【横浜鬼斬会　ａｔ　ｆｉｍｏ】嬉しいバースデー。

今日はバースデー。

ウン十ウン回目なんで、今さら

「おめでとう！」

なんて言われるようなお年頃でもない。

むしろ、
「あと何年生きるのだろう？」
なんて考えなくもない、この頃（早いか！）。

とは言っても、毎年この時期になると、何となく
「もうすぐ誕生日だよん」
みたいなブッコミも、習慣でしてしまう（笑）

美容の学校で働いている身として、
この時期は大抵が「国家試験・実技」の週にあたるこどが多い。

今年の東京の美容師国家試験・実技は、2月3～6日に順次実施される。
みな試験日に八王子を離れ、都心の試験会場へと向かう。
初日が試験日でない学生たちは、前日まで学校で練習に来ている。

学生には、
「試験日、4日？俺の誕生日だから縁起がイイねぇ～」とか、
「試験日、○日？俺の誕生日じゃないから縁起がイイよ！」
なんてカタチで、エールを送りながら、何気なく「営業」（笑）

まぁ、そんな事をしたところで、当日には大抵それどころではなく、忘れ去られているのだか、今年は違った。

昼休みを終え、いつもの「一服」から戻ると、
デスクにはたくさんのお菓子が。

いない間に持ってきてくれたようで。

それも一つ一つに
「ハッピーバースデー！」
「幸せな一年でありますように！」
「合格するように応援してね！」
など、
メッセージと一人一人のサインが書かれてる。

「これじゃあ食べれないじゃ～ん！」
とボヤきながらも、嬉しくて仕方ないよね、これは。

すぐに学生が練習している教室へ向かう。

そのうちの一人を発見したら、まあ大変！
軽くお礼を言うつもりが、教室から学生が集まって、
「ハッピーバースデー」の合唱。
さらにお菓子を貰う羽目に（笑）

みんな国家試験を控えてると言うのに、こんなおっさんのバースデーを祝ってくれるなんて、なんとも嬉しいね！

気合い注入でハグを求められたのはさすがに断ったが、
それでも先にハグされた学生には、一応ハグをお返ししたけど．．．

女子だけでなく、男子学生もお祝いの言葉をくれたり、
今日が試験日だった学生も都心から戻って合流したりで祝ってくれて、
この仕事冥利に尽きるね～。

自分の誕生日はとにかく、
こんなイイ学生たち、全員合格して欲しいなぁ。

と、手放しで喜んでいるけど、そこはイマドキの学生たち。

「ワタシ、来週誕生日なんだ！」と言う学生が数名．．．
う、うん、知ってる。
親しい学生の誕生日は、大抵覚えているから．．．

「卒業、祝ってくれるよね？」
あ、うん、もちろんだよ．．．ん？

そーゆーこと～！

やっぱり、何事もなくは終わらないよね～（笑）

会議が終わると、すっかり雪景色になっていた。