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▼ チョロ沢の巨神兵
- ジャンル:釣行記
- (渓流)
明け方。
寝床からムクリと起きた私はそそくさと準備を済ませ、
あの渓へと向かった。
相変わらず、入渓地点は木々が鬱蒼としていて
気味が悪い。
普通の神経構造であれば避けてしまうようなところだが、
私の頭のネジは既に何本かが欠損していたようだ。
前日の雨で若干増水した小渓流。
水の色も笹濁りといった具合である。
ベアトリス45Sをキャストし、
ゆっくりとドリフトさせながら細かいトゥイッチを入れると
ゴツンと小気味いいバイト。
その後、同じポイントからもう1尾を追加する。
雨がかえってコンディションを良くしたのかもしれない。
魚の反応はすこぶる良かった。
(サイドクロス気味に引いてヒット)
前半は、前述したベアトリス45Sが絶好調だった。
このミノーはジョイント式ということもあり、
スライド幅の小さいヒラ打ちが出来る。
そのため、流す距離が短いポイントにおいても
通常のミノーより多くのヒラ打ちを入れることが可能だ。
源流にもってこいのルアーである。
この調子ならツ抜けは楽勝だと思いながら遡行していくと
心中とは裏腹に魚影は薄くなっていった。
思わずヨダレが出てしまうようなポイントでも
魚からのコンタクトが無い。
先行者が入っている様子は無いが
果たしてこれはどういうことなのか。
そして川は更に狭くなっていった。
この日、既にボウズは回避していたので
帰宅するという選択肢もあるな、と考え始めていた。
その矢先。
岩陰から黒い影が飛び出してきた。
ラインを巻ききってしまったので
ロッドで8の字を描いてルアーを泳がせて対応する。
しかし、乗らない。
仕切り直してもう1投。
すると、ガツンとバイト。
上がってきたのはコンディション良好な越冬イワナ。
泣き尺といったところか。
ヒットルアーはAR-S。
ミノーを引くには厳しい水深になってきたので
ルアーをスピナーに変えていたのであった。
その後、このイワナを皮切りに
薄くなりつつあった魚影は次第に回復していく。
ちょっとでも水深があればイワナが付いているような状況だ。
イージーな展開に、
私の釣り方も少々ラフになっていく。
バレようがキャスト前に走られようが、
おかまいなしにハイペース遡行を続ける。
その結果、
推定尺オーバーを釣るも、
撮影前に逃走されるという失態を露呈してしまう。
良い面構えをしたイワナだっただけに非常に残念だ。
肩を落としながら沢を登って行くと
目の前にこじんまりとしたポイントが広がっていた。
試しにAR-Sをキャストすると、1投目からチェイスが。
コースを変えながら4~5投。
ようやくヒット。
さて、抜きあげるかと思った瞬間だった。
手元にこれまでにない、ドスンとした重量感が伝わってきた。
まさか…
水中から姿を現したイワナは40近い巨神兵だった。
こんな小さな沢で、この巨体をどう隠していたのか。
つくづくイワナとは不思議な魚である。
その後も魚影の濃い区間は続いたが
如何せん、水量が少なすぎた。
それに相まってクモの巣や張り出した木々などの障害物が増え、
ルアーを投げ入れるスペースがめっきり減ってきたのであった。
水がほとんど無い。
さすがにこれ以上は厳しいか。
最後の最後でちょっとしたポイントがあったので
AR-Sをキャストすると、かわいいサイズのイワナが食いついてきた。
これで私は満足。
ロッドをたたみ、帰路へついた。
寝床からムクリと起きた私はそそくさと準備を済ませ、
あの渓へと向かった。
相変わらず、入渓地点は木々が鬱蒼としていて
気味が悪い。
普通の神経構造であれば避けてしまうようなところだが、
私の頭のネジは既に何本かが欠損していたようだ。
前日の雨で若干増水した小渓流。
水の色も笹濁りといった具合である。
ベアトリス45Sをキャストし、
ゆっくりとドリフトさせながら細かいトゥイッチを入れると
ゴツンと小気味いいバイト。
その後、同じポイントからもう1尾を追加する。
雨がかえってコンディションを良くしたのかもしれない。
魚の反応はすこぶる良かった。
(サイドクロス気味に引いてヒット)
前半は、前述したベアトリス45Sが絶好調だった。
このミノーはジョイント式ということもあり、
スライド幅の小さいヒラ打ちが出来る。
そのため、流す距離が短いポイントにおいても
通常のミノーより多くのヒラ打ちを入れることが可能だ。
源流にもってこいのルアーである。
この調子ならツ抜けは楽勝だと思いながら遡行していくと
心中とは裏腹に魚影は薄くなっていった。
思わずヨダレが出てしまうようなポイントでも
魚からのコンタクトが無い。
先行者が入っている様子は無いが
果たしてこれはどういうことなのか。
そして川は更に狭くなっていった。
この日、既にボウズは回避していたので
帰宅するという選択肢もあるな、と考え始めていた。
その矢先。
岩陰から黒い影が飛び出してきた。
ラインを巻ききってしまったので
ロッドで8の字を描いてルアーを泳がせて対応する。
しかし、乗らない。
仕切り直してもう1投。
すると、ガツンとバイト。
上がってきたのはコンディション良好な越冬イワナ。
泣き尺といったところか。
ヒットルアーはAR-S。
ミノーを引くには厳しい水深になってきたので
ルアーをスピナーに変えていたのであった。
その後、このイワナを皮切りに
薄くなりつつあった魚影は次第に回復していく。
ちょっとでも水深があればイワナが付いているような状況だ。
イージーな展開に、
私の釣り方も少々ラフになっていく。
バレようがキャスト前に走られようが、
おかまいなしにハイペース遡行を続ける。
その結果、
推定尺オーバーを釣るも、
撮影前に逃走されるという失態を露呈してしまう。
良い面構えをしたイワナだっただけに非常に残念だ。
肩を落としながら沢を登って行くと
目の前にこじんまりとしたポイントが広がっていた。
試しにAR-Sをキャストすると、1投目からチェイスが。
コースを変えながら4~5投。
ようやくヒット。
さて、抜きあげるかと思った瞬間だった。
手元にこれまでにない、ドスンとした重量感が伝わってきた。
まさか…
水中から姿を現したイワナは40近い巨神兵だった。
こんな小さな沢で、この巨体をどう隠していたのか。
つくづくイワナとは不思議な魚である。
その後も魚影の濃い区間は続いたが
如何せん、水量が少なすぎた。
それに相まってクモの巣や張り出した木々などの障害物が増え、
ルアーを投げ入れるスペースがめっきり減ってきたのであった。
水がほとんど無い。
さすがにこれ以上は厳しいか。
最後の最後でちょっとしたポイントがあったので
AR-Sをキャストすると、かわいいサイズのイワナが食いついてきた。
これで私は満足。
ロッドをたたみ、帰路へついた。
- 2014年5月17日
- コメント(3)
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