続・めぐりあい https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja ベタ凪ぎフィネスヒラ4連戦(後編) https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5n4e688i3 2025-12-04T17:47:00+09:00
前話

「このネタの後は再度マルスズキに戻る」

と書いたものの、そのマルスズキの後は





またまたヒラスズキに(笑)

勿論、『ベタ凪ぎ』は変わらず。

・・・

・・・

・・・

連続が4日までなのは5日目が釣れなかったわけでもなく、明らかに時合いが遅くなることが分かっていたため、そこまででやめた。

実際、1週間経ってから再入場しても釣れたのが、上記写真でもあるし!


時合いを『潮位の範囲』で捉えていることもあり、当然日に日に遅くなっていくのだ。


仮に5日目で見れば




PM23:00~AM00:00

くらいとなる。

勿論、それ位の時間からでも行く時は行くが。


むしろ


「そろそろ、ヒラをやめてマルを探さねば


ということの方が理由としては大きかったり。


いずれにしろ、ブーツウェーダーの左足、フェルトピン長靴の右足と浸水がみられたため、お手軽スタイルが売りの場所であったにも拘わらず、3日目からはウェーダーを履かざるを得なくなった(笑)

ただ、ブーツウェーダーに関しては、その後風呂場で中に水を入れても穴が開いたと思われたブーツ部は勿論、生地からの漏れも見られず、何だったのか全く分からず(苦)

気付かぬ内に丈以上海に入っていたとしたなら、もっとビッショリになるはずなのに!

更に後日、試しに砂場で履いて足を海に突っ込んでみても問題なく

未だに謎!!



それはさておき



そんな3日目は時合い定刻内ギリギリでヒットするも





やや小振り。

この後は潮位が落ち過ぎることもありマル探しに行くが、タチオウとカサゴで終わり(泣)


そして、4日目。


この日は多少南西風が吹く予報だった。

この場に於いては釣りをする上で向い風になるわけでもなく、時に南西が好釣果に繋がる場合もあったので


「ベタ凪ぎで釣れている状態からどう変わる?」


と少し早めに現場入り。


風があれば、潮位が高い内にもシャローに入ってきて口を使うのか、どうなのか。

向い風ではないながら使用するルアーも5g程度と軽いため、強すぎるとコース取りもしづらく、ただただ横から戻ってくるだけになってしまうが、その恐れはない風速予報。


が、吹き出すだろう時間になっても、一向に吹いてこない。


結局『ベタ凪4連戦』になった(笑)


そうなると、想定時合いより早めに入ってしまったが故に、暫くはムの状態が続く。それだけバイトが出始める時間=潮位がハッキリとしていた4日間。

前日が範囲内でもやや遅めだったように、この夜も遅めだった。

それでも、何度もロッドを絞り込み、ラインを引き出してくれるファイト!


ルアーのカラーだけ、これまでとは別で(笑)


HYDRO UPPER 55S(CHモヒート)


コンディションも抜群。





GRANDAGE LEGACY RUTHLESS S86MHT


この4日間で3本目の60アップになった。





この魚体の綺麗さも魅力!


やめる頃になって吹き出したが、もう関係なし。




ただ、翌日からは


「少しは吹いてくれてもいいんだけどなー」


というマル探しに。






つづく

 ]]>
永島規史
ベタ凪ぎフィネスヒラ4連戦(前編) https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5npnzfb93 2025-12-02T17:44:00+09:00
同じ《フィネス》でも前話のマルスズキの後はヒラスズキ。

ただ、このネタが終われば





再度マルスズキに戻る(笑)

タイトルにあるよう4連戦=4日連続ではあるが、3日分を4話構成にしたオオニベ戦


残した『運』の行方 - ①出会い
 (11月23日作)

残した『運』の行方 - ②違う呪い?
 (11月24日作)

残した『運』の行方 - ③魔法の手
 (11月26日作)

残した『運』の行方 - ④解放と開始
 (11月27日作)


の時と違い、(前編)&(後編)の2話でまとめてしまう事にした。


1日毎に書くほど、それぞれに濃いネタがない(笑)


なにしろ


4日間の全てが同じ場所!


