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▼ 西伊豆アジング入門
天気がうつろいやすくなっています。季節の変わり目なんですね。前回釣行ではホーム湘南の海で復活の兆しが見えました。なので続けて釣りに出かけたいところだったわけですが、生憎仕事と悪天候が重なり自宅でくすぶっておりました。
そして天候が回復する予定だった11/27,28日の二日間は、楽園さんとしめし合わせて西伊豆方面に遠征してきました。目的は、私が苦手なエギングをマスターすること。そしてまだまともに釣ったことのないアジを釣ること。もちろん餌ではなくてアジングで釣ることが目標なのでした。6:00amに私の自宅で待ち合わせ、私の車で出発です。
まず最初は戸田港から。西伊豆に出向いて釣りをする時は必ず立ち寄る港です。

初日は良く晴れました。朝のうちは肌寒かったけど、さすが黒潮に近い伊豆半島は暖かいです。日中の気温は20℃近くまで上がったのではないでしょうか。ウインドブレーカー代りのカッパを着ていると汗ばむほどなので、日中は上着を脱いでの釣りになりました。

三連休後の平日とあって観光客や釣り客の姿もまばら。のんびりできます。

暖かな伊豆半島は、紅葉はまだ早いかな…と思っていましたが、山の木々はかなり色付いていました。

御浜崎の駿河湾側には雲を抱く富士山が…

こうして見ると絵画のように幻想的です。

風景があまりにも美しいのでしばし釣りを忘れて写真家になる私^^;
でもせっかく釣りに来たのになかなか本気になれない本当の理由は…
釣れないんです!
○| ̄|_
この日もエギングからスタートしました。時は秋シーズンの最盛期。一昨年はコロッケ~トンカツサイズだったとは言え連発もさせました。そんなフェバリットポイントなのですがアオリイカからの反応は全くありません。しばし見えイカを探してみますが、時々コロッケサイズが見えるくらい。近くにエギを落としてみると、興味を示すどころか驚いて飛んで逃げます。スレているのでしょうか…
広い漁港の中を何度か移動し、足でイカを探しますが、全く反応がなく…海中の様子は…

足元から非常に深い戸田港。大型のタンカーが入れるほどなので中心部は相当な深さになります。この写真は比較的浅い場所で撮影したものです。写真に写ると平面的に見えて凄く浅そうに見えますが、実はこれでも余裕で3m以上の水深があるのです。それがこの透明度!西伊豆の海は水が綺麗で、いつでも透明度は高いのですが、この日の戸田港の水は今まで見た中でも特別に透明度が高い。したがって魚も警戒してしまっているのでしょうか…
時折何者かのナブラが出ます。2種類あって、一つは小魚が一方向に真っ直ぐ逃げる綺麗なナブラ。間違いなく青物のナブラで、メッキかソーダガツオまたはワカシ・イナダだと思います。慌ててジグを投げたりライトタックルに持ち替えてSMITH/D-CONTACTを投げてみたりしますが、ルアーには全く反応しません。地元の餌釣り師にも全く反応がなく…
もう一種類のナブラは下から突き上げられるように小魚が海面から飛び出して、それを不規則な方向に追い回すもの。湘南ではシーバスのボイルがこんな感じですが、どうやらカマスのボイルのようです。地元の釣り師の中にはカマス狙いの方もいたようで話を伺うと、この日は全くダメだとか。餌すらも見切られているのでしょうか…出来ることは全てやり尽くした挙句、楽園さんはエソ1尾、私はノーヒット、ノーバイトorz

天気は良い。そして景色も最高なんですが…
何だか疲れてきたので昼飯を食うことに。
戸田港に沿って走るR136沿いの店『ゆうなぎ』です。

「刺身定食」
価格を失念orz確か1750円くらいだったはずです。
戸田漁港に水揚げされる魚からその日ごとに選択された魚が提供されます。この日はアジ、カンパチなどの定番他、珍しいところでは舌平目が入っていました。
ごはんをおかわりしたのですがその分は料金に加算されていませんでした。良心的です^^

