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▼ ガンクラフト S-CAPER エスケイパー(エスケーパー?)というルアー
- ジャンル:釣り具インプレ
名馬の影に隠れた実力派の話は良くある。
馬のことは良くわからないが僕でも知っているディープインパクト。
これに霞んでしまった名馬がどれだけいたかは想像に難しくない。
車で言えばZ32型フェアレディZ。
国内自主規制値の既成事実を造り上げたハイパワー車であり、デザインも評価が高い。
が、BNR32型スカイラインGT-Rの出現により駄馬の烙印さえ押される。
そしてビッグベイトの中でも絶大な支持を受けるジョインテッドクロー。
一際異彩を放つガンクラフトのルアーの中で陽の当たらないルアー、それがS-CAPERである。

◆パッケージング
140mmと言うビッグベイトの名にふさわしいサイズ。
水平浮きに近い姿勢のブラックバス用のペンシルベイトである。
そして水面を滑りながら、縫うようにターンする様はSの名を冠するにふさわしい。
また、この手のルアーは一般的に自重が重くなりがちなのだが、1・1/30オンス(30gちょっと)と言う普通のシーバスロッドで投げられるウェイト(ギリギリだが)の稀有な存在である。
◆持ち味

トップウォーターのビッグベイト。
140ミリと言う重鈍そうなサイズ感を裏切るキレキレのターン。
それがエスケイパーの特徴と言える。
先ほどS字系を意図したコメントをしているが、実際にはS字軌道であると言うよりはスケーティング系と言った方が正しい。
ただしそのスケーティング距離が異様なまでに長い。
このためうまく繋げることが出来るとまるでS字を描いているように見えるのも事実だ。
また、ラインテンションを抜いた後の倒れ込みというか横の向き方がえげつない。
このレスポンスがゆえ、スラックを多目に出してジャークしているとほぼ進まずに定点でターンし続けるので魅せたい所で手数が多くできる利点もある。
あと、トップウォーターはスレがある程度のレベルから進行しにくいと言う利点がある。
シャローで投げ続ける価値はあるのかもしれない。
(誤爆バイトの回数を見てしまうと、居れば必ず食ってくる気がするのがこのプラグの恐ろしいところだ。)
◆水平浮きと言う特性
ソルト系のペンシルはその多くが立ち気味の浮き姿勢となっている。
これは飛距離を最重視し、頭を振らせる為に必要な進化と言える。
しかし、エスケイパーは水平に近い浮き姿勢である。
このため、アクション時にあまり水の中にルアーが沈んでいない。
要は、存在感のわりに水を動かしていないと言える。
このルアーを使っていて思うのはバイトの多さに比べてなかなか乗らないと言うことなのだが、存在感で引き寄せるのに対していざ近くに来たときにでかすぎて食いきらない、それが誤爆の真因だと僕は思っている。
(裏を返せばトップウォーターとしてはこのくらいのアピールが必要なのかも知れない)
もちろん弊害もある。
常にブレーキの掛かるベイトリールでのキャストを前提に水平浮き設計されているので、細いPEの巻かれたスピニングだと非行姿勢が安定しづらく、失速する。
また、多くのシーバスロッドでのルアーウェイトに収まる重さではあるのだが、プラグと言うこともあり初速が稼げない。
竿自体に50g程度のキャパがあると投げやすい。
うまく決まれば60m位は飛ぶことが確認できてはいる。
◆その他注意点
このでかさではあるが、実はフックサイズに敏感だったりする。
少し潜るなと思ったら番手を1番手下げるだけで使いやすくなったりする。
裏を返せばそれだけ微妙なバランスの上に成り立っていると言える。
厄介なのは潮汐の影響により塩分濃度が変動する汽水域等では投げ続けているなかで使用フィーリングが刻々と変わる。
潜らして使うと水を動かしすぎるのか反応が出ない事があるのでロッドの高さなどで調節するか、前述のフックサイズで調整を行う。
個人的にアクション安定性の確保に効果があったのはリーダーを太めのナイロンに変えることとメインのPEラインを太くすることだった。
とにかく糸を浮かすことでフィーリングが安定する。
◆余談
ガンクラフト + ジョイクロ 264,000件ヒット
ガンクラフト + エスケイパー 5,180件ヒット
もっと評価されてもいいと思う(笑)
特にシーバス用としては使い道があるのではないかなと。
まぁ、マイノリティ側を歩く意味合いではアリだなと(笑)
◆総評
乗らないけどバイトの数だけは異常に多いビッグベイトのトップウォータープラグ。
出るけど乗らないと言うトップウォーターの醍醐味を味わえる悶絶プラグである。
サイズが小さいと乗らないため、サイズを選ぶ事が出来る。
サイズが大きめの魚が上を意識しているときに極めて有効である可能性を秘めている。
馬のことは良くわからないが僕でも知っているディープインパクト。
これに霞んでしまった名馬がどれだけいたかは想像に難しくない。
車で言えばZ32型フェアレディZ。
国内自主規制値の既成事実を造り上げたハイパワー車であり、デザインも評価が高い。
が、BNR32型スカイラインGT-Rの出現により駄馬の烙印さえ押される。
そしてビッグベイトの中でも絶大な支持を受けるジョインテッドクロー。
一際異彩を放つガンクラフトのルアーの中で陽の当たらないルアー、それがS-CAPERである。