だからでも(笑)

・・・

・・・

・・・


「くっそー。こっちが『冬だからこそ』と意地になって?シーバスタックルで南下系の釣りで苦労してるってのに、ヒラの写真をぼんぼこボンボコ送り付けてきやがって(苦)」

と昨年までは思っていた。

フィネスタックルで狙うヒラズズキにしても、年を明けてから切り替える釣りの扱いだったが、実際はその前から釣れていたり。

しかし、今年は前話の通り、既にフィネスタックルを持ち出している状態でも。

とは言え、この夜は最初からヒラ狙いだったわけでなく、日没時の満タンスタードでマルを仕留めにいったはずが、ム(泣)


一旦帰宅し夕食を済ませ


「さぁー、どこ行こ?」


と考えていたが、知り合いから三浦にメバルを狙いにくると言われた際に


「ソコ行くなら、ココも軽く様子見た方がいいよ!」


と告げた場所で、釣れなかったものの2バイトはあったとの話を思い出す。

その日からは1週間近く経っているが、それを自分で確認しに行くことに。


ヒラと言っても、出直しでチョイと行くには丁度良い長靴レベル(実際履いたのはブーツウェーダーだがw)で狙える場所だ。フィネスタックルで狙う以上、ラインブレイクのリスクを伴わないような場所を選ぶことが原則。

ココも完全オープンエリア。

着けば全くの無風、水面はベッタベタの鏡。


過去の『フィネスヒラ』ネタにも多い、好む状態!


「それにしてもベタ凪ぎすぎ?」


と思いはしたが、その不安は1投目で消える。


ガバガバガバッ、ジィー


それを何度も繰り返す。

いくら走っても根ズレの心配は全くない。

ロッドに伝わる重量感からもそれなりのサイズであることは直ぐに分かったが、無事にズリ上げてランディング。


HYDRO UPPER 55S
(ピンクラグーン / 上州屋戸塚原宿店オリカラ)



60cmのマルと60cmのヒラとでは、そのファイトは比べ物にならないくらい面白い。



GRANDAGE LEGACY RUTHLESS S86MHT


そんな60アップを翌日も!


ただ、この夜は1投しただけで終わり(苦)

リリースする際にブーツ部を深く水に入れると、左足のくるぶし下あたりから一気に水が?


えーっ!?


濡れ方からして続ける気にはならなかったが、帰ってから損傷個所を探しても見つからず、ただただまた違う『呪い』かと(泣)

修理したはずだったもう一足の長靴があったので


「まー、あとでゆっくり見よう」


と、翌日はそれを履いたが今度は反対側の足から。


治し切れていなかった(笑)


が、濡れ方も軽かったので続行!


前夜同様にベタ凪ぎの中



ルアー同上


最初のヒットは50チョイだったが





直ぐに60アップ追加!





ここではいつもそうなのだが、大体決まった範囲内の潮位でバイトがでる(当たり前と言えば、当たり前だが)。

幸いにして他に誰もいない場所で、その時合いが4日間続いた。






残り2日間分へ、つづく
 ]]>
永島規史
フィネスで始まる三浦の冬 https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5n7atojzh 2025-11-29T19:19:00+09:00
今年の初っ端のブログで書いた通り

先ずは、どうでもいい話から?
   (2025年1月5日作)

昨年の12月は『大量の鼻血が止まらない事件』により、殆どを棒に振った。

よって、自分でその状況を感じることはできず。

いずれにしろ


冬こそ三浦半島のハイシーズンだ!


そう思って、何十年も釣りをしてきた。

産卵を間近に控え、抱卵した見事なまでのプロポーションのシーバスを狙えることが冬の三浦半島の醍醐味であり、それこそ三浦半島ならでは!だと。

その狙い方はスタイルにもより様々。

ボクにとっては、浦賀水道の流れに乗って南下してくる群れの本隊を横須賀の東部エリアで直撃していく釣りを『冬の三浦半島の王道』として捉えていた。



※過去を振り返るネタ画w


勝手に『南下系プリ』と名付け、その釣りに関し何度ブログで書いてきたことか分らない。


その昔『磯マル』という言葉が脚光を浴び始め、当時注目されていたのは千葉県内房のその釣り(「三浦なんて昔から「磯」じゃねぇか」とか思いながらw)だったが、やがて釣果も激減。

