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〝 フィールド・オブ・ドリームハルライト 〟

2008年晩秋、123型試作艇の海上試運転最終局面を迎えていた。

当初123型は、2006年夏に発売を予定していた。2年以上も発売が遅れていたことから、全国のスモールボートファンの皆様から諦めと失望の便りもいただいていたが、自ら納得が出来る船底形状にあと一歩の処まで近づいていたので、最後まで妥協だけは出来なかったこともまた、正直な気持ちであった。

バウの浮力と併せて如何に「タタキ」を緩やかな「ピッチング」に変更出来るかの追及は概ね達成出来つつあったのだが、プレーニングタイムと航続距離への不満がある意味矛盾するテーマとして残っていた。
要は、当初はプロペラピッチの変更でオールシーズン満足出来るピッチに落ち着かせる予定であったが、ピッチを上げると巡航燃費は良くなるが、プレーニングタイムに時間が掛かり過ぎる。ピッチを下げるとプレーニングタイムは早くなるが、巡航燃費は当然ながら悪くなるのであった。中々納得が行かない。

そこで、何度もステップハルの深さや開口部の形状、更にスターン部タブ形状を変更しては試運転を繰り返した結果、遂に納得の行く処まで持って行けたのであった。

拘りの原点は、これまでの同クラスでは前例が無かったバウコンソーラー艇を開発し、広々と解放感が高く、停船時ではフライフィッシングがボートセンターに立って360度の全方位でキャスティングが出来、フロアデッキの周囲がラインバスケットにも対応可能な安定性を実現し、更に低燃費でランニングコストを大幅に節約可能な船底形状が2006年の再出発点であった。

そして、140型の「ドリームハル」を更に進化した形状の「ドリームハルライト」が、2009初春に完成したのであった。11フッター艇からの撤退時の思いであった念願の「もう少し先のフィールドへ…。」の夢が具現化したのである。

















あとは、お披露目の場である「ジャパン・インターナショナル・ボートショー2009 in 横浜」に?SR123Tomboy ?を出展する段取りを残すのみであった。








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