この日はサービスでうつぼの煮付けを出してくださいました。身はゼラチン質でトロっとしています。甘辛く煮付けていて珍味ですw
観光地ではちょっとした食事で凄まじい価格になってぶったまげることが多いですが、そこそこの価格で定食メニューが頂けるのはありがたいものです。
さて飯食って腹一杯になったわけですが、相変わらず釣れる気がしません。そこで私と楽園さんは大きく移動することを決意します。次に目指したのは宇久須港。アオリイカ、青物ともに過去の実績は十分と言われている漁港で、西伊豆では一級ポイントの一つに数えられていますね。

そこで不思議なもの発見。海で岩でも採掘する道具なのでしょうか?宮崎駿のアニメに出てくるメカのようです。こいつは掘削ではなく、船に積んだ岩を海中に沈める道具のようです。沖で何か作業をしている船が港に戻ったら、これと同じものが装着されていました。その船にはダンプで運ばれてきた岩が大量に積み込まれました。沖で漁礁でも作っているのか?あるいは新たな堤防でも築造されるのか…
宇久須港でもまずはエギングから始めますが、イカからの反応はまるでありません。そして戸田と同じように時折ナブラが出ます。青物特有の綺麗なナブラ。その正体を知りたくて、エギングタックルにジグをぶら下げてフルキャストしてみたり、ライトタックルを準備して粘ったりします。まるで戸田でやっていることの繰り返しになってきました。で、結局…
釣れないんです!
○| ̄|_

宇久須も紅葉が始まっています。のんびりしていて時間がゆっくり流れています。これで釣れてくれれば言うことなしなのですが…


晩秋の一日はあっという間です。美しい夕日でした。
そんなわけでこの日はノーゲット、ノーヒット、ノーバイトの完全試合を喰らいました。わざわざ西伊豆まで遠征してこれですよorz
釣行二日目。前日はネットで検索して土肥の民宿で宿泊。今はスマホで簡単に宿探しができて大変便利になりました。リーズナブルで親切な民宿でありがたかったです。
この日は5:00amに起き出して出撃。一昨年は前の晩に飲みすぎて二日目が釣りにならなかったので反省し、酒を控えたのが幸いしてスッキリ目覚めました。

先日午後から釣りをした宇久須港で朝一番のチャンスタイムに賭けますが…やはりノーヒット、ノーバイトorz

天気予報の通り、この日は朝から雲の多い空模様。でも風は穏やかだし明るくなるにつれて暖かくなって釣りやすくはあります。しかし前日同様ナブラに翻弄されてジグを投げまくるも不発。埒があかなくなってきたのでさらに南下します。

次に訪れたのは南伊豆子浦港。ここも穏やかでした。やはりエギングからスタートしますが、全く反応がなく…思えばどこの港も墨跡をほとんど見かけませんでした。イカは釣れていないのでしょうか…
何だか全く釣れる気がしなくなってきました。ところが目の前でナブラ発生!典型的な青物のナブラが出ます。そこでエギをジグに付け替えてフルキャスト!フォローウィンドに乗ってぶっ飛びます。
ナブラが突然発生しても、その時全く違うコースをトレースしているケースは多いもの。なのでナブラが出たらすぐにキャストできるように待機していると…
…
…
…
ナブラがなかなか出ませんorz
しびれを切らせて思わずキャストすると、その直後に反対方向にナブラが出たりします。これは魚におちょくられているとしか考えられません。しかし一度だけ、ジグをピックアップした直後に目の前にナブラが発生。その移動先を読んでジグをキャストし、ジャカジャカ巻き後のフォール中についにバイト!しかしヒットせず!
○| ̄|_
千載一隅のチャンスだったのにorz
どうやら魚が小さいようで、ルアーどころかフックを食いきれていないようです。この時のルアーはBlueBlue Fishing/Sea Ride 20g。恐らくこのサイズのフックでは食いきれていないのでしょう。メッキか?
なのでジグを小さくして再びナブラを待ちます。すると遠目に綺麗なナブラが出ました。その進行方向にジグをキャストし、5カウントさせてジャカジャカ巻き+フォールの繰り返しで誘います。すると初めてジグをチェイスする魚の姿が!
やはりメッキのようです。余裕で20cmオーバーのナイスサイズでしたが、ヒットさせることはできず。楽園さんもカスミメッキらしき綺麗な魚を目撃したそうですが、結局二人共この場でも何の釣果も上げることができませんでした。そこで再び移動することに。
最初はさらに南下して、最後は下田方面まで回り込もうかと考えましたが、雨が降ってきたことと、東側は海が荒れる予報だたので取り止めて、再び北上しました。
その途中松崎で昼飯を食うことに。松崎港傍を流れる那賀川河口の畔にあります『民芸茶房』です。

