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▼ 秋の渓流 トラウト探し

気付けば既に9月をまわり、禁漁まで残すところ2週間ほどしかない。例年、この時期になると台風の接近などがあったりで、せっかくの休日も釣りに行くことなく無駄に終わってしまう。行けるときに行っておかないと後で後悔することになる。
疲れきった体にムチを入れ、アマゴの渓を目指す。願わくば鼻曲がりの婚姻色が出たオスアマゴを釣りたい。いつも山岳のスレてないイワナばかりを狙っている私に、百戦錬磨の大アマゴを仕留めることは果たして出来るのか。
前日は雨。おそらく川は微増で、条件的には良いと思われた。
梅雨時に一度訪れ、ちびアマゴが群れていたポイントがある。そこのアマゴたちもあれから成長し、ヒットすれば良いファイトをしてくれることだろう。
ウキウキ気分で現地に着くと、なんと橋の定期検査中だった。里川だとこういうこともある。
仕方なくそれより上流にある駐車スペースにクルマを停め、周囲を散策した。
するとやはり、釣り人がつくったと思わしき入渓ポイントがあった。
谷は意外と切り立っていて、降りるのには思った以上に神経を使う。思わず膝がガクガクしてしまうような危険な箇所もあった。里川でアマゴ釣りをするつもりだったが、なぜかいつもこうなってしまう。
だが「怖ぇ~」という気分を味わうことで初めて釣りに来た実感が得られる。


いざ川に降りてみると、思った以上に増水している。ハッキリ言って危険レベルだ。川通しの遡行は不可能なので、今しがた降りたばかりの崖を再び登る。
そんなことを数回繰り返した。
クルマで移動すれば早いのだが、私は「ここ」と決めた川を釣り上がっていくスタイルだ。なるべくクルマで移動はしたくない。


苦労の末、ようやく川が平坦になってきた。
私が思い描くアマゴの渓相がそこにはあった。
鮎もたくさんいる。
ここの鮎はちょっとしたブランド鮎でもあり、かなり旨いらしい。

しかし、肝心のアマゴはなかなか釣れない。時折猛チェイスする魚影も見られたが、ヒットまでには至らず。


始めた時刻が遅かったこともあり、既に日は傾き始めていた。
モノには出来なかったが何度か釣れそうなチャンスはあったし、増水してたわりにはアップストリーミングの釣りも出来た。
ボウズではあったが、この時点で既に私は満足していた。
そうと決まれば撤収である。
そそくさと帰り支度をしていると、川のど真ん中で派手なライズをする魚が目に留まる。
レインボーか?
見た限りでは、まあまあサイズだった。下のほうで時折デカニジが掛かるという話を聞いていたので、ここにレインボーがいても不思議ではない。
帰り支度をしていた手を一旦止め、釣りを再開することにした。
結んだルアーは、アレキサンドラ50HW
水深はそこまでないが、大場所なので、着水点やトレースコースをキャスト毎に少しずつ変えていく。
すると、ミノーがちょうど岩の裏に出来た白泡に差し掛かったところで、ズシンとした重みがロッドに伝わった。
この日初のヒット。
流れの中ということもあり、なかなか良い引きだ。
シングルバーブレスフックは川幅の狭い源流域ではメリットだらけだが、今回のような中流規模のアマゴ川になると不安な部分も出てくる。
あの早い流れの中でニジマス特有のローリング攻撃をされると、いとも簡単にバレてしまうのだ。ちょっとしたラインテンションの抜けが命取りとなる。
ところが、その魚は引きは強いものの意外と走らなかった。それは私がよく知っている魚の感触だった。

またしてもアマゴ狙いでイワナ。
しかも、このイワナは放流タイプではない。この水系独自のイワナに似た特徴を持っている。
本命は秋アマゴだったが、それ以上に嬉しいゲストのお出ましである。

この一尾でロッドオフとした。
さて、いよいよ次回で今シーズンはラスト釣行となりそうだ。
どんなドラマが待っているか、今から楽しみである。
- 2017年9月16日
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