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真夏の大岩魚

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ここ数日、夜間になっても気温がなかなか下がらない。明け方の3時の時点で部屋の温度は30度を越える勢いだった。結局、私はそこから寝ることが出来ず、外が白み始める頃には家を出ていた。

寝不足で頭はボンヤリしているが、ステアリングを切りながら私はあることを考えていた。この日は平日ではあったが既に先行者がいるんじゃないかという予感だ。

はたしてその予感は的中することになる。
道中のコンビニで食料と水を補充し、意気揚々と現地に着くと林道のゲート前には県外ナンバーのミニバンが1台。それは間違いなく釣り人のクルマだった。

この早い時間から入るということは、先行者はおそらく源流域の沢に向かった、と私は考えた。
私も源流に行きたかったのだが流石に追い抜きはマナー違反なので、当初の予定を変更し、林道を歩いてすぐの区間から入渓することにした。


ところが、入渓してすぐのところに真新しい釣り人の足跡があった。

ショックではあったが、考えようによってはこれで先行者を知らず知らずのうちに追い抜いてしまうリスクが無くなった、とも言えた。

私は先行者がやった後を釣り上がることにした。

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厳しい展開が予想されたが、意外にも釣りを開始して数投目であっさりイワナが釣れてしまった。日がまだ完全に昇ってないこともあってか、かなり活性が高い。


魚のルアーに対する無垢な反応、そして河原に残された足跡の位置から鑑みて、どうやら先行者は餌師のように思われた。
そのせいか、その後も魚は飽きない程度に釣れ続いた。

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時刻は正午ぐらいだっただろうか。
写真を撮っていると、頭上の林道からクマ鈴の音が聞こえてきた。
一瞬だけ姿がチラッと見えたが、それは餌師らしい身なりをした釣り人だった。


先行者は退渓した。
ここからは私の時間だ。

この川はある区間を越えると急激に水量が増える。膝下ほどの水深でも場所によっては体ごと持っていかれる位の水圧だ。

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この川は源流域にも固有種のアマゴが生息している。
私は密かに良型アマゴを狙っていたのだが、この日はどれだけ瀬を攻めても掛かるのは全てイワナ。
まあ、それはそれで嬉しいがアマゴを釣りたい今日この頃である。


とあるポイントに入った。
そこは春先に訪れたときには全くと言っていいぐらいに生命反応がなかったポイントだ。
落ち込みのあとに、この川の規模としては比較的長い早瀬が連続して続く。

夏だからなのか。
魚影は春先とは比較にならないほど濃い。

緩流帯にはイワナが、流芯にはアマゴがついているようだった。しかもどの魚もなかなか良いサイズで尚且つルアーにスレていない。

簡単に釣れそうな雰囲気だったが、イワナは捕食ミスを連発するうちに反応がなくなり、アマゴはヒットさせたものの、キャッチ寸前にバラシテしまった…。
あのアマゴは釣りたかった。


対岸は反転流が渦を巻いている。
その先は大きな岩とぶつかって流れが緩くなっており、いかにも大岩魚が好みそうなポイントを形成していた。

私は無心でスピナーをキャストした。
その1投目。
着水とほぼ同時だった。これまでとは明らかに違う重み。
ゴンゴンと鈍いヘッドシェイクの振動がロッドを通じて手元に伝達される。
瀬を下られるとヤバいと思ったが、魚は意外にも上流目指して素直に浮いてきた。
すかさず寄せてキャッチ。

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素晴らしい体高だったのだが、例のごとくイワナはアマゴのように体を横に向けてくれない。
本当はもっと極太のヤマトイワナだったのだが、上手く撮れなかった。
伝えられないのが残念。
弱らせたくなかったのですぐにリリースした。


驚いたのは型もそうだが、この区間でヤマトが出たことだった。このポイントはそこまで山奥ではないし、事実、この後遡行を続けて釣れたのは一般的によく見るニッコウイワナだった。

正直ここで帰ってもよかったのだが、夕方までにはまだ時間があった。汗だくでクルマを運転するのも気が滅入るので涼しくなるまで山で過ごすことにした。

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急ピッチで作った新作ハンドメイド(シンキング)はそこそこ良い仕事をしてくれた。

動きの面では納得がいっていないが、この辺りの改良はオフシーズンの楽しみにとっておくことにする。


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