「焼き魚定食(1530円)」
この店は松崎港に水揚げされる魚を使った料理を楽しむことができます。20年近く前に西伊豆に足繁く通っていた頃は、戸田から釣り下って松崎で釣って、よくここで昼飯を食べました。その頃からお気に入りのメニューがこれ。
魚はその日に入荷したものの中から選択されて提供されます。過去にはクロムツ、イサキ、タチウオ、アジ…時には鯛を焼いてくれたこともありました。
この日はカマスでした。太っていて脂がのったカマスで、尻尾の付け根が驚く程太い!炭火でじっくり焼いてくれるから中までしっかり火が通っているのに身がしっとりして実に美味しい。

この店で食べると必ずサービスで出してくれるのがキビナゴの干物です。「干物定食(1080円)」もこの店の定番メニューですが、普段は店先に自家製干物を干していて、これを焼いてくれるのです。このキビナゴもそんな風に干したもの。とにかく天日干しされた魚は美味しいです。スーパーで売っている冷風乾燥物とは違って旨味成分の出方が全く違います。このキビナゴはおみやげコーナーでも売っていたので、2パック買って帰りました。結構な量が入って1パック540円。お土産に最適です^^
この日は雨が降っていたので残念ながら干している風景を見ることができませんでした。
さて昼飯食って腹いっぱい。ついでに眠くなってきました。なのでコンビニに寄ってコーヒーと眠気覚ましのドリンク剤を買ってさらに北上します。楽園さんと相談した結果、とりあえず戸田まで戻ってみようということになりました。


昨日とは違って曇っていますが。海は穏やかです。
ここまで私はノーヒット。西伊豆まで泊りがけで来てホゲるのはあまりにも悲しいので、ここまで封印してきたロックフィッシュ…岸壁のカサゴ・ムラソイゲームから始めてみます。
岸壁沿いにワームをセットしたジグヘッドをフォールさせ、ケーソンの継ぎ目や捨石の隙間などを探ってゆきます。水深があるので操作が難しいですが、この釣りにはちょっと自信があって、過去外したことはありませんでした…んが…
まるでバイトが出ないよ(´;ω;`)
ここまで全く反応がないのは初めてです。時々ベラがやって来てど突いたりします。ちょっと驚いたのは、カワハギ、しかも岸壁で見られるものとしてはグッドサイズで手のひらほどの大きさの魚が2尾、どこからともなくやってきて、私のワームに興味津々近付いてきました。目の前でワームをシェイクさせてそのまま中層でステイさせると、一瞬ですがかじりつきました。これはワームの種類とフックの選択を考慮すれば、ワームによるカワハギゲームが成立しそうです。ライトタックルのターゲットは無限ですね…
しかし私は相変わらずノーフィッシュであります。そのうちベラにワームの尻尾だけかじり取られたり、ケーソンの隙間にへばりついたウニにワームを引っ掛けてブレクしたり…もはや根魚すら釣れる気がしなくなってきました。しかし、大きめの捨石と岸壁の隙間に上手くジグヘッドが入った時、やっとはっきりとしたバイトが出ました。ヒットはしませんでしたがそのままステイさせ、再びシェイクした瞬間にバイト、そしてついにヒット!!!
…
…
…

アナハゼデツカorz
これでボーズ逃れました…ってあまりにも悲しいorz
この時14:30を回っていました。日没の早いこの頃、雨も降ってきました。ゲームセットが近付いています。この時点で私は撃沈を覚悟していました。
楽園さんの釣っている岸壁の方まで引き返してみると、彼は相変わらずエギを投げていました。この一貫性が大事なのか?と思ったら、いつの間にかライトタックルも用意してネンブツダイを2尾釣ったそうです。もはや私は釣り物にこだわっていませんでした。私もネンブツダイでも釣るつもりで、根魚狙いのカーリテールグラブを付けたジグヘッドをそのままキャストして何となくリトリーブしていました。その何投目か…
適当に10カウントくらい沈めていたはずです。メバルを釣る時と同じくらいのデッドスローリトリーブ。特にアクションなどなにも付けていませんでした。ジグヘッドは15mくらい飛んでいたと思いますが、その半分位を引いたところでカツンというバイトとともにオートフッキングしました。ネンブツダイにしては随分引きが強いです。曇天ですがまだ薄明るい時間。当然メバルではなさそうですし、メバルの引きとは明らかに違います。何というか、青物みたいな引き方。ズルズルにセットしてあったドラグがジリジリ鳴かされるのをお構いなしに巻き上げます。楽園さんはメッキではないかと言うのですが、ちょっと違う気がします。でも浮いてきた魚は銀色で何となく丸みがあります。そして細かくよく走る…
…
…
…

