【続・めぐりあい】続・禁断のインプレ③

40SS (40mm / 3.3g）
40F (40mm / 3g)　※3月中旬発売

近年メバルプラグの中でも目立ち始めているファットボディのプリプリアクション系。

そう、APIAのメバル及びライトプラグのカテゴリーの中には無いタイプである。形状やアクションはさることながら、特に「フローティング」という部分に関して言えば実釣面で必ず求められるモノである以上、使ってみたくなるのは必然的。

ファットボディのフローティングという面だけで見れば既に使用しているルアーはいくつかあるが、中でも使用頻度が高いのは間違いなくコレでしょ

みんな大好き『オルガリップレス』（笑）

メバルもヒラもシーバスも。

ただ、ファットといってもアクションはまるで別モノとなるフラフラ系で、中には『漁具』扱いする人さえいるほど

対して、プリプリ系の『ゆびサック』。

先ずそのアクションで見れば、フローティングとスローシンキングでは大きな差は感じられない。勿論、「止めて浮かす」もしくは「止めて落とす」といった使い方での違いは出るにしろ、レンジの違いが主。フローティングで水面下～20cm、シンキングなら40cmくらいか。

因みに「フローティングならこう」とか「シンキングならこう」とか、メーカーHPを見ればわかるようなことまでは書きませんよ（笑）

いずにしろ、

「バイトの出方はかなり派手

」

これが第一印象。

もうね、例えるなら

「ガガガガガァー」

って感じ

それだけ、活性の高い個体に対するファーストインパクトは強いと思える。

そういった個体を手っ取り早くパッパと釣っていく分には面白い。

反面、それだけ強いと反応が薄れるのも早い？

勿論、そうなれば「止める」や「落とす」、「ちょいと動かす」ということを加えれば、また違う反応は得られるだろうことは言うまでもないが、基本ボクは「タダ巻き」主体。何しろ『ジョイクロ70F』ですら、そうしかしない（笑）

よって、仮にコレだけで釣り続けようとするのなら、一ヵ所ではなく釣り歩く。

動きがハッキリと伝わる速度より少し遅めにして。

ただ、明らかに活性自体が低いと思われる際に

コッ

と出せるバイトは強い動きで半ば強制的にスイッチを入れている感じはある。

で、飛距離。

『40F』で時合い待ち中に計った。

と言ってもハンドルの巻き取り回数。一応、着水後の糸フケを取った状態のつもりからカウント。多少の誤差も生じるかと思ったが、3回やって大して変わらなかったので5回投げただけ（笑）

タックルはいつもの通り。

【ROD】
APIA：GRANDAGE LITE C76
【REEL】
SIMANO：Scorpion BFS XG LH
【LINE】
GOSEN：CAST8 0.6号
【LEADER】
YAMATOYO：フロロ 8lb.（3ヒロ）
【SNAP】
MARIA：ファイターズスナップ#00

風はぼぼ無し。

リールのマグブレーキは「4」とやや強め。

この中で、真ん中の数値がそれにあたる。

リールの一巻きが82cmなので、ざっと22m。

「4」より落とせる人なら更に飛ぶでしょう（爆）

ただ、十分だ。

因みに…

36
→『ハイドロアッパー55S』と『パンチライン60』
GRADAGE LITE74にPE0.4で『ハイドロアッパー55S』を以前計測した時は＋10m（笑）

22
→『ドーバー46 Slow Sinking』
これに至ってはたったの18mですよ、１8m（爆）
それでいながらメバルはもとりよりシーバスもヒラもこれだけ普通に釣れているという事実。

スモールプラッキングゲームで求めるモノは単にキャスト距離ではなく、ポイントへの入り方（タイミング含む）の精度。

たかだか、20mのキャスト距離だって