◆パッケージング
140mmと言うビッグベイトの名にふさわしいサイズ。
水平浮きに近い姿勢のブラックバス用のペンシルベイトである。
そして水面を滑りながら、縫うようにターンする様はSの名を冠するにふさわしい。
また、この手のルアーは一般的に自重が重くなりがちなのだが、1・1/30オンス(30gちょっと)と言う普通のシーバスロッドで投げられるウェイト(ギリギリだが)の稀有な存在である。
◆持ち味

トップウォーターのビッグベイト。
140ミリと言う重鈍そうなサイズ感を裏切るキレキレのターン。
それがエスケイパーの特徴と言える。
先ほどS字系を意図したコメントをしているが、実際にはS字軌道であると言うよりはスケーティング系と言った方が正しい。
ただしそのスケーティング距離が異様なまでに長い。
このためうまく繋げることが出来るとまるでS字を描いているように見えるのも事実だ。
また、ラインテンションを抜いた後の倒れ込みというか横の向き方がえげつない。
このレスポンスがゆえ、スラックを多目に出してジャークしているとほぼ進まずに定点でターンし続けるので魅せたい所で手数が多くできる利点もある。
あと、トップウォーターはスレがある程度のレベルから進行しにくいと言う利点がある。
シャローで投げ続ける価値はあるのかもしれない。
(誤爆バイトの回数を見てしまうと、居れば必ず食ってくる気がするのがこのプラグの恐ろしいところだ。)
◆水平浮きと言う特性
ソルト系のペンシルはその多くが立ち気味の浮き姿勢となっている。
これは飛距離を最重視し、頭を振らせる為に必要な進化と言える。
しかし、エスケイパーは水平に近い浮き姿勢である。
このため、アクション時にあまり水の中にルアーが沈んでいない。
要は、存在感のわりに水を動かしていないと言える。
このルアーを使っていて思うのはバイトの多さに比べてなかなか乗らないと言うことなのだが、存在感で引き寄せるのに対していざ近くに来たときにでかすぎて食いきらない、それが誤爆の真因だと僕は思っている。
(裏を返せばトップウォーターとしてはこのくらいのアピールが必要なのかも知れない)
もちろん弊害もある。
常にブレーキの掛かるベイトリールでのキャストを前提に水平浮き設計されているので、細いPEの巻かれたスピニングだと非行姿勢が安定しづらく、失速する。
また、多くのシーバスロッドでのルアーウェイトに収まる重さではあるのだが、プラグと言うこともあり初速が稼げない。
竿自体に50g程度のキャパがあると投げやすい。
うまく決まれば60m位は飛ぶことが確認できてはいる。
◆その他注意点
このでかさではあるが、実はフックサイズに敏感だったりする。
少し潜るなと思ったら番手を1番手下げるだけで使いやすくなったりする。
裏を返せばそれだけ微妙なバランスの上に成り立っていると言える。
厄介なのは潮汐の影響により塩分濃度が変動する汽水域等では投げ続けているなかで使用フィーリングが刻々と変わる。
潜らして使うと水を動かしすぎるのか反応が出ない事があるのでロッドの高さなどで調節するか、前述のフックサイズで調整を行う。
個人的にアクション安定性の確保に効果があったのはリーダーを太めのナイロンに変えることとメインのPEラインを太くすることだった。
とにかく糸を浮かすことでフィーリングが安定する。
◆余談
ガンクラフト + ジョイクロ 264,000件ヒット
ガンクラフト + エスケイパー 5,180件ヒット
もっと評価されてもいいと思う(笑)
特にシーバス用としては使い道があるのではないかなと。
まぁ、マイノリティ側を歩く意味合いではアリだなと(笑)
◆総評
乗らないけどバイトの数だけは異常に多いビッグベイトのトップウォータープラグ。
出るけど乗らないと言うトップウォーターの醍醐味を味わえる悶絶プラグである。
サイズが小さいと乗らないため、サイズを選ぶ事が出来る。
サイズが大きめの魚が上を意識しているときに極めて有効である可能性を秘めている。
- 2016年9月29日
- コメント(6)
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