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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

大先生からの電話。

は故郷の埼玉に、釣り仲間であり、人生においても、もちろん釣りも大先輩であり、僕のフライフィッシングの先生がいる。

数年ぶりに、今日電話を頂いた。
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画像は嘗て、先生に頂いたツインクルサーファー。

先生は、何と70代半ばにして、現役のシーバスアングラー。

「あ!関根さん、釣りしてますか?お元気ですか!!?」

10年前と変わらず、お元気な声と、言葉の節々に釣りへの熱意が響く度、胸が熱くなった。

聞けば、最近、歳の所為か浸かるのがしんどくなったけど、昨年、利根川で念願の80cm超えを仕留めたらしく、今年は更に上を狙って挑戦するのだという。


十数年前、初めて一緒に東京湾にご一緒したときは、スミスのタイドスラッシャーにカーディナル77をセットして、往年のラパラやこのツインクルサーファーを投げまくる、真に、生涯現役をやってのけるスーパーアングラーだった。

普段はフライフィッシングのエキスパートであるが、ルアーの楽しさもちゃんと知っていて、大昔の銀山湖の大イワナの事、まだ埋立地に何も無かった時代の東京湾のこと、まるで昨日釣りに行ってたかの如く、楽しそうに話してくれた。

北米のサーモンの事、何時かご一緒する約束をしたまま、歳月だけが過ぎてしまっている。

釣りを生涯、現役を続ける事は、容易い事ではなく、体調管理やモチベーションの部分で努力する事は、きっと山ほどあるだろう。

少年時代に大洪水に被災し、家も家族も全て失い、故郷を離れ、親戚の家を転々としながらも、その後に個人事業主としてのお仕事をこなし、御家庭を持ち、娘様をお育てになり、現役を引退後も、釣師としての大事なものを忘れない先生の行き方、それは、この先、僕が目差すべき形かもしれない。

何年、この熱い情熱を持ち続けて釣が出来るのだろうか?

シーバス釣り、覚えたての数年は釣り好きなら、誰でも夢中になる。

そして良い時の記憶だけ、語り草になり、もう満足したか?飽きたか?で一人、また一人消えて行く。

大物を釣って終わる人、釣れなくて消える人、一人で黙々と淡々と続ける人色々いる。

先生と話す度、釣りは健康な限り、一生涯続けられる、道だと思う。

フライフィッシングでは海外遠征もこなし、キングをはじめ様々なサーモンを釣り、北陸の河川ではツーハンドでストリーマーを巧みに操り、サクラマスをランディングするまでを魅せてくれた大先輩。

10年数年前のある日、フライタックルを殆ど手放し、「私はもう一度、ルアーをやりたい!」と言い出し、「貴方、ルアーを私に教えて下さい!」と熱を持って言われた事、今でも忘れられません。

当然、僕の様なヒヨッコが教えられるものなど何も無く、ヒットルアーやタックルを少し案内した程度だったけど、今ではもうルアーのエキスパートである。

人は何歳に成っても、人から学ぶ事が出来るもの。

プライドを捨てて、真摯に向き合い、チャレンジする事の素晴らしさ。

誠実であること、熱意を持つ事、信念を貫く姿勢。

釣師特有の嫌味、妬みの無い、釣りに情熱的で素晴らしい人。

尊敬できる釣師、先生に出逢えた事、感謝します。

僕も、まだまだこれから、やるべき事、出来る事、沢山ある。

明日から、また頑張ろう。




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