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3か月ぶりの釣行はやっぱりライトゲーム

  • ジャンル:釣行記
 気づけばいつの間にか5月になっていました。普段暇な私も、年度末の決算期だけは忙しくなるのですが、それを越えると暇になるのが常でした。なので早々に決算を済ませ、3月中旬からは尺メバル狙いに東伊豆界隈を徘徊する…そんな計画を立てていました。
 ところが今年は何かがおかしい!仕事が忙しいだけでなく、常に何かが身の回りで起こります。そんなこんなでこの3か月間バタ狂っていました。釣りについても、一応日帰り、あるいは半日釣行の計画は何度も立てましたが、ことごとく潰れました。3月、4月に全く釣りをしなかったのは、ここ10数年で初めてのことです。
 仕方なく夕方のちょっとした時間を使って近所を散策してみたり…
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 近所にある親水公園。4月下旬の風景。新緑がまぶしい。
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 こんな奇麗なトンボが飛んでいたりして…糸トンボってこんなに早い季節の昆虫だったんですね。忘れてました。

 別の日にはまだ水の張っていない水田の風景を見に行きます。
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 レンゲが咲いています。レンゲの花が終わる頃、田んぼは攪拌されて水が張られ、いよいよ田植えのシーズンになります。もうすぐですね。
 ここにはまだ芹が残っていたので、摘んで帰ることにします。芹を摘むのも久しぶりです。田芹は栽培物と違って香りが強く、おひたしやかき揚げにすると素晴らしく美味しい。
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 これを知り合いのお寿司屋さんにお土産に持って行くと、おひたしにしてくれました。右下がそれ。この日はそれ以外にも筍、白あえのお通しが出ました。春ですね~。
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 ついでに初鰹も堪能しました。この時期の鰹は脂は少ないけど、その爽やかな味は春を感じさせてくれます。握り寿司には大蒜スライスとおろし生姜、青葱が添えられ、あらかじめぽん酢が振り掛けられているのでそのままいただきます…何と言う絶妙な薬味の使い方。和食って素晴らしい!

 っで、やっと落ち着きました。昨日は3か月のブランクを経て久しぶりに釣りに出かけました。何を釣るかですが…最初は友人の極楽とんぼさんと、ボートに乗っかって春の大型アオリイカを釣りに行こうと画策していました。ところが二日続きの南の強風で海は大荒れ。ならば比較的風の影響を受けにくい漁港廻りと定番にしている護岸を中心にライトゲームをやろうと言うことになりました。
 釣れるのは暗くなってからだろうからのんびり出かける事にします。それでも久しぶりの釣行に気が逸って、約束の17:00よりもかなり早く到着してしまいました。釣り場近くの釣具店に寄って、この界隈のヒットルアーを物色してみます。切れかかっていた重さのジグヘッドとフローティングタイプのプラグを一個買ってみました。
 そして極楽とんぼさんが到着するまでの間、適当にテトラや護岸廻りをサーチしてみます。
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 良く晴れています。
 それにしても風が強い!幸い真正面から風を受ける事のないポイントでしたが、推定6~7m/sの風が常時吹き荒れています。そして風が巻いているので、ジグヘッドの操作が難しすぎる!足場がそれなりに高いため、風上にキャストしても、ジグヘッドが沈む前に大きくスラックが出てまともにレンジキープできないどころか、カウントダウンできているのかどうかも怪しい状態です。
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 天気は良いのですが…
 極楽とんぼさんと予定通り17:00頃に合流したのですが、状況は変わらず。一応二人とも狙いはアジだったのですが、この強風に翻弄されて釣りになりません。プロアングラーがいかに上手いのか、こんな状況下では良く分かりますね。彼らはどんな状況下でも結果を出しますからね…。
 そうこうしている内に日が傾いてきました。本当はこれからプライムタイムなのですが、ロンTにTシャツと言う格好では寒くなってきました。しばらく釣りをしていないとこんなところも感覚がずれてきます。アジは腕のなさから釣りにならないことが分かったので、場所を大きく変えてメバル狙いに変更することに。

