジャケットを着用しよう。
みなさん非常に口にしづらい事ではあるが、仮に溺死した場合でも遺体が見つかることで生命保険の手続きが素早く済む。死なない事が第1であるのはもちろんのこと、残された家族の為にも配慮が必要でもある。

 
・まちがいだらけのカヤックフィッシング 中村了(くらげ商店)



カヤックアングラーの9割は転覆→復帰の練習をしない。
練習をしてもらう事がベストであるが、常に倒れることがあるという意識をもって遊んでもらいたい。

フィッシング向けに販売されている安定艇は安定感が高い分、転覆した場合非常に起こしずらいという事を常に頭に入れておく必要がある。

118を呼ぶ勇気
海上保安庁の話しにもあった通り、救助要請から発見→救助まで1~2時間掛かるため実際に死にそうになってから通報しても助かる保証はない。
海上保安庁を呼ぶような事態になることを避ける事が一番ではあるが、最後に自分の身を守る為の判断が手遅れにならないよう注意することが必要である。
 
・事故事例から学ぶ、フィールドでのリスク回避 工藤靖隆(KUDO EXTREAM TOUR ガイド)




釣りでは“欲”が危険信号を上回ってはいけない。


ヒラスズキ釣りを中心とした危機管理、仲間内で起きた事故事例(セットをしっかり呼んでからポイントに入る。寝不足で埠頭から落下&救助法。誰よりも先にポイントに入りたいからと近道した結果、要救助etc)
を分析&解説。


詳しくは後日UPされる fimoアドバンス工藤さんの釣りログ
ターニングポイント2をご覧下さい。



 
・野鳥の釣り糸被害!~相模川釣り針・釣り糸調査~ 葉山久世(神奈川野生動物救護連絡会)



鮎釣りを事例に釣り方によって自然への負荷は違う。
釣り方を変更してくださいという訳ではないが、釣り人は釣りの成果と同時に廃棄された釣具のことも気に掛けていてくださいとの御願い。



釣り人にとっては大変耳の痛い話しではあるが、あなたが引っかけてしまったルアーや釣り糸は目に見えるところになくても水中ではしっかり残っています。

その事をどうか忘れないで下さい。

 
・救命胴衣の種類と特徴 選び方 井関幸次(高階救命器具)



膨張式ライフジャケットでは手動での起動が基本である。
落水して気を失うと起動できない場合があるので、自動膨張式のライフジャケットはあくまでもそのための補助装置である。

落水した場合、自動膨張式であっても速やかに作動索を引き、手動膨張させて下さい。

購入時より1年毎を目安にメーカー定期点検を行いましょう。


 
・ウェアについて ~ウェアの機能とレイヤリング~ 堀泰明(patagonia)

レイヤリング=重ね着
アンダーウエアの吸湿発散機能は大変重要である。
極寒での発汗は汗が乾くときに一気に体温を奪ってしまい、命に関わる事象を起こす可能性もある。
化学繊維素材を使ったウエアの特性と活用方法をしっかりと身に着けて寒さに挑んで欲しい。






・落水と救助(桟橋を利用しての体験)
 

工藤さんはあえてウエーダーを履いてのダイブ。


 

 

 

ガッチリと体にフィットしたチョッキ式のライフジャケットだと浮上も幾分早く感じる事が出来た。






首掛け式の自動膨張ライフジャケットでのダイブは縦に浮きやすく、気絶しても顔が水上に出やすい機構となっている。







腰巻きのライフジャケットは腰に確りと固定していないと、浮力体が回転してしまい、顔が水中に浸かってしまう可能性も高い。
腰ベルトをギュッ!っと締めて装着しましょう。

又、自動膨張式のライフジャケットは膨らむまでにタイムラグがあることを決して忘れないでください。(余裕があるなら手動で膨らませましょう)



よく船に標準装備されている救命胴衣。
又ヒモを通さず、緩く着た場合でのテスト。

この場合、高所からの落水の場合、高い浮力で肩や首を痛める可能性を感じた。

しっかりと体にフィットするように着ることが大切である。






ラフティングやカヤックなどで使われるライフジャケットは常に落ちることを前提に作られているので、体にフィットしやすく浮力も高いので安心度としては一番高いのではないだろうか。


チョッキ式ライフジャケットも体にしっかりと合うように肩ヒモから又ヒモまでをしっかり固定する事が大切であろう。

(本講習最高齢の59歳のダイブ)




高所からの落水衝撃実験、そして体を広げて安定した浮き姿勢を保つことが製品の性能をみるのには最適と思われる。
(今回工藤さんが試していたライフジャケットは全てアングラーズデザイン社製のライフジャケットでした。ヒモの千切れ等もなく品質の高さを確認することが出来ました。)




オフショアの場合ライフジャケット着用は法令規制されているとは言え、命を守る為にアングラー自らライフジャケットを選べる時代です。

あなたは何の為にライフジャケットを着用しますか?

まずは自分の命を守ること。


そして釣りという遊びを末永く続ける為にはどうしたらよいか?


あなた自身の答えを見つけて楽しい釣りがいつまでも続けられるよう今一度考えてみてはいかがでしょうか。



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