アジでした!
これは偶然の一尾。暗くなって、雨が酷くならなければアジングで締めようと思っていたのですが、こんな時間に釣れてしまった!心の準備が出来ていなかったので、魚が上がってきた瞬間大いに慌てました。
これはたまたまこの一尾がここにいただけなのか?あるいは群れがいるのか?アジを初めて釣った私にはサッパリ分からないわけですが、とにかく大慌てでアジングのセッティングに変更します。水深があるのでアジング用の1.3gジグヘッドに交換し、ちょっと迷いつつミミズみたいに細長い3inchのアジ用ワームをセット。キャストし、着水後5カウントずつ刻んでフォールさせ、シェイクを入れてフォール。この時なるべくジグヘッドが同じレンジを保つようなイメージで、少しずつロッドを立ててゆきます。しかし最高30カウントまで刻みつつ数投の間バイトは出ず。やはりそう簡単ではないかとちょっと落ち込みますが、今度はカウントダウン後は先程よりカーブフォールが出やすいようにロッドの動きを抑えます。すると何か押さえ込むような違和感がありますが、ヒットはせず。再び10カウント沈め、同じメソッドを試みると全く同じような違和感が手元に伝わりました。その瞬間に合わせを入れるとついにヒット!
ズルズルにセットしたドラグが相変わらず鳴きます。なかなか上がってこないので少しだけドラグを締めてピックアップ。

これも綺麗なアジでしたw
上あごの一番良いところにがっちり刺さっています。そしてここから連発!
アジは写真に撮るのが難しいですね。地面に置くと大暴れしてウロコが剥がれて汚くなってしまうし、かと言ってバス持ちするには魚が小さすぎる^^;
結局ワニグリップで掴んで一尾だけこの写真を撮りましたが、時合なのでここからは写真をやめて釣りに専念します。結局その後6連発となりました。
その後もバイトは続いていました。しかしうまく乗せられません。ヒットしても掛かり方が悪いのでしょう。恐らく口の横に掛かって口切れしているものと思われます。
日没を過ぎていよいよアジングのゴールデンタイムになるはずでしたが、雨が強くなってきました。幸い寒くはないものの、何故か魚からの反応がなくなってきました。そしていよいよ雨が本格的に降り始めたのを潮に17:30撤収となりました。
沼津では上天丼食って帰りました。以前にも紹介した『丸天』です。

相変わらずの凄いボリューム。今回の釣行は前半全く釣れなかったので飯だけが楽しみで食いすぎでした^^;
そして当日はもう食べることができなかった私。知り合いの居酒屋さんに持ち込んでお願いをしたわけです。翌日食べるつもりで店に伺うと…新鮮なうちに全部皆で食べちゃったそうですorz

そんなわけで写真だけいただきました^^;
さすが美味しそうに出来上がってますw
今回はほとんど諦めかけていたので、最後のアジングは非常に嬉しい釣りになりました。まだ手探りではありますが、初めてのアジングで何かをつかんだような気がします。実に奥行きが深くて、何だかはまりそうです^^
エギングでは相変わらず結果が出ませんでしたが、目標の一つであるアジングについては何とか結果が出ました。まともに釣れたのは二日間で最後の2時間ほどでしたが、満足な釣行となりました。自分のメソッドが偶然なのか、あるいは正しいのかを確かめるため、もう一度本格的にアジングに取り組んでみたいです。
【Tackle Data:Eging】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Shimano/Sephia CI4+ C3000SDH
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸
【Tackle Data:Ajing】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PASS-69
Reel :Shimano/11TWINPOWER 1000PGS
Line :Fluoro carbon 2.5LB
Lure :ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ECOGEAR/アジ職人ソフトサンスン 3inch
ECOGEAR/PARAMAX 2inch
34/MEDUSA 2.8inch
34/Octpas 1.8inch&1.3inch
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~1.8g
そして天候が回復する予定だった11/27,28日の二日間は、楽園さんとしめし合わせて西伊豆方面に遠征してきました。目的は、私が苦手なエギングをマスターすること。そしてまだまともに釣ったことのないアジを釣ること。もちろん餌ではなくてアジングで釣ることが目標なのでした。6:00amに私の自宅で待ち合わせ、私の車で出発です。
まず最初は戸田港から。西伊豆に出向いて釣りをする時は必ず立ち寄る港です。