 車で移動し、定番にしているポイントに到着した頃にはすっかり日が沈み、辺りはかろうじて薄明かりが射しているような時間でした。
 早速メバル用のセッティングに変えて釣り始めます。極楽とんぼさんはジグヘッド+ワーム、私は最初からハードルアーで開始します。やっぱり風が強いので、少しでも重いルアーでキャストコントロールしたかったのと、何と言ってもメバルはプラッキングだ!というこだわりからだったのですが…このポイントもアングラーの数が非常に少ないですね。釣れていないのかな…
 …
 …
 …
 全くバイトが出ませんorz
 この時期、この界隈は他のメバルポイントにも良くあるように、海藻が繁殖します。この海藻がメバルの隠れ家を作ってくれていて、至近距離でもメバルが釣れる環境になっていることは間違いないのですが、同時にルアーが引っ掛かりやすく、釣りにくくなります。私はフローティングタイプのルアーで海藻の直上辺りを通して来るイメージで引いていたのですが、レンジが違うのか?全く反応しません。そして私、この時気付きました。
 
釣り方忘れてる!
 何事もブランクの期間があると、感覚を取り戻すまでに時間が掛かります。サッカー選手がヨーロッパのクラブチームに所属して、出場機会を失うと調子を戻すまでに時間が掛かる…分かります!
 そんな中、極楽とんぼさんは海藻にジグヘッドが絡まることに苦労しつつ、ぽつぽつと釣り初めます。海藻の隙間だけでなく、かなり手前でも当たってくるとのこと。しかし私には相変わらずノーバイト。でも気を抜いているところに突然バイトが出るものです。ちょっと開けてルアーが引きやすくなっているところに遠投し、飛距離の半分くらい引いたところで待望のバイト!ところがこいつは、浮かそうと思った途端にボトムに走り、海藻の中に潜り込みました。強引に引きはがそうとするもフックアウト!
 
○| ̄|_
 いい引きだったのに…
 一応ハードルアーでも反応が出る事が分かったので、引き続きフローティングルアーで粘りますが、後がありません。これは完全にレンジが違っているのでしょう。そこで今度はシンペンに変更。定番にしているDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50です。その1投目。先ほどと同じようにロングキャストし、少々カウントダウンさせてからデッドスローで引いてきます。するとシモリに軽くフックが触れるような感覚が右手に伝わると同時にゴゴッ!というバイト!反転した力から、ナイスサイズを確信!今度こそ!と思ったら、また海藻に深く潜られた!
 こいつは獲りたい!なのでラインを張らず緩めずの状態でしばし待ちます。ロッドティップには魚の反応があります。そして相手が動いた瞬間にロッドを煽って抜き出そうとしましたが!再び手前の海藻に巻かれたようです。再び相手が動くのを待ちますが…ラインの先の生命感が消えましたフックアウトしたようです…
 
○| ̄|_
 またやってしまった…orz
 
 その後、今ヒットさせたばかりのシンペンを、予測していなかったシモリに引っ掛けて痛恨のラインブレイク!レンジを合わせるためにはカウントダウンが必要なため、根掛の危険性が高すぎます。そこで私もジグヘッドの釣りに変更。少々アグレッシブに海藻やシモリの際ギリギリを攻めます。なのでやはり根掛が増えます。リーダーを入れ直すこと5回ほど。そろそろ釣れてくれないと心が折れそうだったのですが…ついにバイト!
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 17㎝くらいのメバルでした。やっと釣れた^^;
 この日は地元の居酒屋さんに、持って帰ると告げてしまいました。なので何としてもお土産が必要だったのですが…ちょっと小さめだけどキープさせていただきます。

 その後も海藻の根掛に苦労して、なかなか連発しません。それでもここと言うポイントにキャストが決まると…
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 2連発でメバルゲット。ところがこの2尾、15㎝弱の大きさ…この後釣れるかどうかわからない状況下、キープしようか迷いましたが、断腸の思いでリリース。こんなことで迷っている自分が情けない^^;

