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▼ 西伊豆の雨は冷たかった
ついに11月です。8月からの2ヶ月半の間、仕事でフル稼働する私には夏がありません。しかも今年は急激に冷え込んできたので、秋もなくていきなり冬が来た気分です。
釣りについては…いうまでもなく不調ですorz
しかし、先日高校の同級生である極楽とんぼさんとボート釣で何とか釣りらしい釣りが出来ました。そこでこの11月の1,2日で西伊豆まで遠征してきたのです^^
狙いは毎シーズン、ろくな結果が出ていないアオリイカのエギング。そしてシーズン終盤に入ったイナダなどの青物。そしてまだ今シーズン全く釣っていないメッキなどの小型回遊魚がメイン。そして今回は、密かに今流行りのロックフィッシュ…カサゴ、ソイやメバルではなくハタ類…のメタルジグによる釣りを考えていました。
【釣行1日目 大潮】
6:00に拙宅で待ち合わせ。私の車に荷物を詰め込み、東名高速道路を使って沼津を目指します。ところがあいにくの雨…。前日までの予報から少々変わっていて、この日の朝の予報は西伊豆方面は午前中いっぱいの間は雨ということでした。雨が降ると…道路が渋滞します。高速を降りて沼津市内に入ったのは7:30を回った頃でしたが、沼津駅周辺の道路はどこも混雑…というか渋滞しています。
やっと渋滞を抜け、海沿いの道をひたすら伊豆半島目指して南下するわけですが、普段に比べると随分車の数が多く、やはり混雑しています。この日の宿泊は戸田でした。その戸田でまずは様子を見るつもりでしたが、相変わらず雨が降りやみません。なのでまずはどんどん南下することにします。宇久須を越えてもまだ雨がやまないので、そのまま松崎を目指し、朝と昼兼用の食事を摂ることに。私が20年以上通い続けている『民芸茶房』です。

こんなたたずまい。店に到着したのは既に10:00を回った頃。この時点ではまだ雨が降っていました。
近々秋祭りが始まるらしく、町はその準備に追われていました。
こちらの店は通りを挟んだ向かいのホテルの食堂も兼ねているようです。なので私たちのように変な時間に釣りをする者にとって、早朝から営業してくれているところがとてもありがたい!晴れていれば店先で干物を干しています。

その干物を使った「干物定食(1080円)」。この定食だけは、消費税率が変わっただけで20年前と全く一緒の価格。季節によって多少内容が変わりますが、この日は鯵、エボダイ、イワシのみりん干しでした。冷風乾燥させたスーパーで売っている干物とは一線を画す味!天日干しの干物は、一度食べてみればその味の違いに気づく事が出来ますね。私もこれくらい上手に干物を作れたら…。本当に塩味の加減も適度なんです。美味しい!

全ての定食にこうした小鉢が付きます。ひじき、烏賊の沖付け、山葵の漬物、お新香。本当はこの他にキビナゴの目刺しが必ずサービスされるのですが、ガッツいて食ったので写真撮り忘れました^^。薄塩味で凄く美味しいのですw
これにご飯とお味噌汁が付きます。干物定食で1000円以上も取られるのか!と感じる方にこそ食べていただきたいメニュー。食べ終わってみれば、必ず価格以上の価値を見出せるはずです。
【店データ】
『民芸茶房』
住所:静岡県賀茂郡松崎町松崎 静岡県賀茂郡松崎町松崎495−7
電話:0558-42-0773
定休:不定休
時間:7:30-15:00 17:00-20:30
さて飯を食ってお腹も一杯になりました。飯を食っている間に雨も上がったようです。早速釣り開始です。とりあえず松崎港の駐車場に車を停めて、那賀川周辺をチェックしてみます。狙いはメッキです。

干潮に近い時間だったので川の水位が低いです。時折チェイスが見られるものの、バイトには至らず。

30年ほど前に建築家の石山修氏のプロデュースにより修景された町並みは、今ではひなびた西伊豆の風景の中に自然に溶け込んでいます。

伝統的なまなこ壁。
風景は良いのですが、肝心な釣りが…orz
そんなわけで、今回大本命に挙げていた某漁港を目指して北上します。


到着したのは13:00を回った頃。ちょうど潮が動き始めた時間です。ここではアオリイカ、イナダなどの青物を中心に、メッキなどの小型回遊魚を狙うつもりでした。タックルはエギングと青物兼用ワンセットと、メッキ用ワンセット。
平日で、しかも午前中は雨が降っていたからでしょう。釣り場は空いていました。先ずは青物狙いでスタート。このポイントは、毎年この時期にはトウゴロウイワシが沢山入って来て、あちこちでナブラが出ます。それを期待していたのですが…あまりベイトっ気が感じられません。当然ナブラも出ません。バイトも皆無。そこでエギングに切り替えてみますが、墨跡も少ないし釣れていないのかな…。しばし頑張りましたがイカも不発orz
メッキに至っては影も形も見えません。早いところ今シーズンのメッキ入魂したかったのに…。
そこでちょっと趣向を変えてみます。先述のロックフィッシュ狙いです。実はこのポイントでは当初、ロックフィッシュについては期待していませんでした。15m位先は砂地と思しきボトムマテリアルが中心で、ロックフィッシュが着くような環境ではないだろうと考えていたからです。しかし、青物をメタルジグで狙っていた際、いくつかのメソッドを使い分ける中で、フォールの際にボトムを取ると、ゴツゴツとした岩礁が感じられる箇所があったのです。なので青物を狙いつつ、時折ボトムを意識しながら釣るようにしていました。
しかし、思い付きで始めたところでそう簡単には釣れてくれないわけで、小一時間もバイトが出ないと釣れる気がしなくなってきます。やっぱりダメかとほぼ惰性で釣る負のスパイラルが始まります。ところが殺気ゼロになると何故かバイトが出るから不思議。この時は縦のジャーク3回程度+フォールを繰り返していました。フォールからジャークに入り、ジグを跳ね上げたその瞬間でした、ガツン!という強烈な衝撃が右腕に伝わります。一瞬根掛を起こしたのかと思ったら、次の瞬間には力強く走りました!
青物狙いがメインだったので、ドラグはやや強めに絞めていたつもりでしたが、こいつは難なくそのドラグを鳴らして走ります。最初は青物を想像していましたが、ボトムに向かって突っ込もうとします。反射的にロッドを大きく煽りつつドラグを絞めて根から引きはがしにかかる私。ところがこいつ、最初の突っ込みこそ凄い力でしたが、ボトムから剥がしてしまうと意外にあっけなく浮いてきました。重みもそれほどではないし、いったい何だろう?

