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▼ 地元の海はちょっとだけ優しかった
先日の西伊豆釣行は惨憺たる結果に終わりました。原因は一体何なのだろう?と考えてみるわけですが、根本的な結論はいつだって出ません。ですが、平素は仕事で忙しく、遠征に際してろくなリサーチが出来ていないことが原因の一つであることは間違いなさそうです。つまり行き当たりばったりで、魚がいる場所で釣っていないのですね。
その点地元の海は通い慣れていて、釣れない時の移動場所などを良く心得ています。なので何とか釣りになるのです。
西伊豆の鬱憤を晴らしに湘南へ釣りに出かけよう!そう思い立った某日、翌早朝から釣りをしようと、夜遅くに仕事から戻った後は、酒をかっくらって早々に寝てしまいました。
…
…
…
思い切り寝坊したorz
前日釣り友のMさんから「湘南でメッキを狙います」というメールをいただいていたので、ご一緒する予定が…気付けば8:00過ぎていました。
しばし呆然としてましたが、せっかくの休みです。今からでも遅くはないと、道具を準備して出かけました。すると極楽とんぼさんも湘南に出撃するとの連絡が!考えることは同じなのでした^^;
しかし実に中途半端な時間。なので途中でラーメンを食っていくことに。湘南で釣りをする際、よく利用する店の一つ『小林屋 茅ヶ崎店』です。
「札幌らーめん(650円)」
この店の代表的なメニューは「みそらーめん(550円)」ですが、この札幌らーめんも味噌味。何が大きく違うかと言うと、基本のみそらーめんは炒め野菜が入らないのに対して、札幌らーめんは本格的な札幌ラーメン同様、たっぷりな炒め野菜が入る事。
しかも、作り方も正確に“札幌方式”が採用されています。炒め野菜を作った中華鍋に直接寸胴から取り出した出汁を注ぎ、味噌ダレによる味付けまで全て中華鍋の中で行ってしまうやり方。この方式は炒め野菜から出る旨み成分を余すことなくスープに取り込む事が出来るので、奥行きが深く、とても美味しいのです。私は様々なタイプの味噌ラーメンを食べてきたけれど、札幌方式で作られる味噌ラーメンが一番好きです。
手間をかけて炒め野菜から作り、味玉半分と細かく刻んがチャーシュー、白髪葱まで入ってこの価格は素晴らしい!今でも大人気で、11:00頃の訪問ながら、私が座った後すぐに満席となりました。
ちなみにこの日は餃子もいただきました。餃子はちょっと質が落ちたかな…餡がうどん粉で伸ばされたようになっていて、ジューシーさに欠けました。しかし一皿150円と言う価格を考えたら文句は言えないかも^^;
【店データ】
『小林屋 茅ヶ崎店』
住所:神奈川県茅ヶ崎市荻園2622
電話:0467-58-5104
定休:無休
時間:11:00〜翌2:00(日曜は24:00まで)
*営業時間は変更になっているようで、10:30頃にはオープンするようです。詳細は別途ご確認ください。
腹いっぱいになったところでポイントに向かいます。現地到着は12:00頃。タックルを準備して歩き始めると、ちょうど極楽とんぼさんも到着しました。いつもの護岸で合流することにして、私は先にポイントに向かいます。
午後の湘南の海。北の風推定風速3m/s。雲が多く、肌寒いです。海は穏やかです。水は少々濁りが入っていますが大きな問題はなさそう。海に向かって右の方に潮目が通っていて、いかにも釣れそうな雰囲気です。そこを5カウントから10カウントくらいのレンジを中心に丁寧にトゥイッチで探っていると、早々にカツン!というバイトが出ます。何かいますね!しかしこの当たり方はメッキではなくて、恐らく別の何か。少しずつキャストする方向を変えながら探っていると、トゥイッチする右手首を抑え込まれる様なバイトが出ると同時についにヒット!
…
…
…
ってお前かよorz
先ほどからのバイトはこいつだったのですね。その後も似たようなバイトが頻発します。段々鬱陶しくなってきました。そうこうしている内に極楽とんぼさんも合流しました。極楽とんぼさんもダツを掛けていしまいました。恐らくこの界隈に沢山沸いているのでしょう。なのでこの潮目は諦めて、少しずつ移動しながらメッキを探します。
そして非常に強く流れが出ている個所を発見してそこにSMITH/D-CONTACT50を放り込み、ドリフト気味に流しながらルアーをカウントダウンさせ、いつものように振り幅の大きな連続トゥイッチでサーチすると、ゴンッ!という衝撃とともにヒット!このトルクフルな引きは間違いなくメッキ!
