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ナイロンラインまとめ(忘備録)

  • ジャンル:style-攻略法

ラインがナイロン化して2ヶ月が経過しようとしている。
思えばシーバスがつれなかったために淡水魚にハマり始めたことが原因でPE→フロロを経てナイロンに行き着いている。 ここでモノフィラメントラインの利点とそれが生かせるシチュエーションについてまとめてみたい。

超長い自分のためのメモになるため結論だけ先に書いておくが、PEを普通にさばけて(トラブル無く)ある程度PEの感度を使えているならあえてモノフィラメントラインを選択する必要は無い。 軽量ルアーから鉄板まで使用できて1番手ですべての釣り方に対して完全対応できるラインはPEしかない。 しかし、一部の限定的なシチュエーションでモノフィラメントラインが力を発揮するのも事実である。 現在のバスフィッシングのようにケースバイケースで最適化するようなスタイルも成立するのではなかろうか? バスといえば何本もロッドを持って歩くイメージがあるが、ロッドを最適化させるため複数本持って釣行するのか、あるいはスプールを二つもって釣行するのかという選択肢であれば迷わずスプールを持って歩くだろう。 ウェーディングならなおさらだ。(でもこの前ザ・フィッシングでやってた鯉釣りのロッドスタンドを持って歩けばウェーディングでも3本ぐらいサオをチョイス出来る気がする(笑))
良くも悪くも「伸びる」モノフィラメント。 この特色を使い分けることが今後の釣りの幅を広げてくれるのではなかろうか?

■ 飛距離について
 まずキャストについてだが、同強力であれば一般論通り
 PE>ナイロン>フロロ
 の構図となる。 PEの方が飛距離が出るのは糸の直径が細いのと糸自体のコシが無いためである。 フロロの飛距離が出ないのは単にコシの問題もあるが比重が高いため放出されるラインが遠心力でより外周まで振り回されるためであると推測される。(キャスト時にサオを叩く) あと、誤解していたがスプールからのほどけの抵抗について言えば先ほどの構図が全く逆となる。
 フロロ>ナイロン>PE
 スプールへのなじみが悪い=抵抗が小さいためではないだろうか? “同直径”で比較すると明らかにナイロンの飛距離が光る。
 強風時のキャストは飛距離単体で見るならどのラインも変わらない気がする。 ただし横風時のキャスト精度などはモノフィラメントの方が良好。
 なお、モノフィラメントはバックキャストで糸自体が伸縮するのでルアーの加速時間が長い。 スイングスピードを付けなくても飛距離が出やすく、キャスト時のロッドのブレの影響を受けにくいのでロングミノーなどが回らず飛ぶ事も分かった。 絶対的な飛距離よりも安定性があるのだ。

■ 感度について
 誰もが一番注目するのがこのポイントであると思う。 ナイロンでも十分な感度って言うのが正直なところだが・・・(汗)
 現在PEラインはソルト系の釣りのスタンダードに上り詰めている。 PEの感度の高さについてはあえて書く必要も無いだろう。 しかし鈍感な私はルアーのよろめきや抵抗の変化をあんまり感じることが出来ない。 情報が多すぎるので、何がなんだか分からないのだ。 ある程度バックグラウンドノイズをフィルタリングしてくれるナイロンの方がかえって水中の状況を把握できるケースも多いような気がする。 PEの感度を使い切るためにはある程度のセンスが必要だと思う。
 また、感度を求めるスタイルはタックルの価格帯がどんどん高くなる。 リトリーブの際のハンドルの重さで流れを判断する、そういうスタイルの場合ガイドとの抵抗が大きいナイロンと負荷変動の大きい剛性の低いリールのほうが流れが分かりやすかったりする。 PEだとガイドとの抵抗が小さすぎて却ってわかりづらい。 ロッド自体の感度をそこまで必要としないのである程度サオのランクを落としても良いのではないだろうか?(あくまで私見)
 また、ロッドアクションの伝達の比較も行いたい。 同径のフロロとナイロンで言えばフロロのほうが伸びが小さい。 よって振動伝達とロッドアクションの伝達はフロロのほうが優れる。 感覚的にはフロロ5lbとナイロン8~10lbが感度として等価だと感じた。 ただしどちらがいいかといえば太いナイロンの方が綱引きした場合の安心感があると思う。  バスのようにノーシンカーリグなど繊細なリグを使用するケースがほとんど無いのでほとんどナイロンで事足りると思う。 橋脚周りをネコリグで底をドリフトさせてみたらどうかと考え中ですが(笑)

