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目の話し

  • ジャンル:日記/一般
先月、眼科へ行きました。
まだ完治していないのですが、右目のマブタにモノモライのような物が出来てしまい、「視野が狭いのは釣りに対して何の徳も無い」と考えて、行きたくも無い病院へ行ったのです。
 
実は私、目が抜群に良いのです。
 
私が目が良いと自信を持って言っている根拠、実は過去に受けた試験によるものです。
埼玉県は免許取り消しになると、取り消し講習で様々な検査を受けることが出来ます。
自分の能力を知りたい方、お勧めいたします(爆)
ちなみに「接近する物を判定する能力」と「明るいところから暗い所に行った時の補正能力」は、野球の松井選手より優れているそうです。
何処の松井選手かは聞きませんでしたが、元西武の松井選手だったら嬉しいです♪

さて、目が良いと言うと単純に「小さい物が見える」と思うかも知れませんが、目の良さとは小さな「C」の文字が右向きか左向きか?と言う事だけでは在りません(まぁそれも大切ですが)。
特に釣りにおいては、三つの要素がとても大切かと思っています。
 
1 明暗の変化に対して速い速度で補正が出来る(露出)
2 横幅に対して広く認知できる(広角)
3 動く物に対して速い速度で焦点を合わす事が出来る(ピント)
 
です。
小さな「C」の向きが見えるか?は、それがどの程度の大きさまで認識する事ができるか?なので、距離に対しては有利になるだけです。
昔、ブッシュマンは「常に遠くを見てるから視力が6.0以上ある」と誰かに教わった事が在りますが、その視力の考え方が間違っていると思います。
たぶん日本人に解りやすくする為に「視力6.0」と表現しただけであり、本来の彼らの能力を適切に表した言葉では在りません。
 
で、「目が良い」と言う言葉は、「身体能力の視力が良い」以上に大切なものがあると思っています。
それは「変化に目を向ける目を持つか」です。

 
細かく言えば色々な要素があるのですが、視覚とは脳との密接な関係があり、「見える=判る」ではありません。
 
たとえば蟻ンコが見える人は多いと思いますが、日常において果たしてどの程度「認識し見えているか」と言う事です。
注意すれば見えるのですが、日常生活においてはほとんど「関係ない」から目に入りません。
位置では在りませんよ。
釣りしていて落ちてるルアーがけっこう見えるのは、アングラーはよく知ってることです。
あ、大きさでも在りませんよ。
ペットボトルが落ちていても、「気にならない人は気にならない」ですからね。
私は目印が好きな人なので気が付く(気にしてる)のですが、同行者にあとから聞くと「そんなものあった?」と言う事がよく在ります。
 
この、『気にしてる』が『目が良い』に大きな役割を果たすのです。
気にならなければ見えていても『見えてない』と脳は判断し、眼球が捉えた情報を遮断してしまいます。
逆にほんの些細な変化を見落とさない注意があれば、ある程度の情報を『流しながら認識する』事が出来ます。
 
ココ核心です。
『流しながら』の意味が解りますでしょうか?
 
市街地で車を運転している時を思い出してください。
時速60kmで運転している時、あなたは何処を見ていますか?
普通の人は前を見ていますよね。
当たり前です(笑)
問題は前をどうやって見ているかなのです。
 
時速60kmと言う事は、常に自分が前進しながら景色は視線の中心から左右上下の方向へ流れていくと思います。(関係ないけど遠近法って凄いよねw)
その時に、迫り来る一点に視点(意識)を集中させると、他の物が見えにくく(認識しない)なります。
他の物が見えなくなると運転が困難(次ぎの景色を見れない)なので、ある一定の距離に視点が近づくと、次ぎの遠いものへ視点を移していきます。
人はコレを連続で繰り返しています。
 
運転してる人の眼球を助手席で見るとよく解るのですが、物凄いスピードで眼球が左右に小刻みに震えています。
二つの眼球は、中心にある物に視点を合わせる仕様になっているので、コレは自然な現象と言えます。
運転をすると目が疲れるのはその為です。
速度が上がると当然その為の追従に使う為の筋肉運動(眼球を動かすのも筋肉)が早くなるので、高速道路が疲れると言う人はこの運動が人より多いと言う事になります。
 