オオモンハタだった!
なんとなくボトムを意識しながら釣ってはいましたが、本当に釣れるとは思ってもいませんでした!

体長は25㎝強。大きな魚ではありませんでしたが、当初から意識していたものが釣れて本当にうれしい^^
この一尾で調子に乗った私。もはやイカでも青物でもなく、ハタを意識して釣るようになったわけですが、そうすると釣れなくなります。しかもよりボトムを意識しようとするあまり、メタルジグを連続して根掛させて3個も奉納orz
この間、極楽とんぼさんはちょっと離れた場所でカマスを釣ったりアイゴのでっかいやつを尻尾にスレ掛かりさせて大変は目に遭っていたそうです。カマスは先日散々釣ったので全てリリース。アイゴも毒針が怖いので当然お帰りになっていただきました。
このポイントでは後が続かなかったので、15:00頃には終了し、宿泊地の戸田に向かうことにします。しかしここで悲劇が!釣ったオオモンハタをクーラーに入れ、ついでに海水をクーラーにぶち込んだ時でした。横着してトランクからクーラーを下ろさず、直接海水を入れたのがいけなかった。何故かダバダバとトランクの中に水が溢れていますよ!
○| ̄|_
クーラーの水抜き栓を閉め忘れてたorz
海水まみれになるトランク。慌ててクーラーを引っ張り出す私。既にびしょ濡れorz
万一自分が海に落ちた時のために積んでいたバスタオルは、車を拭うために使うことになりました。それにしても凄い量の水が流れたものです。一応そこそこ拭い取り、荷物を積み直したものの、常にジメジメと憂鬱なトランクになってしまいました。思い切りファブリーズしたけど後で臭くなるだろうなorz
そんなこんなで小一時間も出発が遅れましたよ^^;
釣りをする場合、宿の選択に苦心しますね。民宿はお手ごろだし、基本的に宿泊そのものにこだわりのない私にとっては重宝なのですが、問題は夕飯と門限なのです。夜釣りもしたいとなると、夕飯と門限のある民宿はそれがネックになってしまう。するとホテルなんですが、夜まで釣りをすると今度は食事する場所の確保がまた厄介なことになります。今回は遅くまで出入り自由で、素泊まりもOKなホテルを確保しました。夕飯は適当に居酒屋で済ませよう…そんな思惑が後々大きく崩れ去るとは、釣りをしている最中は全く想像もしていませんでした。
ホテルにチェックインを済ませ、再び釣りに出かけます。もうあまり動き回るのもしんどいので、大人しく戸田湾で釣ることにしました。ところがアオリイカも、ナイトフィッシングのメインで考えていた鯵も、まったくの不発orz
唯一カサゴ狙いでシャローの捨て石廻りを探っていたところ釣れたのがこの魚。

何とオオモンハタ!の子供。15㎝くらい。
もちろんリリースです。
期待の夕マズメも異常なしでありまして…ただ刻々と時間だけが過ぎて行きます。

晩秋の夕暮れは足早であります。
海は実に穏やかです。そしてなにも釣れません。しばし移ろいゆく美しい空の色をご覧ください。







素晴らしい夕焼けでした!
しかし夜になっても一向に釣りの調子は上向かず…釣れるのは…

ネンブツダイorz
鋭いアタリに思わず期待するも…

ネンブツダイorz
力強く走るので期待するも…

ネンブツダイの大きいやつorz
魚が動くので心霊写真みたいになった^^;
そんなわけでネンブツダイだけはやたらに釣れます。いい加減うんざりしてきたので18:30頃終了。タックルを車の中に仕舞い、さて居酒屋で飲んで明日に備えて早々に寝よう…と、ここまで一応想定内の動きだったわけですが、その居酒屋に出向いて驚き。定休日ではないはずなのに、店が閉まってます!一応電話をかけてみると…「…現在使われておりません…」…閉店していましたorz
さあこうなると食事する場所を確保するのが大変です!最悪の場合は何か買ってホテルで食うことも考えていましたが、戸田で唯一のコンビニが何と定休日!コンビニって定休日があるの!?大慌てする私たち!
そこでホテルの方に飯が食える場所を教えていただきました。唯一20:00までやっている店を紹介していただきました。そのほかの店は全て17:00前後に閉まってしてしまいます。平素、遅い時間まで普通に外食が出来る事を当たり前に考えて生活している私たちにはある意味カルチャーショックであります。
そんなわけで何とか紹介していただいたお店へ向かいます。良かった!やってますよ!飯を食うために涙が出るほど嬉しく思ったのは本当に久しぶりです。

