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▼ 私のルアー2017
- ジャンル:日記/一般
2017年のシーバス釣りは、「できないことがどんどん見つかって、増えていった」ような釣りだった。
藁にも縋る気持ちで試行錯誤を繰り返した。その過程において、「できないことがどんどん増えていく」中で、「できることを3つだけ増やしてくれた」ルアーがある。これを私のルアー2017として記しておきたい。
クロスウェイク140F
①シャローの明暗部への「Uの字」ドリフト
アップにキャストし、「U」の字状にスラックを浮かべながら明暗部に流し込む、ということを教えてくれた。今までは「ノ」の字状にスラッグを浮かべながら流していかないとルアーの位置が把握できず、また、根がかり等の不安もあったりして肝心の「喰わせる」というところまで見えていなかった。そこで、超小規模河川の明暗部などで、目視しながら「U」の字状に流すドリフトを練習し、ターンする瞬間に喰ってくるという経験をした。ある程度イメージが固まったらホームとする場所でも試してみた。成果は上々。これが非常に痛快で病みつきになる。よく聞く表現に「喰った」ではなく「喰わせた」というものがあるが、これは間違いなく後者であると言える。
脱初心者を目指す私の技量でこれを可能にしてくれた要因が2つある。まず、ウェイトの戻りがオートマチックであること。着水後、ウェイトを戻さなくてもよいので、キャスト時の滞空時間に風によってできた糸ふけを、U字の軌道に使える。これによりU字の頂点付近にルアーが来たときの「振り返りしろ」(すなわち「いかに鋭角にルアーの軌道がかわるか」)を大きくとることができるのではないかと考えている。(「振り返りしろ」の大小がバイトにどれだけ影響するのかは現時点では不明。だが、「ここに流し込む」とピンが決まっている場合はこの「振り返りしろ」が大きいほうが反応が良かった。)また、デッドスローリトリーブ時に出る波紋は、暗部におけるルアーの位置確認に役立った。リトリーブ時の感覚や着水後からの経過時間等でルアーの位置を正確にイメージするということは到底できないのだが、奥の明かりが暗部の水面に反射して波の位置が見えるという状況下において、この波紋の恩恵は計り知れない。
なんとなくUの字状に流し込むことをつかんでくると不思議と他のポイントでも試してみたくなるもので、友人に「こんな方法もあるで」と、見てもらっている時に、「そろそろだ!」と言った直後に水面が爆発した瞬間は、今でも頭の中にはっきりと記憶されている。
次は真っ暗闇の中で見つけたピンで、このアプローチを試してみたい。

②流下させる「Iの時ドリフト」
ベイトタックルでの出来事。護岸沿いに1箇所だけ、よくシーバスが着くピンがある。いつもはそのピンの奥にルアーを入れて、巻きでサッサとチェックするのだが、その日はいつにも増して流れが強かった。そこで、いつもよりもピンの上流側に立ち位置を取り、ルアーを足元に置いてからクラッチフリーのまま指サミングでソロリソロリとルアーを流下させた。もちろん頭はずっとこちらを向いたままである。「出てくれたら面白いのにな〜」と考えていると、そのピンで、出でくれたではないか!これも1つのドリフトの方法なんだと実感した。試してみるものだ。

③大きめのベイトの群れの中で「ルアーを目立たせる」
その日のベイトは15~20cmほどのコノシロだった。流したり、12~14cmクラスミノーをサビいてブリブリと動かしたり、さらには小型シンペンでなるべくアピールを抑えてアプローチしたりしてみても反応がなかった。そこで、いっそのこと、更にアピールを高める目的でクロスウェイクをキャストし、ミノーと同様にロッドを大きくサビいてストップ&ゴーを繰り返した。それまでのルアーに反応がなかったにもかかわらず、このパターンで連続キャッチに至った。これにより得られた答えは、「ハイアピール」の重要性だった。12~14cmクラスミノーではアピール不足だったのである。自分がキャストしたルアーが、捕食者にとって、「ベイトの中のただの一匹の魚」なのか、「ベイトの中でも特に捕食すべき一匹の魚」なのか。この違いを「ハイアピール」というアプローチによって明確に線引きすることができた。「こんな釣り方もあるんだ。」こう思えることが面白くて、「このルアーをもっと使いこなしてみたい」と思ったのは、私の中では当然の帰結である。

