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▼ スピナーだけで渓流を制す
- ジャンル:釣行記
- (山岳渓流)

前日の夜に少し雨が降った。
釣りはやめておこうと思っていたので遅くまでダラダラと起きて、目が覚めたのは昼前ぐらい。
これまたダラダラと朝食をとっていると、なんとなく釣りに行きたい気分になってきた。
そう思うやいなや、一気に準備を済ませ、近場の川へ急行した。
今の時期はオープンで走るとすごく気持ちいい。
到着したのは昼過ぎ。
しかし平日だったので先行者はいなかった。
川も心配していたような増水もなく、むしろ平水。
ただし、夕刻まで時間はそこまでない。
通い慣れた川ということもあり、過去に実績のあった区間だけを遡行することにした。
最初のポイントは意外にも反応がなかったが、少し上がったところへ行くとすぐにヒットした。

前回釣行からルアーの補充を一切してないので、今日はもうスピナーのみで押し通すことにした。
スピナーのメリットは
①ゆっくり引ける。
②レンジキープが容易。
③着水と同時にアピール出来る。
④ロッドティップを下に向ければ深く潜らせることが出来る。
⑤ミノーよりも安い。
そんなところだろうか。
スピナーは初心者っぽいとして、敬遠する人もいるが
イワナを釣る上ではおそらく最強のルアーではないかと私は思っている。

また、ミノーに対しては興奮気味に追いかけてくるイワナも
スピナーに対してはわりと白々しい態度で追いかけてくるので
釣るまでの駆け引きも楽しい。

この日、イワナの活性はすこぶる良かった。
夕刻がせまっていたのと、前日のプチ雨が功を奏したのかもしれない。
周囲は羽虫が大量にハッチしていたし、
こういうときは虫をイミテートしたルアーが有利だろう。

特によかったパターンは
スピナーをダウンクロスにキャストし、逆引きしつつ流れの中でステイさせる、という釣り方。
こうすると、流れを受けたスピナーのブレードが高速回転し、周囲にいるイワナに対し強烈にアピールする。
気がつけばツ抜けだ。

前回釣行のボウズがウソのようだ。
写真も徐々にテキトーになっていく・・・



しかし釣れる魚はどれも小さい。
思い起こせば、この川で尺上を釣ったことは過去になかった。
大型は釣れないが、
そのかわり魚影は濃いというイメージの川なのだ。





良く言えば世代交代がちゃんとできているということかもしれない。
そういえば誰かが言っていた、大きい魚しか釣れない川は末期症状だと。

この日の終着点、堰堤滝壺でこの日イチバンのイワナを釣ってロッドオフとした。
ドラグがユルユルだったのでけっこう走られて焦った。

最近いろんな雑誌でヤマトイワナの特集を目にするようになった。
基本的にヤマトイワナの希少性や絶滅の危機を嘆く内容が多いが
あんな記事を載せれば逆に釣り人は増える。
希少だと言われれば釣りたくなるのが釣り人の性だからだ。
もしも、ヤマトイワナをサクラマスのようにある種の神格化をして釣りビジネスの対象として考えているのなら私は猛反対だ。
ヤマトイワナは科学的に解明されていない部分が多く、
放流も一部でしかされていない。
基本的には閉鎖された山奥でひっそりと命を繋いでいる魚だと思われる。
絶対個数はそうは多くないだろう。
そんな魚を大勢の釣り人が押しかけて釣っていったら
壊滅的な打撃になる。
一般的に、ヤマトイワナは成長スピードが遅いと言われていて、
繁殖に適した大きさになるまでには時間が掛かると思われる。
つまり、繁殖力は一般的なイワナよりも弱い、ということになる。
人間は介入せず、騒ぎ立てず、そっとしておいてあげるのが一番良いと思う。
- 2016年6月1日
- コメント(3)
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