2017年 ベストフィッシュ

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ベストフィッシュ!!

といっても、<疑問~試行錯誤~答え合わせ~次への疑問>このサイクルの中で釣れたシーバスを対象に集計した釣果が年間30本に満たない私の一年間を振り返ってみると、釣行ごとの魚との出会いは、順位の付けづらいものとなっている。また、シーバスに限らず今年は磯にも精力的に出かけていたこともあり、磯での釣果も忘れ難い。

そこで、Top5という形式ではなく、ベストフィッシュを5本!!という形式で、特に印象に残った魚との出会いを残していくものとする。番号は便宜上のもので、順位は全部同率1位といった感じ。


①シーバス 70㎝くらい 3月

しょっぱなから自分の釣果ではないが・・・(笑)
シーバスを始めて1年数か月と経った兄に、「そろそろでけぇシーバス釣りたいわ」との話を受けて向かった釣行。エントリーした後、諸々伝えることは伝えて、後は兄を信じて戦ってもらった。何度かのバラシの後、ついに手にした「でけぇシーバス」!!

兄曰く、「お前がそんなに喜ぶとは思わんかった」とのこと。
自分のことのようにうれしく、釣りの楽しさを再確認できた一本だった。



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②シーバス 70cmくらい 5月初めごろ

「自然の声を聞く」そんなことを考えながらのイメージと、自分の行動と、自然界の営みが完全に合致したと思わせてくれた一本。雰囲気は最高なのに、それまでの漠然としたイメージでの釣りで釣り切れず、あきらめそうになる心をこらえ、魚の挙動と自分自身の行動をマッチングさせるべく考え、現場で答えを出せた!!シーバス釣りの奥深さ、繊細さ、様々なものが覗けたようで・・・、まだまだ見えないんだけどね(^^; その扉の前に立てたのかなと思える釣行だった!!




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③シーバス 60cmくらい 6月終わりごろ

シマノ トリプルインパクト このルアーのルーツが、私の出身地である鳥取市に縁のあるものだと聞いた。それを聞いた瞬間から、このルアーでシーバスを釣ろう!と一直線だった。たかがルアー。されどルアー。誰かが血肉を削ってそのルアーは作られている。ルアーに血は流れていないが、魂だとか、想いのようなものがしっかりと流れていて、それに思いを馳せながらルアーを操り、そして、シーバスを獲る。こんな楽しみが自分の中に広がっていって・・・ルアー製作にも熱が入っていったのはいい思い出だ。



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④シーバス 70いくら 10月

新たな仲間ができた。釣り仲間ではないのだが、自分の人生において大きな意味を持つ出会いをもたらしてくれた彼。自分が「海」「水」「釣り」という眼鏡で見てきた自然と、彼が「山」という眼鏡で見てきた自然が、きれいにリンクした。そこで彼を釣りに誘い「鳥取の自然」としての「シーバス釣り」を見せてあげられたんじゃないかな!また行か~で!(^^)/



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⑤ヒラマサ 80㎝ないくらい 10月終わりごろ

磯に憧れて・・・、先輩に魅せられて・・・、その魚に心を奪われた・・・。
磯を歩き・・・、バラシもあり・・・、事故もあり・・・、それでも「獲りたい」と願った。理屈なんだけど、最後は理屈じゃない。今、現時点での自分の釣りを形作る様々な思いの結晶が、このヒラマサという魚に集約されたのかなと、振り返ってみて思う。これから、自分の釣りは、生活は、人間関係は、どうなっていくんだろう??そんな不安を持っていた時期に、それを期待に替えさせてくれた意味でも、本当に価値ある一歩を踏み出せた釣行だった。



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まだまだ載せきれないベストフィッシュはあるのだか、ここまでを振り返ってみて、自分は「その一本との出会い方」にとても重きを置いているのだなぁと客観的に見てとれる。釣りという遊びの合理性、必然性、偶然性、物語性。そのような概念が見えては消え、消えては浮かび・・・、最後は、ややこしいことなんかとっぱらって「釣りが好き!」に収束する!自分という人間が見えてくるようでもある。

いろいろと新しいことに挑戦してみた一年が過ぎようとしている。鳥取の釣りを取り巻く環境も変わってきた。人も動いている。自身の環境も大きく変わる来年を見据えて、淡々とその腕を磨いていきたい。




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