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▼ パックロッドの未来。
前のログで、今年からはパックロッドで揃えるって書きました。
ここ数年、
各社からさまざまなパックロッドがリリースされており、
ユーザーも増えてきていると思います。
が、
メーカーが想定している、
またはそのプロモーションにちと疑問があって、
今回ログで書いてみることにしました。
「パックロッドの利便性、そこじゃないでしょ」
大抵パックロッドのセールストークやキャッチコピーに使われるのが、
「旅先や出張先、仕事帰りに便利」的な。
実際、
ワールドシャウラだとかツララモバイルとか、
世界中への遠征を想定して、
それに対応するために作ったパックロッドも存在し、
それを実際に必要とする人も存在します。
で、国内旅行の「ついでに」釣りをするために、
そうしたモバイル性能を必要とする人も存在します。
が、特に後者、
さらには出張先や仕事帰り、
想定されるのは電車などで出張や職場に行ってる人が、
そこでどれくらいの人が、釣りをするんだろうって考えると、
「そんなにはいないでしょう」
と言うのが正直感じてきたこと。
旅先でついでに釣りをする機会って、
年に何度もないでしょう?
それが家族旅行や夫婦でだったりしたら、
釣りをする時間なんてそうは「与えられない」はず。
そのためにわざわざロッドを買えるような「富裕層」ってそう多くはないはずだと感じるのだ。
また、
バッシーも出張が多く、
また平時でも営業などで水辺に行くことも多い。
が、仕事モードの時は、ちゃんと仕事に集中しまっせ!(笑)
釣り道具を持っていこうとすると、
それに紐付いた用品や服装もあり、
ロッドがパックロッドであっても、
結構な荷物になってしまうものです。
実際バッシーもパックロッドを持っていったことはあるのだけれど、
やるからには釣りたいとなると、
あれもこれも持っていきたくなるし、
それでいて普段使ってるのとは違うロッドだし、
出張先などから行ける場所も限られるしで、
「取りあえず出張先で釣りしました」ってだけで終わることが多かった。
仕事帰りならなおさら。
朝の通勤ラッシュでロッド持ってるなんて考えたら、
もうヒヤヒヤしてしまう。
なので、
各社のプロモーションや説明で、
これらが用いられることに、以前から違和感を感じてきてて、
これが長らくパックロッドの進化を止めていた大きな要因だったと考えてます。
ラインナップされてるパックロッドの多くは、
「性能やパーツ等はエントリークラスのちょい上程度なのに、
お値段はミドルエンドのちょい下くらいとやや高め」
で、
旅先とかでの使用を想定したプロモーションしかしてないから、
そんなに売れないので、
リリースしては消えてを繰り返し、
ちゃんとユーザーを正しくプロファイリングして開発せず、
正しくプロモーションしてこなかったために、
成長、発展させられる「ドル箱」なのに、
メーカーの怠慢でそれを阻害してきた分野。
パックロッドを本当に求めている人は、
普段からそれを使いたい、
またはそれが都合が良い人であるってことなんです。
バッシーが開発に関わらせてもらった、
COREMANバーサタイルデバイスは、
イズミンが最初から電車やバス、自転車やバイク移動する人が、
ガチロッドを使えるようにってのがメインコンセプトだったから、
他のパックロッドとか開発コンセプトがそもそも違う。
遠征用ロッドを想定していたら、
バッシーに声なんてかけませんからね。
バッシーもその一人。
それでもいままでパックロッドではなく、
2ピースロッドや1ピースロッドを使ってきていたのは、
「ホントに使えるパックロッドがなかった」からな訳です。
それが今では、
ホントに使えるパックロッドが非常に増えた。
パックロッドの多くはたまたま、
「航空機内持ち込み可能なサイズ」
に仕舞い寸法が設定されてることが多いので、
普段使いでの携帯性に優れているのだが、
ベイトロッドは携帯性と「ガチ度」を両立したものが、
特にバスロッドを流用すれば選択肢がたくさんあるけど、
シーバスで使えるスピニングロッドは、そうしたものの選択肢がまだ少ない。
縮小傾向にあるシーバス分野において、
まだ伸ばせる可能性があるとすれば、
モバイルで、
ガチで、
パーツやコスメに手抜きがなく、
ミドルエンドくらいの価格帯のロッド。
ここは確実に需要がある。
「そういうアングラーってどれくらいいるのだろ?」
バーサタイルデバイスがリリースされる度(過去に二度)、
その展示会などで触る人の多さを見ると、
車でガンガン釣りに行ってる人はあまり興味を示さないが、
カップルとか、
若い人、
サラリーマンくらいの人の関心が非常に高い。
シーバス業界の平均年齢層は高い中、
この分野だけは若いアングラーから注目されている。
自家用車に乗って、
高速使って釣れてる場所にはどこへでも行って、
年に100日くらい釣りしてて、
沖堤もウェーディングも何でもござれってアングラーは、
中高年以上。
自家用車は持たず、
週末に一度だけか、月に1~2度の釣行、
公共交通で行けるところで釣れてれば行くってような人が、
実は大変多いのです。
ジャッカルが人気なのは、
そうした人でもとっつきやすく、
入りやすいスタイルを、
「俺達。」の動画なども活用しながら提唱してて、
それに対応したタックルをリリースしているからだと感じる。
そういう人は、
ガチンコの1ピースロッドを何本も持ってくなんてことはせず、
まずはパックロッドでと言うケースも多い。
シーバスの場合は、
その選択肢の少なさゆえ、
入門時もさることながら、
少し釣れるようになってグレードアップしようとすると、
選択肢は2ピースロッドしかなくなってしまうのがオチなのです。
「パックロッドは遠征、旅行用」
「アングラーは車だから2ピース」
って古い考え方を、
メーカーや開発の人が変えないと、
大きなマーケットで実際にあるニーズに応えられなくなっているので、
このまま廃れていく可能性も高い。
って、
パックロッドユーザーのみなさんは共感してくれますよね、この叫び(笑)
- 2020年2月17日
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