初日は良く晴れました。朝のうちは肌寒かったけど、さすが黒潮に近い伊豆半島は暖かいです。日中の気温は20℃近くまで上がったのではないでしょうか。ウインドブレーカー代りのカッパを着ていると汗ばむほどなので、日中は上着を脱いでの釣りになりました。

三連休後の平日とあって観光客や釣り客の姿もまばら。のんびりできます。

暖かな伊豆半島は、紅葉はまだ早いかな…と思っていましたが、山の木々はかなり色付いていました。

御浜崎の駿河湾側には雲を抱く富士山が…

こうして見ると絵画のように幻想的です。

風景があまりにも美しいのでしばし釣りを忘れて写真家になる私^^;
でもせっかく釣りに来たのになかなか本気になれない本当の理由は…
釣れないんです!
○| ̄|_
この日もエギングからスタートしました。時は秋シーズンの最盛期。一昨年はコロッケ~トンカツサイズだったとは言え連発もさせました。そんなフェバリットポイントなのですがアオリイカからの反応は全くありません。しばし見えイカを探してみますが、時々コロッケサイズが見えるくらい。近くにエギを落としてみると、興味を示すどころか驚いて飛んで逃げます。スレているのでしょうか…
広い漁港の中を何度か移動し、足でイカを探しますが、全く反応がなく…海中の様子は…

足元から非常に深い戸田港。大型のタンカーが入れるほどなので中心部は相当な深さになります。この写真は比較的浅い場所で撮影したものです。写真に写ると平面的に見えて凄く浅そうに見えますが、実はこれでも余裕で3m以上の水深があるのです。それがこの透明度!西伊豆の海は水が綺麗で、いつでも透明度は高いのですが、この日の戸田港の水は今まで見た中でも特別に透明度が高い。したがって魚も警戒してしまっているのでしょうか…
時折何者かのナブラが出ます。2種類あって、一つは小魚が一方向に真っ直ぐ逃げる綺麗なナブラ。間違いなく青物のナブラで、メッキかソーダガツオまたはワカシ・イナダだと思います。慌ててジグを投げたりライトタックルに持ち替えてSMITH/D-CONTACTを投げてみたりしますが、ルアーには全く反応しません。地元の餌釣り師にも全く反応がなく…
もう一種類のナブラは下から突き上げられるように小魚が海面から飛び出して、それを不規則な方向に追い回すもの。湘南ではシーバスのボイルがこんな感じですが、どうやらカマスのボイルのようです。地元の釣り師の中にはカマス狙いの方もいたようで話を伺うと、この日は全くダメだとか。餌すらも見切られているのでしょうか…出来ることは全てやり尽くした挙句、楽園さんはエソ1尾、私はノーヒット、ノーバイトorz

天気は良い。そして景色も最高なんですが…
何だか疲れてきたので昼飯を食うことに。
戸田港に沿って走るR136沿いの店『ゆうなぎ』です。

「刺身定食」
価格を失念orz確か1750円くらいだったはずです。
戸田漁港に水揚げされる魚からその日ごとに選択された魚が提供されます。この日はアジ、カンパチなどの定番他、珍しいところでは舌平目が入っていました。
ごはんをおかわりしたのですがその分は料金に加算されていませんでした。良心的です^^

この日はサービスでうつぼの煮付けを出してくださいました。身はゼラチン質でトロっとしています。甘辛く煮付けていて珍味ですw
観光地ではちょっとした食事で凄まじい価格になってぶったまげることが多いですが、そこそこの価格で定食メニューが頂けるのはありがたいものです。
【店データ】
『ゆうなぎ』
住所:静岡県沼津市戸田312-1
電話:0558-94-4405
定休:無休
時間:11:00-20:00
さて飯食って腹一杯になったわけですが、相変わらず釣れる気がしません。そこで私と楽園さんは大きく移動することを決意します。次に目指したのは宇久須港。アオリイカ、青物ともに過去の実績は十分と言われている漁港で、西伊豆では一級ポイントの一つに数えられていますね。