それが嘆かれていた頃、対岸でもある三浦半島はそこまでの影響を受けずに同様の釣りが出来ていた。

とは言え、近年東京湾のシーバスの絶対数の減少が問題視もされる中、三浦半島もその影響を受けないわけがない。

勿論、東京湾の全てのシーバスが三浦半島沖で産卵をするわけではないにしろ、毎年水温が16℃を切る頃になれば、定置網にはドサッとシーバスが入り始める。それは紛れもなく、群れが南下してきている証でも。

ただ


「今年も定置網に入り始めたみたいだよー」


という声が聞こえてきたにしても、それを合図とするかのような釣果の伸びがない。

要するに


「ショアから釣れる範囲への接岸が少ない」


と言える?


潮流の変化、浅場の藻の減少などなど要因は色々あるだろう。

こと、これまでの主戦場に関しては、この数年で地形ではなく地質が大きく変化した(何年も入り続けている人でなければ気付かないかもしれない)。

それでも3~4年前までは


「あー、これ、自分が釣りきれてないんだな」


と感じることもあった。


が、先の事件により欠席した昨年の聞いた話を含めこの1~2年は、めっきり釣れなくなった(苦)

入ってくる群れではなく、地の魚がポロポロっと釣れたりするくらいは当然あるが、かつての『破壊力』は失われたと思わざるを得ない。

ぶっちゃけ


「もう『椅子取りゲーム』をする価値すらない」


とも言いたくなるほどだが、いざシーズンを迎えれば今年も激戦区化してみたり。


「試しにエリアや釣り方を変えてやり通すか」


そんな冬の始まりに(笑)

・・・

・・・

・・・

これまで主としてきたのはアフター期だが、プリの時期も合間を見て(浸かれない潮周りとか)チョイチョイやっていた釣り。



Dover 46 SlowSinking  ※この時はプロト


ヘロヘロのアフターと違って、重量もあるプリをライトタックルで掛けると楽しいのなんの。


オープンエリアの回遊の釣り』よりは『小場所のピン撃ち』の要素の方が多くはなる。


ともすれば


「小さいルアーでのセコイ釣り」


と思われがちだが、フィネスネタの際に書いたことはあるように前話までのオオニベとは真逆で『ルアーを小さくする=発見されづらくなる』となるため、そこに至るまでのアプローチ(キャストコースなどだけでなく時合いも含め)はより精度の高さが求められる。

そういったゲーム性のある釣り、のつもり。

マイクロベイトを選り好みしている状態でもないし。



いずれにしろ、この日は検品作業を終えて帰ってきた後、日付も変わる深夜から『GRANDAGE LEGACY RUTHLESS S86MHT』を片手に出撃!

当初やろうと思った場所の満タンスタートには全く持って間に合わなかったため、下げ止まり前後を狙って場所も変更してのことだった。


それが功を奏したのか



HYDRO UPPER 55S
(ピンクラグーン / 上州屋戸塚原宿店オリカラ)



上げがしっかり効いてきてから明確なバイト。

まだ手探り状態の場所なので時合いはハッキリ掴めていない中だったが、ライトタックルを十分に楽しませてくれるサイズ。





と同時に、翌日からのヒラスズキのラッシュにあう前の貴重なマルスズキにもなった。

フィネスで狙ったからといって簡単には釣れず(笑)






4夜連続の《フィネスヒラ戦》へと、つづく
 ]]>
永島規史
残した『運』の行方 - ④解放と開始 https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5n5oauwxh 2025-11-27T19:53:00+09:00
依然として日々のネタが溜まっていくが故、これもまた同タイトルにして続けることにもなりそうな?





ベタ凪ぎフィネスヒラ戦 - ①~④

とか。

(その前にヒラではなくマルの話もあり)

をそれぞれまとめて書いてしまうことも出来なくはない気はするが。


いずれにしろ、無駄に長くなった前話までのように思わぬ事態に巻き込まれた?中で


「これで釣れたらドラマだよ(笑)」


とも思いはしたが、結果的にはこうなった。




・・・

・・・

・・・

「この際、メジャーはなくてもいいべ」


車の『呪い』が解けたことで別の100均へ探しに行くことも考えたが、そのまま釣り場へと向かった。

駐車スペースに到着し準備を進めていると


来ちゃった!