一見ただの住宅のように見えますが、看板の明かりが点いていて、2階にお店があります。『味好』です。

入り口を見上げるとこんな感じ。
表通りに面していないので、恐らく地元の方しか分からないでしょう。元漁師の大将とその奥様お二人で切り盛りされている店です。定食の他、おつまみメニューも充実していて、居酒屋的にも使える店です。
私たちはまずは生ビールで乾杯!そしてあまり時間もなかったのでお店のお勧めの「磯定食」を注文。出来上がりを待っている間に、ビールのお通しを出して下さったわけですが、これが本当に美味しかった!

「鰹の塩辛」
遠洋の漁師さんが沖で漬けたものだそうです。無添加。余計なものが入らない本当の味。素晴らしい!あまりの美味しさにメニュに無いか確認しましたが、これは本当にお通し用なのだそうです。大将は快くおかわりを出して下さいました。ありがとうございます^^
こいつは日本酒が飲みたくなりますね!ってことで熱燗の大きいのをいただいてしまいましたw

「鰯のみりん干し」
これもサービスで出して下さいました。自家製。なのでこれまた旨い!
なんだか初めての客なのに凄いサービスです!
これ以外にも茹でたての枝豆を出してくれました!

「磯定食」
正確な名前を失念しました^^;
刺身と天ぷらがセットになった定食です。決して豪華な食材ではないけれど、出来立てで凄く美味しい!
これだけ食べて、そして生ビール2杯ずつと熱燗の大きいのを頼んで一人頭3500円足らずで済みました。
予定していた店が閉店していて大慌てでしたが、結果的に非常に良心的な店で食べる事が出来て大満足です。店の詳細情報はどのサイトにも出ていません。連絡先などをしっかり聞いてくればよかったと後悔するも先に立たず。私が分かる範囲でご紹介したいと思います。
【店データ】
『味好』
住所:静岡県沼津市戸田378付近
電話:不明
定休:不明
時間:~20:00
さて飯食って酒飲んで気分が良くなったところで、さっさと風呂に入って寝ちゃいましょう。
【釣行2日目 中潮】
目覚ましで5:00に起床。
早速出かけます。ところが予想以上に風が強い!そして前日の予報の通り、凄く寒い!
とりあえずはここ戸田の一番のポイントを目指します。現地に到着してみれば…釣り人は居ません。しかし!ほぼ向かい風。推定7~8m/sの強風が吹き荒れ、堤防に波が被っています。到底釣りになりそうにないので、風裏になるゴロタ場に出てロックフィッシュを狙ってみることに。雰囲気はいうことありません。

風裏にあたるこのポイントは驚くほど穏やかです。この写真の真正面に富士山が見えるのですが、あいにくの曇り空で裾野しか見えません。
ここでは小一時間頑張ってみました。昨日オオモンハタが釣れているので、ロックフィッシュにとってはもっと環境が良いはずのこのポイントならきっと反応があるはず…だったのですが、完全なる不発。メタルジグを早々に2個もなくして心が折れそうになります。極楽とんぼさんにも全くバイトが無いそうなので、この場を諦めて別のポイントを求めて南下します。


このポイントは以前、極楽とんぼさんがアオリイカを釣った場所。私自身は数年前にゴロタ場でムラソイを連発させ、夕マズメにはハタンポが入れ掛になったポイントなのです。何かしら釣れるだろうと期待していたのですが、アオリイカからは全く反応がなく…。
仕方なくムラソイ求めてゴロタ場に出ます。

いかにも、というゴロタ浜が連続しているのですが、何故かこの日は全く魚がいません。普段なら煩いくらいに連発するネンブツダイすら食ってきません。
風裏になるポイント選択としては正解だったはずなのですが、魚が入っていないようです。なのでこの場も諦めて昨日オオモンハタが釣れたポイントまで移動。昨日と同じようにアオリイカ、青物、ロックフィッシュを狙って頑張りますが、このポイントは風通しが良すぎて実に寒い!この日の予報は12月上旬の気温。日差しもなく、風に吹かれ続けて体温が奪われます。体感温度は真冬並でした。すっかり戦意喪失した私たち。潮止まりの時間も近いことだし、ここで体を温めるために温泉に入ることにしました。西伊豆の温泉と言えば…私のNO.1はここ、『沢田公園露天風呂』なのです。

断崖絶壁のこんな場所に露天風呂があります。
以前は男女兼用で、一つの浴槽しかなかったので、グループごとに入れ替わりで入ることを余儀なくされたわけですが、いつの間にか男女別になっていました。その分狭くなったけど、これなら男女とも同時に使う事が出来ます。