ちょうど20㎝くらいのギンガメアジでした。ここのところ急激に水温が低下したせいか、食い込みが浅いようで、テールフックの鉤一本に辛うじて下顎が掛かっていて、ランディングと同時にフックアウトしました。危なかった!
そしてその直後、同じように流れに乗せてルアーをドリフト気味にカウントダウンさせて連続トゥイッチに移行するると同時にいきなりガツン!と食ってきました。
17,8㎝のギンガメアジでした。どうやらこの流れの中にメッキがいます。極楽とんぼさんにそれを伝えて、同じように釣ってもらうとすぐに結果が出ました。極楽とんぼさんはその後、一つのルアーに2尾のメッキを掛けるという、渋い今シーズンでは極めて珍しい事をやってのけましたが、ピックアップ寸前に大きい方の魚がフックアウトしてしまったそうです。惜しい!
しかしこの時点で私たちは、今日こそはつ抜け出来ると確信していました。何しろ幸先の良いスタートです。群れが固まってくれたのかと思いました。ところが…。
その後先ほどまでの好調が嘘のように海は沈黙しました。群れが小さく、しかもまだ一定の範囲に落ち着いていないようです。何故か分からないけどダツのバイトも出にくくなってきました。段々釣れる気がしなくなってきた私は、ここで移動を決断。極楽とんぼさんはこの場に残り、次の回遊を待つことになりました。お互い釣れたら連絡を取り合うことにします。
私は数百メートル離れた別の護岸まで歩きます。移動先も比較的波は穏やか。ところがこのエリアには餌釣り師を含めたアングラーが数えるほどしか見えません。平日とは言え、こんなことは珍しい。よっぽど釣れていないのでしょうか?何だか不安になります。
とりあえず海の状態を確認しながら、ここと思われる個所を丁寧にサーチしながらランガンです。数週間前にヒラフッコを獲った個所は、今回もカレントの流れが出ていて良い感じだったのですが不発。さらにランガンし、この界隈でも最もシモリのキツイ個所を敢えてチェックしてみます。まずはやや斜め前方、海岸線になるべく平行になる様なイメージでSMITH/D-CONTACT63をトゥイッチをかけながら引いてきます。するとゴンッ!という明快なバイトとともにヒット!しかしこいつ、全然引きませんぞ!?
手のひら大のソゲでした^^;
しかし、イレギュラーダートするルアーに見事食いつくのは驚きです。意外に動きが速いのですね。
裏返してみると見事に真っ白でした。天然ものですね。稚魚放流されたヒラメは裏に黒いブチがあり、天然物との見分けがつきます。湘南の海って意外に豊かなのです。
ここではその後はダツと思しきバイトが数回あっただけ。
そのうちの一尾が釣れてしまいました。こいつはリアフックに食いついたようですが、うねうねと激しく暴れるうちにフロントフックが体に刺さって何とも不思議な状態になってしまいました。こいつは先に口に刺さったリアフックを外してから体に刺さったフロントフックを外そうとしたのですが、口を自由にさせたのがまずかった。
アタタタタ!
思い切り左手の人差し指に噛みついてきました!激しく流血!全く勘弁してほしいですorz
そんなこんなでダツしか当たりません。そこでちょっと移動し、シモリの裏側をルアーが通る様な立ち位置を探してキャスト。その1投目。
ルアーは先ほどソゲを釣ったものと同じSMITH/D-CONTACT63。水深もそこそこあるので10カウントほど沈め、いつものように振り幅の大きい連続トゥイッチで引いてきました。そして飛距離のちょうど半分くらいまで引いてきたところで、ゴッ!という右手首を抑え込むようなバイトが出ると同時にヒット!
こいつは最初こそそれほど凄い引き方をしないし、ボトムに突っ込もうとするので、てっきりメッキをかけたのだと思いました。ところが、突然ドラグを鳴かせて疾走!かなりのトルク!あまり自由にさせるとシモリに巻かれてラインブレイクするので、ドラグを絞め込んで少々強引に浮かせに掛かると今度はジャンプ!シーバスだった!ヒラスズキのようです。しかも前回釣ったやつより一回り大きい!