と、鳥居さん登場(笑)

直後に前夜も一緒だった他メーカーの営業さんやテスターの方も来たりして。


不安からも解放され、まだ明るさも残る中





パンチライン130』(2gのウェイトシールつき)から開始。

事前に各種買い込んだように軸となるのは150~170mmクラスのビッグミノーであることは確か。

ただ、この数日の中でオオニベからの反応が一番あった浅い瀬周りにはシンペンが有利との話。実際、2日目の夕マズメのヒットは全てシンペンだったらしい。

2日目の夜、狙った場所も違いシーバスだったとは言え、釣果を得たのが同ルアーだったが、それ以上に


これで釣りたい!


というルアーも。




BALEINE 160SPL
160mm / 47g

シンペンをセレクトするような状況下において同等の使い方が出来る上、ビッグミノーと同じボリューム感を出せる。

パンチラインマッスル95』での釣果報告も聞かれたり、バイブレーションを使うこともあるように


「大きくなければダメ」


というわけではないにしろ、やはり群れが回ってきた時にすぐさま見つけてくれるようなボリューム感は求めたくなる。

ただ、流れも速い中で水の掴みをより良くさせる為、多少前傾にするようなつもりでウェイトシールの重さや位置をその場で色々貼り替えながら試していった。



2g   ※位置が同じ写真だったw




最終的にはコレにした3g


瀬の先のブレイクだけでなく、瀬の上も狙える高い潮位の内から開始するも、直ぐには反応なし。

やがて、ライフジャケットの背中のライトだけしか見えなくなった闇の中で、自分よりだいぶ左に入っていた鳥居さんの声が響いた。


ヒットー!!






やはりシンペンだった。

メーターちょいかけながら初めて目にするオオニベ。

その回遊が始まった?

多くの人が更にその先へと足を急がせていた中、人も少なめ且つ回遊があるだろう地形変化に狙いを定め、キッチリとモノにする。


「やっぱ鳥居さん、スゲぇー(笑)」


今回、初めてオオニベにチャレンジするにあたり、で記した鳥居さんからのコトバ。


「群れが入った時に、通過する場所、とどまる場所にルアーが届くことが1番重要なのかな~(笑)」


届く』といっても単に飛距離の話ではない。

その時、そこにルアーがあること。


とにかく、ひたすら投げるしかない。

もうそれは、ルアーフィッシングとしての原点。


つべこべ言わずに投げて、巻け!


みたいな(笑)


そして何より


あとは自分の『運』を信じることですね!!


ここまで『』は使っていないはずだ(笑)


左からの流れで浅瀬の左側のブレイク付近か瀬の上に乗ったであろう頃か、これまでに得たことのないバイトと共にファーストラン。


喰ったー!!


一気にラインを引き出しながら


ガンガンガンっ


と何度も交えてくるロッドを強く叩く独特な引きは


「一度味わったら病みつきになるから(笑)」


と言われるのが良くわかる。


それと一緒に


「メーター以下は『オオニベ』じゃなくて『イシモチ』だから!!ガハハっ」


と語ってくれた現地釣具店スタッフもいた。


「『イシモチ』でいいよ、『イシモチ』でも!」

・・・

・・・

・・・

BALEINE160SPL(どチャート)


知る人ぞ知る『チーム・ショッカー』の名が入った鳥居さんのメジャーの上に乗せる。


Foojin'RS MAJESTIC SURF S106MH







イシモチ』 だった(笑)


勿論、それでも十分だ!






そして、今回の釣行で『』を使い果たしたどころか


「それまでの各種『呪い』からも解放されたはず!」


という気持ちにもなり、三浦半島での冬を開始した。







※このネタからも解放され、次のネタを開始(笑)]]>
永島規史
残した『運』の行方 - ③魔法の手 https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5ngtm2mjk 2025-11-26T21:15:00+09:00
やはり流れがすっかり戻ったのか





ネタが溜まる一方につき予定通り今回で終わり!


と、したかったのだが、どうやら無理らしい。


全てを書き終える前にそれを悟ったので、この部分と先を追記及び訂正(笑)

それでも、次回④では確実に終える。

そもそも余り長いブログは書かないタイプだが、それでも前話以上にかなり長め。

今回ばかりは致し方なし?