その中はこんな感じ。天気が良ければもっときれいな景色なんですが、ちょっと残念でした。




風呂から見た周囲の風景。堂ヶ島の奇岩なんかも見る事が出来ます。凄い場所です。夕日の時間はほぼ真正面に日が沈むことになるはず。こんな温泉滅多にないです。料金は一人600円。お湯も良いし、この値段は絶対にお得です!
さて温泉に入ってすっかり温まりました。体の芯がポカポカします。そのついでに昼飯を食べる事にしました。もう一度松崎まで南下して『民芸茶房』で食べるつもりだったのですが、国道沿いに漁協直営の店を発見。看板には今流行りのラーメンである“まぜそば”みたいな写真が出ていたので不思議に思って店に入ってみれば…その写真は丼飯だったのですね^^;
ここは仁科漁港の直売店の中にある食堂。『沖あがり食堂』です。

「イカ様丼」
価格を失念しましたorz
しかし720円前後だったはず。リーズナブルです。
イカの刺身とイカの漬けを酢飯に乗っけて、その上に卵黄を乗せたもの。この卵黄によって、私はまぜそばと勘違いしたのでした^^;
みそ汁と沢庵が付いてこの価格はなかなか良心的です。朝飯はコンビニで買ったサンドイッチとおにぎりだったわけですが、場合によっては昼抜きで釣り続けることも覚悟していたので大目に買い込んでいました。なので朝飯が食い過ぎだったわけですが、そんな時に丁度良いボリューム。
イカはとっても甘みがあって、本当に美味しい。新鮮です。イカの漬けは初めて食べたけど、これまた美味しい。卵黄を崩して和えて食べるこのメニューは、なかなか新鮮です。地元の方の食べ方なのでしょうか。
【店データ】
『沖あがり食堂』
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科980-6 伊豆漁港仁科支所直売所 1F
電話:0558-52-0018
定休:6月~10月は火曜日
11~2月は土・日・祝日の漁がある時のみ営業
3~5月は休み
時間:11:00-14:00
さて、食い終わったら既に14:00近くになっていました。夕暮れは間近です。最後のポイントを考えましょう。
はじめは再び戸田に戻って釣るつもりでした。沼津まで近いので、そういった意味では安心して釣りが出来るのです。しかしこの日は相変わらず風が強い…。なので風裏になりそうなポイントを求め、私自身も20年ぶりとなる某漁港を目指します。

山に囲まれた港は驚くほど穏やかでした。

ルリスズメが沢山群れていました。本当に奇麗です。
ここはイカの墨跡もいくつか見られましたし、釣れそうな雰囲気で充満していました。地元の方々はサビキで30㎝くらいの鯖を連発させています。その鯖のボイルが時々目の前で見られるのですが、アジングタックルで攻める私たちには一向にバイトが出ず。
アオリイカ、青物、そしてアジ、サバ狙いで色んな釣りを試してみますが不発orz

そして夕暮れを迎えることになります。


全く魚からの反応がありませんorz
そして時折冷たいものがポツリポツリと落ちてきました。ゲームセットは間近です。
しかし、港内をランガンしていた極楽とんぼさんは、湾奥の方で地元の方がムロアジをサビキで釣っているのを目撃したそうです。手強くて、アジングのリグには食ってこないとのこと。よし、最後はそのムロアジを釣って締めくくろう!ということになり、アジング一本に絞ります。しかし極楽とんぼさん情報の通り、全く食いません。確かにムロアジらしき群れが泳ぎ回るのが見えるのですが…。
半分諦めかけていると、常夜灯の下でライズが発生しました!これはチャンス!どうやらコマセのアミには良く反応するようなので、アミの目が固まったようなクリアー系のワームを使っていると、ぽつぽつとバイトが出るようになりました。しかし食い込みが悪いです。
何度か試行錯誤を重ね、あまり遠投はせずに、ラインを張らず緩めずに、ほぼフリーフォールさせて誘うとツンッ!という鋭いバイト!こちらも鋭くアワセを入れると、何と魚がすっ飛んできましたよ!

?こいつは何だ?

ハタンポだった。しかも500円玉サイズorz
ここでいよいよ雨が本格的に降り始めました。撤収です。
伊豆半島をひたすら北上し、沼津市街地に入る頃には20:00近くになってしまいました。腹が減ったので夕飯を食って帰りましょう。釣りの帰りに良く立ち寄る、沼津港近くの『丸店』です。