■ ナイロンラインは弾かないのか?
 ケースバイケースだといえる。 が、足元のミスバイトは間違いなく減る。 どちらかというとかけた後のバレが少なくなるメリットの方が大きいかなとは思う。 あとは不意のバイトで合わせが遅れた場合に誤魔化しが効きやすいとか・・・(笑) 弾きが減るがアワセを的確に入れなければならなくなるのでPEのフックセットのしやすさとナイロンの乗りやすさはトレードオフの関係で帳消しになるのではないだろうか?

■ 耐久性について
 対ガイドの摩擦に限定すればPEの耐久性が最も優れていると言える。 モノフィラメントはキャストしているだけでよじれ、縮れが出る。 また、ラインの表面を傷ついてコーティングがハゲだす感じがある。(表面が濁る) コーティングがはがれる事についてはPEも同じかもしれないが・・・。 なお、ナイロンと比較して硬いフロロは表面劣化が多少軽減されている気がする。
 糸ヨレについてはフロロの程度がもっとも悪い。 ナイロンラインの場合ラインローラーの最適化度にもよるが8lb程度のラインであれば糸ヨレは気にならない。 当然ながらコシが全く無いPEについては糸ヨレの影響は皆無である。
 あと、ラインブレイク後のリカバリがスナップ結ぶだけなので非常に早い(笑) ロストが多い場所では手返しが釣果につながるかもしれない。 ただし9センチ以下のルアーを使用する場合、丸呑みの危険性があるのと、足元での突っ込みで想像以上にラインが傷つくため、ダブルラインを作ると根ズレによるラインブレイクの危険性が減る。 私は作業時間の面からスパイダーヒッチを良く使用する。 もちろん指先にグルグルなどはしない。作業時間は15秒ぐらいで可能な方法があるが、やり方は良く説明できない(笑)

■ 使えるルアー
・・・ブレード、プレートバイブ、メタルジグ
 間違いなくPEだろう。 フルキャストすることが多く、キャスト時のラインの負担が非常に大きいため、ガイドのスレが気にならないPEを選択すべきと思う。 底を取ったりフォール中のアワセを入れたり重量のあるルアーにアクションをかけたりしなければならないため低伸度であることが必要。
・・・ミノー、バイブ、ワーム
 いわゆる「巻物」と呼ばれる釣りである。 ナイロン、フロロ等のモノフィラメントラインが適していると思う。 ナイロンでも低伸度を謳ったものであれば多少大きめにジャークする必要はあるが普通にジャークも出来る。 ご存知の通りミノー、バイブレーションはピックアップでのバイトが多いが、モノフィラメントラインであれば余裕を持ってアワセを入れることが出来る。 棒引き系のワームも同様だが、別途飲まれ対策が必要。 なお、スピニングで扱えるフロロは6lbが限界。 
 また、特筆すべきはルアーのアクションが艶かしくなることであろう。 筑後川のテトラ帯でコモモをPEとナイロンで引っ張ったことがある。PEの場合棒が動いているような感じであるが、ナイロンに変えた場合動きが滑らかになり、ローリングの倒れこみ具合がエグイくらいの艶かしさを演出する。 それと同時に子バス(ギル?(笑))が数匹ルアーを追い始めた。 面白かったので何度かスプールを交換して試してみたが、子バスが付いてきたのはナイロンの時だけだった。 無論ケースとしては1例でしかなくルアーに依存していたりロッドの硬さや魚種、ベイトやその他の条件いろいろあるとは思うがルアーの動きが自然になることは間違いない。
・・・軽量シンペン
 引き抵抗が小さいため、ナイロンの細番手、もしくはPEでなければバックラッシュの嵐となる。 感覚的には8lb程度であればヤルキスティック程度の大きさのシンペンまでは扱えると思う。 また、フローティングミノー、シンペンでのドリフトの釣りは基本ゼロテンションなのでPEや細いナイロンでないとトラブル多発か・・・。 理想を言えばアップクロスのドリフトはPEが良くてダウンクロスのドリフトはナイロンがいいと思う。