ベイトをたらふく食っているのか、でっぷりした体形。そしてサイズ以上にパワフルなファイトです。何度も寄せてはドラグを鳴かせて疾走を繰り返します。手前側にごっそり入ったシモリ周りで強引なやり取りをするとラインがシモリに擦れそうで、短竿ではなかなか思い切った勝負に出る事が出来ません。仕方なく相手が弱るまで粘って、一番手前側のシモリの隙間に寄せ波に乗せて魚を入れて、そこでピックアップすることにしました。と、ここまでは上手く行ったのですが、こんな時に限ってセット波が押し寄せてきました。フィッシュグリップで捕まえる余裕がありません。仕方なくリーダーを掴んで抜き上げる事にしました。フックは2本とも掛かっている。リーダーはこんな時のために太目の12LB。問題ないだろう。
…
…
…
ズボッ!
○| ̄|_
何とフックが2本ともすっぽ抜けました。2本が2本とも掛かりが浅かったようですorz
いや~、今の魚は獲りたかったな~。目測ですが50㎝オーバーでした。多分獲っていれば私のヒラスズキ記録になったでしょう。惜しい!
その後、未練がましく同じポイントで2尾目のヒラスズキを狙いますが、案の定海は沈黙してしまいました。ここで極楽とんぼさんから連絡がありましたが、極楽とんぼさんの方も全く釣れないそうです。ここでどうするか、かなり迷いましたが、やはり最後は本日釣れた実績のある元の護岸に戻るべきだろうという結論に至り、極楽とんぼさんが釣っている護岸まで再び歩きます。
元の護岸に戻り、釣りを再開しましたが、極楽とんぼさんの言葉のとおり、魚からの反応は全くありません。これは適当に終了するかな、なんて考え始めていました。
ところがそのように気が抜けた時に限ってバイトが出るから不思議です。殺気が消えて、魚の食い気を誘うのでしょうか。極めてぬるい、適当なトゥイッチにいきなりガツン!こいつもキビキビと良く引きます。もっと大きな魚を掛けたのだと思ったら、そうでもなかった。
15㎝くらいのロウニンアジでした。今シーズンはあまりロウニンメッキの姿を見ません。貴重な魚です。
せっかくなので、海をバックにもう一枚。
こんな小さな体ですが、良く引いて本当に楽しい魚です。
こうなるとなかなか止められなくなります。しかし最後の魚ははぐれメッキだったようで…。
師走の夕暮れはあっという間に訪れます。
美しい湘南の夕暮れを堪能して終了しました。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
なかなか調子の上がらない今シーズンの湘南ですが、それでも一応魚の顔を見る事が出来ました。西伊豆の海に比べると、地元の海は少しだけ私たちに優しいような気がします。
その点地元の海は通い慣れていて、釣れない時の移動場所などを良く心得ています。なので何とか釣りになるのです。
西伊豆の鬱憤を晴らしに湘南へ釣りに出かけよう!そう思い立った某日、翌早朝から釣りをしようと、夜遅くに仕事から戻った後は、酒をかっくらって早々に寝てしまいました。
…
…
…
思い切り寝坊したorz
前日釣り友のMさんから「湘南でメッキを狙います」というメールをいただいていたので、ご一緒する予定が…気付けば8:00過ぎていました。
しばし呆然としてましたが、せっかくの休みです。今からでも遅くはないと、道具を準備して出かけました。すると極楽とんぼさんも湘南に出撃するとの連絡が!考えることは同じなのでした^^;
しかし実に中途半端な時間。なので途中でラーメンを食っていくことに。湘南で釣りをする際、よく利用する店の一つ『小林屋 茅ヶ崎店』です。
「札幌らーめん(650円)」
この店の代表的なメニューは「みそらーめん(550円)」ですが、この札幌らーめんも味噌味。何が大きく違うかと言うと、基本のみそらーめんは炒め野菜が入らないのに対して、札幌らーめんは本格的な札幌ラーメン同様、たっぷりな炒め野菜が入る事。
しかも、作り方も正確に“札幌方式”が採用されています。炒め野菜を作った中華鍋に直接寸胴から取り出した出汁を注ぎ、味噌ダレによる味付けまで全て中華鍋の中で行ってしまうやり方。この方式は炒め野菜から出る旨み成分を余すことなくスープに取り込む事が出来るので、奥行きが深く、とても美味しいのです。私は様々なタイプの味噌ラーメンを食べてきたけれど、札幌方式で作られる味噌ラーメンが一番好きです。
手間をかけて炒め野菜から作り、味玉半分と細かく刻んがチャーシュー、白髪葱まで入ってこの価格は素晴らしい!今でも大人気で、11:00頃の訪問ながら、私が座った後すぐに満席となりました。