そこで不思議なもの発見。海で岩でも採掘する道具なのでしょうか?宮崎駿のアニメに出てくるメカのようです。こいつは掘削ではなく、船に積んだ岩を海中に沈める道具のようです。沖で何か作業をしている船が港に戻ったら、これと同じものが装着されていました。その船にはダンプで運ばれてきた岩が大量に積み込まれました。沖で漁礁でも作っているのか?あるいは新たな堤防でも築造されるのか…
宇久須港でもまずはエギングから始めますが、イカからの反応はまるでありません。そして戸田と同じように時折ナブラが出ます。青物特有の綺麗なナブラ。その正体を知りたくて、エギングタックルにジグをぶら下げてフルキャストしてみたり、ライトタックルを準備して粘ったりします。まるで戸田でやっていることの繰り返しになってきました。で、結局…
釣れないんです!
○| ̄|_

宇久須も紅葉が始まっています。のんびりしていて時間がゆっくり流れています。これで釣れてくれれば言うことなしなのですが…


晩秋の一日はあっという間です。美しい夕日でした。
そんなわけでこの日はノーゲット、ノーヒット、ノーバイトの完全試合を喰らいました。わざわざ西伊豆まで遠征してこれですよorz
釣行二日目。前日はネットで検索して土肥の民宿で宿泊。今はスマホで簡単に宿探しができて大変便利になりました。リーズナブルで親切な民宿でありがたかったです。
この日は5:00amに起き出して出撃。一昨年は前の晩に飲みすぎて二日目が釣りにならなかったので反省し、酒を控えたのが幸いしてスッキリ目覚めました。

先日午後から釣りをした宇久須港で朝一番のチャンスタイムに賭けますが…やはりノーヒット、ノーバイトorz

天気予報の通り、この日は朝から雲の多い空模様。でも風は穏やかだし明るくなるにつれて暖かくなって釣りやすくはあります。しかし前日同様ナブラに翻弄されてジグを投げまくるも不発。埒があかなくなってきたのでさらに南下します。

次に訪れたのは南伊豆子浦港。ここも穏やかでした。やはりエギングからスタートしますが、全く反応がなく…思えばどこの港も墨跡をほとんど見かけませんでした。イカは釣れていないのでしょうか…
何だか全く釣れる気がしなくなってきました。ところが目の前でナブラ発生!典型的な青物のナブラが出ます。そこでエギをジグに付け替えてフルキャスト!フォローウィンドに乗ってぶっ飛びます。
ナブラが突然発生しても、その時全く違うコースをトレースしているケースは多いもの。なのでナブラが出たらすぐにキャストできるように待機していると…
…
…
…
ナブラがなかなか出ませんorz
しびれを切らせて思わずキャストすると、その直後に反対方向にナブラが出たりします。これは魚におちょくられているとしか考えられません。しかし一度だけ、ジグをピックアップした直後に目の前にナブラが発生。その移動先を読んでジグをキャストし、ジャカジャカ巻き後のフォール中についにバイト!しかしヒットせず!
○| ̄|_
千載一隅のチャンスだったのにorz
どうやら魚が小さいようで、ルアーどころかフックを食いきれていないようです。この時のルアーはBlueBlue Fishing/Sea Ride 20g。恐らくこのサイズのフックでは食いきれていないのでしょう。メッキか?
なのでジグを小さくして再びナブラを待ちます。すると遠目に綺麗なナブラが出ました。その進行方向にジグをキャストし、5カウントさせてジャカジャカ巻き+フォールの繰り返しで誘います。すると初めてジグをチェイスする魚の姿が!
やはりメッキのようです。余裕で20cmオーバーのナイスサイズでしたが、ヒットさせることはできず。楽園さんもカスミメッキらしき綺麗な魚を目撃したそうですが、結局二人共この場でも何の釣果も上げることができませんでした。そこで再び移動することに。
最初はさらに南下して、最後は下田方面まで回り込もうかと考えましたが、雨が降ってきたことと、東側は海が荒れる予報だたので取り止めて、再び北上しました。
その途中松崎で昼飯を食うことに。松崎港傍を流れる那賀川河口の畔にあります『民芸茶房』です。