・・・

・・・

・・・

3日目の朝。

エンジンは無事に掛かり、当初利かなかったハイビームも前夜の帰路中に治った。


いったい、なんなんだ!


この日1件目の営業先着。

駐車場で店舗担当者と鉢合わせ、早速立ち話。


「2日間やったすけど、シーバスだけでした」

「あいつら、簡単じゃないでしょ(笑)」


勿論キャッチもしており、かなり精通している。


「どの竿でやったの?」

「これですよ、これ!」


ラインも通しっぱなしのその竿を差し出す。




Foojin'RS MAJESTIC SURF S106MH
■Length / 10'6"
■Lure / 12-56g
■Line(PE) / #1-2
■Weight / 173g

ついでに

■Reel / DAIWA 19セルテート LT5000D-XH
■Line / PE2.5号 300m
■Leader / フロロカーボン10号(35lb)


「また懲りずに頑張ってよ!メーター以下は『オオニベ』じゃなくて『イシモチ』だから!!ガハハっ」

まぁ、もっと色々話はしたが。


「やっぱ、朝は釣れてたのかー(苦)」


朝に届いてた鳥居さんからのLINEでそれを知ったが、鳥居さんも夕方の時合いには間に合わないらしい。

実際、干潮でも満潮でも上げでも下げでも


「群れが入るかどうか次第」


のようだが、この数日に関しては潮位が高い時に魚が入っていたことは明らかだった。





「え?今日は行かないの??夕方、大チャンスじゃん!絶対行った方がいいよー」

2件目の営業先でもそんな話に。

ある程度魚が回ってくる箇所も分かり始めていたので尚更だった。


ただ…


2件目に入る途中で立ち寄ったコンビニで直ぐに解けたから良かったものの、一瞬『呪い』に掛かった。

釣りたいのはやまやまだが、この後もどんな『魔の手』が伸びてくるか分からん(苦)


そして、ついに恐れていた以上の事態が。


3件目の営業先に到着し、バックしながら駐車しようとしていたその時


プスっ(イメージw)


ダッシュボードの各ランプが一斉に灯り、エンジンが止まった。


いやいや、待て待て


これまではエンジンを掛けようとした時に掛からないまでだったが、こともあろうに言わば走行中にエンジンストップ。


流石に?大慌て(苦)


が、キーを回すと直ぐに掛かった。


なんなんだよー(泣)


何食わぬ顔をして仕事を終わらせ、車に戻り再度キーを回す。


掛かったのは『呪い』の方だ。


「これ、そもそも帰れないんじゃないの?」


翌日には





入荷してくるロッドの検品が控えていた。

車を営業先の駐車場に置かしてもらったまま電車で帰ることも頭をよぎりながら、最初に起きた時(②参照)のことも思い返す。


「まさかとは思うけどな」


ボンネットを開け、バッテリーを手でササっと。


キーを回す。


掛かった!


魔の手』どころか『魔法の手』かよ!!


お陰様で、ここまでにだいぶ時間を食い、既に帰路についているはずが、徐々に近づく満潮からの時合い。


「止まるなら、どこで止まっても同じじゃね?」


我ながら、なんという開き直り。


ナビで探したの100均だった。


勿論、今日もメジャーはないまま。

実のところ、無くしたメジャーを先日買ったばかりだったので、ここでまた同じメジャーを買うのはアホらしい。

救いの手を100均に求めた(笑)


到着するすぐ手前に車のディーラーが目に入ったが、先ず目指すは100均。


が、釣具コーナーにワイドメジャーが見当たらず。


「くそー、結局メジャーないまま釣り行くのか」


ここでまた『呪い』に襲われた(泣)


いっそ、目と鼻の先のディーラーまで歩いて行って、事情を説明し見てもらおうかとも思ったが、試しに『魔法の手』を使う。


なんで、これでエンジン掛かるの?


