サバイバル生活+釣り その5

  • ジャンル:釣行記

居残りとなった私とニューフェイス。いよいよ本気モードに切り換わる。


雨がまだポツポツ降る。

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入漁券を買い、とりあえず水色の良さそうな湧き水の支流に向かってみる。予想通り水色は悪くない。いけそうだ!


川幅がなく、背後に障害物も少ないので迷わずテンカラを振っていくことに。


しばらく釣り登っていくとライズを発見する。ドライフライを浮かせて流す。


しかし、出ない。


ニューフェイスは少し沈めて攻めているが、なかなか反応しない。


よく観察すると、どうもライズが深く、水面にはモワンと波紋が出る程度。そこで思い切って、大きく沈めてみる。


じっくり1mほど沈むのを待ち、チョイチョイと誘うと、






ギランッ!






すかさず合わせる!





グングンという手応えが返ってくる。よしよし!こうでなくちゃ!








しかし上がってきたのは、ウグイ。君かいっ!


落胆。ニューフェイスも一緒に落胆。その後同ポイントで魚は出なかった。うーん、ウグイライズだったか〜。




そこに先に帰京していったエキスパートから電話がある。



「○○川を通ったんですけど、水量水色ともにいけそうですよ!思ったより回復してるからいいんじゃないかと」





時刻は午後4時半。この一報で夕まずめは即決である。一路エキスパートの教えてくれた本流へ向かう。うーん、持つべきものは仲間だね!

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現地に着くと水量はまだ多いが、場所を選べば浸かれないこともないぐらい。水色は笹濁り。残り一時間ちょっと。


ニューフェイスは上流側でテンカラを振り、私はやや下流側に入る。


攻めるのは急流の瀬から続く20mほどのトロ瀬。テンカラに向くぐらいの流速だが、水深がまだあるので浸かるのも無理はできないし、川幅があることも考えるとテンカラでは攻めきれない。迷わずルアーロッドを握る。


ルアーは定番Dコン。しっかりと流れになじませながら誘っていく。


流れの押しが強く、ルアーをいい動きで引ける距離が限られている。なかなかバイトが得られない。それでも立ち位置を工夫しながらルアーが生きる距離を長くとる。難しいが、この状況ならチャンスはあるはず。




日が傾き出した頃、ついにチャンスがきた!



その6へ続く




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