河川の鱸 2013.04.03~04.20

  • ジャンル:日記/一般
ビックリするくらい早く咲いた桜もあっという間に散ってしまい、

憎っくき杉花粉も最盛期を通り越した今日。


『春シーズン』を気持ちよく感じられた前回『外洋の鱸』から、

春パターンの新メソッド確立と信じて更に3釣行して、追加したのは1HITのみと大外し。

どうやら『春の外洋ボトムメソッド』確立はまだまだ不確定のようで、

しかし会長達は同ポイント先端ヨレ付きをしっかり獲っていて、

魚が居ないわけではないという現実。



『人の魚を妬むことなく、人の魚から多くを得ること』



いい訳はたくさんあるけど、

釣れなかったら釣れた人から学ぶのが上達への基本。







…というわけで、

『外洋・春パターン新メソッド』確立を今後も視野に、

他の春シーズンインも模索するべく大規模河川へ。



2013.04.03

暖かい日が続いた河川の河口付近。

タイミングは下げ後半の夕マズメ18:55。

風は北西方向、

でも追い風と言うわけでもなく、風裏無風な感じ。

対岸は向かい風受けて、案の定荒波だって非常に荒れ模様。


平日であるにも関わらず河口付近のテトラ帯には複数の先行者。


1番良さそうな上流側テトラ帯にも先行者が多すぎる、

何とか入れた橋脚周辺(下流側)を1時間だけやってみる。



まだ日没の余韻が残る水面・水面下にベイトは見られない。

橋脚際に『BR@ST』『アーダ』『クルクルファースト』『ミニエント』、

日中ずっと薄暗かったであろう橋影部ボトムに『クルクルファースト』『モンキー69』を撃っていくが反応は無い。


いよいよ暗くなって橋灯りが明暗をはっきりさせ始めた頃、

『フラグマ』『ごっつあん』『スーサン』『チョーサン』と上から撃って反応無し。

流れの速さに合わせ『ヤルキスティック』にチェンジ、

コースはアップクロスに撃った橋下暗部からギア2で引いてきて

J字ターントップが極力明暗境界になるよう意識してリトリーブすると1投目に1バイト。


今度は明暗手前で一旦フォール、明部なんだけど深い(たぶんやや暗い)レンジでもう1バイト。

ちっちゃいんだろうね、って感じのショートバイトをのせきらない。


パターンは『シンペンの中層上レンジ』と決め撃ち。

『レイジー』にチェンジして橋脚際をタイトに真っ直ぐギア2で引いてきた明部でもう1バイト。

『スーサン』にチェンジして同じコースに反応は無い。

再び『ヤルキスティック』に1バイト。


そろそろ時刻は20:00を回るかなって頃。

ここまで反応出たら小さくても1本掛けたい、そう思うのがアングラーだろう。

プラグを『パンチライン』にチェンジしてアップJ字のギア1。

やや沈めながらテールをフリフリするか、しないかの感触。

1バイトが出るはずの位置にタイミングを整え、

『コツッ』に会心の合わせを叩き込む。


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20:19 やっぱりね、と言わんばかりのサイズ。だけどまんまと掛けてやりました♪


もうね、嬉しい♪の一言。

ちっちゃっくても、パターンはパターン。

次回に繋がる釣りに満足して、本日はさっさとTIME OUT。







2013.04.05

さらに暖かくて心地よい南風が続いている日。

今度は同じ大規模河川の支流、ふたつ上の橋・明暗部から始める。

水面にはベイト感、

いい濁り具合と流芯のいい流れに加え、

岸際3mだけは上流へと逆流している状況。

その境目と明暗のクロスラインが絶好の狙い目。

それか真中の橋脚付き狙い。


…が、ここは1時間やって外す。



さっさと移動して河川本流・中部の橋・明暗部。

…の、いつもならシャロー側ウェーディングなんだけど、

がっつり流れが効いていそうな対岸へブーツで入水。


濁り具合は絶妙なんだけどベイト感は感じられない。

『フラグマ』『ごっつあん』『スーサン』を手前からテンポよく通していって反応無し。

前回HITプラグ『パンチライン』を明部手前に撃って、

やや沈めながらリトリーブギア1のU字トップを暗部に絡ませていった3投目に1HIT。

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22:51 myケータイ故障中につき、借りてた嫁ケータイで撮影。残念ながら不鮮明。

すぐさま同じコースを撃って、

さっきより2mほど沖目にもう1HIT。同じパターン。

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23:05 同じく不鮮明。タモ忘れた時とか不備な時って釣れてしまうんだよね。。