■ アワセについて
 モノフィラメント、特にナイロンの場合、リールを巻きながら後ろに大きく引き絞るようなアワセが有効。 PE的なカツンというアワセを入れると大抵フックが貫通していないため一瞬でバレる。 なお、フッキング後はひたすらある程度のテンションをかけながらゴリゴリ巻き続けるとテンションを一定に保てるので針穴も広がらず、糸のテンションも掛かり続けるのでバレが皆無となる。

■ ファイト
 ナイロンの場合バレにくいため純粋に魚の引きを楽しめるのが良いかなと。 PEの場合バレるが、ナイロンとは違った暴力的な引きが楽しめるのが魅力。ベイトリール等ある程度の号数が使えるならフロロもありだとは思うが、あまり太くなるとモノフィラメントの伸びる特性は生かせないのではないかな・・・と思う。

■ 糸のインプレ
1. フロンティアライン(ナイロン、YGKよつあみ)
  8、10lbを使用。 非常にしなやかで、伸びも比較的少ないと思う。 傷がつきやすいと思うが300mで600円台のラインにしては非常にクオリティーが高いラインと思う。
  8lbは伸びの関係で近距離、フィネス系の釣りに、10lbはフルキャストした先でトップを使えるほどのレスポンスなので、遠距離の釣りに有効と思う。 当然飛ぶのは8lbだが。 10lbでもワンダー80程度の引き抵抗があればスローリトリーブのトラブルは無い。 マーキングが100mごとなのでソルトルアーとして使いやすい。

2. バウオ スーパーハード ポリアミドプラス(ナイロン、東レ)
  非常に伸びが少ない良いライン。6lbは完全にフィネス対応ライン。 ただ巻きであれば伸びはほとんど気にならない。 8lbはすこしコシがあるなという感触だがヤルキスティックも問題なく扱える優等生で、ノーシンカーのワームですら扱える。 このため、スタンダードは8lbが良いのではないだろうか。 コーティングも強靭で、テトラ帯にガンガンぶつけてもちょっとやそっとでは切れない。 10lbになると低テンションの釣りにはコシが強すぎるため、飛距離の低下やしばしばバックラッシュの発生が見られた。 また、低伸度過ぎて行き過ぎ感がある。 しかしバチ抜けルアーなどを使わなければトラブルなどは全然無い。
  好みが分かれるとは思うが色もシブイ。 アクションを伝える釣りなら10lbだがトップなどを使用するときは糸巻き形状の調整ワッシャーをかなり抜かないと逆テーパーになる。 150m巻き。

3. フィッシングエイトのプライベートブランドライン(ナイロン、ラインシステム)
  思わぬ拾い物だったのがこのライン。 600円の300m巻きでエサ釣りに使うから何でもいいやー的な乗りで買った。 が、思いのほかダラダラ延びず、むしろキビキビとした感触で、好印象。 それもそのはず、良く素性を調べてみるとラインシステム社が作っているではないか。 10lbを使用していたが非常にオススメ。 伸びは前述フロンティアラインと同等であるが、こちらの方が若干ハリがある。 長さごとのマーキングは無し。

4. リバージ(フロロ、クレハ)
  6lbを使用。 薄いゴールドが高級感を醸し出している。 個人的にはこれ買うならPEが買える(笑) 割としなやかなのでライントラブルは少なめで、伸びもナイロンと比較すれば格段に小さい。 100m巻き。

5. BASIC FC(フロロ、サンライン)
  5lbを使用。 前述のリバージの半額ほどでありながら300m巻きという脅威のコストパフォーマンス。 ガンガン巻いてガンガン使える。 伸びは少ないと思うが、まれにアワセ切れが・・・。 75mごとにマーキングが入っているが、ソルトの釣りの場合100mが基本であると思うので邪魔。

6. ALL BASS フロロ(フロロ、ラインシステム)
  4lbを使用。 若干赤茶っぽい色が入っている。 4lbでナイロン8lb程度のレスポンス。 とりあえず50m先でも問題なくナマズをフッキングできた。 目立ったトラブルは今のところ無い。 ラインマーキングは75m。

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