「フライ盛り合わせ定食」
またしても価格を失念しました。確か税抜きで1200~1300円くらいだったはず。
これはちょっと内容的に残念。全部業務用の既製品ですね。店で作っているわけではなさそう。でもまあ、鮮魚を食い倒した後だったので、お腹もすいていたし美味しくいただけました。
【店データ】
『魚河岸 丸天 魚河岸店』
住所:静岡県沼津市千本港町114-1
電話:055-963-0202
定休:無休
時間:7:30-21:30(LO20:45)
そんなわけで、またしても西伊豆ツアーはショボい結果になってしまいました^^;
しかし美味い空気を吸って、リフレッシュできただけでも満足であります。一応目的のハタも釣りましたし^^;
それにしても、毎度のことながら釣っている時間よりも移動したり飯を食っている方が長いのではないかと、我ながらあきれてしまいます。次回は地元湘南で、是非結果を出したいものです。
【Tackle Data:Ajing】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PASS-69
Reel :Shimano/16Vanquish 1000PGS(only spool:YUMEYA C2000M)
Handle:LIVRE/WING 72
Reelstand/DRESS/CHEMI STAND
Line :Polyester ♯0.25
Leader:Fluoro carbon 3LB
Lure :34/MEDUSA 2.8inch
34/Octpas 1.8inch&1.3inch
34/FISHLIKE 1.5inch
34/Jr.
【Tackle Data:Eging,Blue Runner,Rock Fish】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Shimano/Sephia CI4+ C3000SDH
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸
Jig 15~30g
釣りについては…いうまでもなく不調ですorz
しかし、先日高校の同級生である極楽とんぼさんとボート釣で何とか釣りらしい釣りが出来ました。そこでこの11月の1,2日で西伊豆まで遠征してきたのです^^
狙いは毎シーズン、ろくな結果が出ていないアオリイカのエギング。そしてシーズン終盤に入ったイナダなどの青物。そしてまだ今シーズン全く釣っていないメッキなどの小型回遊魚がメイン。そして今回は、密かに今流行りのロックフィッシュ…カサゴ、ソイやメバルではなくハタ類…のメタルジグによる釣りを考えていました。
【釣行1日目 大潮】
6:00に拙宅で待ち合わせ。私の車に荷物を詰め込み、東名高速道路を使って沼津を目指します。ところがあいにくの雨…。前日までの予報から少々変わっていて、この日の朝の予報は西伊豆方面は午前中いっぱいの間は雨ということでした。雨が降ると…道路が渋滞します。高速を降りて沼津市内に入ったのは7:30を回った頃でしたが、沼津駅周辺の道路はどこも混雑…というか渋滞しています。
やっと渋滞を抜け、海沿いの道をひたすら伊豆半島目指して南下するわけですが、普段に比べると随分車の数が多く、やはり混雑しています。この日の宿泊は戸田でした。その戸田でまずは様子を見るつもりでしたが、相変わらず雨が降りやみません。なのでまずはどんどん南下することにします。宇久須を越えてもまだ雨がやまないので、そのまま松崎を目指し、朝と昼兼用の食事を摂ることに。私が20年以上通い続けている『民芸茶房』です。

こんなたたずまい。店に到着したのは既に10:00を回った頃。この時点ではまだ雨が降っていました。
近々秋祭りが始まるらしく、町はその準備に追われていました。
こちらの店は通りを挟んだ向かいのホテルの食堂も兼ねているようです。なので私たちのように変な時間に釣りをする者にとって、早朝から営業してくれているところがとてもありがたい!晴れていれば店先で干物を干しています。

その干物を使った「干物定食(1080円)」。この定食だけは、消費税率が変わっただけで20年前と全く一緒の価格。季節によって多少内容が変わりますが、この日は鯵、エボダイ、イワシのみりん干しでした。冷風乾燥させたスーパーで売っている干物とは一線を画す味!天日干しの干物は、一度食べてみればその味の違いに気づく事が出来ますね。私もこれくらい上手に干物を作れたら…。本当に塩味の加減も適度なんです。美味しい!

全ての定食にこうした小鉢が付きます。ひじき、烏賊の沖付け、山葵の漬物、お新香。本当はこの他にキビナゴの目刺しが必ずサービスされるのですが、ガッツいて食ったので写真撮り忘れました^^。薄塩味で凄く美味しいのですw
これにご飯とお味噌汁が付きます。干物定食で1000円以上も取られるのか!と感じる方にこそ食べていただきたいメニュー。食べ終わってみれば、必ず価格以上の価値を見出せるはずです。
【店データ】
『民芸茶房』
住所:静岡県賀茂郡松崎町松崎 静岡県賀茂郡松崎町松崎495−7
電話:0558-42-0773
定休:不定休
時間:7:30-15:00 17:00-20:30
さて飯を食ってお腹も一杯になりました。飯を食っている間に雨も上がったようです。早速釣り開始です。とりあえず松崎港の駐車場に車を停めて、那賀川周辺をチェックしてみます。狙いはメッキです。

干潮に近い時間だったので川の水位が低いです。時折チェイスが見られるものの、バイトには至らず。

30年ほど前に建築家の石山修氏のプロデュースにより修景された町並みは、今ではひなびた西伊豆の風景の中に自然に溶け込んでいます。

伝統的なまなこ壁。
風景は良いのですが、肝心な釣りが…orz
そんなわけで、今回大本命に挙げていた某漁港を目指して北上します。


到着したのは13:00を回った頃。ちょうど潮が動き始めた時間です。ここではアオリイカ、イナダなどの青物を中心に、メッキなどの小型回遊魚を狙うつもりでした。タックルはエギングと青物兼用ワンセットと、メッキ用ワンセット。
平日で、しかも午前中は雨が降っていたからでしょう。釣り場は空いていました。先ずは青物狙いでスタート。このポイントは、毎年この時期にはトウゴロウイワシが沢山入って来て、あちこちでナブラが出ます。それを期待していたのですが…あまりベイトっ気が感じられません。当然ナブラも出ません。バイトも皆無。そこでエギングに切り替えてみますが、墨跡も少ないし釣れていないのかな…。しばし頑張りましたがイカも不発orz
メッキに至っては影も形も見えません。早いところ今シーズンのメッキ入魂したかったのに…。
そこでちょっと趣向を変えてみます。先述のロックフィッシュ狙いです。実はこのポイントでは当初、ロックフィッシュについては期待していませんでした。15m位先は砂地と思しきボトムマテリアルが中心で、ロックフィッシュが着くような環境ではないだろうと考えていたからです。しかし、青物をメタルジグで狙っていた際、いくつかのメソッドを使い分ける中で、フォールの際にボトムを取ると、ゴツゴツとした岩礁が感じられる箇所があったのです。なので青物を狙いつつ、時折ボトムを意識しながら釣るようにしていました。
しかし、思い付きで始めたところでそう簡単には釣れてくれないわけで、小一時間もバイトが出ないと釣れる気がしなくなってきます。やっぱりダメかとほぼ惰性で釣る負のスパイラルが始まります。ところが殺気ゼロになると何故かバイトが出るから不思議。この時は縦のジャーク3回程度+フォールを繰り返していました。フォールからジャークに入り、ジグを跳ね上げたその瞬間でした、ガツン!という強烈な衝撃が右腕に伝わります。一瞬根掛を起こしたのかと思ったら、次の瞬間には力強く走りました!
青物狙いがメインだったので、ドラグはやや強めに絞めていたつもりでしたが、こいつは難なくそのドラグを鳴らして走ります。最初は青物を想像していましたが、ボトムに向かって突っ込もうとします。反射的にロッドを大きく煽りつつドラグを絞めて根から引きはがしにかかる私。ところがこいつ、最初の突っ込みこそ凄い力でしたが、ボトムから剥がしてしまうと意外にあっけなく浮いてきました。重みもそれほどではないし、いったい何だろう?