「焼き魚定食(1530円)」
この店は松崎港に水揚げされる魚を使った料理を楽しむことができます。20年近く前に西伊豆に足繁く通っていた頃は、戸田から釣り下って松崎で釣って、よくここで昼飯を食べました。その頃からお気に入りのメニューがこれ。
魚はその日に入荷したものの中から選択されて提供されます。過去にはクロムツ、イサキ、タチウオ、アジ…時には鯛を焼いてくれたこともありました。
この日はカマスでした。太っていて脂がのったカマスで、尻尾の付け根が驚く程太い!炭火でじっくり焼いてくれるから中までしっかり火が通っているのに身がしっとりして実に美味しい。

この店で食べると必ずサービスで出してくれるのがキビナゴの干物です。「干物定食(1080円)」もこの店の定番メニューですが、普段は店先に自家製干物を干していて、これを焼いてくれるのです。このキビナゴもそんな風に干したもの。とにかく天日干しされた魚は美味しいです。スーパーで売っている冷風乾燥物とは違って旨味成分の出方が全く違います。このキビナゴはおみやげコーナーでも売っていたので、2パック買って帰りました。結構な量が入って1パック540円。お土産に最適です^^
この日は雨が降っていたので残念ながら干している風景を見ることができませんでした。
さて昼飯食って腹いっぱい。ついでに眠くなってきました。なのでコンビニに寄ってコーヒーと眠気覚ましのドリンク剤を買ってさらに北上します。楽園さんと相談した結果、とりあえず戸田まで戻ってみようということになりました。


昨日とは違って曇っていますが。海は穏やかです。
ここまで私はノーヒット。西伊豆まで泊りがけで来てホゲるのはあまりにも悲しいので、ここまで封印してきたロックフィッシュ…岸壁のカサゴ・ムラソイゲームから始めてみます。
岸壁沿いにワームをセットしたジグヘッドをフォールさせ、ケーソンの継ぎ目や捨石の隙間などを探ってゆきます。水深があるので操作が難しいですが、この釣りにはちょっと自信があって、過去外したことはありませんでした…んが…
まるでバイトが出ないよ(´;ω;`)
ここまで全く反応がないのは初めてです。時々ベラがやって来てど突いたりします。ちょっと驚いたのは、カワハギ、しかも岸壁で見られるものとしてはグッドサイズで手のひらほどの大きさの魚が2尾、どこからともなくやってきて、私のワームに興味津々近付いてきました。目の前でワームをシェイクさせてそのまま中層でステイさせると、一瞬ですがかじりつきました。これはワームの種類とフックの選択を考慮すれば、ワームによるカワハギゲームが成立しそうです。ライトタックルのターゲットは無限ですね…
しかし私は相変わらずノーフィッシュであります。そのうちベラにワームの尻尾だけかじり取られたり、ケーソンの隙間にへばりついたウニにワームを引っ掛けてブレクしたり…もはや根魚すら釣れる気がしなくなってきました。しかし、大きめの捨石と岸壁の隙間に上手くジグヘッドが入った時、やっとはっきりとしたバイトが出ました。ヒットはしませんでしたがそのままステイさせ、再びシェイクした瞬間にバイト、そしてついにヒット!!!
…
…
…

アナハゼデツカorz
これでボーズ逃れました…ってあまりにも悲しいorz
この時14:30を回っていました。日没の早いこの頃、雨も降ってきました。ゲームセットが近付いています。この時点で私は撃沈を覚悟していました。
楽園さんの釣っている岸壁の方まで引き返してみると、彼は相変わらずエギを投げていました。この一貫性が大事なのか?と思ったら、いつの間にかライトタックルも用意してネンブツダイを2尾釣ったそうです。もはや私は釣り物にこだわっていませんでした。私もネンブツダイでも釣るつもりで、根魚狙いのカーリテールグラブを付けたジグヘッドをそのままキャストして何となくリトリーブしていました。その何投目か…
適当に10カウントくらい沈めていたはずです。メバルを釣る時と同じくらいのデッドスローリトリーブ。特にアクションなどなにも付けていませんでした。ジグヘッドは15mくらい飛んでいたと思いますが、その半分位を引いたところでカツンというバイトとともにオートフッキングしました。ネンブツダイにしては随分引きが強いです。曇天ですがまだ薄明るい時間。当然メバルではなさそうですし、メバルの引きとは明らかに違います。何というか、青物みたいな引き方。ズルズルにセットしてあったドラグがジリジリ鳴かされるのをお構いなしに巻き上げます。楽園さんはメッキではないかと言うのですが、ちょっと違う気がします。でも浮いてきた魚は銀色で何となく丸みがあります。そして細かくよく走る…
…
…
…