最後に、今回述べた3つのアプローチに共通して言えるクロスウェイクの特徴は、レスポンスの良さだと言えるだろう。流す釣りなら、少ない入力でも必要最低限のアクションしてくれること。動かす釣りなら、他のルアーと同じ入力でもより大きくアクションしてくれること。この恩恵を感じているところである。
さて...。たったこれだけである。
正直、上に述べたようなアプローチなどは、雑誌やインターネットで探せばすぐ見つかるではないか。ましてや、もっと言えば「クロスウェイクじゃなくてもできる」ことかもしれない。でも、これを「自分で実践して、キャッチできた」ということに意義があると思うし、「自分で実践して、キャッチするところまでいかせてくれた」のは、まぎれもなく「クロスウェイク140F」だった。この事実だけでいいと思う。今年もまた、悶絶しながら、「できないこと」を「できること」にするために研鑽を積むのみである。
藁にも縋る気持ちで試行錯誤を繰り返した。その過程において、「できないことがどんどん増えていく」中で、「できることを3つだけ増やしてくれた」ルアーがある。これを私のルアー2017として記しておきたい。
クロスウェイク140F
①シャローの明暗部への「Uの字」ドリフト
アップにキャストし、「U」の字状にスラックを浮かべながら明暗部に流し込む、ということを教えてくれた。今までは「ノ」の字状にスラッグを浮かべながら流していかないとルアーの位置が把握できず、また、根がかり等の不安もあったりして肝心の「喰わせる」というところまで見えていなかった。そこで、超小規模河川の明暗部などで、目視しながら「U」の字状に流すドリフトを練習し、ターンする瞬間に喰ってくるという経験をした。ある程度イメージが固まったらホームとする場所でも試してみた。成果は上々。これが非常に痛快で病みつきになる。よく聞く表現に「喰った」ではなく「喰わせた」というものがあるが、これは間違いなく後者であると言える。
脱初心者を目指す私の技量でこれを可能にしてくれた要因が2つある。まず、ウェイトの戻りがオートマチックであること。着水後、ウェイトを戻さなくてもよいので、キャスト時の滞空時間に風によってできた糸ふけを、U字の軌道に使える。これによりU字の頂点付近にルアーが来たときの「振り返りしろ」(すなわち「いかに鋭角にルアーの軌道がかわるか」)を大きくとることができるのではないかと考えている。(「振り返りしろ」の大小がバイトにどれだけ影響するのかは現時点では不明。だが、「ここに流し込む」とピンが決まっている場合はこの「振り返りしろ」が大きいほうが反応が良かった。)また、デッドスローリトリーブ時に出る波紋は、暗部におけるルアーの位置確認に役立った。リトリーブ時の感覚や着水後からの経過時間等でルアーの位置を正確にイメージするということは到底できないのだが、奥の明かりが暗部の水面に反射して波の位置が見えるという状況下において、この波紋の恩恵は計り知れない。
なんとなくUの字状に流し込むことをつかんでくると不思議と他のポイントでも試してみたくなるもので、友人に「こんな方法もあるで」と、見てもらっている時に、「そろそろだ!」と言った直後に水面が爆発した瞬間は、今でも頭の中にはっきりと記憶されている。
次は真っ暗闇の中で見つけたピンで、このアプローチを試してみたい。

②流下させる「Iの時ドリフト」
ベイトタックルでの出来事。護岸沿いに1箇所だけ、よくシーバスが着くピンがある。いつもはそのピンの奥にルアーを入れて、巻きでサッサとチェックするのだが、その日はいつにも増して流れが強かった。そこで、いつもよりもピンの上流側に立ち位置を取り、ルアーを足元に置いてからクラッチフリーのまま指サミングでソロリソロリとルアーを流下させた。もちろん頭はずっとこちらを向いたままである。「出てくれたら面白いのにな〜」と考えていると、そのピンで、出でくれたではないか!これも1つのドリフトの方法なんだと実感した。試してみるものだ。

③大きめのベイトの群れの中で「ルアーを目立たせる」
その日のベイトは15~20cmほどのコノシロだった。流したり、12~14cmクラスミノーをサビいてブリブリと動かしたり、さらには小型シンペンでなるべくアピールを抑えてアプローチしたりしてみても反応がなかった。そこで、いっそのこと、更にアピールを高める目的でクロスウェイクをキャストし、ミノーと同様にロッドを大きくサビいてストップ&ゴーを繰り返した。それまでのルアーに反応がなかったにもかかわらず、このパターンで連続キャッチに至った。これにより得られた答えは、「ハイアピール」の重要性だった。12~14cmクラスミノーではアピール不足だったのである。自分がキャストしたルアーが、捕食者にとって、「ベイトの中のただの一匹の魚」なのか、「ベイトの中でも特に捕食すべき一匹の魚」なのか。この違いを「ハイアピール」というアプローチによって明確に線引きすることができた。「こんな釣り方もあるんだ。」こう思えることが面白くて、「このルアーをもっと使いこなしてみたい」と思ったのは、私の中では当然の帰結である。

最後に、今回述べた3つのアプローチに共通して言えるクロスウェイクの特徴は、レスポンスの良さだと言えるだろう。流す釣りなら、少ない入力でも必要最低限のアクションしてくれること。動かす釣りなら、他のルアーと同じ入力でもより大きくアクションしてくれること。この恩恵を感じているところである。
さて...。たったこれだけである。
正直、上に述べたようなアプローチなどは、雑誌やインターネットで探せばすぐ見つかるではないか。ましてや、もっと言えば「クロスウェイクじゃなくてもできる」ことかもしれない。でも、これを「自分で実践して、キャッチできた」ということに意義があると思うし、「自分で実践して、キャッチするところまでいかせてくれた」のは、まぎれもなく「クロスウェイク140F」だった。この事実だけでいいと思う。今年もまた、悶絶しながら、「できないこと」を「できること」にするために研鑽を積むのみである。
- 2018年1月16日
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GAN CRAFT(ガンクラフト) ルアー ジョインテッドクローマグナム230SS
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