オオモンハタだった!
なんとなくボトムを意識しながら釣ってはいましたが、本当に釣れるとは思ってもいませんでした!

体長は25㎝強。大きな魚ではありませんでしたが、当初から意識していたものが釣れて本当にうれしい^^
この一尾で調子に乗った私。もはやイカでも青物でもなく、ハタを意識して釣るようになったわけですが、そうすると釣れなくなります。しかもよりボトムを意識しようとするあまり、メタルジグを連続して根掛させて3個も奉納orz
この間、極楽とんぼさんはちょっと離れた場所でカマスを釣ったりアイゴのでっかいやつを尻尾にスレ掛かりさせて大変は目に遭っていたそうです。カマスは先日散々釣ったので全てリリース。アイゴも毒針が怖いので当然お帰りになっていただきました。
このポイントでは後が続かなかったので、15:00頃には終了し、宿泊地の戸田に向かうことにします。しかしここで悲劇が!釣ったオオモンハタをクーラーに入れ、ついでに海水をクーラーにぶち込んだ時でした。横着してトランクからクーラーを下ろさず、直接海水を入れたのがいけなかった。何故かダバダバとトランクの中に水が溢れていますよ!
○| ̄|_
クーラーの水抜き栓を閉め忘れてたorz
海水まみれになるトランク。慌ててクーラーを引っ張り出す私。既にびしょ濡れorz
万一自分が海に落ちた時のために積んでいたバスタオルは、車を拭うために使うことになりました。それにしても凄い量の水が流れたものです。一応そこそこ拭い取り、荷物を積み直したものの、常にジメジメと憂鬱なトランクになってしまいました。思い切りファブリーズしたけど後で臭くなるだろうなorz
そんなこんなで小一時間も出発が遅れましたよ^^;
釣りをする場合、宿の選択に苦心しますね。民宿はお手ごろだし、基本的に宿泊そのものにこだわりのない私にとっては重宝なのですが、問題は夕飯と門限なのです。夜釣りもしたいとなると、夕飯と門限のある民宿はそれがネックになってしまう。するとホテルなんですが、夜まで釣りをすると今度は食事する場所の確保がまた厄介なことになります。今回は遅くまで出入り自由で、素泊まりもOKなホテルを確保しました。夕飯は適当に居酒屋で済ませよう…そんな思惑が後々大きく崩れ去るとは、釣りをしている最中は全く想像もしていませんでした。
ホテルにチェックインを済ませ、再び釣りに出かけます。もうあまり動き回るのもしんどいので、大人しく戸田湾で釣ることにしました。ところがアオリイカも、ナイトフィッシングのメインで考えていた鯵も、まったくの不発orz
唯一カサゴ狙いでシャローの捨て石廻りを探っていたところ釣れたのがこの魚。

何とオオモンハタ!の子供。15㎝くらい。
もちろんリリースです。
期待の夕マズメも異常なしでありまして…ただ刻々と時間だけが過ぎて行きます。

晩秋の夕暮れは足早であります。
海は実に穏やかです。そしてなにも釣れません。しばし移ろいゆく美しい空の色をご覧ください。







素晴らしい夕焼けでした!
しかし夜になっても一向に釣りの調子は上向かず…釣れるのは…

ネンブツダイorz
鋭いアタリに思わず期待するも…

ネンブツダイorz
力強く走るので期待するも…

ネンブツダイの大きいやつorz
魚が動くので心霊写真みたいになった^^;
そんなわけでネンブツダイだけはやたらに釣れます。いい加減うんざりしてきたので18:30頃終了。タックルを車の中に仕舞い、さて居酒屋で飲んで明日に備えて早々に寝よう…と、ここまで一応想定内の動きだったわけですが、その居酒屋に出向いて驚き。定休日ではないはずなのに、店が閉まってます!一応電話をかけてみると…「…現在使われておりません…」…閉店していましたorz
さあこうなると食事する場所を確保するのが大変です!最悪の場合は何か買ってホテルで食うことも考えていましたが、戸田で唯一のコンビニが何と定休日!コンビニって定休日があるの!?大慌てする私たち!
そこでホテルの方に飯が食える場所を教えていただきました。唯一20:00までやっている店を紹介していただきました。そのほかの店は全て17:00前後に閉まってしてしまいます。平素、遅い時間まで普通に外食が出来る事を当たり前に考えて生活している私たちにはある意味カルチャーショックであります。
そんなわけで何とか紹介していただいたお店へ向かいます。良かった!やってますよ!飯を食うために涙が出るほど嬉しく思ったのは本当に久しぶりです。