で、コレではダメなのです。
何がダメって、一点に集中していると言う事は、その瞬間は他の物が見えてない(認識してない)為、変化に対応する事ができないのです。
特に視点をいつまでも手前まで持ってくる(眼球の左右の動きが大きい)人は、その瞬間には逆方向が全く認識できていない可能性があるのです。
100という意識数を1点に80使えば、残りの景色には20しか意識を使えません。
もしそれが右方向へ進んでいった場合は、左方向の端っこは0になります。
ひょっとしたら、一番大事な情報はその0にあるかもしれないのです。
信号とか歩行者とかアウトからマクってくる車とか・・・
釣りで言うなら、ボイルやベイトの動きを見逃したり・・・
 
『流しながら物を見る』と言うのは、この一点に集中しない状態を意識して作る事を言います。
100の意識を今見えている物の全てに分散させ、均等に配分する事で広い範囲で100に近い仕事をさせるのです。
レーサーの言うところの、「視線を点ではなく線で動かす」ってやつです。
 
進行方向に対して、できるだけ遠くにする事も大切です。
なぜならば景色が動かないので、早い段階で変化を確認する事ができます。
人間は、動くものに対して反応するように出来ていますし、意識を集中させる為の時間も稼げます。
 
小さな変化を早く見つける事が出来れば、今度はそこに意識を集中させる事ができます。
その方法は簡単です。
見れば良いだけです。
ただ、この『見る』と言うアクションも、視野の端っこで見るのと顔を向けて正面で見るのでは大きな違いがあるのです。
顔の構造上の問題ですね。
脳への指令を正しく・速く送る為にも、顔を向けるのが有効です。
 
そしてコレは経験で大きくカバーする事ができるのです。
身体的能力は人それぞれですが、意識レベルを上げるレーニングは可能です。
紹介するのは、私がレースを現役でやっていた時からのものです。
 
たとえば、運転してる時には何時もより一つ遠くの信号を見る(又は何時もより早く視点を遠くに移す)意識をしてみてください。
その時に、手前の信号を見ないのではなく「視野の端っこで色を認識する」ようにします。
信号はどんどん視野の上のほうに移動しますが、この信号の色を何処まで視点を動かさずに認識できるかを『感覚で確認』するのです。
でも、視点は常に次の場所(遠く)へ動かします。
慣れれば「速度を保ったまま安全運転」が出来ます。
また、目が疲れないので、非常にドライビングが楽にもなります。
 
あと、センターラインが点線の時なんかもよくやります。
ラインとラインの間の空間を、視点を動かさずに感じ取る練習をします。
昔は毎日やっていましたので、疲れてないときは路面のシミまで見えてました。
(今は無理w)
やってると解るのですが、究極の効果は「常に眼球が中心にある」ことです。
その為に、真横方向に突然現れたものに、瞬時に対応が出来るのです。
 
ちなみに釣りではこの効果が激増します。
 
遠くの鳥山を見ながらも足元のシイラが見えてきます。
あのややっこしい5mの深さにあるコンビニ袋を見ても「シイラ居た~!!」と叫ばなくて済むのです(笑)
 
磯でヒラをやってる時、視点はキャストポイントへ向けつつも、沖で盛り上る大きな波にも気がつけます。
早く気が付けば、判断にも行動にも時間を使えます。
 
港湾で同行者が釣れた時、どんなアクションで釣ったかを、わざわざ聞かなくても済みます。
聞くのが恥ずかしい、私のような恥ずかしがり屋にはもってこいです。
 
ウェーディングで僅かなブレイクが作り出す水のヨレと、音の無い小さなボイルを見逃しません。
私が過去にリザーバーで釣ったブラックバスは、半分がこのトレーニングのおかげだったと本気で思ってます。
サイトフィッシングとは、魚だけを見るわけでは在りませんし、まして地形だけでも在りません。
変化のサイトこそが、どの釣りにも応用の利く技術であると考えています。
 
あとは経験です。
必要な情報と不要な情報を分ける能力は、知識と経験から成り立ちます。
漁師さんや船頭さんは、経験で必要な変化を知っているので、答えを出すのが速いのです。
 
話半分としても、騙されたと思ってトレーニングを試してみてください。
いつか、釣果もしくは事故予防として、実感する事ができるかもしれない気がしますw
 
関係ないけど、運転の下手(速い遅いでなくて)な人は、対人間に対する関係が下手な人が多いと思っています。
まぁ、たまに「確信犯的にバランス感覚を無視する」のも楽しいものですが・・・(爆)





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