ちなみにこの日は餃子もいただきました。餃子はちょっと質が落ちたかな…餡がうどん粉で伸ばされたようになっていて、ジューシーさに欠けました。しかし一皿150円と言う価格を考えたら文句は言えないかも^^;
【店データ】
『小林屋 茅ヶ崎店』
住所:神奈川県茅ヶ崎市荻園2622
電話:0467-58-5104
定休:無休
時間:11:00〜翌2:00(日曜は24:00まで)
*営業時間は変更になっているようで、10:30頃にはオープンするようです。詳細は別途ご確認ください。
腹いっぱいになったところでポイントに向かいます。現地到着は12:00頃。タックルを準備して歩き始めると、ちょうど極楽とんぼさんも到着しました。いつもの護岸で合流することにして、私は先にポイントに向かいます。
午後の湘南の海。北の風推定風速3m/s。雲が多く、肌寒いです。海は穏やかです。水は少々濁りが入っていますが大きな問題はなさそう。海に向かって右の方に潮目が通っていて、いかにも釣れそうな雰囲気です。そこを5カウントから10カウントくらいのレンジを中心に丁寧にトゥイッチで探っていると、早々にカツン!というバイトが出ます。何かいますね!しかしこの当たり方はメッキではなくて、恐らく別の何か。少しずつキャストする方向を変えながら探っていると、トゥイッチする右手首を抑え込まれる様なバイトが出ると同時についにヒット!
…
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…
ってお前かよorz
先ほどからのバイトはこいつだったのですね。その後も似たようなバイトが頻発します。段々鬱陶しくなってきました。そうこうしている内に極楽とんぼさんも合流しました。極楽とんぼさんもダツを掛けていしまいました。恐らくこの界隈に沢山沸いているのでしょう。なのでこの潮目は諦めて、少しずつ移動しながらメッキを探します。
そして非常に強く流れが出ている個所を発見してそこにSMITH/D-CONTACT50を放り込み、ドリフト気味に流しながらルアーをカウントダウンさせ、いつものように振り幅の大きな連続トゥイッチでサーチすると、ゴンッ!という衝撃とともにヒット!このトルクフルな引きは間違いなくメッキ!
ちょうど20㎝くらいのギンガメアジでした。ここのところ急激に水温が低下したせいか、食い込みが浅いようで、テールフックの鉤一本に辛うじて下顎が掛かっていて、ランディングと同時にフックアウトしました。危なかった!
そしてその直後、同じように流れに乗せてルアーをドリフト気味にカウントダウンさせて連続トゥイッチに移行するると同時にいきなりガツン!と食ってきました。
17,8㎝のギンガメアジでした。どうやらこの流れの中にメッキがいます。極楽とんぼさんにそれを伝えて、同じように釣ってもらうとすぐに結果が出ました。極楽とんぼさんはその後、一つのルアーに2尾のメッキを掛けるという、渋い今シーズンでは極めて珍しい事をやってのけましたが、ピックアップ寸前に大きい方の魚がフックアウトしてしまったそうです。惜しい!
しかしこの時点で私たちは、今日こそはつ抜け出来ると確信していました。何しろ幸先の良いスタートです。群れが固まってくれたのかと思いました。ところが…。
その後先ほどまでの好調が嘘のように海は沈黙しました。群れが小さく、しかもまだ一定の範囲に落ち着いていないようです。何故か分からないけどダツのバイトも出にくくなってきました。段々釣れる気がしなくなってきた私は、ここで移動を決断。極楽とんぼさんはこの場に残り、次の回遊を待つことになりました。お互い釣れたら連絡を取り合うことにします。
私は数百メートル離れた別の護岸まで歩きます。移動先も比較的波は穏やか。ところがこのエリアには餌釣り師を含めたアングラーが数えるほどしか見えません。平日とは言え、こんなことは珍しい。よっぽど釣れていないのでしょうか?何だか不安になります。
とりあえず海の状態を確認しながら、ここと思われる個所を丁寧にサーチしながらランガンです。数週間前にヒラフッコを獲った個所は、今回もカレントの流れが出ていて良い感じだったのですが不発。さらにランガンし、この界隈でも最もシモリのキツイ個所を敢えてチェックしてみます。まずはやや斜め前方、海岸線になるべく平行になる様なイメージでSMITH/D-CONTACT63をトゥイッチをかけながら引いてきます。するとゴンッ!という明快なバイトとともにヒット!しかしこいつ、全然引きませんぞ!?