一見ただの住宅のように見えますが、看板の明かりが点いていて、2階にお店があります。『味好』です。

入り口を見上げるとこんな感じ。
表通りに面していないので、恐らく地元の方しか分からないでしょう。元漁師の大将とその奥様お二人で切り盛りされている店です。定食の他、おつまみメニューも充実していて、居酒屋的にも使える店です。
私たちはまずは生ビールで乾杯!そしてあまり時間もなかったのでお店のお勧めの「磯定食」を注文。出来上がりを待っている間に、ビールのお通しを出して下さったわけですが、これが本当に美味しかった!

「鰹の塩辛」
遠洋の漁師さんが沖で漬けたものだそうです。無添加。余計なものが入らない本当の味。素晴らしい!あまりの美味しさにメニュに無いか確認しましたが、これは本当にお通し用なのだそうです。大将は快くおかわりを出して下さいました。ありがとうございます^^
こいつは日本酒が飲みたくなりますね!ってことで熱燗の大きいのをいただいてしまいましたw

「鰯のみりん干し」
これもサービスで出して下さいました。自家製。なのでこれまた旨い!
なんだか初めての客なのに凄いサービスです!
これ以外にも茹でたての枝豆を出してくれました!

「磯定食」
正確な名前を失念しました^^;
刺身と天ぷらがセットになった定食です。決して豪華な食材ではないけれど、出来立てで凄く美味しい!
これだけ食べて、そして生ビール2杯ずつと熱燗の大きいのを頼んで一人頭3500円足らずで済みました。
予定していた店が閉店していて大慌てでしたが、結果的に非常に良心的な店で食べる事が出来て大満足です。店の詳細情報はどのサイトにも出ていません。連絡先などをしっかり聞いてくればよかったと後悔するも先に立たず。私が分かる範囲でご紹介したいと思います。
【店データ】
『味好』
住所:静岡県沼津市戸田378付近
電話:不明
定休:不明
時間:~20:00
さて飯食って酒飲んで気分が良くなったところで、さっさと風呂に入って寝ちゃいましょう。
【釣行2日目 中潮】
目覚ましで5:00に起床。
早速出かけます。ところが予想以上に風が強い!そして前日の予報の通り、凄く寒い!
とりあえずはここ戸田の一番のポイントを目指します。現地に到着してみれば…釣り人は居ません。しかし!ほぼ向かい風。推定7~8m/sの強風が吹き荒れ、堤防に波が被っています。到底釣りになりそうにないので、風裏になるゴロタ場に出てロックフィッシュを狙ってみることに。雰囲気はいうことありません。

風裏にあたるこのポイントは驚くほど穏やかです。この写真の真正面に富士山が見えるのですが、あいにくの曇り空で裾野しか見えません。
ここでは小一時間頑張ってみました。昨日オオモンハタが釣れているので、ロックフィッシュにとってはもっと環境が良いはずのこのポイントならきっと反応があるはず…だったのですが、完全なる不発。メタルジグを早々に2個もなくして心が折れそうになります。極楽とんぼさんにも全くバイトが無いそうなので、この場を諦めて別のポイントを求めて南下します。


このポイントは以前、極楽とんぼさんがアオリイカを釣った場所。私自身は数年前にゴロタ場でムラソイを連発させ、夕マズメにはハタンポが入れ掛になったポイントなのです。何かしら釣れるだろうと期待していたのですが、アオリイカからは全く反応がなく…。
仕方なくムラソイ求めてゴロタ場に出ます。

いかにも、というゴロタ浜が連続しているのですが、何故かこの日は全く魚がいません。普段なら煩いくらいに連発するネンブツダイすら食ってきません。
風裏になるポイント選択としては正解だったはずなのですが、魚が入っていないようです。なのでこの場も諦めて昨日オオモンハタが釣れたポイントまで移動。昨日と同じようにアオリイカ、青物、ロックフィッシュを狙って頑張りますが、このポイントは風通しが良すぎて実に寒い!この日の予報は12月上旬の気温。日差しもなく、風に吹かれ続けて体温が奪われます。体感温度は真冬並でした。すっかり戦意喪失した私たち。潮止まりの時間も近いことだし、ここで体を温めるために温泉に入ることにしました。西伊豆の温泉と言えば…私のNO.1はここ、『沢田公園露天風呂』なのです。

断崖絶壁のこんな場所に露天風呂があります。
以前は男女兼用で、一つの浴槽しかなかったので、グループごとに入れ替わりで入ることを余儀なくされたわけですが、いつの間にか男女別になっていました。その分狭くなったけど、これなら男女とも同時に使う事が出来ます。

その中はこんな感じ。天気が良ければもっときれいな景色なんですが、ちょっと残念でした。




風呂から見た周囲の風景。堂ヶ島の奇岩なんかも見る事が出来ます。凄い場所です。夕日の時間はほぼ真正面に日が沈むことになるはず。こんな温泉滅多にないです。料金は一人600円。お湯も良いし、この値段は絶対にお得です!
さて温泉に入ってすっかり温まりました。体の芯がポカポカします。そのついでに昼飯を食べる事にしました。もう一度松崎まで南下して『民芸茶房』で食べるつもりだったのですが、国道沿いに漁協直営の店を発見。看板には今流行りのラーメンである“まぜそば”みたいな写真が出ていたので不思議に思って店に入ってみれば…その写真は丼飯だったのですね^^;
ここは仁科漁港の直売店の中にある食堂。『沖あがり食堂』です。