アジでした!
これは偶然の一尾。暗くなって、雨が酷くならなければアジングで締めようと思っていたのですが、こんな時間に釣れてしまった!心の準備が出来ていなかったので、魚が上がってきた瞬間大いに慌てました。
これはたまたまこの一尾がここにいただけなのか?あるいは群れがいるのか?アジを初めて釣った私にはサッパリ分からないわけですが、とにかく大慌てでアジングのセッティングに変更します。水深があるのでアジング用の1.3gジグヘッドに交換し、ちょっと迷いつつミミズみたいに細長い3inchのアジ用ワームをセット。キャストし、着水後5カウントずつ刻んでフォールさせ、シェイクを入れてフォール。この時なるべくジグヘッドが同じレンジを保つようなイメージで、少しずつロッドを立ててゆきます。しかし最高30カウントまで刻みつつ数投の間バイトは出ず。やはりそう簡単ではないかとちょっと落ち込みますが、今度はカウントダウン後は先程よりカーブフォールが出やすいようにロッドの動きを抑えます。すると何か押さえ込むような違和感がありますが、ヒットはせず。再び10カウント沈め、同じメソッドを試みると全く同じような違和感が手元に伝わりました。その瞬間に合わせを入れるとついにヒット!
ズルズルにセットしたドラグが相変わらず鳴きます。なかなか上がってこないので少しだけドラグを締めてピックアップ。

これも綺麗なアジでしたw
上あごの一番良いところにがっちり刺さっています。そしてここから連発!
アジは写真に撮るのが難しいですね。地面に置くと大暴れしてウロコが剥がれて汚くなってしまうし、かと言ってバス持ちするには魚が小さすぎる^^;
結局ワニグリップで掴んで一尾だけこの写真を撮りましたが、時合なのでここからは写真をやめて釣りに専念します。結局その後6連発となりました。
その後もバイトは続いていました。しかしうまく乗せられません。ヒットしても掛かり方が悪いのでしょう。恐らく口の横に掛かって口切れしているものと思われます。
日没を過ぎていよいよアジングのゴールデンタイムになるはずでしたが、雨が強くなってきました。幸い寒くはないものの、何故か魚からの反応がなくなってきました。そしていよいよ雨が本格的に降り始めたのを潮に17:30撤収となりました。
沼津では上天丼食って帰りました。以前にも紹介した『丸天』です。

相変わらずの凄いボリューム。今回の釣行は前半全く釣れなかったので飯だけが楽しみで食いすぎでした^^;
そして当日はもう食べることができなかった私。知り合いの居酒屋さんに持ち込んでお願いをしたわけです。翌日食べるつもりで店に伺うと…新鮮なうちに全部皆で食べちゃったそうですorz

そんなわけで写真だけいただきました^^;
さすが美味しそうに出来上がってますw
今回はほとんど諦めかけていたので、最後のアジングは非常に嬉しい釣りになりました。まだ手探りではありますが、初めてのアジングで何かをつかんだような気がします。実に奥行きが深くて、何だかはまりそうです^^
エギングでは相変わらず結果が出ませんでしたが、目標の一つであるアジングについては何とか結果が出ました。まともに釣れたのは二日間で最後の2時間ほどでしたが、満足な釣行となりました。自分のメソッドが偶然なのか、あるいは正しいのかを確かめるため、もう一度本格的にアジングに取り組んでみたいです。
【Tackle Data:Eging】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Shimano/Sephia CI4+ C3000SDH
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸
【Tackle Data:Ajing】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PASS-69
Reel :Shimano/11TWINPOWER 1000PGS
Line :Fluoro carbon 2.5LB
Lure :ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ECOGEAR/アジ職人ソフトサンスン 3inch
ECOGEAR/PARAMAX 2inch
34/MEDUSA 2.8inch
34/Octpas 1.8inch&1.3inch
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~1.8g
- 2014年11月30日
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