ディーラーに到着し、出迎えてくれたフロアーレディにかくかくしかじか。


「1時間位待っていただくことになりそうですが」


ここでは一旦エンジンを切っても再度掛かっていた。


「とりあえず、バッテリーの状態だけでも見ていただくことできますか?」


暫くして作業員の方がm( _ _ )m


バッテリーチェッカーを手に持ちボンネットを開け、その作業へと移る前にバッテリー部を見て何かに気付いたようだった。


「うーん、恐らくコレでしょうね
(半分、苦笑い気味)






このナットが緩んでいたらしい。

本当に僅かな緩みだが、それによる接触不良。


よって、バッテリーを手でササっとやった際に微妙に動いて、一時的に不良具合が解消。

走れば衝撃等で再度接触不良を引き起こすことも。


憶測だが、こんな感じか。


魔法の手』ではなかった(笑)


果たして、これで『』を使ってしまったのか、むしろ残しているのかは定かではなかったが、不安は解消された。


そう。

前話で書いていたように、もしメジャーを忘れていなかったら最後にそれを買いに行こうとも思わず、その結果ディーラーに辿り着くこともなかっただろう。


いつ止まるかもしれないエンジンに怯えながら


「高速道路なら止まっても惰性で路肩までは非難可能。一般道の方がリカバリーはしやすそうだが、いざ止まったら追突されるかもしれないし、大渋滞を引き起こすことも。さー、どっち?」


と悩みながら帰るだけ。


メジャーをバッグから移し忘れたこの手が、ある意味『魔法の手』だったのかもしれない。



んな、バカな(笑)


いずれにしろ、無いはずだった3日目の機会。

あとは、残したはずの『』を信じるだけだった。






つづく
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永島規史
残した『運』の行方 - ②違う呪い? https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5nyxa3ave 2025-11-24T18:07:00+09:00
次々とネタが控えているので





③までで終わる予定(笑)


今回の愛知・静岡出張は2泊3日。

よって釣りができるのは2夜限りの予定だったが、その初日は9時間近く投げ倒してノーバイト(前話参照)。

そもそも、オオニベを仕留める為に何日も通い続けている人が大半の中で、たった2日間でそれを得ようとするのがおこがましい。

そんな初日を終えた後


「明日は翌日が仕事だから来れないかもなー」


と鳥居さん。

そりゃ、ボクも2日連続オールナイトは無理だ(笑)

まして3日目は帰路の運転もあるが故に、その前の睡眠はしっかり取らねばならぬ。

いずれにしろ、1人で場に入ることになりそうな。

ホームならまだしも、数メートル間隔で人が並ぶような連日混み合うアウェイの釣り場に単独で入るのは少し気がひけるのが正直なところ。


うーむ


加えて、使わないかもしれないメジャーが無い。


出張前の最後の釣り(勿論、この時も『』を使ってしまうことは避けたw)はショルダーバッグに長靴スタイルだったのだが、メジャーだけバッグから移し忘れていたことに初日の準備中に気付いた。

このバッグにしても何年使ったか分からず、落ちない汚れや破れも目に付き、挙句に片方のファスナーの引手が壊れ開け閉めしづらい状態になってい為


「流石に買い替えるか(苦)」


とは思っていたが、100均で売っていた引手が目に入り、それを購入して修理!





掴みづらいのでジッパータブも追加するつもり(笑)



それはさておき、この日1件目の営業先に入り前夜の話をしていると


「今晩オオニベ行きますよ!」


そうなの?(ラッキー!)

これで、仮に釣れても計測はできる。


ただ、このメジャーを忘れたことが、その後の展開を大きく左右するとは…。


その前によもやの事態が発生!


営業先の駐車場にある車に戻り、キーを刺す。

キーを回せばランプが灯る。



※ネタ用に後日撮影分w


エンジンを掛ける為に、更にキーを回す。

その灯ったランプが、消えた


えっ?なんだ??


当然エンジンは掛からず、試しに動かそうとしてみたサイドミラーもパワーウィンドも一切反応せず(泣)

ライトのつけっぱなしなども無かったのでバッテリーが上がることも考えづらい。

ただ、この場でやれることと言えば、試しにバッテリーを繋いでもらうくらいしかなかった。

(ヒューズなどの可能性もあったが)


営業先に戻り、かくかくしかじか。


「ボク、ケーブル持ってますよ!」


とりあえず、繋いでもらう為にボンネットを開ける。



※コレも同じくww


バッテリーは今年の車検時に変えたモノだ。

少し汚れていたので、営業先の人に見せる前に手で軽くササっと拭いてみたり。

その後、何気にリモコンキーのドアロックボタンを押してみると


ガチャッ


っと動いた。


「あれれ??」


続けてキーを刺し回してみると


あれれ???