「イカ様丼」
価格を失念しましたorz
しかし720円前後だったはず。リーズナブルです。
イカの刺身とイカの漬けを酢飯に乗っけて、その上に卵黄を乗せたもの。この卵黄によって、私はまぜそばと勘違いしたのでした^^;
みそ汁と沢庵が付いてこの価格はなかなか良心的です。朝飯はコンビニで買ったサンドイッチとおにぎりだったわけですが、場合によっては昼抜きで釣り続けることも覚悟していたので大目に買い込んでいました。なので朝飯が食い過ぎだったわけですが、そんな時に丁度良いボリューム。
イカはとっても甘みがあって、本当に美味しい。新鮮です。イカの漬けは初めて食べたけど、これまた美味しい。卵黄を崩して和えて食べるこのメニューは、なかなか新鮮です。地元の方の食べ方なのでしょうか。
【店データ】
『沖あがり食堂』
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科980-6 伊豆漁港仁科支所直売所 1F
電話:0558-52-0018
定休:6月~10月は火曜日
11~2月は土・日・祝日の漁がある時のみ営業
3~5月は休み
時間:11:00-14:00
さて、食い終わったら既に14:00近くになっていました。夕暮れは間近です。最後のポイントを考えましょう。
はじめは再び戸田に戻って釣るつもりでした。沼津まで近いので、そういった意味では安心して釣りが出来るのです。しかしこの日は相変わらず風が強い…。なので風裏になりそうなポイントを求め、私自身も20年ぶりとなる某漁港を目指します。

山に囲まれた港は驚くほど穏やかでした。

ルリスズメが沢山群れていました。本当に奇麗です。
ここはイカの墨跡もいくつか見られましたし、釣れそうな雰囲気で充満していました。地元の方々はサビキで30㎝くらいの鯖を連発させています。その鯖のボイルが時々目の前で見られるのですが、アジングタックルで攻める私たちには一向にバイトが出ず。
アオリイカ、青物、そしてアジ、サバ狙いで色んな釣りを試してみますが不発orz

そして夕暮れを迎えることになります。


全く魚からの反応がありませんorz
そして時折冷たいものがポツリポツリと落ちてきました。ゲームセットは間近です。
しかし、港内をランガンしていた極楽とんぼさんは、湾奥の方で地元の方がムロアジをサビキで釣っているのを目撃したそうです。手強くて、アジングのリグには食ってこないとのこと。よし、最後はそのムロアジを釣って締めくくろう!ということになり、アジング一本に絞ります。しかし極楽とんぼさん情報の通り、全く食いません。確かにムロアジらしき群れが泳ぎ回るのが見えるのですが…。
半分諦めかけていると、常夜灯の下でライズが発生しました!これはチャンス!どうやらコマセのアミには良く反応するようなので、アミの目が固まったようなクリアー系のワームを使っていると、ぽつぽつとバイトが出るようになりました。しかし食い込みが悪いです。
何度か試行錯誤を重ね、あまり遠投はせずに、ラインを張らず緩めずに、ほぼフリーフォールさせて誘うとツンッ!という鋭いバイト!こちらも鋭くアワセを入れると、何と魚がすっ飛んできましたよ!

?こいつは何だ?

ハタンポだった。しかも500円玉サイズorz
ここでいよいよ雨が本格的に降り始めました。撤収です。
伊豆半島をひたすら北上し、沼津市街地に入る頃には20:00近くになってしまいました。腹が減ったので夕飯を食って帰りましょう。釣りの帰りに良く立ち寄る、沼津港近くの『丸店』です。

「フライ盛り合わせ定食」
またしても価格を失念しました。確か税抜きで1200~1300円くらいだったはず。
これはちょっと内容的に残念。全部業務用の既製品ですね。店で作っているわけではなさそう。でもまあ、鮮魚を食い倒した後だったので、お腹もすいていたし美味しくいただけました。
【店データ】
『魚河岸 丸天 魚河岸店』
住所:静岡県沼津市千本港町114-1
電話:055-963-0202
定休:無休
時間:7:30-21:30(LO20:45)
そんなわけで、またしても西伊豆ツアーはショボい結果になってしまいました^^;
しかし美味い空気を吸って、リフレッシュできただけでも満足であります。一応目的のハタも釣りましたし^^;
それにしても、毎度のことながら釣っている時間よりも移動したり飯を食っている方が長いのではないかと、我ながらあきれてしまいます。次回は地元湘南で、是非結果を出したいものです。
【Tackle Data:Ajing】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PASS-69
Reel :Shimano/16Vanquish 1000PGS(only spool:YUMEYA C2000M)
Handle:LIVRE/WING 72
Reelstand/DRESS/CHEMI STAND
Line :Polyester ♯0.25
Leader:Fluoro carbon 3LB
Lure :34/MEDUSA 2.8inch
34/Octpas 1.8inch&1.3inch
34/FISHLIKE 1.5inch
34/Jr.
【Tackle Data:Eging,Blue Runner,Rock Fish】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Shimano/Sephia CI4+ C3000SDH
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸
Jig 15~30g
- 2016年11月3日
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