『チョーサン』『BR@ST』『マリブ』に変えるけど今回はやっぱりこいつらじゃないんだよね。

個人的には『マリブ』の段階でHITするかと思ったけど反応無し。

もう1回『パンチライン』にチェンジしかけて『レイジー』。

その数投目に追加1HIT。

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23:19 防水デジカメが欲しい、と本気で考える。

前回同様、

シンキングペンシル(またはシンペンアクション)が非常に好感触だったパターン。


ここまで反応あって、

今度はカラーチェンジとかサイズチェンジとかで反応変化・サイズアップがやれると楽しいんだけど、

残念ながらコレしか持ち合わせない。


暗部・橋脚周辺も撃って反応無くなったのでもうひとつ下流の橋へ。

…が、橋上下明暗部も河口付近も多くのアングラーで入る余地なし。

本日TIME OUT。





2013.04.13

春の大嵐過ぎ去った河川・中部橋明暗部を2時間粘って大外し。

濁りも流れも申し分ない状況だった故に、

引き出しの少なさを痛感。

もちろんシンペンパターンも本日は通用せず。


2013・04.17

夕マズメ終盤になんとか間に合って同河川到着、

…がどこもここも入りたいポイントはすでに先行者多数。

他のアングラーをあまり見かけない瀬の上流を、

上げ1~2を絡める20:30まで2時間粘ってココも外す。


河口橋下に移動、

誰もいない荒波の中、橋脚付きが明部ギリギリまでチェイスしてきてスーサンに1HIT。

…が、写真を撮る前に打ち寄せた荒波に連れて行かれ写真無し。

そして連続HITも無く1時間でTIME OUT。



2013.04.20

4.13と同じく河川・中部橋明暗部の、今度は上げ潮。

先行者が全くいないのでシャロー側を1時間、対岸を2時間じっくり。

この前の雨の濁りと流れが効いて絶好状況…でも朝マズメを迎えてもやっぱりノーバイト。


この時期、明暗部とか橋脚には必ず魚は居る。

どうやらプラグチェンジとかいつもと同じことしててもダメで、

何か新しいアプローチを考えなくてはいつまでたっても上達しないだろう。


それとキャスト精度をもっと向上しないといけない。

もっとタイトに、

もっとピンポイントに。





空も明るくなってきた朝マズメも後半、

外洋・沖波止から80UPの情報が届いて(泣く泣く)こっちの状況をメールしようかと思ってた時、

幸運にも中部陸橋上流側の流芯のあちこちでパシュッパシュッっと小ライズ。


『イワシががっつり入ってきてる!!!!』


惨敗メール送信をほったらかして起死回生のライズゲームに突入。


この立ち位置からでは距離的に不利なので、

タックルを『ハイローラー+セルテートH+PE200m巻き』にチェンジ、

南東風の恩恵を受けられる対岸へ。


追い風受けたミノーでも距離が足らないのかバイトが出せず、

『ビットブイ』でズドーーーンと超長ロングキャスト。

…が、チェイスまででこちらもバイトに持ち込めず。

いつの間にか現れた30m下流のアングラーもミノーやバイブレーションを撃っているけどバイトが出てない。



『もう空はかなり明るい』

『魚は水面付近のイワシに夢中になっている』


先月『外洋パターン』のスピンテールがケースの中でキラリ☆

『PB-20』のノーマルアイではなくフロントのソナーアイにスナップをセット、

サミング着水直後から水面下~イワシ群下をトレースするイメージでリトリーブギア2.5~3.5。

立て続けに3バイト…がフッキングさせきらず短いであろう時合いに焦る。

今度は間にフォールを1発かましてやるとHIT!!

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06:32 本日、待望の1本。4時間掛かて結局イワシライズ頼みとは…残念。

フロントフックもブレードも吹っ飛んでしまって、

次は『クルクル ファーストアタック』にチェンジ。

『PB-20(ソナーセッティング)』と同レンジを引いてくるのは難しい、

それでも極力水面レンジを意識してたまにフォール入れると、

何度かのバイトをフッキングさせられなかった後に、やっと追加HIT!!

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06:36 バイト数の割にやっと2本目。イワシライズの割にはお腹スッキリしてる感じの魚。

そうこうしているとライズも減ってきて、いよいよ時合い終了間際な感じ。

とにかくテンポ良くキャストを繰り返して更に同サイズをもう1本追加(写真無し)。

その後も2、3のバイト&HITを陸に上げることが出来ずに時合い終了。





外洋にも河川にも港湾にも春を告げる魚が続々と入ってきている。

3回目の春ハイシーズンを迎えた。

だけど先の『イワシライズ戦』のようなベイト頼み・運頼みの釣りばかりではきっと年中釣ってけない。

年中釣ってく為にはもっともっといろんなパターンで魚を掛けて経験値を積まなければばならない。


昨日の釣りより今日の釣りを、

今日の釣りより明日の釣りを、

明日の釣りより数年後の釣りをもっといい釣りにしたい。



そして、

10年計画のひとつ。

『子供たちに釣れる釣りをさせてやりたい』





上達せねば、今のうちに。





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『喰ってもらう釣りから喰わせる釣りへ』

新タイトルにはそんな意味も込めてみた。

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