エンジンも掛かった。

暫く頭の中は混乱状態だったが、営業先の人もボクのSNSを見ていてのことなのか


「永島さん、『呪い』ですよ、『呪い』(笑)」


原因が分からぬままに深夜の海辺で再度『呪い』に掛かったら、たまったもんではない。

もう、そこは『』を試す?

・・・

・・・

・・・

結局この夜も集合時間には間に合わずm(  _  _ )m


丁度着いた頃に写真が届く。

シーバスだった。

オオニベからの反応は無いよう。


ただ、結局早い時間だけ場には入った鳥居さんの話によれば、潮位が高い内はメーターオーバーも上がり、何人かヒットもあったとのこと。


自身も開始するが何も起こらず(苦)


「これ、いっそ今の時間は捨てて、潮位が高い朝に入り直す方がチャンスはあるかもですね。もしくは、朝までやるか(笑)」


との話も出だしたり。

確かにそうだった。


ただ、朝に入り直すとしても遅くとも3時には。

幸いなことに昨日の状況からか人は少な目だったので、一旦離れても入り直すことは出来そうな感じも。

とは言え、既に22時を超え、今からホテルに戻っても休憩時間は僅かしか取れない(大浴場には間に合うのがせめてものお慰めw)。

干潮潮止まりは、23:06。

ならば、このままやり続け、上げがしっかり効いているだろう2時頃まで頑張ってダメなら諦めるか。

そこまでやってしまうと、結局朝になる恐れも十二分にあるが(笑)



さぁー、どうする?



そんなことをずっと考えながら投げ続けていると



ゴンっ!


感じ慣れたバイトだった。



Foojin'RS MAJESTIC SURF S106MH
PUNCHLINE 130(チャートバックパール)


どこでも潮止まり前の時合いはあるもの。

既に帰っていた同行者にLINEすると


「メジャー忘れた時に限って釣れますよね(笑)」


よって、未計測の70あるなし。


その後は何も無く


「なんかしら釣れたからいいか」


と終了(泣)


そして、呪いは掛かっておらず、エンジンは無事に掛かった。


「まぁー、そんな簡単にはいかんよね」


とホテルへと向かう途中


「あれ?ライトがハイビームにならなくね??」


加えて、スモールライトにすると切れる。


電気系の不具合を感じざるを得なかったが、何とかホテルには無事に到着。


釣りどころか、仕事にも支障をきたしそうな不安を抱えたまま、爆睡した。






つづく
 ]]>
永島規史
残した『運』の行方 - ①出会い https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5n5poejgi 2025-11-23T12:24:00+09:00
タイトルが無駄に長くなるので省いたが、前話の通り残した『』を向けた先は

オオニベ

だ。

新規にそのタグを追加したように初チャレンジでも。


一昔前は

宮崎へ行かないと釣れない魚

ではあったものの


「静岡でも釣れるらしいよ」


となってから釣り物として定着するまで、それ程長い歳月は掛からなかった。

静岡は長らく営業担当でもあるのでチョイチョイその話は聞いていたが


「いつかやってみたいなー」


とは思いながら、なかなか機会はなく。


ただ


「永島くん、今年はオオニベやろうよ!」


と毎年声をかけてくれていた人も。

前職のMARIA時代にフィールドテスターとしてお世話になっていた鳥居靖生氏である。





村岡さんでさえSNS上で『リスペクトしていたシーバス四天王』の1人として名を挙げていた(無断でネタに使って、スミマセンw)ほどのアングラーだが、もともとの職業柄海外赴任が続き数年前に地元静岡に戻ってきたので最近の人には知られていない存在かもしれない。


再び鳥居さんと出会い、今年そのチャンスを得た。


そんな鳥居さんと色々LINEで話をしていく中、最後に言われたのが前話でも書いたように


「あとは自分の『』を信じることですね!!」


普通ならルアーのアクションがどうの、レンジがどうの、狙い方がどうのと小難しい話をしそうなものだが


「群れが入った時に、通過する場所、どどまる場所にルアーが届くことが1番重要なのかな~(笑)」

とか。

何より、これだけ偉大な人から『』という言葉を聞いた時、なんと表現したらよいか分からないが、気持ちが凄く楽になった。


とは言え、『』を残しておくどころか持っていない(『呪い』にかかったままだしw)状況が暫く続いてもいた中でオオニベ釣行を交えた出張がスタート。


よって?