手のひら大のソゲでした^^;
しかし、イレギュラーダートするルアーに見事食いつくのは驚きです。意外に動きが速いのですね。
裏返してみると見事に真っ白でした。天然ものですね。稚魚放流されたヒラメは裏に黒いブチがあり、天然物との見分けがつきます。湘南の海って意外に豊かなのです。
ここではその後はダツと思しきバイトが数回あっただけ。
そのうちの一尾が釣れてしまいました。こいつはリアフックに食いついたようですが、うねうねと激しく暴れるうちにフロントフックが体に刺さって何とも不思議な状態になってしまいました。こいつは先に口に刺さったリアフックを外してから体に刺さったフロントフックを外そうとしたのですが、口を自由にさせたのがまずかった。
アタタタタ!
思い切り左手の人差し指に噛みついてきました!激しく流血!全く勘弁してほしいですorz
そんなこんなでダツしか当たりません。そこでちょっと移動し、シモリの裏側をルアーが通る様な立ち位置を探してキャスト。その1投目。
ルアーは先ほどソゲを釣ったものと同じSMITH/D-CONTACT63。水深もそこそこあるので10カウントほど沈め、いつものように振り幅の大きい連続トゥイッチで引いてきました。そして飛距離のちょうど半分くらいまで引いてきたところで、ゴッ!という右手首を抑え込むようなバイトが出ると同時にヒット!
こいつは最初こそそれほど凄い引き方をしないし、ボトムに突っ込もうとするので、てっきりメッキをかけたのだと思いました。ところが、突然ドラグを鳴かせて疾走!かなりのトルク!あまり自由にさせるとシモリに巻かれてラインブレイクするので、ドラグを絞め込んで少々強引に浮かせに掛かると今度はジャンプ!シーバスだった!ヒラスズキのようです。しかも前回釣ったやつより一回り大きい!
ベイトをたらふく食っているのか、でっぷりした体形。そしてサイズ以上にパワフルなファイトです。何度も寄せてはドラグを鳴かせて疾走を繰り返します。手前側にごっそり入ったシモリ周りで強引なやり取りをするとラインがシモリに擦れそうで、短竿ではなかなか思い切った勝負に出る事が出来ません。仕方なく相手が弱るまで粘って、一番手前側のシモリの隙間に寄せ波に乗せて魚を入れて、そこでピックアップすることにしました。と、ここまでは上手く行ったのですが、こんな時に限ってセット波が押し寄せてきました。フィッシュグリップで捕まえる余裕がありません。仕方なくリーダーを掴んで抜き上げる事にしました。フックは2本とも掛かっている。リーダーはこんな時のために太目の12LB。問題ないだろう。
…
…
…
ズボッ!
○| ̄|_
何とフックが2本ともすっぽ抜けました。2本が2本とも掛かりが浅かったようですorz
いや~、今の魚は獲りたかったな~。目測ですが50㎝オーバーでした。多分獲っていれば私のヒラスズキ記録になったでしょう。惜しい!
その後、未練がましく同じポイントで2尾目のヒラスズキを狙いますが、案の定海は沈黙してしまいました。ここで極楽とんぼさんから連絡がありましたが、極楽とんぼさんの方も全く釣れないそうです。ここでどうするか、かなり迷いましたが、やはり最後は本日釣れた実績のある元の護岸に戻るべきだろうという結論に至り、極楽とんぼさんが釣っている護岸まで再び歩きます。
元の護岸に戻り、釣りを再開しましたが、極楽とんぼさんの言葉のとおり、魚からの反応は全くありません。これは適当に終了するかな、なんて考え始めていました。
ところがそのように気が抜けた時に限ってバイトが出るから不思議です。殺気が消えて、魚の食い気を誘うのでしょうか。極めてぬるい、適当なトゥイッチにいきなりガツン!こいつもキビキビと良く引きます。もっと大きな魚を掛けたのだと思ったら、そうでもなかった。
15㎝くらいのロウニンアジでした。今シーズンはあまりロウニンメッキの姿を見ません。貴重な魚です。
せっかくなので、海をバックにもう一枚。
こんな小さな体ですが、良く引いて本当に楽しい魚です。
こうなるとなかなか止められなくなります。しかし最後の魚ははぐれメッキだったようで…。
師走の夕暮れはあっという間に訪れます。
美しい湘南の夕暮れを堪能して終了しました。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
なかなか調子の上がらない今シーズンの湘南ですが、それでも一応魚の顔を見る事が出来ました。西伊豆の海に比べると、地元の海は少しだけ私たちに優しいような気がします。
- 2017年12月4日
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