 その後も連発はしませんでした。21:30頃、極楽とんぼさんはそろそろ撤収しようと言います。もう少しで潮も下げ止まり。確かに帰るなら今の時間かもしれません。しかし私、どうしても納得できなかったのです!なので明日の事があるので先に撤収するという極楽とんぼさんに別れを告げ、私は一人で釣り始めます。
 そして先ほど魚をバラシたポイントに再び入り直します。もはやアングラーの姿はどこにも見えません。無茶苦茶寂しい。このポイントはシモリが入っているわけですが、下げ止まり前後の時間になって、そのシモリの頭がはっきり出ていました。先ず正面からそのシモリのギリギリ際を通してみます。ジグヘッドがシモリをかすめ、ヘッドがシモリにカツンと当たる感触を得ると同時にコンッ!という明快なバイト!こいつはなかなかやる気があります。緩めに設定していたドラグを鳴らしました。自由にさせるとまた潜られるので、慌ててドラグを絞め込み強引に寄せました。
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 手尺で計って20㎝にちょっと足りないメバルでしたが、やっとキープできるサイズが釣れたw
 この時使っていたジグヘッドは0.5g。最初は風の影響を考えて1.5gくらいからスタートしましたが、あまりにも根掛が酷いので少しずつサイズを軽くして最終的にこの重さまで小さくしました。至近距離の釣りだから、何とか対応できました。上顎の良いところにがっちり掛かっていますね。これならまずバレる事はありません。
 このポイントは間違いなく魚が入りやすい環境になっていると思います。シモリと海藻が絡んでいて、なおかつ潮の動きが感じられる。なのでその周辺を数回に渡ってサーチしてみます。
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 ちょっと離れたところから先ほどのポイントの方角をめがけてキャストし、シモリの向こう側を探るイメージでリトリーブして獲ったのがこの魚。一瞬海藻に巻かれたような感触だったのですが、バイトでした。フッキングが遅れたのでしょう。口の横にフックが刺さっています。これで海藻の中に潜られると、口切れしてフックアウトするのですね。この魚は20㎝ちょうどくらい。良いファイトでした。
 さらに同じポイントで、反対側の立ち位置にして探ってみます。一応ジグヘッドの釣りでは結果が出たので、もう一度ハードルアーの釣りに変えてみます。潮位は相変わらず低いですが、上げ潮が効き始めて魚の活性が上がったような気がします。先ほどはレンジが合わなかったフローティングミノーをシモリの手前側を通すイメージでキャスト。ちょうど風にラインが煽られて、トレースラインがシモリに平行になるように、デッドスローで引いてみます。このスピードだと、恐らくほとんどアクションせず、水面直下をスーッと横移動しているはず。でもそれくらいが良い。
 すると狙い通り、シモリに差し掛かったであろう場所でコココッ!という明快なバイト!そしてヒット!こいつもやる気があります。先ほど何度も潜られた反省からドラグは絞め込んでいます。しかし遠目で浮かせると水面で暴れてフックアウトしやすいので、反転されたらロッドの弾力を生かして少々送り込むようにいなします。
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 この魚も20㎝ちょうどくらい。フロントフックを食っていました。下から突き上げるように食っているのですね。この時使っていたルアーはMAGBITE/Gracy SF。先ほど釣具店で買ったばかりのルアー。良い仕事してくれました。
 このポイントは非常に調子が良いです。さらに同じ角度でルアーをキャストすると…
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 ほとんど同じ場所で再びヒット!さすがにもう居ないだろうと思ったらまだ居ました!これも20㎝くらい。

 さすがに叩きすぎたのか、このポイントもバイトが出なくなったので移動。もう時間も時間なので、適当に思い当たるところにキャストしながら、エントリーした場所まで戻ります。
 その途中、ちょっと気になるポイントがありました。特に常夜灯が射しているわけでもないし、海藻も少なめ。ちょっと開けていて、ハードルアーを通すには良さそう。よく見れば、潮位が高い時には気づかなかったシモリらしきものの頭が、海面にぼんやり見えます。そのシモリの左側にキャストし、際を通るようにトレース。途中フックが海藻に絡まりそうになったので止めを入れて少々浮かせ、再びリーリング。ハンドルを3回くらい巻いたところで、ガツガツッ!という、今日一番迫力のあるバイトが出ました。
 往々にしてバイトが派手だと大した魚ではないのですが、こいつは良く引きます。何度も反転しようとしますが潜られると厄介なので自由にさせず、ロッドでいなして足元に寄せます。その重量感から今日一番を確信。
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 パツパツの体形。鰭ピンで奇麗な魚です。間違いなく一度も釣られたことのない魚。体長は手尺ですが21㎝ほど。上げ潮に変わってから、突然魚の活性も上がりました。釣り初めの低調さが嘘のようです。
 もっと粘ればきっと“つ抜け”できたと思いますが、この魚で満足できました。好きなプラッキングで釣れたのが嬉しい。
 シンキングタイプを多用することが多かった私ですが、最近はフローティングタイプのルアーの使い方にこだわってみようと思っています。今回は出来ませんでしたが、トップウオーターのメバルゲームで、いつか良い釣りがしたいものです。

【Tackle Data】
Rod    :Angler’s Republic/PALMS ELUA PKGS-76
Reel    :Simano/16Vanquish1000PGS
Line    :PE#0.3
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
             SMITH/SHIRASU MINNOW SOLID
             LUCKY CRAFT/WANDER 45
             MAGBITE/Gracy SF
             ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
             TICT/U.S.B brilliant 1.5inch
             Jig head/0.5~1.5g

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