最初の営業先でとあるモノを思わず買った。

在庫がなくなった自社のキャップ(笑)





色褪せるまで長らく愛用していたのだが、いつのまにか紛失(泣)

これの何が気に入っていたのかと言えば、ヘッドライトをツバにクリップ止めする際、丁度ピッタリとハマる厚さなのだ。

他のキャップだとツバが少し厚くて綺麗に入らない。

入るモノもあったが、いかにも夏用だったり。



※これもメッシュだから夏用?(笑)


実際、以前にこの店で見つけてはいたのだが、買うまでには至っていなかった。




「ここで出会ったのも何かの『』だ」


とばかりに購入を決めた。


そうまでするほど、ここまでの悪い流れを断ち切りたかった心境でも(笑)


少し先の話をしてしまえば、この釣行から流れが戻ったことも確かだとは思いたい。





オオニベ釣行以降のネタとして、その内に。

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初日の夜を迎える前。


「このところは上げの方が良さそうだよ、ホテルに戻れないかもね(笑)」


「それって『朝までやる』ってことですか?(笑)」





その後、それを確定される情報も。


釣る為には、もう腹をくくるしかない(笑)


19時30分の待ち合わせ時間には仕事の都合で間に合わず(当然ちゃんと現地での営業を終わらせてから!)、21時前に合流。

そこから約9時間、途中大して休憩を取るわけでもなく朝の6時近くまで竿を振り続けてノーバイト。


まぁ、そんな簡単にいくわけがない。


幸いにしてホテルまでは20分ほど。

先に仮眠をしてから9時までの朝の大浴場に駆け込むか、先に入ってから仮眠するかの選択を迫れる中、2時間ほど仮眠をしてから『カラスの行水』状態で、仕事に向かう。


この時は、その後に起こる事態を知る由も無し。



どんだけ『運』が無いんだよ!





つづく


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永島規史
『運』は残しておくべし https://www.fimosw.com/u/uc007980/ntnse5nebbjf7z 2025-11-15T23:54:00+09:00
暫く間が開きましたm( _ _ )m


小磯のライトゲームだった前話以降


「また暫く浸かる」


とは言ったが、少し思うところもあり前の潮周りとは場所を変えた。

その日も以前同場所から仲間の釣果報告が届く中で、ようやく水面が割れれば





ボフッ

と出るタチウオだったり(泣)


その後の浸かりは



恒例のセミナー参加とか。

当日の模様は下記より
キャスティング横浜磯子店ショップニュース
【満員御礼】ウェーディングセミナー2025
https://castingnet.jp/shop/detail.php?s=25&no=238189#title_news



それを含めた2泊3日の出張から戻ってからは



GRANDAGE LEGACY RUTHLESS S86MHT
PUNCHLINE 60(どチャート)


釣果があったのは、またライトゲーム。

小さくてもヒラはヒラ!



まだ本格化しない三浦半島。



その後も色々各所やったけれど、『コードの呪い』がいまだに解けない感じすらある(苦)


が、それはそれでいいのだ。


『運』は来週まで残しておく

(と、思うことにする)


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ルアーも諸々準備は完了。

バレーヌ160SLP』に期待したいところはあるが。






Foojin'RS MAJESTIC SURF S106MH


青物のシーズン中であったにも拘わらず、間に合わせるため先にオーバーホールへ出していたリールも無事に戻って来た。


あとは自分の『』を信じることらしい。


よって今晩は釣りもせずサボっていたブログ書き。


まー、明日の朝が早いこともあるのだけれど(笑)






こちらの毎年恒例のマニアックス様主催メーカー合同試投会。

一部モデルの初回生産分は出荷になった『Foojin'Z 6th』(次回12月中旬入荷予定分のご予約は可)を始め、来週入荷予定のヒラスズキロッド『BLACKFIN EX Ⅲ』やモバイルロッド『VOYAGER EX Ⅳ』など発売を間近に控えた新製品もご試投頂けます!

是非、APIAブースにもお立ち寄りください!!


一部情報が先に出ている『Foojin'RS』のNEWモデルはまだありませんが、その旨ご了承をm( _ _ )m

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永島規史