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PE0.6号という戦略

  • ジャンル:釣り具インプレ
都市部ては完全に市民権を得たPE0.6号。
山陰でも一部の方々が使用されているが、まだまだ浸透していないように思う。そこまでの必要性を感じていないのが大きな理由だとは思うが現実に細糸を使うことにより釣りの幅が広がる事も事実であるので今回はPE0.6号の利点にとその闇(笑)について書いてみたいと思う。

始めに書きたいのはいくら0.6号を使ったからといって釣果が倍になるわけではない。だが細糸を使用することで間違いなく戦略の幅が広がっており、事実今年に入ってからサゴシ、シーバスともにほぼ0.6号しか使っていない。
まずは利点を以下に示したいと思う。

○飛距離
○ラインメンディングがしやすい
○横風の影響を押さえられる
○ローテーション時のライントラブル対策
○ラインの浮力が少ないので深いレンジをトレースするときに浮き上がらない

続いてデメリットの部分。
●ラインの劣化が早く高切れしやすい
●ラインの寿命が短くランニングコストが高い
●ラインの放出抵抗を前提にした飛行設計のルアーの飛距離がバラつく
●冬季に指が切れる


まずは飛距離の件。
鉛やバイブレーション、ペンシル系はもともと空気抵抗を受けにくいので細糸化の恩恵を受けやすい。 特にジグなんかであればキャパのあるロッドを使うことですぐに100mは飛ぶだろう。ただしラインの放出抵抗を利用して飛行姿勢を安定させる設計のルアーの場合は却って飛ばなかったりという現象がしばしば発生する。 また、もともと空気抵抗が支配的なルアーに関しては細糸の恩恵は受けられない。

ラインメンディングはやはりやりやすい。 糸の浮力の影響を受けやすい軽量ルアー等もきっちりコントロールすることができる。 糸が細いので横風や横の流れにも強くコースのトレースも容易である。 ただしウインドドリフト等は逆にやりづらくなる可能性もある。(経験上そこまで扱いづらいと感じた事はない)
2秒に1回転以下の超デッドスローリトリーブ時にもバックラッシュしないという安心感も大きい。
ただしラインスラックにごまかされていた部分が無くなるのでルアーが合っていないとショートバイト多発…なんていうことが良くある。
都市部では0.4号が主流になりつつあるという話もあるが、あくまで深場狙い限定だと思う。大きな個体が掛かる可能性を考えるとさすがに山陰で0.4号はやり過ぎだろう。

当然だがラインの寿命は短い。 週3釣行で200m巻きが一月半もてば良いぐらい。ただし最近のPEは高品質化してきているので強度的な不安を感じた事はない。
きちんと毎回傷んだ部分をカットして毎回ノットを組める人であればよっぽどの事がない限りラインブレイクは発生しないと思う。

冬場は指が切れるのでフルフィンガーのグローブか保護具をつけたい。 一時的にしのぐ場合は手が水でふやけないように定期的に額とか鼻の横から皮脂を貰う方法もある。

ここまで書いていて最後にこんなことを書くのも何だとは思うが最もバランスの取れた太さは0.8号だと思う。シンペンや鉛が中心であれば0.6号だしでかいミノーを中心に組み立てるのであれば1号の方が飛距離が安定するだろう。
デメリットを正しく理解しさえすれば細糸はデメリット以上のメリットを返してくれるはずだ。


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